【作業療法塾】塾長の日常や医療に対する想い、文献の紹介をします。

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2011年09月11日

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2011年09月04日

第301回 自惚れても良い。自分を高くッ!

自惚れても良い。自分を高くッ!
■今日のフィードバック
今回は、ようようの301回目。

六年続いている新たなスタートを飾る、気持ち新たな第一号です。

スタンス自体はあまり変わらずですから、早速始めていっちゃいます。

最近、自惚れていますか?

僕お得意の書き出し。

質問タイムです。

こうやって、毎回毎回、考えてもらいますよ。

ですが、今後は初心に還って、尖った物言いをさせていただきます。

ですので、当然自惚れている事自体がどうこうではなく、もう一つのキーワードである『自分を高く』につながる事は織り込み済みなんですけどね。

おっと、質問内容を忘れてしまった?

では、もう一度……

アナタは最近、自惚れていますか?



■重要なキーワード
どうですか?

自惚れていないでしょ?

どうも、最近関わっている療法士の皆さん。

二極化しているんですよね。

尖っている人と、尖りたくも無い人。

いえね、別に悪いわけではないんですが、僕としては、後者の人たちとは、あまり――と云うか、ハッキリ云って、付き合いたくないです。

だって……時間の無駄!

ゲフンゲフン――それはさて置き……

中間層の人達がいない事にも何とも気持ちの悪い感じがするのですが、中間層の人達も更にどっちかに動きつつあるんですよね。

そして、大多数の人達が『こんなもんか』と感じた後に、自分よりも下の人達の姿を見て、安心してしまうんです。

これは、自惚れではないんです。

事実をみて、ウサギとカメのウサギになっているだけ。

安心ですよね。

自惚れてすらいない。

これって、まずくないですか?



■ノウハウをちょっと
学生さんに『危機感が無い』って言っているアナタ自身はどうでしょう?

云ってる程の事をしていますか?

それって、下を見て、安心しているだけではありませんか?

だったら、見てる相手を変えてみませんか?

アナタの周りに、『コイツには負けたくない』とか『コイツ、すげー』とか『コイツみたいに成りたい』とか思う相手はいませんか?

いない?

だったら、今すぐそういう人に会う機会を作って下さい。

そして、その人をみて、『俺はまだまだイケる』と思いましょうよ。

そして、追いかけ続けて下さい。

だいたい療法士業界、一日二日で変われる程甘い世界じゃないですよね。

僕は思うんです。

カメは確かに諦めなかった。

何故なら、カメは自分はまだまだイケると思い続けることが出来たからです。

だから、カメは最後に頂まで到達したんです。

下ばかり見て、自惚れてすらいない事に気づいていないアナタ。

本当にそのままで良いんですか?





「作業療法塾塾長」虎斗町@黒衣の作業療法士

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2011年08月28日

第300回 くどいほどに考える

くどいほどに考える
■今日のフィードバック
さて、今回は記念すべき300号。

仕切り直しな100単位。

100号では、これからの医療を考え……

200号では、覚悟について語らせていただきました。

今回は、考えることについてのお話にします。

まぁ、哲学しようと云うわけではないんですよ。

ただ、ね。

僕らは脳味噌を使っているようで使っていないのではないかなぁ~と。

何度も話題にしていることではありますが、脳味噌は様々な経験から最適化を行う機能がありますよね。

その時やパターンに対して、最もベターな対応をするようになりますよね。

でも、それでいいのでしょうか?



■重要なキーワード
パソコンやその他のデジモノは、使う人の行動パターンから常に学習し、最善の手段を更新し続けます。

ですが、さて人はどうでしょう?

アナタは、自分自身の行動パターンを作り出している、『考え』というものを更新し続けていますか?

考えていること、考えることに偏りは出てきていませんか?

さすがに――道具のようにすぐに修正できないのが僕ら人間なので、きっと偏りが無い人はいないことでしょう。

ですが、だからといって、過去に最適化されたことにいつまでもこだわっていたり、こだわりがないにしてもその最適化状態が心地よいばかりに安住してしまっていませんか?

心地よい状態から変化することを恐れていませんか?

変わること、変えることを面倒と感じ、考えることをやめてしまっていませんか?



■ノウハウをちょっと
さぁ、タイトルテーマに戻ってみましょう。

くどいほどに考える。

僕は以前、考え過ぎは良くないとも言いました。

ある程度考えたら、実行する。

実行したあと、再度考える。

ね、矛盾はないでしょう?

行動が間に入ったとしても、考え続けているんです。

よくあるパターンとしては、ある程度考えて行動したら、その状態のままに過ごしてしまう。

最適化に近い状態なので、それで安心、満足してしまう。

つまり、思考停止。

考えるのをやめてしまうんですね。

ですが、そうではなく、考え続けて欲しいんです。

作業療法士は、フィジカルにも、メンタルにも関われるんです。

オキュペーションですよね。

人の営みに関わるのですから、柔軟に考えていきましょうよ。

僕らには、まだまだ可能性があります。

自分自身を制限しているものに気づけば、無限のそれへと深化することでしょう。

くどいほどに考え、考えることを諦めないでいきましょう!



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2011年08月21日

第299回 療法士何する人ぞ?

療法士何する人ぞ?
■今日のフィードバック
今日は、アナタにたった一つだけ考えてもらおうと思っています。

それは、僕らにとって、常についてまわるたった一言。

プレッシャー?

誇り?

それとも、奢り?

その一言を評価する言葉は数あれど、真摯にそのことについて考えれば、そこまで多くの言葉で飾らなくとも、誰になんと評価されようと、貫くべき言葉に到達するのではないでしょうか?

さぁ、アナタに質問です。


療法士は、何をする人ですか?



■重要なキーワード
療法士……

療法をする技術を身につけた者。

では、療法って何なんでしょう?

セラピー。治療、治癒術。治療の方法。

そう、治療する人。

僕らは、治療をしてナンボ。

僕ら療法士がするべきことは『治療すること』なんですよね。


訓練する人?

アクティビティを提供する人?

コンディションを調整する人?


本当に、それだけでいいのですか?

様々な表現があっても、それらは手段を説明しているだけでは、本当は『治療』をしているんですよね。


■ノウハウをちょっと
確かに、病院や施設、そこに所属する偉大なる先輩のなかには、『治療』という言葉を忌避する人もいるでしょう。

理学療法のかかえるみなしPT認定の問題や、作業療法の治療としての抽象さがそうさせるのかもしれません。

ですが、だからこそ、今ハッキリと『治療すること』を全面に押し出すべきではないでしょうか?

治療できること、治療をしていること、に自信をもつ。

そのことを発信していく。

僕らは療法士である。

そのことをあらためて考えていく時期にいるんです。

療法士の質が問われるこの時代。

アナタは療法士として生き残れますか?



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2011年08月14日

第298回 作業療法士でいることの危機

作業療法士でいることの危機
■今日のフィードバック
今回のお話は、最近自然となのか、知り合いの療法士さん達が話題にしていることです。

『作業療法士にしか出来ないことってなんだろう?』

です。

理学療法士や言語聴覚士がフィジカルな面や、言語、食事に特化している分、作業療法士の専門性や、特化して行えるものだ、と胸を張って言えるものは、一体何なのでしょう?

どうです?

漠然とは思っているのかもしれませんが、漠然としたままでいいのでしょうか?

アナタが作業療法士になったとき、アナタは作業療法士として何が出来るのでしょうか?



■重要なキーワード
ハッキリ言って、作業療法士はその職域が広すぎるともいえます。

協会では職域の拡大をずっと叫んでいますが、もともと職域は広いですよ。

もの凄く広くて、沢山の可能性がありすぎます。

でも、そこに作業療法士自身が気づいていないのではないでしょうか?

目に見える結果が出しづらい点をつかまえて、安易に作業療法士が何もできないかのように言ってしまっていいのでしょうか?


僕は、違うと思います。

先にも言いましたが、作業療法士には沢山の可能性があると考えています。

フィジカルな面も、言語も食事も、メンタルに関わることも、その他様々な生活の場面に関わることができます。

可能性という言葉を使っていることにもっと意味があるんですよ。

僕ら作業療法士は、人間を人間たらしめる前頭前野にアプローチすることを学んで来ているはずですよね。

すべての精神活動を司る前頭前野。

そこにアプローチできるということは、僕らの前頭前野が活発に働いていなければなりません。

どんどん考えていって、柔軟な発想と、専門性という言葉にこだわらないこと、どんな職種の考えも受け入れることができること、それらを使いこなしていける、稀有な職種だ――そう、僕は考えます。

もしかしたら、僕は大変な話をしているのかもしれません。

僕は、そう――

作業療法士はヒトと関わる、ヒトの人生をともに作っていくんですよね。

だとしたら、何でも診れて、何にでも関われる……

万能型な考え方ができるようになるべきだ、と考えています。



■ノウハウをちょっと
とはいえ、いきなり万能型なんて言われても、ですよね。

そのためには、作業療法だけを学んでいればいいわけではなく、作業療法という考え方を活かせる、場を自ら作っていくことが大切なのでしょうね。

協会と言ってることが一緒ではないか? ですって?

ふむ。

ある意味そうかもしれませんね。

ですが、違うともいえます。

協会の言うことだけでは足りないのではないか、と思っているんですよ。

与えられた職域ではなく、自分自身で職域を広げていくこと。

そして、その可能性を持っているのは、学生さんと、三年目までの療法士の皆さんであると、確信します。

考え方が若く柔軟なうちに、自分自身の汎用性をあげていくこと。

今、アナタがするべきことは、そういったことかもしれませんよ。



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2011年08月07日

第297回 療法士三年目までにすること

療法士三年目までにすること
■今日のフィードバック
さぁ、療法士になるまでのお話は前回まで。

今回からは療法士になってからの話題です。

ですが、勉強はまだ続くとか、技術を磨けなんて月並みな話題はしません。

そんな当たり前のことはいいんですよ。

だって、タマゴがヒヨコになっただけなんですからね。

え? だってそうでしょう?

学生が資格をとるってことは。

ヒヨコはまだまだ親鳥に餌付けしてもらわなければ、それこそ飛び方だってわからないことでしょう。

さて、では、ヒヨコ療法士にとっての親鳥ってなんでしょう?

餌は何で、飛び方って、具体的にどんな事なんでしょうか?

少し、立ち止まって、考えてみましょう。

それこそ、停止しながらも超高速ってイメージで、ね。



■重要なキーワード
さて、まずは親鳥……ではなく、餌と飛び方からです。

アナタはそれらをどのようなものと考えましたか?

まぁ、餌はすぐピンときましたよね。

言うまでもなく、『知識』や『技術』でしょう。

ただ、そんな既存の言葉で表現できるほど、底の浅いモノではないことにも気づいているはずです。

知識は、得られる場所によって異なりますし、それこそあなた自身の興味や関心にも依ります。

技術は知識を土台として、繰り返し練習をすることで個人のなかで練り上がっていくものです。

精神と肉体の両方を深化させていくとも云えますね。


さて、とすると……飛び方って、なんでしょう?



■ノウハウをちょっと
飛び方……それは、アナタにどんな舞台を選ばせてくれるのか?

選択肢という可能性を見せてくれるかどうか、ですよね。

あなた自身の進むべき道、あるいはそれにつながる姿を見せてくれる人、でしょうか。

そう、ようやく親鳥登場です。

親鳥は、アナタの先輩でも、所属施設でも、研究会でも協会でもいいんです。

アナタが進みたい道を見せてくれるものを見つけること、それが三年目までにすることです。

ただ、そんなに早くから道を定めてしまって良いのだろうか、と不安に思ってしまうかもしれません。

というか、道を三年目までに決めることはないんですけどね。

沢山の選択肢を見せてくれるかどうか。

先に歩いている先人から様々なモノを盗めるかどうか、です。

ただ――五年目、十年目では遅いかもしれません。

沢山の選択肢を見せられても、思考が硬直し、またしがらみから身動きが出来なくなっている……なんてこともあるかもしれません。

様々な経験をさせてくれ、それに対して否定的ではなく、実践の場を与えてくれる。

それらを同時に満たしてくれるなんてことはまず難しいでしょう。

さて、今回の最後の質問です。

今、アナタがいるその場は、可能性に満ちていますか?



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2011年07月31日

第296回 作業療法学生四年生に向けて

作業療法学生四年生に向けて
■今日のフィードバック
さぁ、四年生のみなさんに向けてです。

四年生、と言ってもこの夏の時期では、臨床実習が半分は終わってしまっているかもしれませんね。

ですが、まだまだ大丈夫。

これからお話することは、作業療法士という生き方をしていくうえで大切なエッセンスの一つです。

今回は、先にそのキーワードを考えてもらうのではなく、キーワードを伝えてしまいます。

それは――

『精神と肉体のつながりを意識する』

ということです。

さぁ、これがどういったことなのか――それをこそ考えてみましょう。



■重要なキーワード
精神と肉体……この言葉をきいてすぐに思ったこと、それは精神系と身障系のという言葉ではないでしょうか?

ですが、そもそも、そういった分け方をする事って意味があるのでしょうか?

まぁ、なかにはそういった分野分けをしていないと落ち着かない人も居るんでしょうから、まぁ、全く意味がないわけではないのでしょうけどね。

確かに、僕自身も学生さんに『精神と身障、どっち志望?』というききかたをしてしまいます。

ただ、それでも僕は考えてしまいます。

僕らが関わる方は、一人のヒトなんですよね。

精神とか身体とか言っても、どちらもそのヒトをつくっているものですよね。

だとすれば、精神のみに関わるとか、身体にのみに関わるという考え方って、変だと思いませんか?

精神、心が動かなければ確かに体は動かない。

でも、体の不調が心の不調にもつながりますよね。

どっちがどっち、と分けて考えているだけでは足りないんですよね。

ヒトは、精神と肉体があって初めてヒトなんですものね。



■ノウハウをちょっと
色々言ってきました。

ここで何故、作業療法には理学療法にない分野で基準が設定されているのか、ってことも気になってきますよね。

作業療法には、ミクロな視点ではなく、マクロな視点が求められていると思いませんか?

まだ、きっと、目の前にわかる形、見える形のものが気になってしまう時期かとは思います。

ですが、見えないものをも受け止められる柔軟な意識、心をこそ留めておいてほしいと思います。

前頭前野はある意味OT脳。

そこを萎縮させてはいけませんよ!

まずは、僕ら自身からそのOT脳を活性化させるため、体を動かし精神を活性化させるってのは、どうでしょう?

体育会系は嫌いでも、体をつくらない療法士はいませんよ♪

僕らこそ、心と体のバランスをまずは作っていきましょうね。


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2011年07月24日

第295回 作業療法学生三年生に向けて

作業療法学生三年生に向けて
■今日のフィードバック
さて、馬鹿な発想を出すことはできましたか?

発想は自分自身で制限をかけてしまいやすいものです。

そして、より多く、より具体的なイメージを作ることが大切だと考えます。

症例検討というものをよく行いますが、単にそれだけを受け取るだけでは足りない。

症例検討は、あくまでその症例についての事例がこうだった、という報告です。

そこからイメージして、般化、応用出来るかどうかですよね。

さぁ、三年生になれば、やってくるのが評価実習。

継続的に勉強をして、読書量も増やして、書き出す練習も重ねて……

イメージすることもしたわけです。

さて、では、評価実習までに学んでおくべきことはなんだと思いますか?



■重要なキーワード
おそらく、評価法やら、観察の視点だとかをすぐに思い浮かべたのではないかと思います。

ですが、それは継続的な勉強に含まれることですよね。

実は、もっと別なことで、しかも学校では教えてくれないことがあるのではないでしょうか?

どうです?

今度は何か心当たりは出てきましたか?


まぁ、色々思い浮かんできてくれているかとは思います。

なかでも僕が気にしておくべきこととして一つ。

それは、コミュニケーションスキル、でしょうね。

評価実習で直面するけど、臨床実習の時まで何をするでもなく時間がすぎてしまうでしょう。

それもそのはず。

あまり、具体的に何をしたらいいのか、ということを座学などで学ぶことが難しいですからね。

とはいえ、全く学べないわけではありません。

最近は、そういった本が沢山でていますからねぇ。

僕の最近読んだ本ではNLP(神経言語プログラミング)に関するものがいいですね。

前頭前野をフル回転させることの大切さが学べますよ、きっと。



■ノウハウをちょっと
さて、自分で紹介しておきながらですが、座学のみでは足りません。

是非、また、友人と練習してみるのが大切です。

学んだことは実践して、使える知識として体に染み込ませるのがいいですからね。

まずは、NLPの本を手に入れて、友人とその本にあるテクニックを練習してみましょう!


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2011年07月19日

第294回 作業療法学生二年生に向けて

作業療法学生二年生に向けて
■今日のフィードバック
今回から二年生に必要なこと、です。

わかりますか……と聞いちゃいけないんですよね。

何だと思いますか?

実は毎回僕がアナタ投げかけているけど、お返事が返って来ないと云うこの事実が物語っています。

どうです?

何かピンとくることはありませんか?



■重要なキーワード
今回、僕が準備していた答え――正解と云うわけでもないのですが――それは、『正解主義からの脱出』です。

藤原和博先生と云う方が、今日の朝、TV寺子屋っぽい番組でしゃべっていたんですね。

正直、早めに醸成に入っていた方がイイかと思ったんですよね、この思考パターンからの脱出は。

と云うのも、臨床実習で求められるのは知識と事実に基づく自らの考えを相手が理解できるように伝える事が求められるからです。

時々考えを否定してくるバイザーや、そう思いたくなる話し方をするバイザーもいるかと思います。

ですが、基本的には人の考えには正解があるわけではないんです。

そこに存在するのは、事実や情勢の変化を見分けより良い選択をし続けられる柔軟な思考回路と僕は考えます。

ついつい正解を言えないから黙ってしまうという行動になってしまいがちですが、そうではありませんよね。

バイザーに依る……と言ってしまえばアナタは萎縮してしまうかもしれませんが、それでも思った事を言語化する、伝えてくると云う事をしてくださいね。



■ノウハウをちょっと
さて、今回も課題です。

今回のこのお話を聞いて、明日から実践するためのバカな発想を書き出してください。

いいですか?
兎に角、バカな発想を出すんです。
思考回路を制約しない訓練です。
是非、友人と一緒に考えて、書き出してみましょう!



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2011年07月10日

第293回 作業療法学生一年生に向けて(2)

作業療法学生一年生に向けて(2)
■今日のフィードバック
一年生に向けての第二回目。
というか、後編です。

実は前回、こんな質問をしていました。

1:実習を終えてきた上級生をつかまえて、質問をしてください。
2:質問内容は『今、一年生に戻れたら、何をしておくべきだったと思いますか?』です。
3:課題の提出は、この記事のコメント欄にお願いします。

さぁ、少なかったものの、返ってきたお返事に『文章力の向上』がありました。

何故かと言えば、実習に出て、学校の教官ではない立場の人に文章を見られることとなり、はじめて自らの文章力の無さを痛感したからなのでしょう。

この程度ならどうにかなる、という気持ちがあったのでしょうが、どうもそうそううまくいかなかったという状況に困り果てたようです。

文章力がもっとあれば……ということだったのでしょう。

では、文章力を身につけるためには、一体何をしておくべきだったのでしょう?



■重要なキーワード
まぁ、あまり難しい話ではありません。

単純にいってしまえば、読むことと書くことの習慣をつければいいんです。

あ! もっと簡単なノウハウ的なことを期待していましたか?

残念ですねぇ。

それはないです。

そんなモノがあるなら、僕の方が知りたいです。

単純に文章力ということで言ってしまえば、『遠回りに感じることが最も近道である』という真理そのものだからです。

自分自身の文章力が何の練習や蓄積も無しに突然身につくと思いますか?

現実的に考えてみてください。

どうですか?

現実的にありえないですよね。

僕が今まで関わってきた学生さんたちを思い返しても、少なからず本を読む人の方が、レポートやデイリーノートの提出がスムーズでした。

同時に、感受性や観察力、ちょっと先の将来をイメージする力がありました。

本を読むこと、思ったことを書き出すこと……

この二つが一年生のうちから出来ることと僕は考えます。



■ノウハウをちょっと
ですが、今まで読んでこなかったものを無理やり習慣づけようとしたって難しいのはわかります。

まずは、アナタに合った本を選ぶべきです。

極端なはなし、漫画すら読まないというのでしたら、漫画からだっていいんです。

自分の考えを文章化するために勉強するというのであれば、一般的には小説は避けるべきと言われています。

ですが、読書習慣の入口でしたら、話題のドラマや映画の小説版を読んでみるのもいいでしょう。

十冊も小説を読んだら、そろそろ文章の勉強になりそうな本……

コラム本やエッセイなどに変えて、最後にジャーナルや論文、レポートってところでしょうね。

あと、書く練習は簡単です。

毎日、一行日記を書いてください。

文字を書くことが大切です。

可能であれば、ノートとペンでいきましょう。


さぁ、最後にテクニックを一つ。

『読む時間、書く時間を決めましょう』

コレです。

僕は、朝起きて食事をとりつつニュースを見て、その後30分を勉強のための本を読書。

出勤途中の電車内10分でブログを書き、毎日更新しています。

そして、帰りの電車内10分で冒険活劇小説を読みます。

毎日確実にできる時間を使うというのがポイントです。

早速、試してみましょう!


さぁ、今週も課題です。


1:二年生をつかまえて、質問をしてください。

2:質問内容は『二年生になって困ったことは何ですか?』です。

3:課題の提出は、この記事のコメント欄にお願いします。




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2011年07月03日

第292回 作業療法学生一年生に向けて(1)

作業療法学生一年生に向けて(1)

■今日のフィードバック
作業療法学生になって、三ヵ月。

どうです? 大変ですか?

今までとは確実に違う勉強を始めたということを実感していることかと思います。

でも、それだけで本当に大丈夫ですか?

作業療法学生最大の難関(?)と言われている、臨床実習を乗り越えてきた先輩たちがそろそろ帰ってきているのではありませんか?

その先輩たちが、どんな体験をしてきたのか……

何を思い、どんなことを考え、成してきたのか。

知りたいと思いませんか?



■重要なキーワード
今回、一年生のアナタに伝えておきたいことは、様々な事を知ること、です。

実習が辛いのなんて当たり前。

でも、そんななかに喜びを見出すことが出来るかどうかで、作業療法士という生き方に変化が起きることうけあいです。

でも、その前に知って欲しいことがあるんです。

今までの常識は、本当に常識なのでしょうか?

勉強は一人でするものなんでしょうか?

物事を考えるということは、一人でするものなのでしょうか?

そのことに気付くことができるでしょうか?

この質問自体が、アナタに新しい事を知るキッカケとなってくれることと思います。

まだ、何を言っているのかがワカラナイとも思っています。

ですが、知るということは、次に何をするべきかがわかるということでもあります。



■ノウハウをちょっと
さて、では、一年生のアナタがまず何を知るべきか。

そして、そのためにどんな質問をするべきか。

アナタへの今週の課題です。

1:実習を終えてきた上級生をつかまえて、質問をしてください。

2:質問内容は『今、一年生に戻れたら、何をしておくべきだったと思いますか?』です。

3:課題の提出は、この記事のコメント欄にお願いします。


さぁ、早速実践してみましょう!



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2011年06月26日

第291回 伝える努力と聴く努力

伝える努力と聴く努力
■今日のフィードバック
アナタは、伝える努力と聴く努力をしていますか?

いきなり何を言われているのかワカラナイかもしれませんね。

なに、そんなに難しいことを聞いているわけではないですよ。

では、もう少しだけ具体的に質問しましょう。

アナタは、デイリーノートやレポートを書いているときに読み手のことを意識していますか?

そして、フィードバックの時にバイザーのいわんとしていることを理解しようとしていますか?

さぁ、考えてみましょう!

一歩だけでいいので、深く、ね。



■重要なキーワード
僕がここで敢えて質問しているくらいですから、表面的な部分で終わってしまう話題ではありませんよ~。

すぐに思ったのは、デイリーノートやレポートでは考えることに精一杯、そしてバイザーの言おうとしていることを理解しようとしているという反論でしょう。

ですが、それで本当にいいのでしょうか?

考えることに精一杯で、伝える努力をしていない。

それって、せっかく考えたことを書き出したとしても伝わらないと言っているのと同じことですよね。

伝える、というか伝わるように何かをするということは、どんな場面でも必要なことです。

例え何かを自分は伝えたと思っていても、相手に届いていないのであれば伝えていないのと同じことですからねぇ。

そしてもう一つ、バイザーに限ったことではないのですが、相手が言いたいことを知ろうとする努力をしているのかですよね。

その時に言葉にして言ってきたことだけが真実ではないということに気づかなければならないということですよね。

言葉のなかに含まれていることを咀嚼できるだけの情報――それらをあらかじめ蓄積させることが必要なんですよね。

受身ではいられない、ってことにもなりますか。

他にも、伝えようとしている側は、どの位伝わっているか反応を見ながら表現を変えてきたりします。

全く反応がなかったり、つまらなそうに見えてしまえば、これ以上何を言っても無駄と思われてしまうだけですよね。



■ノウハウをちょっと
さて、ではどうしましょうねぇ。

最近僕は思うんです。

テクニックがどうこうという問題ではないのではないか、と。

信念というか、根っこが無い、あるいはそれを表現できていないうちは、何をやっても中途半端なのではないか、と。

小手先のことばかり求めていても、二、三流で終わってしまう。

そして、アナタに聞いてみたい質問がもう一つあります。

一流や、超一流を目指す気持ちはありますか?

これは宿題です。

アナタの本当の気持ちを聞かせてください。



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2011年06月19日

第290号 クレームを受けたタイミングこそ

クレームを受けたタイミングこそ
■今日のフィードバック
クレームって、いやですよね。

時々、心が折れそうになるほど辛辣なことを言ってくる人がいますよね。

また、突然乗り込んできて、怒りをぶちまけるだけぶちまけていく。

受け手となってしまうと、ガッカリすると同時に、感情的な反応をする事も。

頑張って、頑張って、やりきって、そのはずなのに何で怒り出すんだよ!

そんな話、ききたくもない!

って、なってしまいがちですよね。

でも、本当にそれでいいのでしょうか?

さぁ、ここで質問です。


アナタは、クレームをつけられたとき、どんな対応をしてしまいますか?



