第16号 暗転
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週刊「帰還限界点 連載小説」
☆============================= 第16号 (2008/11/05)=====
『危険な狂戦士』(第3話 -5- 暗転)
要石……ここに乙夏の姿が有った。
『咲夜……』
彼は暫しその場に立ち尽くしていた。咲夜の笑顔が彼の脳裏
を過った。
十数分その場に立っていた乙夏は、その場をそそくさと後に
した。その場を名残惜しそうに何度も振り返りながら……
『……乙夏君……』
『誰?』
『倉本奈那美です。このゲームの……
ナビゲーターなんです……』
『ふ~ん……で、用件は?』
『あの、陽洸君とQZLさんを助けてあげて。
彼ら、今とても危険な状態なの、早くして、多分彼らは今、
神代医科大学にいると思うから、急いで!』
『神代医科大学だな?
よし、分かった、直ぐ行くことにしよう。』
乙夏は一路、神代医科大学に行くことにした。後ろに、いて
はならないものがいることも知らずに……
その後ろにいた人物は乙夏に近づいた。そして業と彼にぶつ
かった。
「あ、すいません」
「いえ」
後ろにいた人物はそこから立ち去った。彼の右手には数本の
髪の毛が有った。
彼は路地裏に入り込み、今〈採取〉した乙夏の〈DNA〉を
体内に取り込んだ。
彼の頬の筋肉がだんだんと痙攣していったかと思うと、顔の
形、背丈などがすべて乙夏に瓜二つになった。
その時、其を見ていた人物がいた。その人物があとず去ると、
彼は下に落ちていた〈鳥の羽〉を体内に取り込んだ。
たちまち鳥の姿へ……、あっと言う間の〈変身〉の瞬間を見
ていた少年の前に来た。
彼――鳥に変身した――の懐中から出てきた銀色のきっさき
が彼の左胸を貫いた。
その後、彼はもう一度乙夏の姿になり、用意していたオート
バイクに乗り込み、神代医科大学へ行くことにした。
乙夏は神代高前まで来ていた。
ちょっと一服しようかと塀に寄りかかったとき、彼の後ろに
いた人物が乙夏の頭を鈍器で殴打した。
「くっ!!」
彼は失神した。
神代医科大学……
ここの病室に陽洸とQZLの姿が有った。二人は隣り合った
ベッドで寝ていた。彼がQZLを病院に運んだとき、陽洸の傷
も凄いので、共に入院する羽目になってしまったのである。
二人は静かな寝息を立てながら寝ていた。
何処かの倉庫……
ここに、乙夏の姿が……
「うっ!
……しっかし痛ってーなー!
あのヤロ、しこたま殴りやがって!」
彼は両手両足の自由を奪われていた。
彼がふと前を見た時、そこには黒い影が……!
(第三話 危険な狂戦士 了)
☆お知らせ==============================================
うん、李咲蘭氏の展開、若干ぶっ飛んでますね。
沢山の伏線は次のお話に続く! ですね。
キャラ説明 http://otjyuku.net/pon/chara.html
キーワード http://otjyuku.net/pon/faq.html
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ご感想・お問い合わせはコチラのフォームからお願いします
http://www.formpro.jp/form.php?fid=36224
☆参考文献==============================================
八百万の神々―日本の神霊たちのプロフィール 戸部 民夫
価格:¥ 1,995(定価:¥ 1,995)
http://www.amazon.co.jp/dp/4883172996/ref=nosim/?tag=kagura0c-22
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帰還限界点はシェアードワールドです。
複数の著者が同一の世界設定や登場人物を共有して創作する作
品群となっています。
ですが、若干のルールはあります。
公式ホームページでも詳細を説明しておりますので、是非ご覧
ください。
http://otjyuku.net/pon/
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雨宮瞬壱
メールアドレス: kagura-info@r6.dion.ne.jp
ウェブサイト: http://otjyuku.net/pon/
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発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
配信中止はこちら
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即金で稼がせる負け組ゼロ宣言!
その名も「不労de最終章」
初心者でも安心の弱者救済保障制度を導入しています。
http://www.info-style.co.jp/ai.php?operate=1164811009&im=1210807350
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二人は静かな寝息を立てながら寝ていた。
何処かの倉庫……
ここに、乙夏の姿が……
「うっ!
……しっかし痛ってーなー!
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