■重要なキーワード
この、クレームというもの。

内容はどうあれ、クレームを付けてきたってことは、何かに対して怒っているということですよね。

そして、そのことに対してこちら側が感情的にならず、相手が怒っている原因はどこにあるのかこそを考えるべきなのではないでしょうか。

そして、怒ってくれているということは、少なくともアナタに興味があるということですよね。

不満はあっても無関心な人っていますよね。

実はそういった人たちよりも貴重なことを言ってくれているのかもしれないじゃないですか。

ある意味、クレームがあった時こそイノベーション――新しい価値を創り出すチャンスなのかもしれませんよ。

あぁ、ただし、クレームの全てを受け入れることはないと思います。

アナタが本当に相手にするべき顧客からズレてしまっては別な問題が発生してしまうでしょうから。



■ノウハウをちょっと
まぁ、とにかくです。

ついつい感情的になりがちなクレームというもの。

それをしっかり分析することで、新たな発見が得られるはずです。

もっとアナタに合わせてよくある例をだしてみましょうか?

療法士と看護師の視点の違いであったり、管理職と現場の意見の相違だったり、経営者と一般職の解離であったりするもの……。

これらが相手が感情的になって怒っている原因だったりする場合があります。

そもそもお互いの意見は異なるものですし、相自分に都合のいい情報しか入力されないのが人間です。

そういったことを受け入れて、はじめて対応出来ることがハッキリとしてくるのではないでしょうか?


クレームを受けたその時こそ、チャンスと思いましょう。

アナタに関心を持ってくれているんです。

その関心の根っこをつかまえてみれば、以外とあっさり解決することもある。


そう考えれば、少しは人相手の仕事も面白くなってくるかもしれませんよ。


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2011年06月12日

第289回 作業療法の理想

作業療法の理想
■今日のフィードバック
ひとつ、思ったことがあります。

作業療法の理想とは、一体何なのでしょう?

理想は個々人で違うものといってしまえばそれまでですが、それでも考えてしまいます。

僕ら療法士ひとりひとりが次代を担うべき、創り出すべきと思うからです。

とはいえ、大きく出てみたところで、今はそれ以上のことを思いついてはいなかったりします。

目先で小手先でもいい。

まずは、アナタ自身が理想と思う作業療法を追求してみるのもいいかもしれません。

どうですか?

小さなっことでもいいです。

アナタの理想の作業療法って、何ですか?



■重要なキーワード
実は今回のこの話題。

こんなにデカい話になるとは思っていませんでした。

またもや僕の思考と文が暴走しているのですが、まぁ、そこはそれ。

もともとは、『作業療法士が作業説明を口頭でできなければダメだろ!』と、学生に指導したことが発端です。

僕の作業療法の師匠はそういった考えの療法士なんですよね。

だってそうですよね。

口頭で説明できるということは、工程を理解しているということ。

逆を返せば、口で説明出来ないということは、工程を理解していない。

またもや厳しいこと言い始めちゃいましたが、でもそうですよね。

あ、ここで『分かっているけど、実際にやってみせたほうがわかり易いですよね』とか言ってはダメですよ。

それこそ、作業療法士なら言っては駄目!

作業療法士が作業の工程を説明することを放棄しているともいえちゃうじゃないですか。

だったら、まず口頭で説明できるようになっていることが、作業療法士の在るべき姿。作業療法の理想のひとつではないか――ということで、アナタにアナタの理想を尋ねて見たという次第です。


■ノウハウをちょっと
さて、理想の話をしていましたが、こだわりでもあるのかな、とかも考えてしまいます。

ですが、こだわりを無くしてしまっては、療法士以前にプロフェッショナルとしてどうなんだろう、とか想いが膨らんできました。

いずれにせよ、療法士で在るために、手放してはいけない何かがありそうだと思ったわけです。

今日、これからも療法士であるためにあゆみを止めずに行ってみますか!



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2011年06月05日

第288回 後期臨床実習前に出来ること

後期臨床実習前に出来ること
■今日のフィードバック
さて、前期臨床実習がそろそろ終わった時期でしょうか?
アナタは、前期の臨床実習でどんな気づきが得られましたか?

まさかとは思いますが、大変だった思い出しかないとか言いませんよね?

え? 後期の臨床実習が不安になってきた?

おっととと~それはマズイ!

では、こうしましょう。

今日は前期実習の振り返りと後期実習前にしておくことを整理しましょう。

さぁ、まずは前期実習の振り返りです。

と、その前に、道具を準備しましょう。

・25mm×75mmの付箋紙を二色(桃と水推奨)。
・A4用紙数枚。
・中太サインペン(黒または青)

では開始です!

おそらくバイザーには沢山の提言をされて帰ってきているかと思います。
まずは、それらを一つ一行という条件でリストアップしてみましょう!

いいですか、この時点でするべきは、綺麗に書き出そうとしないことです。
思い出した順番でいいので、とにかく海馬を絞ってでも思い出してください。

どうです? 書き出しは完了ですか?

では次に、それらを良かった点と良くなかった点の二つに分けてみましょう。

良かった点を水色、良くなかった点を桃色の付箋紙に書き写します。

さぁ、どうです?

これで見やすくなりましたね。

そして、色ごとにA4の用紙に貼り直したらあらビックリ。

後期実習までにやることリストの出来上がりです。

でも、まだまだこの先がアナタには必要かもしれませんね。

この先が何か、ですって?

それは……


■重要なキーワード
それは、優先順位です。

後期実習までの時間は、どのくらいありますか?

一ヶ月? 二週間? 一週間? それとも明日から?

そんなに時間があるわけではありませんよね。

さて、おそらく実習中も優先順位をつけて――とか言われたのではありませんか?

ここはひとつ、優先順位のつけ方だけしっかり身につけていきましょう。

その名も、【マトリクス法】!

手順は簡単。

まずはA4の紙を四枚四角に並べます。
一枚ずつにそれぞれ、『緊急度(高)で重要度(高)』、『緊急度(高)で重要度(低)』、『緊急度(低)で重要度(高)』、『緊急度(低)で重要度(低)』と中心に書いてしまいます。
でもって、その四枚を貼り合わせてA2サイズの紙にするんですねぇ。
張り方合せ方は、もう分かってますよね。

さぁ、ここで先程作った桃色付箋の登場です。
良くなかった事にそれぞれ優先順位をつけましょう。

もちろん、コレでですよ。

『緊急度(高)で重要度(高)』
『緊急度(高)で重要度(低)』
『緊急度(低)で重要度(高)』
『緊急度(低)で重要度(低)』

さぁ、分類開始です!


■ノウハウをちょっと
さぁ~! どうでしょう?

ひと目で優先順位がついているのがわかりますよね。

今回はあなた自身が受けた提言をもとに優先順位をつけてみました。

応用の仕方は、もうお気づきですよね。

実習中のやるべきこと、患者さんと関わるとき、レポートで分析をおこなうとき、全てに応用可能です。

まだまだ使い道はありますから、是非活用してみましょうね!



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2011年05月29日

第287回 ボディ・イメージ

ボディ・イメージ
■今日のフィードバック
療法士として、最低限大切なことって、一体なんだと思いますか?

おそらく、療法士個々人で大切にしていることは違うと思います。

ですが、誰もが、「あぁ~確かに!」とうなずける事が……

あると思いませんか?

それが、ボディ・イメージ。

自分自身の身体が巧く使えなければ、療法士として信用してもらえない。

そう、思いませんか?

例えば――

姿勢が悪い療法士に、座位姿勢を良くしましょうって言われても、ねぇ。

さてさて、アナタのボディ・イメージはしっかりしてますか?



■重要なキーワード
うん、実は僕自身も、この二ヶ月ほどプライベートな時間を作ることが出来ず、運動できずにいるんですよねぇ。

おかげで、脊柱が詰った感じはするわ、体幹の回旋制限があったりとか。

自分自身がフラットな状態を作っておけていないのが、もどかしくも悔しくも思えてきます。

そういった意味では、まだまだ自己管理が不十分な三流療法士なのかもしれませんね。

って、イカンイカン。

自分で自分を悪く言っちゃぁいけませんね。

ネガティブワードは自主規制!

さて、では、もっと前向きに考えていきますか!


■ノウハウをちょっと
やはり、身体を使っていく、とうことが大切なんでしょうね。

僕のやり方ですが、ダンスや型のあるものをよく使います。

太極拳とかヨガだとゆっくりな動作ですので、入門編としていいかもしれません。

教本でもDVDでもいいのですが、まずじっくりと見て、イメージを作ります。

でもって、実際に身体を動かしてみる。

まず、上手くいきません。

ですので、どこが型と違うのかを一つ一つ調整していくんですね。

完璧にコピーできるまでやる。

まぁ、太極拳とかヨガだと物足りなくなるでしょうから、少しずつダンスとかに変えていってもいいのでしょうね。

ちなみに、最初に覚えたのがおよげタイヤキくんのパラパラ。

太極拳の忽雷架に、よさこい、炭坑節に東京音頭、太陽踊り、恋蛍、マツケンサンバ、POPスター、花笠音頭、スリラー。

色々踊りましたねぇ。

仕事で踊ったのがほとんどですが。

まぁ、身体の使い方を覚えるのは、自分自身のイメージと動きを統合させるダンス系がいいと思う――そんな提案でございました。





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2011年05月22日

第286回 広いようで狭い業界

広いようで狭い業界
■今日のフィードバック
先日、臨床実習指導者会議に参加してまいりました。

なかなかどうして、色々な先生がいらっしゃいました。

面白かったのは、本当に狭い業界なんだなぁ~ということを痛感したことです。

というのも、後輩がいました。
同じ地元の先生がいました。
同級生のいる病院の先生がいました。
実習中お世話になった病院の先生がいました。
別な学校の学生さんを受けていたとき教員だった先生がいました。

極めつけは……

頭の上がらない教官の同級生がいました。

あぁ……今更ながら、教官の目がコワヒ……。

じゃあなくてですね。
狭い世界のなかにいる分、まだまだ僕らが時代を作っているんだという……

そんな想いに駆られる時間でした。



■重要なキーワード
時代を作る……

最近、僕は思います。

今まで、どこか遠慮をしていました。

おいおい、それでかよ――とかいわないでくださいね。

コレでも、僕は硝子のハートなんですから。

あぁ、そうじゃなくてですね。

僕らの世代を教育してくださった先生方の作業療法に対する姿勢は、並々ならぬものがあります。

その所為もあって、僕自身まだまだ足りないと思ってしまい、発信することにいつもどこかためらいを持ちながらだったりします。

ですが、そうではないのではないか、とも思い始めたんです。

療法士のみならず、医療の現場では経験できることに偏りがうまれてしまうんですよね。
かわりに、一つの分野において尖ってくる。
だから、他の分野に対して貪欲に学ぶのだろうな、と思いました。

つまりは、僕らの先を歩いている人たちは、経験年数があるから凄いのではなく、歩み続け、とまらないから凄いのだと思った次第です。



■ノウハウをちょっと
やはり、覚悟が必要なのだろうな。

歩みを止めない努力。

いや、努力を努力と思わず、自然と知識を吸収し、現場で使っていくということの習慣化。

療法士という生き様。

僕はもうすでに、普通の人のいう幸せというものが良くわからなくなってきていますからね。

生活に関わる作業療法士なのに、それでいいのか! って思わなくもないですが。

それでも、療法士で常にあり続ける。

その覚悟を持ち続ける。

自信はなくて当たり前。

自らの足りなさを知ったうえで、それでも伝え続ける。

それが、今の時代を作っていく僕らの役目かもしれませんね。




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2011年05月15日

第285回 プロとアマ

プロとアマ
■今日のフィードバック
以前も書いたようなタイトルですが、時々思い出さなければ下流に流れて仕舞うのが、川の水と人の心です。

アナタは、プロとアマの違いって、一体なんだと思いますか?

僕の話を聞いてくださってる人たちは、今や療法士に限らずとなっております。

ですから、療法士に限ったことではなく、もっと広義の意味で考えてみませんか?

と言っても、突然話題を振られても、一体何のことやら、ですよねぇ。

そうですねぇ、思いつかない人は少し視点を変えてみましょうか。

お客の立場で、何かのサービスを受けたとき、不満に思ったことは何でしょう?

それを具体的にイメージしてみてください。

で、その不満を言い換えてみると……プロならこうしてほしい、になりませんか?

さぁ、ここまできたらあとはわかりますよね。

もう一度、プロとアマの違いは何か、考えてみてください。



■重要なキーワード
どうでしょう?

何がでてきましたか?

まぁ、僕の質問の悪いところなのでしょうが、毎回複数の回答があり、これが正解というものはなんですよね。

人の数だけ正解があるのだと思います。

ですから、僕の思うプロとアマの違いのお話をしていきますね。

僕のプロとアマの違いについてのキーワードは三つあります。

1:姿勢。
2:安定。
3:覚悟。

これです。

まず『姿勢』ですが、どうしていきたい、どうありたい、どんなものがほしいと言えたり、そのために合目的に行動できるかどうかで変わるのではないかと思っています。
また、変化することを恐れない姿勢もあります。
最近、気持ちが若くない学生さんが多いと思います。
僕は、常に周囲からバイタリティがあるね、考え方が若いね、と言われるような姿を見せたいと思っています。

次に『安定』ですが、云ってみればモチベーションの部分です。
常に強火安定。
気持ちややり方がゆらゆらしてしまうのは、人間ですからありえることです。
でも、それでも、周囲に見せるべき姿は安定させていられるかどうかです。
次工程はお客様、といったように既存の言葉を使ってしまうと浅くなってしまう気がしてしょうがないのですが――自分が関わる人全てに『僕はこんな人間だ』と常に振舞っていられる安定性を持っているかが大切だと感じています。

最後に『覚悟』です。
僕が、一番足りない、そして時間をかけてしまうことです。
資格を取って、社会人になって、自分自身の生き方に自信を持てるようになるまで、10年かかりました。
正確には、10年続けてきて、自分のやってきたことに自信をもってもいいのかな、と思いました。
でも、それと覚悟は別な問題です。
僕自身が人と違う生き方を選択した時点で、如何なることにも向き合うという覚悟を持たなければならなかったんですよね。
それに気付いたのは、5年目位ですが。
そして、覚悟したことで、全てに対して真摯に行動できるようになってきました。
じょじょに、ですが。



■ノウハウをちょっと
僕の話ばかりですね。

アナタ自身は一体何をもってプロとアマをわけるのでしょう?

たった一つ誰もが共通してもつそれがあると思います。

それは『期待を裏切らない』ということでしょうね。

期待をされる立場にいて、それを裏切らないで行動することが求められるなら、既にプロなのでしょう。

自分が望もうと、望まざろうと、プロフェッショナルには、周囲の人達がならせてくれるのでしょうね。

さて、また僕の言葉ですが――

アナタは、プロフェッショナルの自覚と覚悟をもってますか?



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2011年05月08日

第284回 一番でなければならないとき

一番でなければならないとき
■今日のフィードバック
アナタは一番は好きですか?

僕は大好きです。

でも、一番でいることは嫌いです。

一番になろうとして突き進んでいるときが一番楽しいんですよね。

一番で在り続けるというのも必要なんでしょうけど、なんというか……

僕自身は常にどこかしら不満足を感じているものですから。

現状に満足していられないですし、一番になったらすぐに次が見えていないと心が淀みそうで怖い気もします。

でも、だからこそ、時には一番になって、次を見れるかどうかを試してみることも必要な気がしてなりません。


さて、アナタは一番になったらどうしますか?



■重要なキーワード
実は今回のポイントは一番になったら、というところではありません。

一番でなければならないときのお話です。

一番が好きでも、一番になろうとしないのでは、そもそもの根本が崩れてしまいます。

一番になろうとアナタが思っているという前提でお話をすすめますね。


さて、まずは――
一番になろうとしていても、その手段が中途半端ではいけないということに気付いていますか?

やるからには一番。

当たり前と思っているかもしれませんが、実は熱い想いがある人ほど、自分が行っていることに絶対の自信があって、それを続けていればいつかはとどく、という夢を夢のままにしてしまっているんですよね。

だから、一番になれない。

想いだけでは人にものは伝わらないんですよね。

物事には必然があって、そこに合致した情報が提供されたから、人が共感したり、何かが伝わった、ということになるのです。

だとすれば、そこを具体化することが、実は一番の近道なのかもしれません。


■ノウハウをちょっと
ひとつ、具体的な例をださせていただきます。

医療ではなく、一般企業のお話です。

ある人がアイス屋さんを始めようと思いました。

土地を得なければ店が出せない。

でも、資金は少ない。土地が高かったので、安い土地に店を出しました。

当然、誰もお客は来ませんでした。

安い土地である理由は、人通りが少ないから。

どんなに商品が上質なもので、安価であっても、人の目に触れなければ意味がないのです。

だって、アイスは衝動的な感覚によって売れる商品なのですから。

思い出してみてください。

有名チェーン店は、どこに店を構えていますか?

駅前かバイパスでドライブスルーを作っていますよね。

看板が最も人通りがあるところにあり、誰もが目にするところに店舗があるんですよね。



何事もそうですが、露出は大切です。

いかに人の目に触れるか。

学生さんが見えないところで努力するのは当然。でも、時にはその努力がバイザーの目に触れるようにしておくことも必要。

法人にいる療法士もそう。
他の部署に何をしているのかを伝えられないのでは三流。

自分の行っている療法が患者さんの為になれば、それがいつか他の部署の人たちにも届くさ、だってお互い専門職じゃん――は、幻想です。

あ、いたたたたた。
自分で言ってて、僕自身が三流だった~。

今から僕も改めます。


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2011年05月01日

第283回 考える方法を知ること

考える方法を知ること
■今日のフィードバック
学生さんって、いつも考察で悩んでしまっていますよね。

僕もそうでしたし、アナタもそうでしょう。

でも、気付いたときには考察できるようになっているんですよね。

はてさて、いったいぜんたい、何でなんでしょう?

一つ僕が思ったのは、考える方法や、考察の仕方というものを身につけたからなんですよね。

うん、そんなことはわかっている?

まぁ、そうですよね。

正確に表現するなら、考える方法・仕方を知ったから、です。

どうです?

アナタはどんなタイミングで考察の仕方を知ったのでしょう?


■重要なキーワード
僕自身、考察の仕方を知ったタイミングというのは、さっぱり思い出せませんでした。

ですが、実習のなかでバイザーの先生から観察すること、思ったことを文献で裏付けること、自分自身がどうしたいかを伝えること、などなど、断片的に、またバイザーの先生の経験則からの内容を伝えられてきました。

で、そのなかで自分でこうだ! と思ったところはあります。

でも、しっかり考察を組み立てられるようになったのは、情報を整理していく術を身につけた後かもしれません。

世の中には情報を整理する手段は様々あります。

それらを組み合わせたり、個別に使ったりと、練習を重ねていくうちに、自分好みの原因の究明の仕方を手に入れ、そこから考察していくことができるようになっていたんだと思いました。

でも、問題が一つあるんですね。


■ノウハウをちょっと
その問題とは、その考察法の学習過程は僕の過程であり、アナタのものではないということです。

しかも、様々なテクニックがあるために、どれをどう学んでいいかで迷ってしまうことでしょう。


うん。


一つ、新たに気付きました。

その考察の仕方を一緒に学ぶ機会を作ろう!

これは、セミナー開催を具体的に考えたくなってきたぞう!


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2011年04月24日

第282回 今、大切にすべきことは?

今、大切にすべきことは?
■今日のフィードバック
アナタは、今、何を一番大切なことととらえていますか?

何かをしなければならない、といったようなことではありません。

行為ではなく、心。

気持ちの部分ともいえます。

真実、今、何を大切にしているんですか?


何故、こんなことを訊いているのかといえば、

心が動かなければ何事も成せない!

そんなことを思っているからです。


さぁ、しっかり考えてみてください。


■重要なキーワード
実のところ、今回の話題は学生さんの実習中の悩みから出てきたことでもあります。

・評価されることへの恐れ
・スタッフのちょっとした言葉で落ち込む
・正解がないことでの迷い
・自信のなさ
・踏み出すことを恐れる
・漠然としたものに恐怖する

まぁ、他にも沢山あるんでしょうけどね。

でも、それって、実習で必要なんですか?

まさか、それらがバイザー側から全て解決してもらえると思っていませんよね?

そもそも、実習地のバイザーはそこまで学生に譲歩しなければならないんでしょうか?

正直いって、それで療法士になっても、生き残れるのでしょうか?

いえいえ、そもそも療法士になりたくて、実習をしているんでしたよね。

だから実習を乗り越えたい。確かにわかりますよ。

でも、本当に療法士になりたいのであれば、実習で体験する全てのことが療法士になるための大切な学びであると転化できるはずです。

それは出された課題にしてもそう。

課題だと思ってやるから辛くなる。

辛いと思っているから、楽をしようとする。

でも、それで本当に療法士になれるのでしょうか?


■ノウハウをちょっと
確かに、資格を取得するために、養成校を規定の単位をとって卒業しなければならない。
そのためには、臨床実習は必須。

わかりますよ。

僕だって通ってきた道、アナタのバイザーだって通ってきた道です。

僕らが通ってきた道をそのままアナタに当てはめるのは必ずしも良くないこととは思います。

ですが、臨床実習では座学と違って、自ら学びを得ようとする姿勢が大切になります。
そしてそれは、バイザーがどんな指導法であったとしても、得られるはずです。

バイザーと合う合わない。

それもあるでしょう。

でも、ちょっとだけ考えてみましょうよ。

アナタが不安になったり、気持ちが落ち込んでいるってことが患者さんにどれだけの価値があるのでしょう?

まず、ないですよね?

ある意味アナタは患者さんに安心を提供する立場。

臨床の場にいれば、患者さんの前に立てばバイザーも学生も関係ないですよね。

だったら、ほかの事はどうにでもできる――そんな覚悟が必要なのではないでしょうか?

また、結局は覚悟の話になってしまいましたね。

そうは言っても、療法士になるという当面の目的を果たすために覚悟できないというなら、厳しい言い方かもしれませんが、療法士じゃなくてもいいんじゃないですか?

実習を乗り越えることが大切なことではないはずですから、ね。



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2011年04月17日

第281回 考えすぎてもイイコトない

考えすぎてもイイコトない
■今日のフィードバック
フィードバックの時間になると、緊張してしまいますよね。

今日は何を言われるんだろう。

昨日言われたことは、きちんと修正できただろうか?

考えてきて、といわれて考えてきたけど、本当にコレでいいんだろうか?

もっとあげてもいいですが――どうです?

フィードバックが近づくと、ネガティブな感情がわきあがってしまうことはありませんか?

さて、それで本当にいいのでしょうか?

いや、直感的にはまずいな、とは思っているでしょうが、もう少し具体的に考えてみませんか?


■重要なキーワード
僕の持論としては、不安やネガティブな感情は具体化することで解消できると思っています。

ま、その話は『作業療法学生の虎の巻』に詳しく書きましたのでご参照ください。

さて、今回は解消法というより、色々考えすぎてしまう――というより悩んでしまったことで生じるスパイラルについてお話してみます。

考えるのはいいのですが、悩んでしまうという状況は、さてどうでしょう?

考えているうちは、解決法や進むべき道標を模索していますよね。

でも、悩むというのは、思考のループ――抜け出せない輪のなかをぐるぐる回っている状況に陥っているともいえます。

そうすると、学生さんがよくやる一つの行動に繋がってしまいます。

それが、思考停止とデイリーノートが途中から書けていない……

きっと、アナタも思い当たることですよね。


■ノウハウをちょっと
まぁ、その思考停止であるとか、思考のループ、ネガティブスパイラルから抜け出すためにきっかけを作ってくれるのがバイザーなんですけどね。

そういった意味では、学生さんに考えてもらうきっかけを作るのと、思考のループに嵌らないよう、気づきのきっかけを同時に作っていけなければならないんでしょうね。

まぁ、そこはそれ。

学生の視点でいってしまえば、不安になったり、ループに嵌る原因の一つには『正しいかどうか』というものがありますよね。

でも、バイザーの視点でいえば、正しいかどうかよりも、『どう考えたのか』が大切だと思っているんですよね。

そこに気づいてもらえれば、見えてくるものも変わってくるかもしれませんね。



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2011年04月10日

第280回 真のマニュアル

真のマニュアル
■今日のフィードバック
東日本大震災から一ヶ月、様々なもの、こと、を考えさせられたかと思います。

特に、僕らが携わる『医療』の現場において、福島原発の問題は沢山の気付きを与えてくれたと思います。

それは、何も電力についてだけではありません。

確かに、現場にいた方なら電気が無いということで、今の医療現場が様々なものに依存していることに気付かされたことでしょう。

かく云う僕の病院でも、上層階の病棟へ食事を運ぶのに、バケツリレーならぬお盆リレーでした。

さて、気付き、気付きと云っていても、あまりに沢山の事がありすぎて、どこをどうお話したものかと思ってしまいます。

ですが、今回は紙切れマニュアルと真のマニュアルのお話にしておきます。

さて、いつもの質問です。

アナタはこの震災以降、通常と最低限同じサービスを提供できましたか?



重要なキーワード
質問したはいいですが、まず難しい状況だったのではないかと思います。

では、いったいマニュアルの何が紙切れで、何が真の、なのかですよね。

そもそも、マニュアルは業務標準書とも言い換えられるものをさします。

それさえ見れば、誰もが、どんな立場の者、年代の者であったとしても、定められた同じ水準の業務が行えるものでなければなりません。
そして、想定できる限りの内容も注意点、留意点として盛り込まれていなければなりません。
ついでに言えば、何故そのやり方で標準化されているのか、という根本的な原因や回避すべきエラーの事象についても含んだ状態のことを云うのです。

今回の大震災で起こった状況は、さてどこまでそれが満たされていたのでしょう?

実際、原発のニュースを聞くたびに、様々な襤褸が出てきていますよね。

そこに対して、どうにかできないのか、とか憤りを感じていたかと思います。

でも、それを僕らの仕事に置き換えてみればどうでしょう?

原発と同様に想定外があってはいけないんですよね。

ちょっとしたエラーやインシデントを収集して、常に反映されている。

そして、大きな事故を未然に防ぐ。

それがマニュアルの本来の姿であるべきなんです。

それを踏まえて考えてみれば気付きましたよね。
紙切れのマニュアルとは、そのマニュアルに疑問を抱かない、疑問に思ってもマニュアルを絶対と受け止めてしまう人――いわゆるマニュアル人間を作り出してしまうものを云うと僕は捉えています。



■ノウハウをちょっと
では、真のマニュアルとは一体どういうものなのか。

先の話題に盛り込まれてはおりますが、追記しつつ繰り返します。

・立場、年代、性別など人を分ける状況に関わらず内容が理解できる。
・理解した内容を現場で実施できる。
・実施すれば、誰もが同じ水準でサービスが提供できる。
・同じ水準、としたその内容は、全体で決め、全員が最低限そこまで出来るようフォローアップできる。
・留意点、注意点は何故そうしなければならないのか、を必ず含める。
・そのマニュアルの使用期限を定める。
・使用期限前に必ず評価日をつけ、更新作業をする。
・常に現状に合った状態を維持する。
・想定外を減らすイメージ力を個人で持たせる。
・マニュアルを過信しない。
・マニュアルに対して常に疑問を持ちながら使用する。

などなど……

箇条書きにしてみました。

キーワードでしかありません。
ですが、簡易なチェックリストとしては使えるかもしれません。

アナタが今、現場で使っているものが紙切れ程度のものでしかないのであれば、個人の資質や能力に依存してしまいます。

そういった個人がいない状況下で、アナタは同じサービスを同じ水準で提供できるでしょうか?


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2011年04月03日

第279回 云うべきか、云わざるべきか

云うべきか、云わざるべきか
■今日のフィードバック
アナタは、云っておいた方がいいんだけどなぁ、でも……

そんなふうに足踏みしてしまうことはありませんか?

実は僕は沢山あるんです。

しかも、対他部署で対スタッフへ……。

これは、僕自身かなり迷ってしまい、結果云わない、云えないという選択肢を取ってしまうという、ネガティブスパイラルに陥ってしまうんです。

でも、本当にそれは相手のことを思っているのでしょうか?

そして、結果云わないという選択肢を取ったというのは、その選択肢に対して一体どういう想いだったのでしょう?


■重要なキーワード
はっきり云いましょう。

わかってはいるんです、僕自身も。

とある行為を病棟のスタッフさんがしていて、その行為が患者さんの不利益につながりかねない、でも云えなかった。

結局、僕は本当に患者さんのことを想っていなかったのではないか、そう思ったのです。

云えない理由としては、病棟スタッフさんとの関係性があまりにも脆弱なため、すぐにネガティブに受け止められるんです。
だからリハ科は……とか、看護部vsリハ科の構図がすぐに出来上がってしまうんですね。

云わなきゃ、でも、ここでこの人に云っても経験上伝わらないし……、嫌な顔をされて、また病棟に戻ってから散々他のスタッフに愚痴をいうんだろうなぁ。申し送りに行った時にまた言葉遣いが悪いというワケのワカラナイ理由で頭を下げるのかい。そんな莫迦な、僕自身腑に落ちないことで病棟さんに小言を云われるなんてなぁ……。

こんな感じですよ、えぇ。

『でも』を繰り返すうちに、本来『患者さんに不利益』という部分が置き去りにされ、『病棟スタッフとの円滑な業務』とかいう幻想を守ろうと錯覚していくんですね。

完全に合理化してますよね。

もう、ここまで来たら、実は『患者さんの為に』なんて言葉が薄っぺらい、表面的なものになり、実はそこまで患者さんに対して想いを抱けなくなっているのではないか?

そんなふうに思ってしまうのです。

これでは、不利益な行動をしている職員と同じ行為をしているに等しいですね。

そして、その人に伝えることを諦めているということで、そのスタッフの気付きの機会を奪っている。

結果として、病棟スタッフとの業務に根深い摩擦が起きてしまう。

まさにネガティブなスパイラルです。

かなり、ね。


■ノウハウをちょっと
うん、僕に覚悟が足りないのでしょうね。

どんな状況であれ、真摯に患者さんのことを考えているのでしたら、云わなきゃいけないんですよね。

例え伝わらなくても、云い続ける。

正直、云っても仕方ない、伝わらないと、云うことに疲れてしまっているのも事実ではあります。

ですが、やって行くしかないですね。

今、僕らがやっている事といえば、そのスタッフさんがその行為に及ぶ前にコチラの手で止めてしまう、という根本的な解決にならない、対症療法的対応になっています。

こういった、疲れたから別な手段で、というのも確かにありですし、僕にとっても楽なやりかたになっています。

でも、本当の意味で『患者さんのために』はなっていないんですよね。

僕らが行っている対処は、リハ室のみにあっていますので、その人は病棟では同じ行為を繰り返していることになります。

結局、自分可愛さから脱却できないでいる。

拙いですよね。

云うべきことは、云う。

このスタンスを取る覚悟を、持ちます。



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2011年03月27日

第278回 目的にたち返る

目的にたち返る
■今日のフィードバック
今回は特にひねりもない話題です。

とはいえ、今、この時だからこそ、そろそろたち返るべきと思います。

そう、アナタが成したいことは何であったのか、ということに。

震災があってから約半月、落ち着いてきている方も多いことでしょう。

そんななか、そろそろ色々なことを考えはじめているのではないでしょうか?

この先のことを……。

たしかに、生きることで精一杯、毎日の生活が大変、先のことどころか明日以前に今日の心配をしなければならない。

そんな状況ではあると思います。

でも、だからこそ、アナタ自身がしたかったことを思い出してみませんか?



■重要なキーワード
アナタの目的――この場合、希望と言い換えてもいいのかもしれません。

アナタが震災などなければ、ああしたかった、こうしたかったという事はあるでしょう。

でも、それって、本当はどんなものだったんですか?

本当に目的だったんですか?

目的と思っていたこと、実は単なる手段の一つで、それをすることで満たされる何かがアナタの中にあるのではありませんか?

もし、そういったものが元となってあるのでしたら、手段を変えても満たされるのではないでしょうか?


確かに、不安になってしまうことが多いのかと思います。
不安にならなければどんなに良いかと思ってしまうことでしょう。


でも、ちょっと待ってください。

そもそも人の機能として不安を持つように出来ているわけですからね。

不安になること自体は悪いことではないはずなんですよね。



■ノウハウをちょっと
不安になるということは、様々な将来を予測して、その状況はまずいと判断しているとも云えますよね。
そして、その状況をシミュレートしているとも。

通常の状態なら負の強化として働く機能なのでしょう。

でも、今は少し違った状況でもあります。

だったら、多少力ずくかもしれませんが、もともと持っていた目的を思い出し、また目的を生み出し、それに向かって考えたときに現れる不安を一つ一つ具体化し、現状で出来ること出来ないことに振り分け、出来ることからはじめていく……ってのはどうでしょう?

考えるのは大切ですが、考えすぎるのは良くないですよね。

ここまで考えた、これ以上は実行です。

だって、ほら、もやもや考えているより体を動かしていたほうが気が紛れるじゃないですか。

これだって、作業療法の一つ……というか始まりですものね。

ある程度考えたら、即実行!

実行できずにもやもやしてるなら、別なことして体を動かす。

いつの間にか、脳ミソの片隅で再構築が終わってるかもしれませんよ♪



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2011年03月20日

第277回 冷静であれ

冷静であれ
■今日のフィードバック
さて、今回のお話は、前回の僕の話に対してのフィードバックでもあります。

というのも、冷静さに欠いていたと、正直思っているからです。

最近の首都圏での震災狂騒はやや見苦しく思えてくる部分もあります。

正確な情報をもとにした行動ではなく、感情が先行していた所為なんですよね。

そう、今、ここにあって最も大切なことは『冷静さ』ではないかと思うのです。

僕の話に引っかかりを覚えたり、共感できると思う方の殆どが、何かしたい、何か出来ることがあるのではないか、とか考えている方々だと思います。

ですが、さて、そこにはどれだけの冷静さがあるのでしょう?

気持ちが理屈より先に動くこと、それは大切なことではあると思います。

ですが、本当に気持ちだけでいいのでしょうか?

気持ち以上に真実必要なことがあるのではないでしょうか?

行動する前に、今、一歩だけ踏みとどまって、考えてみてください。



■重要なキーワード
さて、先ほどから『冷静さ』が必要と繰り返しています。

実際、今、現地で求められていることは一体何なのでしょうか?

気持ちばかりが先行している人でしょうか?

違いますよね。

こと、どんな人が必要かといえば、『プロ』が必要なのだと、考えさせられました。

阪神大震災を経験された人たちの経験談のなかに、腹立たしかったことというものがありました。

それが『自分探しのボランティアの行動』だそうです。

・汚れ仕事はしない。
・ボランティア同士で盛り上がる。
・食料や燃料を自分たちで消費する。

とりあえず三つ程引用させていただきました。

何かをしなきゃ、という気持ちだけで行動し始めたのはいいのですが、覚悟が足りなかったために、現地でとるべき行動が取れなかった、ということなのでしょう。


何でもそうなのですが、気持ちで行動してやってみて後悔する人がいます。

一瞬で燃え上がった感情というものは、燃え尽きるもの速いのでしょうね。

そこに覚悟するために、今の自分のおかれている状況を冷静に見ていくことが必要と考えるわけです。



■ノウハウをちょっと
すでにノウハウとかいうレベルの話題ではないのですが……

気持ちが盛り上がり、何かをする、と決めたのでしたら、覚悟してください。

そして、その覚悟がもてないのでしたら、行動化する前にその理由を考えてみてください。

そして、それでも覚悟できないのでしたら、別な手段を考えることをお勧めします。



今、被災地から避難し、各地で受け入れが始まっています。

ボランティアとして出来ることも増えてきているようです。

現地でプロが求められる時期から、各地で誰もが行えることも増えてきているようです。

今日で10日目。ようやく冷静に物事を見て、行えるようになったのではないかとも思えます。

冷静に判断し、今、出来ることをしていきましょう。



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2011年03月13日

第276回 こんな時だからこそ

こんな時だからこそ
■今日のフィードバック
危機的な状況下、今、僕らは何が出来るのでしょう。

いや、そんな思索をめぐらせることは、今すべきことではありませんね。

今まで、療法士として生き残るために、という話題で様々なことを語らせていただきました。

ですが、今こそ実行するとき。

アナタが何を大切にし、どんな行動をするのかが問われるときです。

さぁ、アナタは、今、何をしますか?


■重要なキーワード
この先まで読めている方は、きっと少ないことと思います。

ですが、僕自身も今、このときだからこそ、書き残そうと思います。

僕自身、最初の地震があったとき、電車の中でした。

千葉の学校の卒業謝恩会に参加する予定でした。

久しぶり時間があり、PSPのゲームを二ヶ月ぶりにやり始めて10分。

調布駅に停車し、人が沢山乗り込んできたその時です。

電車がやけに揺れると思ったんです。

人が乗っただけで随分揺れるなぁ~と、実は現実味が無かったんです。

直後、本格的に揺れ、窓から見える工事中のビルから足場のパネルが外れたり、道具が落ちたり。電柱が左右に振っているんですよ。

ようやくです、コイツはまずいぞ、と思ったのは。

すぐさま、妻に電話をしていました。

PHSを使っている所為か、呼び出しはしていました。
でも、出ない。

まずは駅からのアナウンスに従い、電車を出て、改札の近くまで移動しました。

まずいと思ったものの、大きな揺れがあっただけだし、京王線は復旧が早いから――という思いが拭えませんでした。

そうしているうちに、二回目の大きな揺れが来たんです。

余震で体験したなかでは最大級の経験です。

どうする?

迷いました。このまま電車が動き出すのを待つか、それとも行動を開始するか……。

その迷いを振り切ってくれたのが、妻からの着信でした。

PHSがつながったんです。

原宿の路上にいた妻は怪我もなく、建物から離れていたため、近くのショップのガラスが割れたり、落ちてきたりというものの被害にはあわなかったそうです。

僕らの無事がわかったのなら、あとは自宅にいる猫達が心配。

妻は職場の事務所に戻ることに、僕は自宅を目指すことにしました。

とりあえず、僕は改札から出て、マクドナルドを探しました。

ちょうど、最近wifiスポットの登録をしたばかりでした。

まずはマックに入り、昼食後であまり腹も減っていませんでしたが、マックポークにコーヒーを注文。

そして、ネットをつないでまずはメーリングリストで生存確認を配信。

でもって、実家が東北なので、そちらにも一斉メール。

更に職場の全員にメール。

即返信は職場から。

大きな問題なくよかったよかった。

そこまでやって一旦、駅に戻り、バス、タクシー、電車、その動きを確認したところ、すぐには難しい状況。

待っているなら、動くか!

目的が決まると行動が早いものです。

手段は選択肢が少ないですからね。

この日ほど、iPod touchを持っててよかったと思ったことはありません。

しかも、ちょうどお試し感覚でwifiスポットに登録したばかりでした。

マックのある駅を経由しながら歩いて帰れる、そう思いましたね。

なので、グーグルマップのルート検索大活用!

でも問題が一つ。

僕は方向音痴なんですよね。

マップを見ながら、全く真逆に歩き出すこと3回。

おかげで、wifiのつながらないところで道に迷うこと3回です。

10kmとたかを括ってましたが、実に3時間かかりました。

途中で買い込んだ食糧を消費しつつ、てくてく歩きましたよ、えぇ。

家の近くまで来たら、もう普通の生活に戻っている雰囲気でした。

とはいえ、一応、家に入る前にご近所さんに安否確認。

皆無事で何よりでした。

家に着いたところで、猫達はまぁ無事で、でも、時計が落下していて時間が止まっていました。

なんとも、不思議な感覚でした。

そして、意外と疲れていたことが発覚。

すぐに逃げ出せるように、服をスーツからジーンズとトレーナー、パーカー羽織って、ひとまず自宅待機。

11日はそんな半日を送りました。


■ノウハウをちょっと
今思えば、ですが……

今時、スマートフォンでなくとも、Wi-Fi接続が出来る携帯機器を持ち歩いている方が良いでしょうね。

妻は携帯プレイヤーにラジオがついていて助かったと云っていました。

何を云いたいかといえば、情報を得る手段を複数持つ、ということです。

携帯だけでは足りないのかもしれません。

そして、食べ物、水分の確保ですね。

後から聞いたのですが、店舗によっては会社からの指示で緊急閉店させていたらしく、買い物ができなくなっていたところもあったそうです。

見越していたわけではないですが、買えるうちにある程度確保しておいたのは良かったです。

道にも迷って、無人の道路を一人でてくてくしてましたから。

ペンライトも持っていたのが良かったです。

実は多摩川沿いは外灯がないんですね。

そんななかで、自転車が結構なスピードで移動してくるんですよね。

接触事故がまわりで発生してました。

ライトがないと、真っ暗ななかでは危険ですね。

あとは、ご近所さんに顔を見せておく。

こういう時だからこそ、顔を見せて、コミュニケーションを取る。

若い世代がネットに強い反面、ある程度の年代には大変なことです。

そんな人たちに情報をまわすという気遣い、そんなことが大切だと思いました。

さて、アナタはこの一日半、どんな行動をしてきましたか?



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2011年03月06日

第275回 大切にするべきこと

大切にするべきこと
■今日のフィードバック
先日、こんなことがありました。

僕の日記に書いた一つの言葉「好き嫌いするのはやめることにした」というものから、色々考えてしまったというお話をいただきました。

業界は違う方なのですが、あることに悩んでいたそうです。

自らが表現したいことを表現するために、力のある人のプロデュースを蹴るか、納得いかない仕事だったとしても、その人のプロデュースを受けるか。

だそうです。

ふむふむ。

難しい問題ですよね。

おそらく、新卒の療法士さんたちが5月頃までに直面する問題に近いですね。

ここは一つ、アナタならどうするか考えてみましょう!


しっかり考えてから、続きを読み進めてくださいね♪


■重要なキーワード
どう考えましたか?

ものの見事に両天秤ですからね。

さて、ここで考えたいのは自分のやりたいことと、やらなければならないこと、やったほうがいいこと、の三つでしょうね。

でも、話題になっているのはやりたいことと、やったほうがいいこと、です。

アナタが考えたことにやらなければならないことが含まれていたら、今回はとりあえず置いておいてください。

さて、では改めまして……

アナタのやりたいこととやった方がいいこと、そしてそのどちらかを選択しなければならないとき、アナタはどちらを選択することにしましたか?

ここで全く迷わなかったり、アナタ自身のことに置き換えられなかったとしたら、少し想像力を培う訓練が必要かもしれませんね。

まだイメージがついていないのでしたら、回れ右してもう一度考えてから読み進めてください。




では、想像できたこと前提で進みます。




ここでポイントとなるのは、何を大切にするのか、です。

それがあるかないかで話が変わってきます。

アナタの『やりたいこと』にはどれだけの大切なものが詰まっているのでしょう?

単純にやりたいやりたい云っているだけのことなのですか?

心の底から、それを『やりたい』と云っていることなのでしょうか?


■ノウハウをちょっと
もし、心の底から『やりたい』ということではないというのであれば、おそらく『やったほうがいいこと』をすることができるでしょう。

そして、それでもって、先に進むことができることは間違いないと思います。

ですが、魂の叫びに近いほど『やりたい』と渇望していることとなれば、そこには自然と自分自身の生き様が反映されてくるものです。

『やったほうがいいこと』をする人たちは、今、『やりたいこと』を見つけている段階と考えます。

ですが、既に『やりたいこと』があり、それが自分自身の生き様を示すものとして、曲げられないものとなっているのでしたら、迷うことはありません。


やりたいことを、やりましょうよ。


生き様に他人の意思が入れば、心が痛くなることは確実です。

あえて、チャンスを捨てなければならないこともある。

僕は、そう思います。

ただ、後から後悔だけはしないよう、選択したら『覚悟』は必要です。

ここからは僕の話ですが、僕も『覚悟』しました。

やりたいことを、やります。

一番大切にしたいことを裏切れば、自分自身を裏切ることにもなります。

後悔の種は残しません。

覚悟して、突き進むことにしました。

さぁ、アナタは、どうしますか?

かりたいことを、やりますか?


YES  or  NO


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2011年02月27日

第274回 動詞への道しるべ

動詞への道しるべ
■今日のフィードバック
さぁ、この話をしているのは折りも折り、46回目の作業療法国家試験当日です。

これを落ち着いて見ている頃には、もう既に試験が終わっていることでしょう。

さて、ひとまず国家試験が終われば遊びたくなるところでしょうが、そうはさせません。

百歩譲って、三月の前半は休んでもいいですよ。

ですが、すぐに学生ではなく医療人の仲間入り、療法士になるということを自覚しなければなりません。

まぁ、難しいでしょうが……

でも、学生から作業療法士という立場が変わってきます。

その時に備えるのもまた、今の時期に必要だと思いませんか?


■重要なキーワード
実のところ、今回の話題の中心は、医療人にとって必要な備えというよりは、自分の立場に安住しない、常に進化し続けられる社会人になる、という部分です。

タイトルにあげた言葉を思い出してみてください。

「動詞」へのみちしるべ、となっていますよね。


いきなりですが、作業療法士って動詞ですか? 名詞ですか?


そう、名詞なんですよね。

名詞は固定化されたもの、動きがないもの、それだけのままでは変化しない存在なんですよね。

なので、作業療法士になったら、自らどうしたいのかを考えていくべきなんですよね。

どんな信念をもてるかが大切なんですよね。


■ノウハウをちょっと
「作業療法士」とか「理学療法士」とか、自分自身の立場ばかりに気をとられてそこに安住してしまうのでは足りない世界にようこそ。

さぁ、国家試験は終わりました。

今日、この日までに全力を尽くしてきたのでしたら、大丈夫です。

合格通知が来るまで不安は残っているのでしょうけどね。

そして、ようやくアナタは「何をすべきか」という動詞を大切にして進み続ける療法士のスタートラインに立ったのです。

タマゴからヒヨコになったんです。

さぁ、今日から動詞ベースで思考したり、行動していくことを大切にしていきましょう!



「作業療法塾塾長」虎斗町@黒衣の作業療法士


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2011年02月20日

第273回 模倣と評価

模倣と評価
■今日のフィードバック
以前、プロフェッショナルの条件の回でも話題にしましたが、評価すること、評価されることが非常に容易いのが、模倣したもの。

プロとして何かを成そうとするのであれば、他者がイメージしやすいものから始めてみることが大切。

そんな話題でした。

さて、では、その話を繰り返すのかといえばそうとも云えますし、違うともいえます。

というのも、前回はプロとアマチュアの違いがテーマでもありましたが、今回はその話題の中に出てきた、模倣と評価についてです。

さぁ、ここで質問です。

アナタが一番最近、模倣したことは何でしょう?

また、その対象はいったい何ですか?


■重要なキーワード
どうです? 意外と気づかずしている行動のなかに、多くの模倣してきたことが多々あることに気づけたのではないでしょうか?

そう、例えばファッション。

流行の服を着ているのでしたら、それは既にテレビや雑誌などでモデルさんが着たコーディネートを模倣しているということですよね。

ね、身近でしょう?

では、どうしてそういった模倣を行っていくのでしょう?

今や個性の時代といわれているんですよね?

だったら、もっと個性的なことをして自己主張したらいいじゃないですか。

うん、そう。

まだ、自分自身のスタイルやスタンスがつかめていないからですよね。

試行錯誤の段階。

だから、真似をして、試しているんですよね。

つまり、模倣して、評価している。

ここで一つ気になってくるのが、こういったやり方を勉強であるとか、自らの行っている業務に当てはめず、常に独自のやり方で事を成そうとしてしまいます。

いったい、なんでなんでしょうかねぇ。

自分の行っていることが正しいと言い切れる自信があるのでしょうねぇ。


■ノウハウをちょっと
まぁ、いずれにせよ、日本語の平仮名や片仮名、それ自体が模倣を始まっていますからね――漢字が大陸から入ってきて、それだけでは物足りなくなってきたから平仮名が生まれていった説を都合よく使わせてもらえば、ですけど。

元となったものがあったっていいんですよね。

それが基礎となって、身につくのであれば。

そして、元があるだけに、元のものと比較することが可能となり、現在の自らの立ち位置が把握できる。

そうして、はじめて物足りなさや、自らに合わせたやり方へと工夫したくなるんです。

個性の時代=比較されず、自分らしさを尊重してもらえる時代ではなく、
比較されることに自らをさらし、自分らしさを確立することで初めて得られるもの、なんでしょうね。

個性の時代とは、まさに専門職に求められる姿勢である、『結果が全て。結果がよければプロセスは任せる。ただし最上級の成果を示せ』ということにつながるのかもしれません。

手に職をつけよう……と安易に療法士の世界に足を踏み入れた人たちは、この評価実習の時期にもう一度、何を求められる存在になろうとしているのかを再確認する必要がありそうですね。


「作業療法塾塾長」虎斗町@黒衣の作業療法士


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2011年02月13日

第272回 モデルは無遠慮が命

モデルは無遠慮が命
■今日のフィードバック
はい、今回のタイトルでどんなお話をするのかピンと来た方は凄い!

モデルで無遠慮なんて言葉を並べれば、何かゴシップ的な話題に聞こえてきますが、全く違います。

そもそも、僕は患者さんと話題を合わせる程度にしかそういった事に興味を示しませんし。

っと、そんなお話はさて置いて――僕らでモデルといったらアレですよね。

アレ――そう、症例モデル。

トランスファーや、実技練習の際に患者さんの役になる人のことです。

学校でやりますよね、寝返り、起き上がり、起立にトランス。

その他にも歩行介助の仕方や、評価、訓練等の練習。

でも、ほとんどの人は「たぶん、このくらいだよね」という程度にしかやってないのではないですか?

さて、その原因って、いったい何だったんでしょうねぇ。


■重要なキーワード
まぁ、毎度の事ながら、タイトルそのとおりなんですけどね。

モデルは無遠慮が命。

つまりは、「俺、重いよね。大丈夫?」とか思って、自分より体が小さい人に介助されるとき手伝ってしまう。

まぁ、いりませんよね。そんな配慮。

それ以前に、トランスが重いから出来ない、ってのはやり方が間違ってるってことかと……げふんげふん。

いえ、まぁ、それはそれ。あれはそれ。

出来ない理由はそれではなく、患者さんのモデルが下手だから、ですよ。

確かに、実際に患者さんに触れたこともなければ、見たこともないのが実習前の学生さんですものね。

無理もない……でも、それでは拙いですよね。

では、実習前に出来ることはいったい何だと思いますか?


■ノウハウをちょっと
うん、くどい様ですが。

遠慮しないということですよね。

単純にアナタの体型であるとか体重のような物理的な問題もありますが、「これでいいのかな?」という疑問に思った瞬間やタイミングについてを、もっとお互いに遠慮なく伝え合うことが大切です。

技術やテクニックを実際にやるとき、患者さんがどう感じるか、ということをどれだけイメージできるかという部分がポイントになります。

ではそのイメージがより共有できる手段として考えられることは何か。

それは、一番巧い人が患者さん役、モデルになる、ということです。

どうです? 自信のないアナタは、ついつい患者さん役を買って出ていたのではないですか?

それでは、相手の練習にならないどころか、アナタ自身が何をされていて、どの状態が正しいのかがに全く気づけない時間を過ごすだけです。

なに? そんな巧いやつはいない?

ふむふむ、では、三人でやってみますか。

体感している部分は患者さん役が、三人目が二人が行っている状態を観察する、ってのはどうでしょう?

それでもダメなら、まぁ、最初から教官に頼っておくのがいいでしょうね。

学びに対してガツガツしている人をどうにかしたいと思わない教官はいませんからね。

これもまた遠慮なしでいってみましょうよ!


「作業療法塾塾長」虎斗町@黒衣の作業療法士


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2011年02月06日

第271回 プロフェッショナルの条件

プロフェッショナルの条件
■今日のフィードバック
最近、妻とよく話題になるのが「プロ」と「アマチュア」についてです。

タイトルはマネジメントの神様、ドラッカーの著書と一緒ですが、実はこのタイトルをまだ読んでいません。

ですので、マネジメントのお話というよりは、今の僕が「プロ」とはいったい何なんだろう、と考えていくお話でもあります。

ちなみに、妻と話題にするときに例で出すのが音楽活動のありかたです。

音楽活動でプロ志向、メジャー志向といってメンバー募集をしている方が多いのですが、実際に活動している内容を見てみると「オリジナル」をやっているんですよね。

でも、オリジナルをやることにどんな根拠をもっているのでしょう?
技術を示したいなら、様々な楽曲のコピーをした方がいいですよね。
その方が、一般人が聞いても比較できますから。
オリジナルで表現したいことがあるんでしたら、露出することを考えなければなりませんよね。
毎週どこかでライブをするとか、常に新規客を開拓すること、スカウトマンをライブに招待する、芸能事務所に登録する、音源を配布する、やれることは沢山ありますよね。
オリジナルをやるということは、まず聴いてもらわなければ評価すらしてもらえないということですから。

逆説的に云えば、オリジナルをするということは、評価の機会を避けている活動とすら云えるかもしれません。
それだけ、オリジナル単体では評価されるまで時間がかかるし、より戦略的に活動しなければならない、ハードルの高い活動でもあるということですよね。

さて、では、ここからは質問です。
オリジナルではなくコピーをする根拠を考えてみましょう!

音楽活動がイメージし辛いのでしたら、別なものに置き換えてもいいですよ。


■重要なキーワード
さぁ、まだもう少し音楽活動ネタでお付き合いください。

コピーをする根拠は何か出てきましたか?

たぶん、オリジナルの話を元に考えれば気づけたと思います。

コピーは元となる楽曲が存在しますよね。ということは、比較対象が存在する。つまり、一般人でも評価しやすいですよね。
しかも、コピーバンドでライヴをするということは、元となるアーティストのファン層をそのまま客層として考えることができます。
イメージがしやすいですし、入り口が広がるんですよね。

みんなやってるじゃないか、とか云ってはダメですよ。

オリジナルだってみんなやってるじゃないですか。
そのなかで抜きん出なければ、実はオリジナルをしている意味がないですよね。
そもそも、何のためにオリジナルやコピーをしているのでしょう?

プロになる為ですよね?

あぁ~ようやくプロの話につながった。前振り長いし、やや無理やり。

っと、それはさておき……

プロになろうとするなら、どれだけの商業価値をもてるかですよね。
それは、音楽でも他の業界でも一緒ではないでしょうか?

アナタの市場価値はいったいどのくらいなのかを考えたことはありますか?

え? だからオリジナルなことや、他の人がやっていないようなことをしようとしている?

いえいえいえ、そうではなくて、オリジナルという言葉を、単なる差別化、自己表現として捉えていいのでしょうか?

先も言ったように、評価されなければ行っていることに意味があるのでしょうか?

単なる趣味です、自己満足です――というのでしたら、僕の云っていることはあまりピンともこなければ、現実感も無いのでしょうけど。


■ノウハウをちょっと
とすると、プロとはいったい何なのでしょうか?

プロとは、望まれたことを望まれたとおりに提供する――ではないんです。

そんなことはやって当然、できて当たり前なんですよね。

音楽で云えば、巧くて当然ってことでしょう。

では、その先にあるものを見続ける、求め続けることが必要なのではないか、と思うんですよね。

プロこそ、努力し続ける必要がありますし、それができて、一般の人たちから支持されなければいけないんですよね。

そうやって、圧倒的な存在感をアマチュアに示し続けられる存在であってほしいですよね。



うん、今回は裏の意味を読み解いてもらわなければならないままですかねぇ。

逆にわかりやすいのかな?



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2011年01月30日

第270回 反射神経とバランス感覚

反射神経とバランス感覚
■今日のフィードバック
アナタは反射神経とバランス感覚はいいですか?

あぁ、勘違いしないでくださいね。

ここで言っているのは、思考の反射神経とバランス感覚のお話です。

アナタは評価の途中で様々な情報が入ってくるなか、先入観に惑わされたり、一度立てた考察の流れにこだわってしまった経験はありませんか?

そして、そのことが原因で思うようにデイリーノートが書けなかったり、レポートに時間がかかってしまったり、ということはありませんか?

さぁ、どうですか?


■重要なキーワード
まぁ、今回の話題は、みなさんがよく陥りがちな思考の硬直のお話。

先にあげた例のように、人は意外と先入観に惑わされます。

そして、一度立てた自らの論、考察を基幹にして物事を考えようとしてしまいます。

いつだか僕がつぶやいたように、現実を疑うことができないんですね。

別にそれ自体はポジティブに捉えることもできますが、同時にネガティブな要素も持っていますよね。
それと同じように、物事には色々な側面が存在するんです。

そして、それに直面したとき、それに合わせて自らの思考を変化させることのできる『反射神経』と、自分自身の今まで抱いていた現実に固執することなく、われら療法士で云えば、患者さん、利用者さんにとってより良い選択肢を提示することができる『バランス感覚』が必要なのではないでしょうか。

よく、患者さん、利用者さんにとって『一番いい』サービスを提供するという言い方をします。

ですけど、『一番いい』というのはその方が感じることであって、僕らが感じていることではないんですよね。

なので、『より良い』サービスを提供する。

その為には、先に云ったとおり、相手に合わせる――つまり自分の思考が偏ったときに、反射的に偏りを修正しようと働く『反射神経』と、どちらか一方に偏ることなく、真に到達すべきことに向かってより良い選択をしながら進み続ける『バランス感覚』が必要なのではないか、ということです。


■ノウハウをちょっと
さて、とは言っても、ですよね。

学校で習ったとおり、人にはホメオスタシスが働きますよね。

恒常性――つまりは、物事を維持しようとする働き。

そのくせ、新しい刺激がないと、脳はシナプスの形成が単調になってしまう。

変化しようとする力もあるんですよねぇ。

人って、本当に面白く出来上がっているものです。

って、違った!

そんな話をするのではなかった!

ノウハウですよね。

ぶっちゃけ、僕自身もここにノウハウがあるのかどうかはワカリマセン。

ただ一つ――物事には表と裏、正と負、といった表裏一体で存在しているということです。

それを忘れず、常に最低二つの側面で物事を『観る』よう心がけてはいかがでしょう?


「作業療法塾塾長」虎斗町@黒衣の作業療法士


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2011年01月23日

第269回 思考遊びをしている?

思考遊びをしている?
■今日のフィードバック
最近、思うことがあるんです。

考えるということに慣れていない人が多いのではないだろうか、と。

というのも、学生さんのレポートや行動を見ていると、あまりに考えていない。
目に見える部分からその先につながらないようなんです。

たとえば、情報収集の場面があるとします。
まぁ、観察場面でもいいのですが、何の仮説も持たないまま情報をあつめたり、人を見ているんですよね。

そうすると、後から後から情報ばかりが蓄積していき、分析が追いつかない。

さて、それは何故かな? と考えたとき、その場で考えていないのではないか。考えることに慣れていないのではないかな、と思ったわけです。

さて、アナタはどう思いますか?


■重要なキーワード
実は、内容的には前回の知的体育会系のお話にリンクしています。

考えることに慣れていないと言うことは、行動と思考が平行して行われていないということにつながりますもんね。

ですが、全く平行せずにそれらが行われているわけではないはずです。

平行して処理されていることを意識せずにやっているはずです。

だとすれば意識化すればいい、ってことになりますよね。

で、今回の提案は「思考遊び」をしてみよう、ということです。

疑問に思えないのなら、あえて全部疑ってみるという遊びを日常的にしてみるのはいかがでしょう?

別なやり方でもいいんですよ。
テレビを見たとき、CMが流れますよね。
そのCMは誰に向けてのメッセージなんだろう? と考えてみるのもいいでしょう。

なんにせよ、考える癖をつけることですね。


■ノウハウをちょっと
さぁ、そうは言っても、いつまで続ければ意識化されることやら。

人の行動が習慣化されるのには21日かかるといわれています。

三週間ですね。

ここはひとつ、評価実習中に身につけるにはいい期間かもしれません。

これから評価実習が始まるというアナタには、ぜひ初日から色々なことに対して疑問に思い、考え続ける強いアタマになってほしいと思います。

ですが実習の中だけでは大変です。

プレッシャーのかからない何かを頭の中で論理を遊ばせてみましょう。



「作業療法塾塾長」虎斗町@黒衣の作業療法士


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2011年01月16日

第268回 知的体育会系であれ

知的体育会系であれ
■今日のフィードバック
アナタは、体育会系というと何を思い浮かべますか?

僕なんかは、ついついPT――理学療法士の皆さんを思い浮かべてしまいます。

あとは、気合とか根性とかって感じでしょうか。

もしかして、昭和的発想なのかもしれませんけどね。

ま、それはともかく、ここでは知的、というものがついた体育会系という言葉になっていますね。

でも、ちょっと違います。

「知的」な「体育会系」ではありません。

「知的」の「体育会系」と思ってください。

うん、僕自身も混乱しそうです。

さて、いったい何が違うというのでしょう?
考えてみてくださいね。


■重要なキーワード
さ、この「知的体育会系」という言葉。
実は「知行合一」という言葉に由来します。

真に知ることは必ず実行を伴う。知と行とは表裏一体で別のものではないという説です。

どうです? いろいろと思い当たる節が出てきたのではないでしょうか?

確かに、僕ら療法士は考える人たちです。

ですが、そこに軽やかなフットワークがついてきているでしょうか?

考えるのを先にしておく。

全くそのとおりなのですが、多くの方が陥ることの一つとして、考えるだけ考えて、やらない。

コレです。

4つのリスクと呼ばれているものの最後の一つ。
「とらないことで生じるリスク」と同義の事態ですよね。

あぁ、もっと簡単に言えば、行動しないで生じた不利益ってとこかな。

さて、だとすればどのような状態が望ましいのでしょう?

うん、まぁ、質問するまでもなく「知行同一」。

「考えてから動く」のではなく「動きながら考える」ってのはどうでしょう?


■ノウハウをちょっと
えぇ、それだと医療の現場ではそぐわないという声もあることでしょうね。

リスクマネジメントの観点から言えば、一のリスクに百の対策ってところでしょうから。

ですが、果たしてそれだけでいいのか、という部分なのですよね。

最低限、患者さんや利用者さんに不利益が生じない対策をふまえつつ、行動しないことで生じてしまう不利益を解決できるような実行の伴った知、知識がもてるといい――そう、思いませんか?

「作業療法塾塾長」虎斗町@黒衣の作業療法士


◆参考リンク

「知行合一」四字熟語データバンク より
http://www.sanabo.com/words/archives/2001/07/post_184.html




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2011年01月09日

第267回 アンテナではなくフック

アンテナではなくフック
■今日のフィードバック
アナタはアンテナを張っていますか?

うん、よく聞く言葉ですよね。

そして、僕自身、よく言ってる言葉です。

でも、最近思うのです。

本当に、アンテナを張ってるだけでいいのだろうか? と。

だってそうですよね。

このアンテナの話でいけば、受信力を強化するってことですもの。

実は、受信したはいいけど、その先は……ってことがあるのではないかと思いました。

さぁ、どうです?
アナタはアンテナを張っていることだけでいいと思いますか?


■重要なキーワード
やや意地悪な質問ですよね。

誰だって「それだけでいい」とは思っていないはずですから。

ということで、アンテナを張っているだけでは足りないと感じている方が多いという前提で話を始めちゃいます。

先にも言いましたが、受信力を強化するということがアンテナを張ることと今回は考えているわけですから、情報それ自体が一度は僕らの脳味噌に入っているわけですよね。

でも、それが脳内に残るか通過するかはアンテナとは別な機能ではないかな、と思うわけです。

さぁ、そこで登場するキーワードがフック!

フック船長のあれです。

うん、わかり辛い。釣り針って言ってしまったほうがイメージしやすいのかもしれません。

脳ミソの中に釣り針をいっぱい垂らしておくわけですね。

すると、あらびっくり。

受信したものから、気になったことが脳内に留まるんですね~。
うん、すごい!

でも待てよ……そもそもどうしたら脳みそに釣り針を仕掛けられるんだ?

そう思ったのではありませんか?


■ノウハウをちょっと
実は、そこがポイントなんです。

そもそも、釣り針というか、フックが仕掛けられるタイミングというのは、ない物ねだりからなのではないかと思っています。

というのも、人は何かに対して不満を感じるようにできていますよね。
何かどこか満足しない部分が必ずあると思います。

そんなときに、「ああだったらいいのに」とか「こうすればよかった」、「コレがあれば完璧なのに」というキーワードや仮説が生まれるんですよね。

それがフック。釣り針ではないか、と。

「コレがほしかったんだよ!」

ってものが常に脳内を通り過ぎていく数多ある情報から引っかかるわけです。

さぁ、では、もうすることはわかりますよね。

今、自分が感じている不満足を具体的にイメージしてみましょう。

それが、脳内にフックを仕掛けることになりますよ。

さ、実践です!



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2011年01月02日

第266回 実践するために

実践するために
■今日のフィードバック
さぁ、前回からの続きでもあります。

目標設定をしたら、次は実践です。

前回は目標設定をより具体的にしていくことを考えてみました。

ですので、今回具体的にしていくのは、実践するために必要なこと、です。

うん、まぁ、目標を前回しっかり立てていたならここで考える必要もない気もしますが、アナタが苦手なのをしってますよ。

具体的に考える事が、ね。

では質問です。

具体的に行動するにあたって、アナタにはどんな条件が必要ですか?


■重要なキーワード
お気づきですか?

質問の内容が、具体的に行動できない理由ではなく、具体的に行動する条件、としました。

マイナスから始めてしまうのでは、なんともネガティブなイメージなりそうでしたのでね。

必要な事ですよ~同じ意味でも表現を変えるってこと。

ま、それはさて置き……

具体的に行動するための条件は、きっと個々人で別なものが出てきたことでしょう。

ちなみに、僕の場合は……

・個人的な感情を除外する。
・やることをリストアップする。
・リストアップのための時間をつくる。
・ながら作業をしない。

この辺ですかねぇ。

いずれも冷静に考える、ということが僕には必要ということですね。

なにせ、気の散りやすい、注意散漫な男なもので。

さぁ、このように、まずは条件として自己のネガティブな面を第三者的に書き出してみることが必要なのだと僕は考えております。

でも、まだ足りない。

ここで考えたのは、まだ条件。意識によった考え方の部分です。

では、どうするのか?


■ノウハウをちょっと
はい、久しぶりに原点回帰です。

5W2Hを思い出してみましょう。

いつ(When)
どこで(Where)
だれが(Who)
なにを(What)
なんのために(Why)
どのように(How to)
いくらかけて(How much)

最後に1Hを追加しているのがポイントです。

これは、何も金銭そのもので考える必要はないですよ。

時間に変換してもいいかもしれません。

アルバイトをしているなら、その為に使った時間を時給換算できるでしょうしね――って、結局お金になっちゃったかな?

まぁ、そこはそれ。あれはそれ。

一番シンプルに、そしてリストアップしやすい実践例です。

さぁ、コレを読んで「うん、ためになったぞ」で終わるのではなく、早速実践してみましょう。

それこそが、最も大切な事かもしれませんよ。



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2010年12月26日

第265回 目標をより具体的に

目標をより具体的に
■今日のフィードバック
節目の時期にするべきこと、もうアナタはわかっていますよね。

そう、目標の再設定。

そしてそのために必要なことは、目標の到達具合を評価すること――ですよね。

おやおやぁ? まさか、この期に及んで何も考えていない、考えられないなんて云いませんよね。

ふむ、まぁ、仕方ない。

確かに、目標は設定したそのときがキモですからね。

出だしであやふやなものであったとしたら、評価のしようがありませんものね。

ということで、まずは復習。

SMARTの原則を思い出してください。

目標設定の大原則です。(塾テキスト p124 参照)

この原則に沿って設定するだけで、まずは大丈夫です。

早速、実践です!


■重要なキーワード
うん、実践とはいったものの、ここの場でテキストと同じ内容を話しても仕方ない。

今回のタイトルにつけたとおり、より具体的に考えるためにはどうしましょう、というお話をしますか。

そもそもが、目標を設定するには「なりたい自分」や「ありたい自分」があるからですよね。

いわば、目的の部分です。

どうでしょう?

目標を設定する前に、アナタは何の為にそれをするのか、という「何故」を十分に考えたのでしょうか?

目先の何かをこなし続ける。確かにそうですし、はじめの一歩としてはいいでしょう。

ですが、それだけでは足りない。そのままでは信念がよく見えてこないんです。

本当に、それをしたいのですか?

一つのものを達成したとき、その達成した内容はいったい何につながっているのですか?

って、あれれ?

もしかして、僕が質問している内容って、アナタが目標だと思っている内容のことではないかと思い始めてきました。

だって、ゴールはここ、といったように漠然とした到達地点を示すのは目的ですよね。

だとすれば、因数分解が足りないということになりませんか?


■ノウハウをちょっと
因数分解――数学で習いましたよね。

でも、毎日の日常生活ではそんな計算をすることはまずありません。

でも、でも、物事を分析するということに視点をむけてみれば、この因数分解という考え方は非常に有用だということに気付けるはずです。

何度も話題にだしていることの繰り返しですが、物事は小さく考えることが必要です。

ですので、まず「何故」をはっきりさせたら、そのために何が必要かをリストアップする。そして、個別の必要な要素の大きさと優先順位をつけて並び替える。次に、ようやくSMARTの原則にあわせて具体的に考えてみる。

って感じでいかがでしょう?

今度こそ、より具体的な目標設定をして、達成してみましょうね。



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2010年12月19日

第264回 変化することを恐れない

変化することを恐れない
■今日のフィードバック
安定した状態って、心地いいですよね。

特に、日常の生活パターンや、仕事の手順なんかがそうですよね。

今まで上手くいっているやり方ってものがありますものね。

とは言え、いつまでもそれが通用するかといえばそうでもありませんよね。

いつかは、そこに留まっているだけでは足りないという状況が訪れることでしょう。

どうです? アナタは変わることができますか?



■重要なキーワード
うん、まぁ、僕は別に空が落ちてくるとか、火星人がやってくるとかいう、古典的な恐怖心を煽るがごときことをしているわけではないんです。

ただでさえ、僕らの業界は急激な変化は訪れませんからね。

でも、だからといって、そのための心構えを全くしていないのでは拙いです。

安定して仕事――業務ができるということは、その先を考える余裕をつくる事につながりはしませんか?

確かに、安定しているとはいえ、忙しいでしょう。

医療業界、非営利的思想がありますから、そもそも、お金が無い。

人員もギリギリ業務がまわる程度。

そんな臨床現場は少なくないはずです。

でも、だからこそ、安定しているからわざわざ忙しくする必要は無い、という考え方は、さて、いかがなものでしょう?

実は、安定している時にこそ、その業務に疑問を持つべきではないでしょうか?

安定していることが、イコール良質の業務ではない場合が往々としてあるものです。

さて、はたして今の業務はそれでいいのでしょうか?


■ノウハウをちょっと
そうやって、常に今のアナタ自身の仕事や業務に疑問を持ち続けることが今回のポイントでもあります。

安定すると、そこに留まろうとする力が働くものです。

良いものは残す、悪いものは変える、とはいったものの、良い悪いを評価する、疑問に思う視点が欠けていたら問題です。

欠けてはいないのでしょうが、蓋をしがちです。

どうです? 振り返ってみてください。

蓋をしてしまったこと、あるのではないですか?

そうしているうちに、本当に変わらなければならないタイミングどころか、変わることにすら気付けないままになってしまいますよ。

悩むこと、疑問に思うことを諦めないでください。

そして、考えてください。

今、変わりつつあること、変化することが何で、あなた自身はどうするのか、どうしたいのかを。


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2010年12月12日

第263回 身の丈に合った○○

身の丈に合った○○
■今日のフィードバック
最近、自分の子供の頃についてを考えてみました。

あの頃は、時間の流れが遅かったとか、新鮮な好奇心に満ちていて、今思えば好奇心猫を殺すという言葉どおりになりかけたこともありました。

うん、懐かしい。

でも、懐かしい話のなかにも、少し思ったこともあります。

それが、学生服です。

今時、詰襟の学生服ってどうなの? とかいう話はさておいて、どうしても中学一年生を見ていると、似合っていないですよね。

服がでかい!

そう、服に身体が追いつくのを待っているんですよね。

だから、大きめのサイズを親は準備してくれるんですよね。

それって、別な見方をすると、親は子供の伸びしろに期待しているという事ですよね。

さてさて、それが大人になると、その辺が見えづらくなっていますね。

どうです? アナタは、身の丈に合わない服をあずけられた経験はありますか?


■重要なキーワード
さて、先程の『身の丈に合わない服』とはいったい何だったのでしょう?

ま、訊くまでもなく、仕事や技術、社会人として、といった部分に気付いてくれたことと思います。

うん、思って。それ前提で進めますんで。

単純に怒られたとか、注意されたとかいうレベルでものを見ていると、あまりそう考える事は出来ないのかもしれません。

また、自己に確信的な何か――それはこだわりであったり、感情的な好き嫌いかもしれません。

でも、聴き手の問題にばかり目を向けるのではなく、受け止め手も成長するべきです。

期待しない人には、何も注意しませんよ。
注意したり、怒るという精神的エネルギーの消費量は意外と多いんですよ。

注意する、怒る人って、実はものすごく優しい人なんでしょうね。

そして、期待されていることが、水準か水準以上なのかもしれません。

水準であれば、努力してでも自己を引き上げる必要のあることです。

そして水準以上になれば、身の丈に合わないと感じてしまう事もあるでしょう。

ですが、ここであえて身の丈に合わない服を着てみてもいいのではないでしょうか?

身の丈を知れ、という言い方をする言葉なので、分相応という意味が強いというか、その通りです。とはいえ今回の意味は違いますからね。


■ノウハウをちょっと
期待されている伸びしろ、という意味で少しだけ背伸びしてみれば新しい自分自身を発見できるのではないか、という期待と希望の話題になってきてしまいました。

まぁ、いいんですけどね。

でも、それだけではまだ足りない気がします。

僕らは職人ですからね。

専門知識と技術を向上させることに興味関心が高いはずです。

さて、では、他人に与えられた身の丈の合わない服ではなく、自分自身で身の丈にちょっとだけ合わない服を仕立ててみてはどうでしょう?

はたまた、ある一定の水準以上に自分自身が在ると感じているなら、その服でもいいでしょう。

イギリス服を引き合いに出させてもらいますが、かの国のスーツはスタイリッシュですよね。

服に身体を合わせるそうです。

厳しく自分を戒める、そして自らを高みにおこうとする姿勢があるということですよね。

さぁ、それを身の程を知るととるか、伸びしろ分の成長ととるか。

アナタはどちらでしょう?



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2010年12月05日

第262回 意図を伝えること

意図を伝えること
■今日のフィードバック
さて、久しぶりに実習に直接役立つお話をしてみましょう。

もちろん、臨床に出ても役立つことでしょう。

それは、自らの意図を伝えるために言葉を選ぶということです。

学生さんで、しかも校内発表やセミナーを経験した方なら思い当たることでしょう。

発表したことで、真実伝えたかったこととは別なところに質問や意見が集中してしまい、ガッカリしてしまったことはありませんか?

さて、そうなってしまったとき、相手に引っかかった言葉はいったいどんなものだったのでしょう?

少し、思い出してみましょう。


■重要なキーワード
色々と思い出されてきたでしょう。

あまりいい思い出ではない人もいるでしょう。

実のところ、理由は様々、個別の部分であることは確かにそうです。

でも、少しレジュメを作成している時まで遡ってみてください。

それともレポートの作成でしょうか?

そのとき、自分の伝えたいことを客観的に書こうとするあまり、解釈の広さを残したままにしていたのではないでしょうか?

そして、それはレポートだからこそ、ハッキリしている根本原因以外は断定的な表現にせず、後の客観的事実をふまえて新たな解釈が得られるように書いていたはずです。

そう、レポートだから、なんですよね。

レジュメにする場合、紙面が限られていたり、条件があるわけですから、そのなかで最大限に自らが伝えたいことを選択しなけばならないんですよね。

ですが、実際はどうでしょう?

レポートの直しをバイザーとギリギリまでやって、レジュメはレポートの切り貼りになっていませんか?

それでは、せっかくの校内発表、セミナー時に伝えたいことが伝わらず、ひいては関わらせていただいた患者さん、利用者さんを誤解されてしまったままになるのではないでしょうか?

それは、意図するところでも、本意でもないですよね。


■ノウハウをちょっと
さて、ではどうするか。

最初に対処法を言ってしまってもいるのですが、言葉を選ぶということです。

言葉を大切にするということを、臨床実習中でしかも極限状態にあるアナタに求めたい。

僕は常々、文系、理系という括りは如何なものかとおもっています。

しかも、作業療法のみならず医療系のほとんどは、云ってみれば文系の要素が非常に強いとおもっています。

理系の人は総じて文章の読解力があるのではないでしょうか?

自らの考えを、論理的に、しかも他の解釈を許さない根拠ある展開。

それをしているんですから。

さて、ノウハウと謳っているものの、言葉を選ぶには語彙力が必要。

語彙力を高めるためには、より多くの文章に触れること。

一朝一夕には成らぬものです。

実習が終わりセミナーも終わった方なら、油断せず、臨床に向けて復習なり、国家試験勉強の合間に息抜きで何かを読んでみてはいかがでしょう?


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2010年11月28日

第261回 日曜の朝、町を歩こう

日曜の朝、町を歩こう
■今日のフィードバック
アナタは、日曜日の朝は何をしていますか?

布団の中でぬくぬくとしている?

親に言われて無理矢理起きて御飯を食べたものの、ぼんやりとテレビをみていたり?

遊びに行く準備で逆に忙しかったり?

でも、日曜日の朝早くに町を歩いているというかたはなかなかいないのでは?

どうですか?

アナタは日曜日の朝、町を歩いてみたことはありますか?



■重要なキーワード
さて、今まで僕の話にお付き合いくださっているアナタならピンときたことかと思います。

日曜日の朝、町を歩くことそのものが話の根っこではないことにね。

では、ここでいう日曜日の朝とは何か?

そして、町を歩くということは何か?

すぐにネタバレしてしまうのではなんですから、今一度考えてみてください。


五分経過


はい、しっかり考えました?
この流れ、久しぶりですね。

ちと、原点回帰してみたり。

では――まず『日曜日の朝』ですが、これはアナタの『日常の行動』を示しています。
先に誘導してしまった通り、普通は寝てたいのが休日の朝です。
日常の行動、もっと広げれば固定観念ってことになります。

そして『町を歩く』ということは、日常と違う行動をしてみること――つまりは、『角度を変えてものを見る』ということです。

どうです?

ここまでは気づけていました?

それとも、その先の部分の方が先に思い浮かびましたか?



■ノウハウをちょっと
そう、まだ先があるんです。

『日常の行動を角度を変えて見てみる』

というその先。

つまり、いつも普通だと思っていたことや、常識だとおもっていたこと、そんなものの陰や裏側には、別な姿があるということです。

そしてその別な姿とは、新しいことを発見したり、思いついたりするきっかけであるということです。

さぁ、どうです?

本当は毎日新しい朝を迎えているんですよ。昨日と同じ日はありえないのですから、変わらない日常と思わず、いつもと違う事をちょっとだけしてみてはいかがでしょう?

出勤のルートを変えてみるとか、今まで選んだ事のないランチメニューに手を出してみるとか。

大きな事をいきなりしようとせずとも、ちょっとだけ違う事をしてみましょうよ。

新しい何かにきっと気付けるはずです。

きっと、ね。



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2010年11月22日

第260回 本物を選ぼう

本物を選ぼう
■今日のフィードバック
最近、よく話題になることがあります。

誤解をされたくない、ということです。

やはり、人と人との関わりで成り立っているのがこの世界です。

どうしても、お互いに理解しあわなければならない場面が出てきます。

歩み寄って妥協点を見つける場合もありますが、でも実際には誤解をさせない説明や語りかけが必要なのかもしれません。

そして、先に云ってしまった妥協点という言葉も、はたして本当に妥協すべき点であったのでしょうか?

アナタも少し考えてみませんか?


■重要なキーワード
さて、ここでキーワードになっているのは『誤解』ではないかと思ったでしょう。

ですが、タイトルは本物を選ぼうです。

うん、実は『本物』って見つけづらかったり、一般に浸透していない事がありますよね。

派生や亜種が一般的になっていたり、本当はこう言いたかったんだ、根本的な理念はコレなんだ、といったものが置き去りにされていることがありますよね。

情報社会の弊害とまではいいませんが、ネット検索で表面的なことを知ることが出来てしまい、その本当の意味を知ることなく済ませてしまっていないでしょうか。

なかには、自分で勉強できるから、と、あえて他者と関わったりせず自習を好んでしまう事もあるでしょう。

実はそうしている限り、表面的なものばかりを収集して、本当に押さえておかなければならないことに到達し辛いのではないでしょうか?


■ノウハウをちょっと
実のところ、この話題は最近理学療法士の友人と話していたり、全くジャンルの異なる人、モデルやデザイナーの知り合いと話しているときに出てきた話題なのです。

デザイナーさんは自分の表現したい世界が一般で認知されているものが安かろう悪かろうの中途半端なものであることにもどかしさを感じているという話をし ていました。そこで、本物とは違う事、本物の理念は全く違うものなのに誤解されたことが本物と思われてしまっているそうです。

で、我々セラピストはどうだろうと考えてしまいました。

我々セラピストがクライアント中心に考えることが本質であるのに、ときにその本質からズレたことをしており、それが取り上げられてしまうもどかしさがあります。

うん、なんていうか、今回のテーマは『本物を選ぼう』ではなく、『本物の生き方を選ぼう』なのかもしれません。

僕自身、まだまだ考えが浅いと思い知らされた体験でもありました。

実のところ、まだまだ整理しきれておらず、でも陶器細工のようになっていた虎斗町の作業療法像を粉々に打ち砕くきっかけになったと思っています。

ついでにいうと、その本物や本質が揺らがなければ、妥協点のポイントも変わってくるはずです。そして、漠然と妥協していた事にも妥協しなくなり、本当に伝えるべきところを伝えるための妥協点を自らの意思で選択できるようになるのではないか、と考えております。

難しい事をさらに難しくしたんですけどね。


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2010年11月14日

第259回 常識を疑え!

常識を疑え!
■今日のフィードバック
ここ最近、悩んでいることがあります。

その一つに「常識」と云うものがあります。

僕らの目の前で起きていること、上司や同僚が行っていること、そしてその判断の基準になっているもの……

それらが医療という枠のなかで常識とされ、毎日が動いています。

そう、動いているんです。

どうです?

本当にそれで良いのでしょうか?

常識とされていることが、果たして正しいのでしょうか?


■重要なキーワード

そもそも、何故こんなことに思い悩んでいるのかといえば、専門家、専門職、有資格者のほとんどの人達の意識が低いと感じているからです。

実際、その意識の低さに直面してしまったからです。

え? 失礼なこというな?
作業療法に対して意識を高く持っている?

あぁ、そうですね。専門職ですもんね。

専門職が専門領域に対して意識を高く持っているのは当然じゃないですか。

そんな目に見えてすぐにわかる事……つまり常識とされている事ですよね。

そう、そこではないんです。

専門家ゆえに専門領域の造詣は深いのですが、実はそれ以外には驚くほど疎かったり、気にしていないことが多いですよね。

うん、専門領域にのみ特化しているだけで果たして良いのだろうか、と思ってしまうんですね。

ここでいう常識を別な言葉でいえば、固定観念ってことにもなるのかな?

繰り返しますが、それが今、果たして正しいのだろうか?

時代が変化し続けている今、そのままで良いんだろうか?

そういった疑問を持つべきなのではないのだろうか……

最近、そんなことを考えてしまっているんです。


■ノウハウをちょっと

これは僕自身にも言えることで、僕の今の常識というものは、狭いなかでのものでしかなく、もっと色々な現実を知るべきと思っているんです。

まぁ、それを他者のなかに見て、押し付けてしまうのは良くないことですけどね。

さて、色々と僕の思いばかりを語ってしまいました。ですので、もう一度質問しておわりにしたいとおもいます。

大枠でいうところの常識、そして医療のなかでの常識、部署やセクションごとの常識、それを意識して現実を見極める目を持てていますか?

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2010年11月07日

第258回 受け身でいいのか?

受け身でいいのか?
■今日のフィードバック
昨今の学生さんに見られる特徴的なものとして、『受け身である』というものがあります。

まぁ、おそらく僕らの世代が学生の時にも先輩OTから云われていた事なのかもしれませんが。

とはいえ、最近は『受け身である』というより『受け身に過ぎる』というのかな? 常に待ちの状態であるように思いますが、如何?

実習初日のオリエンテーションを受けて、その感想を書いてこない。
初めて参加したプログラムについての分析を行わない。
行事に参加しても、その行事の分析はおろか感想すら書いてこない。
酷ければ、患者さんの名前を本人に尋ねず、バイザーに訊いてくる始末。

うん、最後はなにやら少し違って見えますが、まぁいいでしょう。

どうです?

これらについて心当たりはありますか?

また、これらの問題点は何処にあると思いますか?


■重要なキーワード
先に『受け身に過ぎる』とかきましたが、それが問題点ではありませんよ。

まぁ、問題点といえばそうですが、根本的な問題、いや原因ではないですよね。

これもよく見られることですが、『根本的な原因に到達できない』なんてものもありますね。

はてさて、いったいどうして受け身なのでしょう?

そもそも、待っていれば教えてもらえるという状況は、義務教育で終わりのはずなんですよね。高校生になれば、勉強は自らの意思で行うのが本来のあり方なのかもしれません。

ですが、今や高校に行くのは当たり前。昔から待っていても教えてくれる状況から変わりはない。

そこで、高校から先に進学するにあたって、初めて学びの方向性が変わるんですよね。

ですが、ここで自ら積極的に学ばなければ教えてくれないということを教えてくれたり、そこに気付かせる示唆をすることがないままになっているのではないでしょうか。

うん、まぁ、それを待っていれば受け身であることから離れられないでいることには違いなく、気付いた人だけ先に進んでいくという状況になっているという事なんでしょうけどね。

でも、やっぱり学びの姿勢を変えなくてはいけないという事を教えなければならないのかもしれません。

今まで上辺だけの学びでどうにかなってきたことから、その物事の本質や理念、理論を知らなければならないところに来たことに気付かなければならないのですから。

そして、実は講義のなかでは本当に基礎的なことしか教えておらず、その後の疑問点などを質問する事ではじめて理解できるということに気付けるでしょう。

それが顕著にでるのが臨床実習になるのでしょう。

今時の学生さんが実習に耐えられなかったり、すぐに破綻をきたすのは……。


■ノウハウをちょっと
あれ?
あれれ?

そうすると、基礎知識が無い以前に学びの姿勢ができてないって事になってしまうのかな?

テストの為の勉強しかしてこないからこうなったんでしょうかねぇ。

では、さて、どうしよう。

いきなり、能動的に、積極的に行動しなさい! とかいっても、なにをしていいのかワカラナイってオチかもしれませんし。

うむむぅ~ん。

じゃあ、事例を出して、出して、出して……。

より多くの状況を情報として提示して、似た状況の時にその事を思い出して行動してもらうしかないのかもしれませんね。

でも、それって、結局、その事例に対して考える人と考えない人が出てくるってことだし、実はもっとも考えて欲しい人が考えないで終わってしまうという、今と同じ状況を上塗りするだけになってしまうのかもしれません。

僕自身も、アナタたち学生さんがどういう状況にあるのかを、より把握する必要がありそうですね。

ふむぅ~。

尻切れトンボで申し訳ない。



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2010年10月31日

第257回 天の導き

天の導き
■今日のフィードバック
さて、今回は久々に質問から入らせていただきます。

アナタは、真実どん詰まりに陥るほどに物事を考えた事はありますか?

うん、まぁ、アレです。

僕は時々思うことがあります。

今時の学生さんは、自らの力で何かをひねり出そうともがき切って、それでもうまくいかないという状況に陥った事はあるのだろうか?

と……。

以前も話題にだした気もしますが、今や情報が溢れかえっており、その情報の検索力が鍵を握る時代になってきました。

ですが、既存のものがある故に、パターン化されたものしか対応できない。

期待されている状況まで到達していないが、及第点だろうというところで妥協している。

そんな姿が見受けられます。

さて、アナタはどうですか?

そんな時、真実どん詰まりになるほど、物事を考えましたか?


■重要なキーワード
インドの諺にこんなものがあります。

「必要な段階に至った時、師は目の前に現れる」

これは僕の短い人生経験のなかでも、そういえば……と思うことがあります。

ですが、それは真実悩みに悩んでいたときがほとんどで、先に云ったような、妥協するような状況では、それはありませんでした。

うん、何を云いたいのかといえば、必要な段階に至っていない時に、新たな事を学んでも身につかない、ということです。

最近の学生さんによく見られるのが、模範解答をすぐに知りたがるということです。

どうです? 心当たりはありませんか?

模範解答に近づくための思考プロセスはそっちのけで、考える事を諦めてしまっているなんてこをしていやしませんか?

だから、いつまでたっても必要な段階に至れないし、バイザーが様々なことを話したとしても、現実が伴わないために、師が現れたことに気づけない。

そう、思えてきませんか?

ついでに言えば、そんな状況に陥っているのだから、考察も書けないし、実習でのフィードバックをストレスに感じるだけのものになってしまっているのではないでしょうか?

どうです? アナタは、真実どん詰まりになるまで考え抜いていないな、と思ってしまったのではないですか?

うぅ~むむむ。

少し、質問攻めにしてしまいました。

質問攻めにしてしまいましたが、僕は思うんですよ。

本当に、もったいないなぁ~と。


■ノウハウをちょっと
だってそうですよね。

自ら考えるという事を放棄してしまっては、アナタ自らが生み出す喜びや、達成感を得ることなく、上っ面なことを撫でていくだけの人になっていくだけですよ。

本当に、それでいいんですか?

では、こと実習へと焦点を絞ってお話すれば「作業療法への探究心」を評価されますよね?

それが危ういと評価された日には、作業療法士になって大丈夫? と云われているのといっしょですよ。

上っ面なことではなく、真摯に物事を考えて、悩みぬいたとき、様々な思考の残骸がアナタのなかに蓄積されます。

それが、今は役に立たなくても、思いがけないところで新たな出会いを生むかもしれないのです。

本気で悩んでみてください。

そのとき、はじめてアナタのバイザーが自らに道を指し示す師となる瞬間となるのでしょうから。


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2010年10月24日

第256回 突き抜ける力

突き抜ける力
■今日のフィードバック
さて、最近のこの話題が技術的なものではなく、後続の人たちに姿勢を伝えるという方向性になってきている事にお気づきかと思います。

というのも、小手先のテクニックなどというものが、いかに薄っぺらなものなかのかを知ってほしいからです。

アナタは心当たりがあるのではありませんか?

「とりあえず、ここまでやっておけばいいや」

という感覚。

「知りません」

と、恥ずかしげもなく云っている感覚。

どうです?

アナタは今、真摯に、心の底から真剣に取り組んでいることはありますか?

そして、それを自信をもって云えますか?


■重要なキーワード
さて、何故これを聞いたかといえば、今の学生さんに真剣さが見えない。

実習が終わる時に、自分自身頑張った! まだ実習を続けていたい! そういう真剣な涙を流す学生さんがいなくなってしまいましたよね。

なんていうか、真剣にやってます、真面目にやってます、努力してます……

そんなスタイルをすることばかりですよね。

だから、レポートが書けない、締め切りが守れない。

その原因になっているのが、いわゆる基礎知識のなさ。

更にその原因になっているのが、テキストを読解出来ないこと。

何故なら、文字にふれていないから。論理的思考を身につける努力を怠ってきたから。

「このくらいでいいや」という80%仕事を続けてきたからなんですよね。

わかります?

80% × 80% = ?%

この計算式が出来ますか?

流石に、6400% と云われたときにはオイオイと思いましたよ。

64% ですよね。

中途半端な仕事を積み重ねれば積み重ねるほど、クオリティが下がっていることに気付けましたよね。

何処かで100%のことをしない限り、気付かないうちに質の悪い一山いくらのセラピストに、いや人間になっていくんですよ。

あぁ、ついでに煽っておきますか。

アナタが作業療法士になりたい、という想いって、自分自身のトラウマやネガティブな感情を雪ぐためのテクニック収集、国家資格というラベル欲しさというものになっているのではないですか?

だから、患者さんに興味は持てないし、兎に角楽してどうにかしようと思うのではないですか?

本当に、それでいいんですか?


■ノウハウをちょっと
えぇ、本当に煽ってます。

確かに、なかには「違う」とはっきり云える人もいるでしょう。

ですが、そういった突き抜けたひとはいいですよ。

真剣にやっているのでしょう。

ですが、今、アナタは「違う」とはっきりいえますか?

他の人がどうとかではなく、アナタに訊いているんです。

他の学生の行動を見て行動しているのではないですか?

自分自身の考えをしっかり持っていますか?

真実、アナタは作業療法士になると言い切れるのですか?

学校にいれば、自動的に進級できるとかいうのは、中学生で終わっているはずですよね?

どうです?

自ら考え、それを実践していますか?



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2010年10月17日

第255回 夢と工程分析

夢と工程分析
■今日のフィードバック
アナタには、夢はありますか?

あぁ、学生さんの『作業療法士になる』とかいうことではないですよ。

その先にある、またはそれとは別な『夢』です。

どうですか? 思い当たりました?

ちなみに僕の夢の一つは、作業療法士が主人公のドラマを作ることです。
まぁ、正確にはちと表現したいことと違いますが。

さて、そしてその夢を実現するためにアナタは何をしていますか?

夢をただの夢として諦めている。

また、夢はそれに向かって突き進むこと、と猪突してしまっている?

色々、個々人の想いはあると思いますが、さて、それでいいのでしょうか?

折角、作業療法を勉強してきたんですからね。

何か応用して考えられないものでしょうか?


■重要なキーワード
うん、まぁ、応用するも何も、作業分析――というか工程分析をしてみては如何でしょう?

何故か、作業療法で学んだ治療までの分析過程や、物事を達成する為の手順というものを、患者さんや利用者さんに向ける事はできても、自分自身にむけることがなかなかできないんですよねぇ。

本当に、不思議。

夢――大きすぎて達成なんて出来ないよ。

そんなこと思っているのでしょうが、実はちと違うのではありませんか?

大きすぎるなら、小さくすればいいじゃないですか。

え? 大きな夢を諦めろってことかって?

そんなことは云ってませんよ。

学校でやりましたよね?

目的を達成する為の長期・中期・短期目標を立てること。

まさにこれではありませんか?

物事は大きく考えていても埒があきませんからね。

物事を達成していく手順を、小さく具体的に考えていくべきなのでしょうね。

だから、夢を諦めるとかではなく、小さく分解して、どの段階で何処まで現状をもってくるかという、到達目標を定めながら進んでいく事が大切と考えます。


■ノウハウをちょっと
なので、作業分析――工程分析なんです。

では、早速簡単にやってみますか。

まずは、リハゴールでもアナタの夢でもいいのですが、到達地点を設定しましよう。

で、この到達地点に現在到達できない問題点は何でしょう?

そう、それが裏返ったものが長期目標。

そしてこの長期目標に到達できない問題点は?

裏返して中期目標になったら更に小さな問題点は?

ね、いつの間にやら短期目標まできましたね。

そして、この短期目標を解決する為の方策を立てる、と。

ね、到達地点が違うだけで、やってることは一緒なんですよね。

で、より細かく、より小さく考える為に、一つ一つの工程をより具体的に考えるようにしていく必要がある、というわけですね。

でも、きっとアナタもやらないのでしょうね。

何故って、楽をしたがるのが人の性。

わかっていても、やらないんでしょうね。

本当に事を成そうとするのであれば、揺るがず、冷静に、一つ一つ達成すべきなんですよね。

そうそう、ひとつ云い忘れてました。

たぶん、コレのせいで足踏みするというものです。

それが、最悪の状況をも考えておく、ということ。

中途半端にものを成そうとしている人が理由にする事のほとんどが、このリスクというものでしょう。

そのリスクも含めて、やる、と言い切れる人が物事を成せるひとなんでしょうね。



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2010年10月10日

第254回 完璧などない

完璧などない
■今日のフィードバック
アナタは、人間ですよね?

うん、いきなり何を質問してるんだ? と思ったことでしょう。

ですが、これはこの文章を読んでいる時点で誰もが逃れられない事実です。

何を云いたいのかといえば、タイトル通り完璧などない、ということです。

アナタは心当たりありませんか?

なんでうまくいかないのだろうと思うジレンマ。

失敗を繰り返してしまう悪循環。

注意される事に対する恐れ。

まぁ、なんでもいいのですが、ネガティブな感情を揺り動かすイメージばかりですよね。

でも、それって、仕方ないんです。

アナタは人間に生まれたのですから。

そもそもが、人は失敗するように生まれついているんですから。

とはいえ、それだけでは拙いし、先に進まないです。それらを覆すのが社会人としての行動であり、専門職としての姿勢と僕は考えます。

さぁ、失敗するように生まれついているアナタ。
アナタは失敗した時に、どんな行動に出ますか?


■重要なキーワード
平成14年頃より、日本の医療・福祉の業界に、医療の質を向上させようという、質改善に関する話題が出てくるようになりました。

厚生労働省の出してきた流れからも、質の向上が事故防止対策、医療安全対策の基本であり、そのために他産業や一般企業から学ぶ必要がある、ということが読み取れます。

そもそも、当時まで、そして今でさえも、医療従事者はミスを犯してはいけない、完全無欠のスーパーマンたらねばならない、というプレッシャーのなかで仕事をしていることでしょう。

ですが、それは医療における完全神話――というより、幻想に近い中身ですよね。

だって、人は誤りを犯すよう生まれついているんですから。

あぁ、だからって、諦めろという話をしたいのではないんですよ。

人には、智恵があるんですから。

「人は誤りを犯す。しかしそれは回避する事ができる」

この考え方をもととして欲しいんです。

だから、誤りから学び、事故を防ぐという視点から様々な取り組みがなされるようになったんですからね。

アナタの所属する組織、行った実習地には、医療安全委員会があるのでしょう?

あぁ、関心が無かったから実習中気付きませんでした?

うん、今すぐ帰っていいよ。何の為に実習にきてるのやら。

作業療法士を目指しているからといって、作業療法だけを勉強していれば良い訳ではないんですからね。

うん、余談。激しく余談。そして、わざと煽りました。

ま、それはさて置き、完璧などない、ありえないのですから、事前に防止するための取り組みを行うことが、医療・福祉の現場では求められていると思ってください。


■ノウハウをちょっと
さて、最初に話題にしましたが、アナタは失敗したときにどんな行動に出ますか?

先に話したように、ネガティブな思考のループにはまって、ぐるぐるとりとめもなく思い悩んでしまうのですか?

それでは、拙いですよね。

落ち着いて考えてみてください。

激しく怒られた(まぁ、怒られたという発想自体に問題アリですが)ときの状況はどうでしたか?

こんな小さいことで、と思えることだったのではないでしょうか?

小さいことだからこそ、目くじら立てて注意するのです。

小さなことの積み重ねが、大きな事故を未然に防ぐ事になるんですから。

医療の現場では、人の生き死にに直接関わる事が少なくありません。

先入観や、この程度、と思うことこそが重大事故の原因になるのです。

では、どうしましょう?

精神論や単純なハウツーでは乗り切れていないのが現状ですよね。

う~ん。そうですねぇ。

プロセス思考はどうでしょう?

作業療法士なら馴染みのある動作分析です。

行為をするためには、様々な工程を経ねばなりませんよね。

失敗した工程を洗い出して、分析する。

失敗の原因が見つかったら、その原因を排除、あるいは回避する新たなプロセスを構築する。

こんなんでどうでしょう?

自分達が行っている、作業療法の評価-再評価のサイクルを自分の行動プロセスに当てはめて考えてみるのみいいですよね。

・ある行動をとろうとした(治療計画立案)
・実際に行動してみた(治療実施)
・失敗した(評価)
・失敗を防ぐ為に考えた(治療計画再立案)

ね、意外といけそうな気がしませんか?

患者さんにやってるなら、僕らも自分の業務工程や行動計画に対してやれないこともなさそうですよね。

最後に、それでも迷ってしまった時のアドバイスを……

「迷ったら、善いか、悪いかで判断すること」

今回は長文になった気がします。
根気よくお付き合いいただきありがとうございました。

「作業療法塾塾長」虎斗町@黒衣の作業療法士


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2010年10月03日

第253回 価値観とものの見方

価値観とものの見方
■今日のフィードバック
アナタは、人と話をしていて「何か違うな」と感じる事はありませんか?

そして、それに対して自分の意見を言ったり、真っ向から否定する言葉を連ねてしまった事はありませんか?

おそらく、患者さんの前ではそういったことはないのかもしれません。

傾聴、ということを叩き込まれていますからね。

さて、では、同じ職員同士。

しかも、他職種の人とだとどうでしょう?

あぁ、真っ向では云いませんよね。

遠慮もありますから。

でも、陰ではどうですか?

自分の意見と合わないことを理由に色々愚痴っていませんか?


■重要なキーワード
いえね、別にいいんですよ。愚痴っても。

ですが、さて、ただ単に感情的に話しているだけで果たしていいのでしょうか?

だって、他職種ってだけではなく、そもそも生きてきた環境から違う、別な人間なのですから。

そう、違う人間なのですから、考え方が違っていて当然。

フィルターも違うのだから、同じものを見ても受け取り方が変わって当然なんです。

それを、理解し、納得しているか、ということが忘れられていますよね。

対同業者だと。

これって、すこうし、おかしいですよね。

だって、言葉を変えてみれば、患者さんって、お客様であり、ラストユーザー。外部顧客であり、最終工程者です。

対して、職員、同僚は、後工程の人たちです。

そう、後工程はお客様。

同じお客様には違いがないはずなんです。しかも、内部顧客という言い方になります。

そういった人たちのはずなんですよねぇ。

ま、それも僕の価値観といえばそうですが、ちょっと冷静に考えてみれば、価値観に違いはあれど、同じ人なんですよね。
しかも、立場がすこうし違うだけ。

感情を抜きにして考えてみれば、するべきことは同じだという事に気付けるかもしれません。


■ノウハウをちょっと
とはいえ、価値観の違いを強固に主張してくる方たちもいます。

そういった人たちは、感情論が先にくることもしばしばです。

実のところ、仕事をするって場合には、価値観をすり合わせる必要があるんですよね。

で、同じ言語で話せる人たちを集める事が大切だったりします。

でも、そこに感情が入ってきてしまうので取り扱いが厄介になったりするんですよね。

おっと、取り扱いというのは非常に失礼な物言いですね。

わざとですが。

僕自身、そういった方たちをうまく同じ価値観の土俵に誘導することに悩んでもいます。
ですので、このやり方がいい! ということを紹介できるわけではないんです。

でも、考えたいですよね。

価値観とものの見方が違うという前提をわかったうえで、感情的にならず冷静に対処する。

あらためて、書き直しただけになっていますが、根本に一番近いことと今の僕は思っています。

感情的になることで、折角見えかけたことが隠れてしまうなんて事のないように、ですねぇ。




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2010年09月26日

第252回 恥をかけ、斜に構えるな

恥をかけ、斜に構えるな
■今日のフィードバック
今回のテーマにあげたのは、近頃の学生さんの非常に困った態度の事です。

タイトルを真逆にしたもの――

恥をかけない。斜に構えている。

これです。

どうです? アナタも思い当たるのではないですか?

いやいや、少し厳しい対応を取りましょうか。

この言い方でピンとこない感受性の低い、底辺の人たちに話を合わせましょうね。

アナタは、患者さん・利用者さんが作業や訓練、レクリエーションに乗ってこないことが多々ありませんか?

そして、その原因を患者さんや利用者さんのせいにしていませんか?

あぁ、違うと云うのでしょうね。

でも、そこで違うと言い切るのではなく、自分のせいだとしたらどういったことが原因なのだろう、と考えてみてください。


■重要なキーワード
うん、今回、かなり挑発的に話し始めました。

というのも、先にも云いましたが、感受性が低下しているというか、感じる事、考える事を諦めているのではないかと思い、ややネガティブな感情に訴えてみました。

ま、それはさておき、挑発はしましたが、事実でもあるんですよね。

学生さんに限らず、恥をかいて、馬鹿やって、患者さんや利用者さんの心をほぐしていこうという事が出来ないセラピストがいるのもまた事実。

ベテランナースや助手さんが患者さんにそういった対応をしているのを、勘違いセラピスト……いや、先生様セラピストかな――は、「テンション高いですねー」とか的外れなことを云ってしまう始末。

そんなセラピストがベテランナースや、助手さんからどういう目で見られているか知ってますか?

「仕事で役割だからやってんだよ。
本当はアンタの役割なんだから、
アンタが率先してやらないでどうするんだよ!」

です。

うん、きっと、そういったセラピストが実習した先では、バイザーも先生様だったんでしょうね。

それか、バイザーがやって見せているのにも関わらず、壁際でポカーン、だったのでしょうね。

学生さんって、自分の思い描いているセラピスト像と違っていることはするつもりもないのかな? とか思ってしまいます。

そもそも、現場のセラピストを見るのが実習ではじめてのはずなのに。

あぁ、患者さんやご家族の立場で見たときのセラピスト像はカウントしませんからね。

それこそ、先入観の塊なんですから。


■ノウハウをちょっと
おっと、かなり話題が愚痴……いや悪口かな――になっている気がします。

でも、もうここまできたら飾ってもしょうがない。

僕も斜に構えるのはやめにして、突き抜けてみましょうか。

セラピストにとって、物事を冷静に、客観的に見ることは確かに大切。

でも、それと斜に構えることには、天と地の開きがあります。

斜に構える、ということは、この場では「物事に正対しない」とか「人のいうことをまっすぐ受け止めない」ことを云います。

さぁ、それを冷静に分析してみましょうよ。

斜に構えているアナタならできるでしょう?
(と、この場合は「物事に十分身構えている」の意)

それに恥をかけない、ということを加えて考えてみますか。

恥をかく、ってこと怖いですよね。怖気づいてしまいますよね。で、そんな姿をあとからアレコレ噂されたくないし、いわれたくもない、見られたくもない。――つまり、本来リーダーシップを取るべき立場になりやすいセラピストが、自分自身の中にあるネガティブな感情から、本来の役割を行わず、他人に自分のそんな感情を見透かされるのを嫌い、冷静で客観的な仮面を無意識にかぶってしまっているんですよね。

もったいない。

セラピストの成長が望めないというもったいなさ&患者さんや利用者さんに対して申し訳ない。

実は無責任で怠惰な態度である、ということに気付かなければならないのかもしれませんね。


参考:財団法人 福岡県中小企業振興センター『社員ビジネス心得』
http://www.joho-fukuoka.or.jp/kakugen/html/shainkokoroe.html



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2010年09月19日

第251回 卵が先か鶏が先か

卵が先か鶏が先か
■今日のフィードバック
えぇ、卵が先か鶏が先かです。

相互関係のある複数の事象があり、ある片方が誕生するにはもう片方が既に無ければならない、という矛盾した状況を比喩的に表現したもの――という説明を見つけました。

まぁ、言葉だけをを見れば全くその通りの意味ですよね。

でも、これとよく似た言葉があったりするんです。

それが、目標が先か手段が先か。

「?」と思った方のためにもっとわかりやすくすると、

改善目標が先か治療プログラムが先か、みたいな。

さてさて、いったいどういう事なんでしょう?


■重要なキーワード
おそらく、学生さんや学生時代を思い浮かべると、心当たりがあるのではないでしょうか?

レクリエーションプログラム、突然振られた計画立案、レポートの作成、色々な場面が思い起こされますよね。

そう、ついつい手段が先に思いついてしまい、それに目的や目標を合わせようとしてしまう。

そんな拙い考え方に陥ってしまい、指摘された事があったことでしょう。

最初に話題に出した言葉は矛盾を表現するそれでしたが、この場面での意味は、本来順序通りに考えなければならない事であるのに、提供側が提供したい、やってみたいという個人的な考えのもとに手段を先に考えてしまい、目的や目標との整合性がつかなくなるの意、といったところです。

ね? 心当たりがあるでしょう?

これは患者さんへの治療提供に関わる部分よりも、自分の業務計画や、日常的なルーチンワークでもっと浮き彫りになることがあります。

個人的に閃いた手段をやってみたいが為に、よくよく相談や、目的・目標との整合性も確認せず行ってしまい、結果大きなミスや、時間のロスが発生してしまう、なんてことがあったはずです。

なので、目的・目標が先か手段が先かなのです。


■ノウハウをちょっと
手段の為には目的・目標を選ばないでは大問題な発言ですからね。

何かをするというときには、まずアイデアを沢山出すことは大切。

そして、沢山出したものの中から、一つ一つ評価して、もっとも目的や目標に合致している、有用なものを選択するべきなんですよね。

って、あれあれ?

この流れだと、手段が先に思いついているって事にもなってしまうなぁ。

ということは、うん、やっぱりこれも目的・目標が先か手段が先か、どっちとも言い切れない要素も含んでいるようですね。

ま、沢山の手段を知っているから選択できるんですけどね。

いずれにせよ、卵が先か鶏が先か、ひとつ悩んでみてくださいね。



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2010年09月12日

第250回 精神について考える

精神について考える
■今日のフィードバック
はい、精神です。

精神といったから、すぐに精神科を思い浮かべたのではないですか?

まぁ、確かに僕はどちらかといえば精神科系のOTですからねぇ。

精神科のお話が展開される事を期待しちゃいますよね。

でも、僕は天邪鬼でもあります。

えぇ、もぉ、意地悪というより、根性悪です。

そんなストレートに話をするわけがない。

ということで、ここで話そうとしている精神とは、考え方や生き様としての精神です。

さて、アナタには、なんらかの精神というもの、ありますか?


■重要なキーワード

うん、なんというか、ここ最近、僕自身が考えてしまっている内容といえばそうです。

表現の仕方を変えながら繰り返しこの場で話題にし、考察を重ねているというか、思考のループにはまっている事でもあります。

ですので、今回は『何を大切に考えて行動するべきか』という方向で考えてみたいと思います。

タイトルにあげた精神という言葉そのものの意味なんですけどね。

なんというか、以前も話しましたが、僕ら医療に関わる人たちは、業務に追われてしまい、本来追いかけるはずの仕事を見失っているのではないでしょうか?

そもそも、僕らは何故医療の道に入ってきたのでしょう?

確かに、それは人それぞれの理由が存在していますし、それは自分以外の何者にも否定する権利のないものだと思います。

でも、ちょっと待ってください。

アナタは、それを今、思い出せましたか?

忘れてはいませんか?

心に余裕がなく、この世界に足を踏み入れた時の、期待に膨らんだ何かをどこかに置いてきていませんか?

青臭くたっていいじゃないですか。

大人の論理に合わなくたっていいじゃないですか。

だって、その時のアナタにはそれが真実であり、真理だった筈なんですから。


うん、少し熱くなってしまいました。


冷静に考えてみてください。

それは、諦めてしまったんですか?

自己実現したい何かだったはずですよね。

今、アナタがしていることは、本当に大切なことなのでしょうか?


■ノウハウをちょっと

うん、結局いいたいのは最近このことに集約されてきています。

小手先のことばかり追い求めていませんか?

ってね。

新しい物好き大いに結構。

でも、時代とともに変化していくものに合わせるだけが大切な事ではありませんもんね。

うん、少し表現が違った。

時代が変わっても、変化しない心のありようや気構え、理念、そういったものが大切なのではないかな……。

そう、思っています。



「作業療法塾塾長」虎斗町@黒衣の作業療法士


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2010年09月05日

第249回 動きに優雅さがない!

動きに優雅さがない!
■今日のフィードバック

いきなり何をいってるんだ! とか思われてしまったかもしれませんね。

動きに優雅さがない――別に言葉そのままに受け取っていただいてもいいのですが、でも実はそれだけではないんです。

テーマから早速離れてしまう発言をすれば、別に優雅でなくてもいいんです。

逆を言えば、だらしなくしてるな!

アナタ自身が、今、この瞬間に発信している情報がどんなものなのかを感じろ! ってことです。

え? よけいにわからなくなってきた?

いやいやいや、それじゃ拙いでしょう!

もっと、言葉を幅広く解釈してみてくださいよ。

色々なことに気付けるはずですよ。

考えてみてくださいね!


■重要なキーワード

さて、では動きといってしまったからには、外見的な話で。

僕らはセラピストです。そして、セラピストの生き方を目指す人たちです。

であれば、それぞれのセラピスト像があるかとは思います。

ですが、それはあくまで自分自身が描いているもの、あるいは見たことがあるセラピストの背中ということかと思います。

つまりは、セラピスト中心の考え方。

それでは足りないのではないかなぁ~と。

そう、相手となる患者さんや利用者さん、サービスを受ける全ての人、関わる全ての人たちにアナタ自身の姿はどう映っているのかを考えるべきでしょう。

格好をつけることに血道を上げることは出来るのに、セラピストとして格好のつかないことをしていませんか?

もっと具体的にいえば、姿勢の悪いセラピストに姿勢や身体のバランスについて講釈されても、説得力がないですよね。

だったら、アナタ自身の努力で変えられるものなら変えましょうよ。

もっと、アナタ自身のボディ・イメージに関心を持ってください。

一挙手一投足に気を配ってみてください。

そうやって、はじめて気付ける事があるはずですよ。


■ノウハウをちょっと

アナタは今、新米セラピストであったり、学生の立場かもしれません。

ですが、それをいっていられるのも今のうちだけです。

一年後、二年後、三年後を見てください。

果たして、今のままのアナタでいいのでしょうか?

更に五年後、十年後はどうです?

今の僕のように、後続の人たちに伝える役回りになっているはずです。

自分に自信がないから後続に伝える事ができない。

確かにそうかもしれませんが、それでは先にいった、自分中心、セラピスト中心という事と変わらないじゃないですか。

せめて、後続に見せたい背中をもつセラピストであったら、動きも自然と変わってくるはずですよ。

まぁ、優雅かどうかはわかりませんが♪


「作業療法塾塾長」虎斗町@黒衣の作業療法士


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2010年08月29日

第248回 めんどくさいは癖になる

めんどくさいは癖になる

■今日のフィードバック

めんどくさい……
つい、使ってしまう言葉ですよね。

でも、ついつい使ってしまうからこそ、僕らは流されてしまうのかもしれません。

え? 何に流されるのか、ですって?

そりゃぁ、楽な方に、楽な方に、ですよ。

アナタにも思い当たる節があるのではないですか?


まぁ、いいでしょう。


そこはそれとして――この『めんどくさい』という言葉が癖になると、どんな問題が発生するとアナタは思いますか?

さぁ、考えてみましょう!

めんどくさがらずに、ね。


■重要なキーワード

思いついたところから挙げていけば……

・やるべきことをやるべきときにしない
・悪い習慣になる
・物事が中途半端になる
・煩雑になる
・整理整頓に労力がかかる
・事故が起きやすくなる

うん、もっと出てきそうだけど、とりあえずこんな処で。

このリストを見てみてください。

アナタならどれに一番注目しますか?

うん、まぁ、一番下の事故~ですよね。

でも、まぁ、全体に通していえる事ってものも考えてみると、全部がつながっていることなんですよね。

例えば……

『やるべきことをやるべきときにしない』で、片付けをしませんでした。
それが『習慣』になって、全てが『中途半端』なままになってしまいました。
おかげで道具が常に決まった場所ではなく、その時置いた場所という『煩雑』な状態に。
それをどうにかしようとした時には後の祭り。『多大な労力』を必要とするため、『やるべきことをやるべきときにしない』ままにしていました。
するとどうでしょう。
思いがけないところで、『事故』が発生しましたとさ。


■ノウハウをちょっと

さぁ、これは非常に拙いですよね。

しかも、この『事故』というものをアナタは重大なものだけと思い込んでいるのではないですか?

重大な事ばかりが事故ではないんですよ!

あるべきものがあるべきところにないとか、そのせいで5分会議に遅刻したとか、煩雑な状態を作ってしまうことが、より大きな事故の呼び水になってしまっているということに気付いていますか?

ヒヤリ・ハットを始末書と勘違いしているレベルの低い認識は以前捨ててもらったとは思いますが、今一度考えてみてください。

まずは、自分で日常使っている言葉から意識していきましょう。

めんどくさい、と一回言ってしまえば、全てがイヤになってしまいますよ♪

「作業療法塾塾長」虎斗町@黒衣の作業療法士


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2010年08月22日

第247回 物事を分析する手段

物事を分析する手段

■今日のフィードバック

好むと好まざると、分析をするということは、医療に関わる全てのひとに不可欠なものとなっています。

ただ、残念ながら――今までそういった教育を受けてきている人と、そうではない人が混在するのもまた医療の業界でもあります。

特に現場に一番近い人たちにこそ分析する事が不可欠になっているはずなのですが、現場に一番近い人たちは物事を分析するという事を好みません。

逆に管理職や委員会、幹部になってくるほど日常的に分析を行っています。

ですが、それは業務で分析を行っているため、現場にその分析を落とし込むまで齟齬なり、温度差なりが生じてしまうのもまた事実。

本当は一緒のはずなんですけどね。

さてさて、なぜに現場に近くなるほど分析を好まないのでしょう?


■重要なキーワード

色々な理由はあるでしょうね。

まずは、時間がない、忙しい。

これは一番ナンセンスな理由ですね。理由にすらなっていないです。

時間は作るものであって、一見遠回りに見える分析を行ったほうが近い将来の隙間時間の発掘や潜在的なタイムロスの解消につながるというものです。

むしろ、そこよりも、分析をする土壌がないことであったり、分析を面倒なものと思っていたり、そもそも分析することに必要性を感じていない。

これって、分析をすることでの成功体験がないこともあるでしょうが、そもそも分析をするという教育を受けていないことが大きな問題点なんでしょうね。

なぜって、現場に一番近くて、様々な業務をかかえ、それを効率的にこなしていかなければならない立場の人は、助手さんやケアさん補助さんといわれる人たちですからね。

専門的な勉強をしてきた人たちが必ずしもいるわけではなく、また個人的な理由がより大きくなる人たちでもあります。

では、それは仕方ないのでしょうか?


■ノウハウをちょっと

実際にはそうも言っていられないのが現場なんですからね。

実際には、分析なんて言葉は使わずとも、現場の方々は工夫をしているはずなんですよね。

でも、それが的外れであったり、考える事が中途半端なままに始めてしまうから、後から何が良かったのか、また何が変わったのかがわからなくなってしまうんです。

それでは勿体ないんですよね。

それに、もっと勿体ないのが、そうやって工夫した内容が個人の中でおさまってしまい、他の人に伝達する機会が失われてしまうことなんです。

今回のテーマに手段という言葉を使ってしまいましたが、実際には手段ではなくそこにいたるためにまず何を考えなければならないのか、の話になってしまいました。

手段という部分に少しだけ触れるのなら、まずはその手段の足がかりになることを知る、ということから始めてみるのもいいかもしれませんね。


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2010年08月15日

第246回 自己犠牲前提はNG

自己犠牲前提はNG

■今日のフィードバック

アナタは、何かを成し遂げようとする時に、全て自分で行おうとしてはいませんか?

実習の場面で、レクリエーションの企画運営をする事になり、企画書が通ったはいいが、準備を実習時間外でしてみたり。

臨床に出て、プログラムの準備や行事の準備のために早朝出勤してみたり。

それが、部署の人間全員が一致して行っていることならいいでしょう。

ですが、そうではなく、自己の責任感であるとか、不安から、もっと悪い話しをすれば計画的に物事を進めなかったために、慌てて朝晩残って何かをしている、そんな状況に甘んじていませんか?

はたして、それはいい事なのでしょうか?

それとも……。


■重要なキーワード

はい、何故にこんな話題かと言えば、ついつい自己犠牲を前提に仕事を組み立ててしまう癖が、我々作業療法士にあるのではないか、と思ったからです。

なんでしょうねぇ~

ついつい、自己満足でやってしまうんでしょうかねぇ?

それとも単に時間の使い方が下手なのか?

いやいや、そもそも、作業療法士に割り当てられた時間というものが、あまりにハッキリしているからなのではないでしょうか?

精神科作業療法でいえば、二時間が標準で二単位。

つまり、勤務時間8時間中、半分は作業療法。

1時間は休憩で、残り3時間。

でも、片付け、プログラムの準備、記録、会議等で残り時間は無きに等しい。

あれれ、こりゃあやっぱり、朝晩残らなきゃ回らないんだろうか?

こんな日常の繰り返しが臨床の現場で起きていますよね。

で、実習に来ている学生さんたちは、それを見て、なんとなくダラダラとメリハリをつけられずに時間を使ってしまっているのではないでしょうか?

そして、その状況が学生が臨床に出て次の学生に伝えられる……。

う~ん……。少し、想像の翼を広げすぎている気がしないでもないですが、ちょっと早く来て、残った仕事を片付けておきたい、というバイザーの姿を見て、学生は必ずしもそういう状況になっている背景を理解しているわけではないということでしょうね。

それが悪い方向に流れてしまうと、勤務時間は忙しく動き回るばかりで、自分の抱えている仕事は時間外で行えばいいや、というふうに受け取られてしまうのかもしれませんね。


■ノウハウをちょっと

さすがに、コレは拙いですよね。

かといってその部分をすぐにどうにかできるのか、といったらそうでもない。

なかなか若い学生さんには伝わりづらいのですが、実際の現場を見たとして、それを行っているバイザーの行動が全て正しいわけではない。
また、バイザーがフィードバックしてくれた内容が、その人の行動と違っている事もある。だが、それはこの現場だと難しいが、これから先幅広く考えてほしい、という期待から言っていることもある。

そんなメッセージを含みつつ、学生さんに伝えていきたいこととは……


全てを勤務時間内に終わらせる努力をする、ということです。


え? システムが出来上がっているから時間外はほとんどない?

確かに、システムができあがっているならいいですよね。

ただ、システムが出来上がっていて、そこに乗っかって仕事をするだけになっていると、いざ自分でいちから仕事を組み立てようとしたときに、何故そういう流れが出来上がったのか、という部分が置き去りにされていることに気付くかもしれませんよ。

うん、話があちこちに飛びまくってますね。

もっと時間内に終わらせる努力をするという事を考えれば、時間を大切に使うということにつながるかと思います。

そこまで到達できると、いいなぁ。

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2010年08月08日

第245回 ときにはうぬぼれも必要

ときにはうぬぼれも必要

■今日のフィードバック

自惚れ……断じて『じぼれ』ではないです。

うぬぼれ。

自分の能力を過信するとか、周囲からそんな技量はないと思われているのに知ったかぶりをしてみたり……。

まぁ、そんな意味ですよね。

でも、これが臨床実習中になると、さ~あ大変。

どんなにどんなにやってみても、ある意味ダメだしされてしまう……。

そんな心理に陥ってしまうことでしょう。

でも、だからこそ忘れてはいけない事なのかもしれません。

え? なんでかって?

それをすぐに訊いてしまう?

いえいえ、まずは少し自分で考えてみましょうよ。


■重要なキーワード

さて、何事かを考えてみましたか?

少しは何かを思っていてくれないと、コチラとしても話す甲斐がないってものです。

それはさておき、何故に自惚れることが必要なのでしょう?

あぁ、違った。ときには、必要なのでしょう?

うん、ただ単に自惚れているだけではダメなんですよね。

何故って、それでは自己評価できていないというだけですから。

先にあげたように、自分の能力を過信するとか、客観的な評価と主観的な評価のギャップって意味だけでこの言葉を使ってほしくないということですね。

僕らは作業療法士、または作業療法士のタマゴ。

療法士、セラピストなんですよ。

己を知る、なんて話はどのバイザーもしてくるでしょうし、学校の教官も言ってくる事でしょう。

何故、己を知らなければならないのか、は今回のテーマとは若干逸れますので、『自分を知らなければ人を相手にすることはできない』とだけ言っておくこととして――。

なので、自分を知ったそのうえで、ときには自惚れてみるのもいいでしょう。

そう、僕はいっているのです。


■ノウハウをちょっと

まだ、意味がワカラナイ?

だってそうでしょう?

なにも僕たちはダメダメ評価を繰り返していって、残った機能を活かすために治療をしているワケではないはずです。

その人の持っている現在の能力を最大限に活かすために援助するのが僕らのすべき事ですものね。

さあ、それらをふまえて、あなた自身に置き換えてみましょう!

客観的に自分を評価して、自分自身の現状把握が出来たら、そこに感情的な要素がどう含まれるのかを考えましょう。

そして、それらをポジティブなものとして、またネガティブなものとして五つずつ書き出してみてください。

どうです? 意外と出てこないものでしょう?

ですけど、ネガティブなぶぶんはあなた自身が生み出している不安なことであり、ポジティブな部分こそ期待や希望ではないでしょうか?

ネガティブにばかり考えていても物事進みません。

ときにはポジティブに、自分に惚れて、うぬぼれてやってみるのも必要なのではないでしょうか?


そう、あくまで『ときには』ね。



「作業療法塾塾長」齋藤 信


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2010年08月01日

第244回 小さいことにこそ目くじら立てる

小さいことにこそ目くじら立てる

■今日のフィードバック

アナタは、何気ない事で激しく注意を受けた事はありませんか?

アナタは、それを「なんでこんなちっちゃい事を!」と憤慨した経験は?

そのくせ、大きなミスをした時、やたら優しくされて何故? と思ったことは?

さてさて、いったいぜんたい、どういうことなんでしょうね?

いえ、気付いているとは思いますよ。

臨床に出てそれなりに経験を積んでいたり、社会人経験のある学生さんならね。

でも、現役学生のみなさんはどうでしょう?

また、経験の浅い現役学生上がりの方はどうですか?

何事か、思うことはありませんか?


■重要なキーワード

臨床にでている皆さんはもう書いたことがあるでしょう。

医療事故報告書とヒヤリ・ハット報告書を。

え? 書いたことがない?

おかしいですね。

ヒヤリ・ハット報告書を書いたことがないと自慢しているなら、その考え方は非常に危険ですよ。

始末書か何かと勘違いしているのではないですか?

う~ん……困ったね。

まずはそこからですか?

ええい! めんどくさい! じゃあ、ハインリッヒの法則って、ネタばらしからいきますよ。

とほほ~。

◆ハインリッヒの法則
一件の大きな事故・災害の裏には、29件の軽微な事故・災害、そして300件のヒヤリ・ハット(事故には至らなかったもののヒヤリとした、ハッとした事例)があるとされる。重大災害の防止のためには、事故や災害の発生が予測されたヒヤリ・ハットの段階で対処していくことが必要である。
(引用:ウィキ)


まあ、今回引用したのがお手軽にウィキってのはさておいて、協会からも『作業療法事故防止マニュアル』なんてぇものが出ておりますので、其方もあわせてご確認を。


と、まぁ、これだけを見ていただければもうお分かりですね。

ちいさなミスは一件の重大事故につながる可能性を秘めているという事です。

だから、ヒヤリ・ハット報告書はどんな些細な事でも書くべきですし、書いていない、書いた事がないというのは、気付きがないのと同義と僕は思っています。

え? 気付いていたけど書いていなかった?

うん、それは言い訳。

え? 気付いた人が書くけど、書いたら同僚批判になってイヤミを言われた?

うん、組織が拙いね。

え? めんどくさい?

たしかに……ゴホン。いえいえ、まずいよね。

――まぁ、ヒヤリ・ハットの弊害はさておいて――

そもそもヒヤリ・ハット報告書の真意は、小さなミスやエラーを積み重ね、共有し、未然に防ぐ為の対策を講じることにあります。

つまり、ワンベストウェイという、仕事をするうえで最も効率的で安全なサービスを提供するプロセスを作り上げる事にもなるんですね。


■ノウハウをちょっと

さて、ようやくです。

今までの四方山話をふまえるとですよ、ちいさいミスやエラーで激しく注意された理由がわかりましたよね。

そして、医療あるいは福祉ですが、人の命、生活に関わるサービスを行う僕らです。

このくらいいいや……で済ませて良い事と悪い事が確実に、明確に分かれてあるんです。

そして、その悪い事のときに、先輩や上司という立場にある人間は激しく注意をするんです。

あくまで、注意。

怒るわけではないんです。

個人的な理由による場合もありますが、基本的には「何故そうなった」という個人を特定しがちな、個人の特性に対しての指摘にならないように、「何が原因か」という根本的な原因の特定をするための注意のしかたをするようにしています。

あくまで根本原因を特定し、それを共有していくことが重要なんですね。

ついでに言ってしまえば、大きな事故が発生してしまったら、その場で怒っても仕方ない。まずは事故を解決することが先になります。

そして、大きな事故の当事者となっても、必ずしもその人やその人が取ったプロセスに問題があるわけではない場合があるんです。

人にはどうにも出来ない事態や予想だにできないことというものがあります。

それらではないという事がわかり、根本原因がわかった時点でその対策を講じる時点で注意になるのが理想なんでしょうね。


そう、理想。


ここまで色々話してきてなんですが、こういった考え方が出来るかどうかは先輩や上司の器量による場合もあるでしょうね。

それもまた、後輩や部下の立場では如何ともしがたいことかもしれません。

正論や真っ向勝負では一筋縄ではいかない場合もありますが、それでも、良いか悪いかで考え、行動する事も必要なのかもしれませんね。


「作業療法塾塾長」齋藤 信


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2010年07月25日

第243回 恥ずかしいと思えるか

恥ずかしいと思えるか

■今日のフィードバック

アナタの羞恥心はどの方向を向いているんですか?

そう、思わずたずねてしまいました。

というのも、この夏の時期です。

昼食保管用に調理教室用の冷蔵庫を学生さんに貸していたんですね。

調理教室も新規メンバーの調整中でもありましたし。

で、最近、霜取りをしていないことに気付き、開けてみてあらビックリ。

出てくるわ出てくるわ、ゴミの山。

空き缶三本、空きペットボトル4本、コンビニ飯の食べ終わった包み紙などが袋に詰めて4~5袋。

おい! 今、朝だよねぇ?

ひとの家のもの(病院・施設の備品)を借してもらってるんだよね?

いったい、何を考えてるんだ?


非常に困惑しました。

さて、いったい何が原因なんでしょうねぇ……?


■重要なキーワード

今回のこの事件、今時の学生さんを非常によく表しているのかと思います。

馬脚をようやく現したか、ともいえますが。

先にも言いましたが、備品を借りているという感覚が乏しいのでしょうね。
(パーソナルスペースや個人領域の境界線の希薄さが、借りたものは俺のもの、どう使おうとも勝ってじゃん! になるのかねぇ?)

他には、中途半端な個人主義。
(中途半端に個人主義だから、遠慮して言わない。しかも評価したりされたりする耐性が低い。殴りあいの喧嘩になるくらいに意見をぶつけず、陰でコソコソ文句をたれる。嫌な空気になるのも嫌だから、意見を言わなくなる)

注意をされても自分のことと思っていない、または我がふりなおすことをしない。
(感受性の低さというか、自分は自分、他人は他人なんでしょうね)

自分自身はできていると思っているが故に、何故そんなことを言われているかわからない。
(自己評価が高い学生さんが多いですね。家庭では蝶よ花よと育てられたのでしょうか?)

声をかけても返事をしない。
(無視しているのか、本当に聞こえていないのか? それすら表情から読み取れないときがあります。何を考えているかわからない恐怖がありますね)

今していることが全てで、対応を求めてきたのが患者さんであっても後回し。
(自分自身の限界まで何かをしたことがないために、限界が近くなると自己中心的な行動をしてしまうのでしょうね。その限界や極限の状況であってもその時取るべき対応を正しく選択する事ができるかどうか、なんですけどねぇ)


うん、書いてて残念になってきた。


すぐ時間がない、と思ってしまうし、言ってしまう。
(そんなことは誰でも一緒。限られた時間の中で何かをするという感覚が薄いですね。学校の放課後と患者さんのいなくなったOT室を一緒にしている感覚が疑問。仕事とプライベートを分けれらないのかもしれませんね)

言われたことを言われた通りにおこなわず、自分流に解釈して失敗する。
(まず言われた通りにやってみる。そのやり方が例え遠回りであっても、意味があってそのやり方をしている。医療ならなおさら。独自の判断が医療法を犯すことだってありうる)

失敗して、注意を重ねて受ける事を恐れて質問しない。
(バイザーにも非がある部分だが、自己愛の強さの現われとも……いいのか? それで? 実習に来たのはなんの為なんだい?)

話をしても素直に受け止められない。
(患者さんの話をきいてもそうなのかしら? 自分の考えにあわないからと反発するっていうのは、自ら学ぶ機会をドブに捨てていることと同義ではないのか?)

業務の申し送りでわからない、知らないという言葉を使ってしまう。
(周囲をみていない、自分が関わっていないからそう思うのかもしれないが、これが他の部署の人間が訊いてきたことならどうだろう? 個人ではなく組織やグループ、集団単位で取り扱われるのはしばしば。自ら所属している集団がマイナス評価されることに対しての申し訳なさはないのだろうか? そもそもそういった言葉を使ってしまうことそのものが社会人として恥ずかしい事であるという事実に気付いているのだろうか?)

教えてもらっていません、と平気で言ってしまう。
(実習は、教えませんよ。見せて、やらせて、考えてもらう。その後に指導。その先で個人にあわせてその流れを変えるでしょうけどね。座学でやったことと現場で行っていることをすり合わせる場でもありますよね。やって見せているのに、それを見ていないとか、模倣できないことの拙さもそうですが、教えてもらうまで待っていればいいという感覚は改めるべきでしょう)


さて、僕も思い出すだけで少々疲れてしてしまいました。

こんなものを、冷蔵庫一つで、視覚的にあらわしているんですよね。


■ノウハウをちょっと

さて、いろいろ言いましたが、このまま進むと恥を恥とも思わない人が出来上がってしまうんでしょうね。

特に、専門職の勉強のみをしてきて、一般の会社、社会人経験がないまま、国家資格をもった専門家でござい、となってしまう現役学生さんが危険です。

最初に入職する病院、施設の先輩の器量にもよりますが、はじめにしっかり社会人マナーを叩き込まれない事は稀ではないでしょう。

あまりに情けない、低レベルな質問や意見を出して、俺の会議での役目は終わったと、その後の検討に一切入ってこないような人になってみたり。

また、仕事をすれば直接注意されるか、遠まわしに意見されたり、実際に先輩がやって見せてどうリアクションしてくるかを観察されることがほとんどなのに、自己の感受性の低さが災いして、反発したり、自分のことと思わなかったり、あの人がやってるから私はやらなくていいや、になってしまい、結局淘汰される対象になってしまうんでしょうね。

どうです?

これらのことをきいて、他人のことながら恥ずかしいと思えますか?

自分自身にあてはまる部分があるな、と思えますか?

陰で恥ずかしい奴と思われているのではないか? と襟を正したくなりませんか?



これはもう、実習地の問題でも、学校の問題でもないのでしょうね。

必要な時に必要な教育を受ける事ができなかったという、家庭環境や世代の問題なのかもしれません。

正直なところ、こういった学生や新人に何をどう教えれば伝わるのだろう?

そういったジレンマがここ数年で随分積み重なって、重荷になっているのもまた事実です。

学生を受け入れる時間があるなら、患者さんに時間をかけたいと思いたくなるのも無理のないことなのかもしれませんね。

でも、それでも……、僕らバイザーをしている者たちは、いろいろ伝えようとするんです。



だって、次代の作業療法をになうのは、アナタたちなんですから!



「作業療法塾塾長」齋藤 信


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2010年07月18日

第242回 囲碁の効用と作業療法

囲碁の効用と作業療法
■今日のフィードバック

アナタは囲碁をしたことがありますか?

おそらく、返事は大きく分かれることでしょう。

というのも、アナタがはじめにつまづくのは、ルールですよね。

それがわからないし、説明されてもピンとこない。

陣取りゲームという印象はあっても、じゃあ具体的にどうするの?

って感じなんでしょうね。

一時期、囲碁ブームがあり、その世代が今の20代前半の人達なのかな?

最近、ビジネス誌を読んでいて、『囲碁にハマる若手ビジネスパーソン』という記事をみつけました。

それを読んでいて、八つの効用が書かれてまして……。

僕自身ナルホドと思ったのと同時に、作業療法にも通じるところが随所にあるということを前々から思っていたことが、より鮮明になった気がしたものです。

なので、今回は、囲碁の効用と作業療法についてをすこうし、考えてみようかと思います。

では、いつも恒例になってますが、質問でシメますか。

アナタは、囲碁と作業療法の共通項は何処にあると思いますか?


■重要なキーワード

さて、では、今回の元ネタの出処を明らかにしておきましょう。

日経Associe 2010.07.20号 P012-013です。

興味のある方は是非、購入して読んでみて下さい。

それはさておき、一部抜粋させていただいて、そこを中心にお話しましょう。


囲碁の効用

一、『基本を理解し、練磨して工夫することの重要さを学ぶ』
二、『状況を判断して、自分の責任で決断し
実行した事の結果に責任を持つ習慣が身につく』
三、『見えているのにみえていないことがあると自覚できる』
四、『欲張ると破綻することを実感できる』
五、『正しい大局観と、正しい局所判断を両立できるようになる』
六、『先を読む力が養える』
七、『考える習慣が見につく』
八、『負ける経験を積める』



さて、ではこれがどう作業療法に通じているのでしょうか?

まぁ、今まで僕がこの場で話してきたことばかりでもあるんですけどね。

ですが、一つ一つこの八つから僕が読み取ったことを、最近の体験を交えてお話していきましょう。

一、『基本を理解し、練磨して工夫することの重要さを学ぶ』
これはどの業界でも同じ事がいえますよね。
先輩作業療法士や、テキスト等で書かれている基本的な事を積み重ねる。
まず、基本を学んで、そこからはじめて独自の考え方、やり方を生み出
すことができる、ということです。
個別性やら独自性を主張したがるのが作業療法士の傾向のようです。
まずはしっかり基本をおさえ、謙虚に学ぶ事が大切かと思います。

二、『状況を判断して、自分の責任で決断し
実行した事の結果に責任を持つ習慣が身につく』
囲碁って、石を一度置いて手を離したら動かす事が出来ないんですよね。
それと同じようにセラピストの動き、表情、言葉、それら全てを行動化
してしまったらもう消す事は出来ないんですよね。
精神科ならなおさら、一言の重みを、仕草一つの重みを感じてください。

三、『見えているのにみえていないことがあると自覚できる』
実際に対局をしていると、思いがけないところに落とし穴があることに
直面することがしばしばです。
先日も患者さんと対局して、僕の穴だらけ過ぎる手に愕然としたものです。
これって、理解したつもりでもそうではなかったり、イメージしている
事と現実とのギャップに悩まされるということに通じるのだろうな、
と思いました。
場や集団を見てのことでいえば、必ず死角はできますし、一人のヒトを
相手にするわけですから、立体的に関わるべきですからね。

四、『欲張ると破綻することを実感できる』
石を無理矢理取ろうとすれば、歪ができる。
何でもなんでもやろうとしても上手くはいかない。
欲張っているわけではないのでしょうが、専門職という肩書きが全てを
自身で行うべきと考えてしまうこともあります。
また逆に、相手に同じ事をすることを求めても無理があるのかもしれません。

五、『正しい大局観と、正しい局所判断を両立できるようになる』
全体をみながらも、細かいところにも配慮しなければならない。
全くその通りなんですよね。
拙いところは小さいうちに、でも大勢への影響も考える。
優先順位のつけ方や何を選択するのかというバランス感が必要になって
くる、ということでしょうね。

六、『先を読む力が養える』
自分自身の行動の結果、どんなことにつながるのか、ということを常に
気にする事が出来るようになる、ということでしょうね。
一手打ったことで、何がどう変化するのか、とかね。
あとイメージ力を養うことにもなるでしょう。

七、『考える習慣が見につく』
六の先を読む力にも関連してきますが、どうしても考え続けるという事
をせず、途中で諦めてしまうことがあります。でも、それだと中途半端
になって、十分根拠があるのか、その根拠が強いのか、という疑問が残
ってしまうことになります。
ついでにいえば、一つの情報だけを根拠にするのではなく、より多くの
情報をもとに統合していく為にも考えることは大切ですよ。

八、『負ける経験を積める』
これも専門職の悪いところに通じますよね。
特に勝てない戦いはしない、的な。でもポイントはそこではなく、負け
たときの心の整理の仕方や、次に活かすために今何を考えるのか、とい
う感情や思考のしなやかさを養うことになるのではないかと。
つまり、セラピストとしては常に改善につなげるために失敗を糧により
良い治療の提供につなげられるようにする、ということですね。
ちなみに、今回は失敗や負けという表現になってしまっているので、治
療を間違っちゃいけないだろう、というのはごもっとも。ですが、そこ
は治療に踏み出す前にどれだけ考えているのか、そしてその考えに根拠
があり、他のものより根拠が強いのか、ということを僕は考えている、
ということです。


■ノウハウをちょっと

いろいろと書いてみました。

僕自身、囲碁の勉強中でもあるので、続けることで更なるレベルアップにつながるといいな~とかいう欲もありつつです。

うん、僕は欲張りなんですね。

囲碁を患者さんとやるごとに、いろいろな事を考えさせられます。

自分のことも、患者さんのことも、まわりのことも。

そして、やっぱり思うんですよね、作業療法士だからって、作業療法だけを勉強していればいいわけではないなぁ~と。

総合力とか、バランス感覚とか既存の言葉に、安易に置き換えることもできますが、どうもそれだけでは足りないと感じるものでした。



あ、ちなみに……

『根拠』って、囲碁の用語でもあることを知っていましたか?

根拠は深いのではなく、強い人が勝つんですねぇ。

これはもう定石ですね。



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2010年07月11日

第241回 道具とあやうさ

道具とあやうさ
■今日のフィードバック

さて、アナタは道具を大切に使っていますか?

その道具、長く使う為にどんなことをしていますか?

そもそもその道具、アナタのものですか?

うん、質問ばかりですね。

というのも、最近道具についての話題が何件かでておりまして。

道具を大切に長く使うということと、道具を医療人として取り扱うということに対しての意識の問題――危険意識や恐ろしさというものが、はたしてどの程度わかっているのかな~と。

まぁ、例によって学生さんや新人によくある話ではあるのですが。

一言でいってみれば、『あやうい』……。

そんな事を思いました。

さて、それをふまえて……

アナタは道具を取り扱うとき、どんなことに気をつけているでしょう


■重要なキーワード

色々でてきますよね。

道具、と大枠で区切ってしまっているのもそうですが、おそらく正解がどうとかいうのではなく、お互いに取り扱うときの注意点のようなものを共有するでも良いのかもしれませんね。

とはいえ、なにがしかの話をしておかなければですからねぇ。

質問した部分で僕が思ったことを出しておきましょうね。

・道具を大切に使っているか?
・長く使う為にどんなことをしているか?
・その道具はアナタのものか?

まぁ、基本と言えば基本なんですが、道具って大切に使えばながく使えるんですよね。だから管理しなければならない。だからメンテナンスを定期的にしなければならない。ただ数を管理しているだけでは足りないんですよね。
作業療法士――医療人でもいいですが、職人としての側面ももっている、というのが僕の持論です。それをあらわす一つとしても、道具を大切に扱えるかというものが含まれているんです。
大工さんは、はじめに自分の道具箱を作ってそれをずっと使っていくそうですね。そして一つ一つの道具を使い潰していく。
その使い潰した数で自分のなかに技術が浸み込んでくるものと理解しています。
そういった考え方をもてているのだろうか、と振り返ることが必要だと思います。
でなければ、道具を消耗品と勘違いして、ぞんざいに扱うことを何とも思わない作業療法士になってしまうのではないでしょうか。

また別な視点で加えてみましょう。
そもそも道具は自分自身で購入したのでしょうか?
そうだというなら、大切に扱っていることでしょう。ですが、業務で使う道具のほとんどは病院・施設・会社に買い与えてもらった物ですよね。

それをぞんざいに扱って壊れたから買ってください、というのは筋が違いますよね。

見られてないと思っているのだったら大間違い。

どんなところにでも目はありますからね。

そんな人に新たな物品購入の伺いを出されても、上司はOKを出しませんよ。

そもそも作業療法士なんですから、作業と道具はつきものです。

正しい使い方をこそ、患者さんや利用者さんに伝える最初のことのはずです。

だったら、道具を適切に使うということ、大切に使うということ、長く使うということを忘れないでくださいね。


■ノウハウをちょっと

さて、あとは医療人と道具についてですかねぇ。

これは、リスク管理に対しての意識そのものではないかと思います。

OT室内の動線を考えるとか、その時にコレがあったらまずいとか、そういう環境的な部分もそうでしょう。

また、先にも言いましたが、患者さんたちに道具を正しく使ってもらわなければ怪我をしますよね。
自分が使えるから相手も大丈夫ということはないんです。
それは職員同士でも同じ、対学生さんでも同じことです。

不用意に取り扱ってしまったり、勢いや力で扱うものでもありません。

正しい取り扱いの方法を知っているか、が医療人として最初にあるべきではないかと思いました。

例えば、ダンボール。

OT的には道具というより素材・材料といった印象が先に来る方もいるかもしれませんが。
このダンボール。医療という視点で見たとき、取り扱いに注意しなければならないことがあります。
ダンボールは、床にしかおいてはいけないんだそうです。
過去、監査で指摘されたことなんですが、ダンボールを倉庫であっても床より高い位置の棚などに置く事は感染の原因になるからダメ、ということだそうです。

知っているか知らないかで、この取り扱いは変わってくるんですよね。

このように、医療の中では一般ではあまり馴染みのない管理の仕方や考え方があることもまた事実です。

なかには極端な指示・監督がある場合もありますが、その根底にあるものは何なのかを知っていれば、医療人として道具を取り扱うという事に気付けるのではないかと思っています。


さて、色々と書いてきました。

今回は『あやうい』という部分に多少なりとも考えてもらえたならいいかな~とか思っています。

様々な病院や施設がありますので、そこにはそこなりのルールもあり、そこで培われたノウハウなどもあることでしょう。
ですから、もっと多様な意見が出てきていることと思います。

その辺を是非、多くの人たちですり合わせてみたいですね。


「作業療法塾塾長」齋藤 信


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2010年07月04日

第240回 バイザーのあり方

バイザーのあり方
■今日のフィードバック

さて、みなさんにとって、バイザーとはどういった存在なのでしょう。

バイザー……スーパーバイザーですから、単なるアドバイスをする存在、助言者ではないんですよね。

指導者、監督者です。

でも、僕が話題に持ってくるくらいですから、そこがポイントではないことはもうわかっていますよね。

その指導者、監督者としての技術的な話ではなく、そもそもどうしている、どうあるべきなのだろう――そう思いました。

これを読んでくれている方は、学生さん、臨床に出ているOTさんが大半だと思います。はたまた、学生未満の生徒さんや一般の方もいることでしょう。

みなさん含めて、このスーパーバイザーという存在のありかたについて考えてみませんか?


■重要なキーワード

さて、ひとまず何かを考えてくれているかとは思いますが……

どんなことを考えましたか?

実習生にしてみれば、
・指導してくれる人
・先輩
・怖い人
・すごい人
・誤らない(謝らない?)人

臨床OTまたはバイザーにしてみれば、
・指導する人
・伝える人
・技術者
・職人
・偉そうにする人

とかかしら? うん、僕の思いつきです。

データも根拠もありゃしません。

おそらく、という一般的なイメージですよね。

なので、ここいらで僕自身のありかたのお話を。

僕としては、背中を見せる人、です。

常に先頭に立って、仲間や学生に胸を張る(威張る)のではなく、背中を(実践する姿を)見せ続けられる人、ってことです。

うん、とある人物に影響を受けていることを明言しておかなければならないかもしれませんが、事実そう思ってますし、実践しているつもりです。

さて、この僕の考えと言うか、バイザーとしてのあり方、想いをどう思いますか?

なんて、再び投げてみたりして。


■ノウハウをちょっと

ただ、このやり方は万人向けではないんですよね。

まぁ、逆に万人向けのバイザーのあり方を教えてほしいところもありますが。

いえいえ、そうではなくですね。

背中を見せているってことは『ついて来い! まだまだ追い越させねぇよ!』ってな感じでプレッシャーになっている人もいるんでしょうね。

結局のところ、『僕はここまでやってるよ、同じ立場なんだから、同じことをして当然だよね』って思わせているかもしれないってことでもあるんです。

昔の僕なら、『甘えるな!』の一言でバッサリでしたが、さすがに学生の層が広くなっており、誰もが目指せる一職業になってしまった分、もう少しやわらかくやる必要はあるんだろうなぁ~と。

きっと、うまく乗せて、本人にやる気を出させて、期待している行動を取らされている感なくさせてしまうことが出来れば一番いいのかもしれませんね。

う~ん……でも、それだと全員が全員おっけぇになるやり方だしなぁ~

本来の淘汰されない考え方を身につけるという趣旨とは少し違うんだよなぁ。

働き蟻を育てるのではなく、女王蟻になる考え方を――って、辛辣だね。

フォロアーを育てるのではなく、リーダーを育てたいんですものね。

う~ん……。

難しいなぁ~。

また今後に向けての課題ってことで。



「作業療法塾塾長」齋藤 信


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2010年06月27日

第239回 根本原因に近づけるか?

根本原因に近づけるか?

■今日のフィードバック

アナタは、考察が苦手ではないですか?

まぁ、この質問に「いいえ」とか「得意です」とか答えられる方は少ないでしょう。

でも、実際には苦手と思ってしまっているだけで、型とかやり方を曖昧にしてしまっているからではないでしょうか?

また、実は考察の仕方ってことを学校ではしっかり教えてはくれないんですよね。

だ~か~ら、実習で色々言われてしまうんですよね。

「考察になってないよ」とか「考察がたりないよね」とかね。

さて、では何故そういわれてしまうのでしょう?

っと、いえいえ、何故? としてしまうと個人や自己の内部にその原因を見出そうとしてしまいますからね。

何が原因なのかを考えてみましょう。


■重要なキーワード

そう、この「何が原因なのか」という考え方――実は「何故」と言葉を少しだけ変えてみただけでしかないんですよね。

でも、人が持ってしまう印象と言うものは不思議ですね。

「何故」というものを一つ見つけるとそれが即、主要な問題点と思ってしまい、それを解決すればどうにかなると思ってしまうんですね。

でも、実際には問題点は大きなものでしかなく、その問題点に対しても「何故?」を繰り返していく事が大切なんです。

そうすることで、ようやく「何が本当の原因なのか?」というところに到達できるんですね。

そう――「根本原因」ってやつです。

よく考えてみてくださいよ。

アナタがしている考察と呼んでいるもの――表面的な問題点に対してのとりあえずの対策になっていませんか?

物事を考えていく順番が、原因があって対策を考えたのではなく、手段があってそれにあわせた問題点を当てはめただけないなっていませんか?

この違いについてを十二分に考えてほしいと思っております。


■ノウハウをちょっと

とはいえ「じゃぁどう考えたらいいのさ!」と言われてしまいますからね。

何度か話題に出していますが、一番簡単で難しいものをお話します。

えぇ、もう、何度でも話しますよ。


「何故は五回繰り返せ!」です。


アナタは中学校くらいで因数分解とかを習いましたよね。

ええ、数学ですよ。

日常生活では全く意味ないじゃん! とか僕も当時は文句を言ってましたよ。

でも、あれって、数学としてものを見てはいけないんですよ。

論理の展開をするきっかけ、考え方としてみてみると、今こそ勉強しておいて良かったと思えるはずです。

ある問題というものは、それを構成する要素や原因が混在した形になっています。

それを、小さく考える為に一つ一つの要素に分ける。更にその要素を構成している原因にあたるものまで分解する。そして様々でてきた原因のなかに、最も重要で大きなものがあります。それが根本原因。

さあ、それをしていくためにすることが、何故を五回繰り返すという事なんです。

何故? と考えてでてきた事に対して、何故? と考える。

その時によく学生さんがやってしまうのが、小さく考えるべきなのに、大きく考えてしまうという事。

小さくする事を念頭に、何故を繰り返してみましょうね。


面倒くさいと思えるほど、自分に都合の悪い考察がぽこぽこ生まれてくるはずですよ♪



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2010年06月20日

第238回 技術と理念

技術と理念
■今日のフィードバック

技術と理念――どちらかと言えば、技術。

特にテクニックというものを好んでしまう傾向が僕らにはありますよね。

新しい技術、他のセラピストが出来る技術、そういったものがあると、ついつい陰でコッソリ練習して、次のタイミングでは完璧にしておいて、やって見せたり。

うん、ある意味、セラピストの習性ですよね。

知識や技術を収集してしまうのは。

どうです?

アナタにもそんな経験はありませんか?

おぉ? ありますよね。うんうん。

では、なんでなんでしょうねぇ~


■重要なキーワード

って、今回のポイントは、実はそこではないんですけどね。

とりあえず僕の考えとしては、そういった収集癖ともいえる行動は、セラピストという専門職としての矜持のなせる業かな~とか思っています。

だって、専門職って言ってるのに、知らない事があるのは悔しいと思いますもんね。

実はそんなことないし、そんなことを考えるべきではないんでしょうけどね。

だって、そうでしょう?

新しい技術が次々出てくるって事は、時代の流れとともに今ある技術は必ず廃れていくってことですよね。

まぁ、だから収集するってこともあるんでしょうし、そういう意味で技術を習得する事に力をかけるのは大切な事ですよね。


でも、もう少し矛先を変えて考えてみたいのが僕です。


では、今の技術は廃れ、新しいものが増え続けることを前提として、長期を通り越して永続的に使えるものってあるんでしょうかねぇ~


■ノウハウをちょっと

はい、ノウハウやら小手先のテクニックを紹介してきた身としては、常に新しいものを紹介し続けることに若干の疑問を抱かないでもないんですね。

そこで大切にするべきことは、理念、となってくるわけです。

新しいテクニックとはいっても、僕らが関わる方が最終的な相手なわけですから、そこに向かっていく手立ては違えど、考え方は一緒のはずなんですよね。

到達したいところは同じはずなんです。

関わる相手の個別性というものは確かに存在しますが、それ以前に、もっと大きな枠で捉えることも必要なんでしょうね。

そう、人に関わるといより、人類に関わる事を考えれば、新しいテクニックに惑わされずにサービスし続ける事が出来るのかもしれませんね。



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2010年06月13日

第237回 人に伝える難しさ

人に伝える難しさ

■今日のフィードバック
アナタは、人に何かを伝えるということをしていますか?

おや、していない?
しているつもりだ?
上手くできている?

ふむふむ、色々な意見が出てきているようですね。
確かに、これは僕の質問の仕方が悪かったのかもしれません。
誰かに何かを伝えないで生きていくなんて事は、まず不可能ですよね。
その内容や質、出来ややり方はさておいて、ね。

ですので、あらためて質問を……

アナタは相手のことを考えて、物事を伝えていますか?

考えてみてください。


■重要なキーワード
どうです?
意外としっかり行っていない自分に気づいたのではないですか?
え?
患者さんのことを考えて話している?
うんうん、そうね。確かにそうですよね。でも、それって本当に伝わっているのでしょうか?
確かに、その方のためになることを考え、悩み抜いて選択したサービスとかってぇものを準備していますよね。
でもね、僕が言いたいのはソコではないんですよ。

僕が言いたいのは、『相手の理解の歩幅に合わせて物事を伝えているか?』ということです。

ハッキリ言って、僕はコレが苦手です。

だって、僕よりも経験年数が多くて、年齢も高い管理職の方なら、僕如きの拙い話しや考えなんてものは、全てお見通しですよね?

とかって前まで思っていて、トゲトゲしてたからなんですよね。

うん。本当にマズイ思考だねぇ。

自分のしみったれたプライドを誇示して、共通言語で話せない奴を馬鹿にしている。

そりゃぁ、伝わる物も伝わりませんわ。
専門職の悪いトコロですね。

自分の資格や職種を後生大事にしている。
それって、利用者さんや患者さん、サービスを受ける人にとってどれだけの価値があるんでしょう?

もっと、大切にすべきですよね、僕らはそういったサービスを提供する側なのですから、サービスを受ける方がどれだけ価値のある物を受けられるかってことを。

そして、それを達成するために、専門職といわれる人たちが互いに理解できる言葉でコミュニケーションが取れているという事を。

うん、ようやく最初の話しにつながった。

そのために必要なことが、『相手の理解の歩幅に合わせて物事を伝えているか?』ということなんですよね。


■ノウハウをちょっと
この理解の歩幅という奴は、人によって違います。
職種、経験、知識、年齢、出身地、性別――他にも人によって異なる要素というものがあります。

じゃあ、相手に伝わるようにするにはどうするのか?

これはもう、相手に会わせるという事以外にはないと思います。

だって、相手が知らない言語や理屈をいくらこねてみたところで、結局のトコロ、何を言っているのかわからない、言いたいのかがわからない人、と思われてしまうのが関の山です。

だから、相手の死っている言葉、相手の理屈に合わせて伝えるということが大切なんですね。

あぁ、でも、注意とかはまた別ですよ。相手の理屈に合わせていたら平行線ですからね。

とはいえ、相手に一つ一つ理解してもらえるよう、ゆっくり、伝わる伝え方を選択していかなければならないですよね。

そうしていけば、アナタはきっと現場で求められる、本当に必要とされるセラピストに一歩近づけますよ。

たった今から、はじめてみてください。

『相手の理解の歩幅に合わせて物事を伝えているか?』

ってことを、ね。


「作業療法塾塾長」齋藤 信



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2010年06月06日

第236回 刺激のある生活

刺激のある生活
■今日のフィードバック

アナタは生活に刺激がありますか?

毎日、新しく新鮮な気持ちで過ごせていますか?

きっと、そんなことをあまり気にせずに過ごしているのではないでしょうか。

なぜって、その方が楽ですよね。

毎日同じことの繰り返し。

自分の好きなことや、無理のない生活を続ける。

悪いことなんてなさそうです。

静かに暮らせそうですよね。

どうです?

そんな生活、アナタはいいと思いますか?


■重要なキーワード

面白いことに、人の気持ちは安楽で平穏な――ある意味変化の少ない生活を望んでしまいがちです。
でも、脳はそれとは逆で、新しい刺激がないと能力が落ちていきます。
使わないシナプスの経路が細くなっていきますよね。

何を言いたいのかといえば、毎日同じことの繰り返しでは結局クオリティが下がって、今のパフォーマンスを維持できないかもしれない、という事です。

気持ちの部分で――というはなしを先にだしましたが、それにしたって結局のところは脳味噌が作り上げていることなんですから、気持ちが変わるってことだってあるはずです。

そう、『ヒマだ!』とかね。

このヒマって奴は曲者だ、と僕は思っています。

だって、この状態に陥ると、「何かをしたいけど、したいことがない」という下に向けての螺旋階段を下り続けるようなものですからね。

酷いと、しょうもないことで時間を費やしていたりすることも稀ではないでしょうよ。


『小人閑居して 不善を なす』


ってね。



■ノウハウをちょっと


『小人閑居して 不善を なす』なんて孔子の言葉があるくらいですから、暇だと余計なことしかしないで悪い方に転がっていくのは凡人の常。

だったら、意図的に暇ではなくするというか、日常のちょっとした変化に気持ちを向けられるようにしておくと、ヒマだとおもう余裕もなく、脳のシナプスを刺激しつつ、あわよくば新しい経路をつくってしまってスキルアップ!

うん、都合が良すぎるかもね。

でも、そうなったらいいですよね。

なので、たった今からアナタに課題を出します。

mixiでもブログでもツイッターでもいいです。

一日一言、新しい気付きを書き残してください。

そりゃあ、誰かに返事がもらえればなおいいですが、最初はそんなことは気にせずに。

とにかく何かを書き残していきましょう。

いいですか、あくまでも新しい気付きです。

もし、そういったことを見つけられなかったら、いつもと違う道を歩いて通学するとか、電車の乗る車両を変えてみるとか、工夫をしてみてくださいね。

きっと、素晴らしい刺激に満ち満ちた生活に変わっていきますよ♪




「作業療法塾塾長」齋藤 信



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2010年05月30日

第235回 どこに力を置くのか?

どこに力を置くのか?
■今日のフィードバック

毎日毎日、僕らは同じことの繰り返し。

そんななかで、少しずつ自分自身の得意なことや苦手なことが見えてきているのでしょうね。

さぁ、そこでアナタはどんな選択をするのでしょう?

・得意なことを伸ばしますか?
・苦手なことを補いますか?
・それとも、全く別な、新しい能力の開発をするのでしょうか?

アナタの選択は、いったいどれになるのでしょう?
選んでみてくださいね。


■重要なキーワード

ちなみに、僕はむかし、苦手なことを補おうとしていました。

おそらく、アナタもそれを選択したのではないですか?

だって――いつまでも拙いところをそのままにしておけないとか思ったのでしょうから。

それとも、バイザーや先輩、上司から「ここを直せ」と具体的に言われてしまいましたか?

過去の僕なら、同じことを言われてそうしたでしょうし、同じことを後輩や学生に伝えていたことでしょう。

ですが、それは非効率で成果が現れづらい者ではないかとも思い始めました。

というのも、確かに自分の能力に対しての現実検討をより具体的にして行く必要はあるでしょう。

ですが、それを苦手を改善する為に行うには多大な精神エネルギーが必要ですよね。

ネガティブな自分自身に触れるわけですから、時間もかかれば、モチベーションも下がります。

さて、では、どうしていこうか、と考えた時……

自然と苦手な部分まで目を向けられるようになればいいな、ということです。

自然と、ということは、誰かに言われてやるとかではなく、ネガティブな思いでやるのではなく、自分自身必要があってやる、と思ってやったほうがいいじゃないですか。

そう、だから、僕はアナタ自身の良いところを伸ばしましょう、と言うようになりました。



■ノウハウをちょっと

その結果どんなことを期待するのか、といえば――

まず、自分自身の強みを知ることが出来ます。自分自身だからこそ出来ること、他の人とは違うこと、様々なものが見えてくるでしょう。

そして、得意なことを伸ばせば――得意なことが頂上として苦手なことを裾野という山をイメージしてみてください。頂点をのばそうとすれば自然と裾野もあわせて底上げされるはずです。

そう、自分の好きなことをやって強みが強化されて、弱みが補われるなら、こんないいことないじゃないですか。

こころ穏やかに、しかし熱い思いを冷ますことなく自分自身をちょっとだけ成長させることが出来るのではないかと、そんなことを思いました。


「作業療法塾塾長」齋藤 信



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2010年05月23日

第234回 柔軟に考える

柔軟に考える

■今日のフィードバック

物事は、人が考えることで成り立っています。

でも、その考えるということは、時や年齢とともに固定化してきます。

残念な話なのかもしれませんが、事実です。

えぇ? そんなことないよ!

そう思ったアナタも、少し今までのことを、最近のことを振り返ってみてくださいよ。

考えが固定化しているものがあることに気付けませんか?


■重要なキーワード

別にね、必ずしも悪いことではないんですよ。

固定化という言い方だからそうなんですよね、きっと。

ある意味、慣れ親しんだやり方であったり、好みの思考パターンであったり。

そういったものなんですよね。

だから、悪いことではないのかもしれません。

ですが、それを一度落ち着いて見てみるということも必要です。

もしかしたら、そのやり方や考え方というものが一般的には受け入れがたいものになっていることだってあるからです。

特に作業療法士をしていると、高校生の頃までの友達と全く話が合わなくなってるなんてこともありますからね。

また、相手の発想や考えには、感情を抜いて聞いてみると、聞くべきところが随所にありますからね。

それを受け入れられるかどうかという、発想の柔軟性、思考の受容力なんてものが試されることになるでしょう。


■ノウハウをちょっと

さてさて、色々――と言うほどは今回書いていませんが、思考の固定化ほど怖いものはないと思っています。

また、思考が固定化してしまっている方を取り扱うときの精神エネルギーの消費量の膨大さといったらないですよ。

逆を言えば、周囲にそう思われないような、良いものは取り入れていくとか、多少面倒でも新しい技術を勉強する気持ちを忘れないでいる、そんな人でいるべきですよね。

敬遠される存在にならないように、脳味噌が年寄りにならないように、柔軟に考えられるようになりたいですね。

「作業療法塾塾長」齋藤 信



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2010年05月16日

第233回 受け継がれるもの

受け継がれるもの
■今日のフィードバック

毎度毎度好きな事を書かせてもらってます。

そして、いつもお付き合いいただきありがとうございます。

今回は、最近の自分のテーマにもなっていることを話題にしてみます。

そう「受け継がれるもの」

僕もとうとう10年目のOTに突入しました。

最近、特に思っていることが、後から続く人たちに何が残せるのだろう?

ということです。

ただ、漫然と仕事をしてきたわけではないですし、コレを読んでくれているアナタもそうではないでしょう。

でも、自分の足跡や、培って蓄積させた事を自分自身の中にのみとどめてしまってきたのではないだろうか、と思わざるを得ません。

ついつい、自分の知的好奇心を満たすことや、他の人が知らない、出来ない専門技術の習得をして満足してしまったり。

僕自身、よくやってしまっていることでもあるなぁ、と。

どうです? 実際、アナタもそんな側面があるのではないですか?


■重要なキーワード

まぁ、専門職ですから、そういった自己満足の部分が強くあるのも仕方ないと思わなくもないんですけどね。

昔から、ある意味職人の世界だったのですから技術は盗むもので、先輩やバイザーのやっていることを見て、やって、自分の技術に消化(昇華)する。

でも、それと同時に、口伝で行われていることのなかから、システム化したり、文書化したり、統一、標準化できることもあるのではないだろうか……。

そう、思うんですよね。

確かに、数多のテキストとなる文書、文献はあります。

でも、そういったものではなく、今まで個別に培ってきた考え方や、やり方を整理して、系統立てたいとも思えるんですよね。

個人個人で蓄積させてきている情報量はその経験年数に応じて膨大なものになっていますからね。

それを後続に伝えないのでは勿体無い。

まぁ、そんなことを思うわけです。


■ノウハウをちょっと

年齢も重ねていきますし、若い世代に任せていきたいとも、もっと育ってほしいとも思うんですよね。

それは、大きくいえば作業療法全体の活性化になりますし、少しずつ小さく考えていけば、病院や施設ごとの活性化、部署の活性化になるんですよね。

で、最終的には個人の活性化、成長や進化(深化)につながる。

なんだか、卵が先かニワトリが先か、みたいな話になってきましたね。

でも、個人が培ったものが、そこを離れた時にそこに全く残らないのでは、なんだか寂しいものがありますからね。

ここからは、きっと僕自身の欲の部分でもあるのでしょうが、何かを残したいんでしょうね。

僕のエッセンス、みたいなものを、ね。


「作業療法塾塾長」齋藤 信



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2010年05月09日

第232回 考察が苦手な理由(6)

考察が苦手な理由(6)


■今日のフィードバック

第六回目になりますが、今まで様々なお話をしてきました。

今回は実践編として、ちょっとした問題を出そうかと思います。

では、問題。

とある日曜日、朝8:15。中央線で立川から新宿に向かうシルバーシートに一枚の紙が貼り付けてありました。
それは、5×10cmのチラシの裏に赤のペンで野球について書き込みがされていました。
「楽○の野○バカは
勝てば自分の手柄にして
負けたら選手責任してる
昔からずるい奴だ
トラブルメーカーでもある
あいつのいくところ
あっちこっちでトラブってる
悪だ」

さぁ、これらの情報から、このメモを書いた人の背景を考えてみましょう!


■重要なキーワード

これは、実は実際にあったもので、妻と一緒に見つけて新宿に着くまで分析をしていた事が元ネタになっています。

まぁ、僕らが予測した背景は、
55歳~60代の男性。昔から野球好きで、リビングや茶の間で野球の観戦をするのが習慣になっている。家族構成は――って、まぁ、いいか。

もっと読み取れたことがありましたが、別に僕らの分析結果はどうでもよかったりします。

今回僕がお話したい本当の内容とは、情報一つ一つの持つ意味や背景が考えられるかどうか、ということです。

考察につなげる話しですね。

まず、学生さんがよくやる分析方法なのですが、ことば情報に頼ってしまうということです。

話しの内容分析に重点を置いてしまい、行動や非言語的反応、表現が二の次になってしまうってやつですね。

そうではなく、行動や非言語的な反応や表現にこそ様々な情報が隠れているものです。

今回の例題でいえば、紙とペンがそれ。

その二つから、チラシの裏が白いものをメモ帳の状態に切りそろえて、すぐに書ける状況にある場を想像できたかどうかですよね。

また、紙が置いてあった時間帯と場所という環境要因もその一助になるはずです。

どうです?

アナタが考えてみた分析内容ではその辺まで含めて考えることが出来ていましたか?


■ノウハウをちょっと

でもこれが出来るようになるには、アナタ自身の下地に厚みがないと辛いのかなぁ~とも思います。

様々な経験を通してしか気付き得ないことというものも確実にあるんですよね。

それらを短時間で補うためにはどうしたものか……

うん、そうね。

一つは様々な年齢層の方と話す機会をもつ、という事でしょうか。

で、二つ目は一人で考えない。

前々から言ってますけど、一人の人間が考えられる事には限界がありますからね。

いずれにせよ、ただ漫然と日々を過ごすのではなく、色々なことを気にしながら生活してみることをオススメします。



「作業療法塾塾長」齋藤 信



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2010年04月25日

第231号 待ってはいけない

待ってはいけない
■今日のフィードバック

何度もしている話で申し訳ないですが、三度思い返す機会がありました。

それが、待ってはいけないということです。

以前は、患者さんについての、待ってはいけないことを中心にお話しました。

ですが、今回はどちらかというと、その応用や延長――そんな言葉が当てはまるおはなしです。

どんなことかといえば、患者さんの情報を伝えることも、待ってはいけないんですね。

どんな些細なことでも――そう、今日の午前中にどんな内容で会話をしたのか、ということであってもです。たとえ、それが個別の会話のなかで解決したかに見えたことであっても。

さぁ、それを怠るとどうなってしまうのでしょう?

少し考えてみてくださいね。


■重要なキーワード

うん、この事態はですね、事実の断片でもいいから共有している人がいないと、責任が個別に降りかかって事態の収拾に難儀してしまう、ってことですね。

様々な問題が絡み合うことではありますが、患者さんと個別に話をしていて、相互理解が得られたと思っても、相手は自分とは別な個人なわけですから、若干の齟齬や、あるいは都合の良い解釈というものが発生する場合があります。

特に、患者さんには患者さんの心理があり、精神科にかかわらず、本当のことを治療者に言わないということがあります。

白衣をみると、緊張して言葉が出なくなることもあるでしょう。

以前あったことでは、患者さんが学生から物を貰ったと嘘をついて、事実確認のために学生さんに連絡を取ったりと大騒動になったことがあります。

まぁ、流石に例としては少々ぶっ飛んでますけどね。

とにかく都合よく解釈することもありえるので、どんな些細なことでも話をしておくことは必要です。


■ノウハウをちょっと

さぁ、今回のお話の根っこの部分は見えてきましたか?

そう、情報の伝達はまってはいけない。

根回しというか、あらかじめ「こんな話をしたから、何か反応があるかも」という一言でもいいから伝えておくことで、問題が大きくなることはないかもしれないんですね。

どうしても「後で伝えればいいか」とか、「別に大丈夫かな」とかいった安易で楽な選択をしがちです。僕自身もそうです。

でも、ここで一歩突っ込んでみることができるといいのでしょうね。


「作業療法塾塾長」齋藤 信



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2010年04月18日

第230回 作業療法士もドラッカーを読んでみた

作業療法士もドラッカーを読んでみた

■今日のフィードバック

基本的には流行りモノに手を出さない主義なんですが、直感が囁いたので入門編として雑誌で紹介されていたものをよんでみました。

すると――なるほど、納得する事ばかり。

セラピストの性ですね。

このテクニックはあの患者さんに使える! という発想と同じく、この至言はこの業務に活きる! とか思ってしまう内容ばかりでした。

えぇ、まぁ、一応、このメルマガは学生さんと新人さん向けに始めたこともありますので、そんな皆さんにいいかな~と思ったものを紹介しますね。


これはパナソニックの会長中村邦夫氏が肝に銘じている五つの言葉だそうです。

自己管理:勉強し自分を高める努力を怠るな
目標管理:自分の果たすべき貢献を考えよ
自己分析:自分の強みを伸ばせ
時間管理:最も重要なことから始めよ
情勢分析:「日に新た」、変わることを恐れるな


医療やOTに通じることですので、一緒に考えてみましょう。



■重要なキーワード

では、順番に僕が思ったことを含めてお話します。

自己管理:勉強し自分を高める努力を怠るな
もう、言わずもがな。OTの大好きな分野ですよね。自分の知識や技術を高める為に努力するのが生き甲斐になっている――と言っても言い過ぎではないですよね。でも、残念なのがその知識を自分のなかにおさめてしまうこと、ですかねぇ。あとは自分の専門分野に偏りがちということですね。僕が昔から言っている、作業療法士だからって作業療法の勉強だけしていればいいというわけではない、ってのと一緒かと思いました。

目標管理:自分の果たすべき貢献を考えよ
ドラッカーは「組織の存在理由は外の世界への貢献にある」といっています。病院はその土地に存在している事に社会的意義があると言われてきましたからね、どうしても受身に考える体質は抜けきらないところがありますよね。しかも、病院や施設の向かっている方向、目的をわすれて目の前の業務に追われてしまいますからね。真実顧客の役に立つ事、貢献が出来ているのかと疑問に思ってしまうこともあります。仕事の目的はどこにあって、自分の貢献すべきことは何なのか考えて欲しいといわれ、気の引き締まる思いをしました。

自己分析:自分の強みを伸ばせ
ドラッカーは「成果を上げる人になるには強みをのばせ」といっています。確かにそれは真理と思います。弱みを強みに変えるのには時間がかかります。それはリハビリを行う僕らだから特に感じる部分でもありますよね。そして、対象となる方の強みに重点を置いたアプローチをしていく――その通りですもんね。でも、それを自分に当てはめて考えてみると言うのが苦手なのもまた専門職の拙いところです。意外と自分の強みはおろか弱みにも気付いていない場合があるといいますからね。

時間管理:最も重要なことから始めよ
ドラッカーは「成果を上げるものは努めて時間を記録し管理し、まとまった時間をつくる」といっています。学生さんが二週目位までに提出をしなければならない課題に評価計画なんてものがあるかと思います。僕自身も苦手としていますが、時間を管理するということが如何に大切かが身に沁みています。学生さんなら特に限られた時間の中で最大限の学びを得たいところですし、臨床にでれば患者様は待ってくれません。毎度言われることでしょうが、物事には優先順位をつけて取り組みましょうね。

情勢分析:「日に新た」、変わることを恐れるな
ドラッカーは「古いものの計画的な廃棄こそ、新しいものを強力に進める唯一の方法」と言っています。ある意味、医療業界は毎年のようにめまぐるしく診療報酬が変化していますからね。恐れている暇は無い気もします。ですが、長年行ってきた業務の流れなどは捨てがたく、自分達の足かせになっていてもそれを変えることが出来ないという理由になっているともいえるのではないでしょうか。ホメオスタシスが働いてますよね。


■ノウハウをちょっと

色々書いてみましたが、僕が以前から言っていることに、通じる事ばかり。

今回、ドラッカーの言葉を読んで、僕自身思いを新たにした気持ちです。

先人が培った考えを知るには、本を読むのが一番。

そろそろまた楽しい読書の時間をつくりましょうかねぇ。

アナタは、今回のドラッカーの言葉から何を感じましたか?




「作業療法塾塾長」齋藤 信





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2010年04月11日

第229回 先回りすること

先回りすること


■今日のフィードバック

今日のお話は、先回りすること。

きっと、いつも先回りして仕事をしたいと思っているのではないでしょうか?

できるのものなら一歩先、二歩先を見て、自分で仕事を追いかけたいものです。

ですが、なかなかそうもいかないですよね。

特に実習中の学生さんは毎日の課題で追われていますからね。

学ぶ余裕を持ちたいところでしょう。

さてさて、どうしたら先回りしていくことができるのでしょうね。


■重要なキーワード

一つ簡単なことを言わせてもらえば、あらかじめ計画を立てて行動する、ということでしょうか。

当たり前といえば、当たり前。

でも、意外とそれが難しいんですよね。

だったら、さて、どう計画を立てていきましょう。

まぁ、アレです。

あまり難しく考えないでいきましょう。

たとえば、緊急性と重要度で優先順位を決める。

で、優先度の高いものからやっていく。

計画というともっと緻密なものを思い浮かべたかもしれませんか、そうでもないんですよ。


■ノウハウをちょっと

もう一つテクニックをお話すれば、一番大きなことを最初にやる、ってことですかね。

自分の現在のキャパシティがあるとすれば、先に小さなことを詰め込みすぎれば大きなことは出来ようはずがない。

でも、先に大きなことを詰めれば、その隙間でできる小さなことは行える。

そして、締め切りがあるならその日から逆算で考える。

そうしていくと、自然とやれることが増えていきますからね。

先回りもできるというものです。

まぁ、それでもできない事もあるんですけどね。


「作業療法塾塾長」齋藤 信



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2010年04月04日

第228回 実習の心得

実習の心得

■今日のフィードバック

とうとう、臨床実習が始まる時期になってきました。

初めての長期臨床実習を前に様々な不安に頭がいっぱいでしょう。

そして、どんな人と出会い、どんな新たな学びがあるのかと、期待もふくらんでいることかと思います。

って、どっちかといえば不安が大きい?

まぁ、ね、それは仕方ない。

だって、誰だって初めての体験は腰が引けるものですよ。

でも、引いたり、受身になってばかりでは、何の為に実習に行くのかがぼやけてしまいますよ。

しっかり、今回の実習でするべきことを確認して、そのうえで臨んでもらいたいと思っています。


■重要なキーワード

というのも、昨今の学生さんで、実習の成績というか、内容が芳しくない人達に共通しているのが、受身になっていることだからです。

まぁ、受身になってしまっている原因は様々ですが。

受身になってしまっている方は、いくら学校の――座学の成績がよくても、実習では常に自分から動いているテストの成績が微妙な方にのまれてしまいます。

せっかく色々知っているのに、中途半端なプライドが邪魔をして、バイザーに質問をしない。逆によく分かっていない人がわからないなりにバイザーを質問攻めにする。

すると、バイザーとしては質問してきてくれる人の方が、内容はさておき、学ぶ姿勢が積極的と評価してくれます。

いいじゃないですか、学生なんだから。

質問して許されるのは学生のうちなんですからね。


■ノウハウをちょっと

もう一つ別な視点で話をすれば、質問や疑問をぶつけてくる学生をとことん指摘し倒す。あるいは怒ってみせる。はたまた厳しい言葉をぶつけてみる。

そんなことをされる場合もあるでしょう。

それを、人格否定と取るか、指摘ととるかはアナタ次第です。

まぁ、実際、僕自身も最近まで、実習では人格否定されたと思っていたものです。

よくよく冷静に分析してみれば、あれは言われて当然。

ダメ学生だった自分自身が原因であることがほとんどでした。

まぁ、バイザーの常に苛々している感じや、威圧的な話し方、緊張感のありすぎるスタッフルームには学生にはどうしようもないものでしたけどね。そこにすんなり入り込める人ばかりではない、というものも視野に入れておくべきだったのでしょうね。

な~んて、今バイザーの立場にいるのでね。学生さんが話しやすい、質問しやすい雰囲気というものを僕は心がけています。

というのも、厳しいイメージを作っているバイザーが別にいるので、パーソナリティの役割分担が自然とスタッフ間で出来ている部分があるのもまた事実……。

うん、文章の方向性に乱れが生じてきましたね。

なんにしても、これから実習の始まる皆さん。

何を学び取り、何を今後に活かすのか――それはアナタ次第です。

頑張ってください!



「作業療法塾塾長」齋藤 信



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2010年03月28日

第227回 平成22年の診療報酬改訂(精神科作業療法)

平成22年の診療報酬改訂(精神科作業療法)

■今日のフィードバック


え? 話題が手抜きじゃないか、って?

失礼な!

そんなことはありませんよ。

今回の改訂は、画期的――かもしれない内容ですからね。

では、色々な改定の中でも精神科作業療法に関わる部分を見てみましょう。


・専用施設の要件
精神科作業療法を実施している時間帯において「専用」ということであり、それ以外の時間帯において、他の用途に使用することは差し支えない。

・器具の基準の変更
対象患者の状態と当該療法の目的に応じて具備すること。


さぁ、こんな感じですね。

なかなかに興味深い、ある意味精神科や精神科作業療法が見直され、良い評価をえているということかもしれませんね。


■重要なキーワード

さて、この二つについて考えてみましょう。

まず「専用施設の要件」ですが、これは緩和――ととりあえずは考えてみていいのかもしれませんね。

今までは専有施設でしたからね。作業療法をします、と申請した面積内のみで行うことが原則でした。

そこに、今回のこの文言です。

そのままの文面だけなら、精神科作業療法の専有面積として申請していた場所で、使用していない時間帯に、別な療法を行うことが可能である、となりますね。

たとえば、午前中身障系作業療法を行って、午後は精神科作業療法をするとか。

そして、言葉をよく読んで考えてみたやり方では、病院内の何の申請もしていない空いている場所を利用すれば、当該時間のみ精神科作業療法の場所として使用することができる、ということですよね。

以前の基準では、専有施設以外での作業療法は、必要最小限に抑えて、それが恒常的になってはいけないというものでした。

特掲診療の説明会の解釈(東京都)では、週一回程度を限度とするというものが以前まで言われてましたけどね。


さてもう一つ。「器具の基準」です。

精神科の器具の要件って、不思議な指定ばかりでしたからね。

タイプライターを入れておかなければならないとか、陶芸の道具は必ず無ければならないとか、ADLの訓練を行う最低限の物品としてポットと急須と茶葉と茶碗を常備しておかなければならないとかね。

ま、時代に合わなくなったから、ニーズにあわせてその施設に合ったものを具備できるようになったという点で良くなったと考えられますね、


■ノウハウをちょっと

こう考えていけば、今の段階では「緩和」と受け取ってもいいかな、と僕は思うわけです。

とはいえ、その先の布石としての今回の緩和であった場合、どんな方向に精神科作業療法が変わっていくのだろうか、という不安はありますね。

不安ばかり掻き立てていても仕方ないですし、方向としては自立支援と地域生活に返すということ自体は間違ってはいませんからね。

必ずしも、それが可能な方ばかりではないですし、高齢化して可能性が低くなってきているのもまた事実ですが……って、いかんいかん。

ネガティブなことばかり言っていても仕方ないですね。

今できる、最大限のことを考えて頑張りましょうかね。


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2010年03月21日

第226回 考察が苦手な理由(5)

今考察が苦手な理由(5)

■今日のフィードバック

もう、連載も五回目ですか。

少しでもお役に立てているなら幸い、といったところですが。

まぁ、それはさて置き、そろそろ一度書いてみた後のお話をしてみましょうか。

アナタはレポートを書き上げた後、一番最初にする事はなんですか?



うん、そうだね。

読み直すよね。

読み直さなかった人、今度から読み直してくださいね――と言っても、その時にはなかなか気付かないんですよね。

色々と。

だもんで、色々気付ける必殺技を今回は教えちゃいます。

その必殺技とは――


■重要なキーワード

その必殺技とは『一回寝る事』です。

そんな時間は無いって?

あっそう。

それはアナタが悪い! って、ダメ? 駄目だよね。うん。

まぁ、時間を短縮する方法はまた別に考えるとして、何故この方法が有効なのかを考えてみましょうよ。

おそらく、アナタがデイリーやケースノートを書き終わった直後、レポートなら考察が出来上がった直後、どういった気持ちになっていますか?


満足感? 達成感? 開放感?


ちょっと思い出してもそのくらいは出てきました。

そう! 書き上げた直後に読んでも、実はあまり読んでないんですね。

読んでいるのに読んでない――う~ん、矛盾した表現ですよね。好きだけど。

つまり、先にあげた三つのような感情のおかげで、客観的に読むことができなくなっているのですね。

まぁ、コレは仕方ない。

だって、書ききったんですから。

僕なんて、未だに一度書き上げた作品や文章群は、自分で読んでも修正できないですもん。

ま、僕の場合は仲間に読んでもらってしまいますが。

でも、こと実習になれば、ある程度は仲間の協力が得られても、肝心なところは自分で行わなければなりませんからね。

自分でどうにかする、というポイントからも、『一度寝る事』で気持ちをリセットしてから読んでみるというやり方がいいわけですね。

でないと、やりきった感に支配されて、客観視できないんですね。


■ノウハウをちょっと

さて、『一度寝る事』とは言いましたが、朝まで寝る必要はありませんし、別な事をしてからでもいいでしょう。

ポイントは気持ちがリセットされているかどうかですからね。

ただ、まぁ、すぐにはやりたくないから、朝、電車で読み直して、提出前に自分でチェックを入れておく、というのもいいのかもしれませんね。

ま、やり方は色々あります。

冷静に読み直してみれば、気付ける事も色々あるかもしれませんよ。


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2010年03月14日

第225回 考察が苦手な理由(4)

考察が苦手な理由(4)
■今日のフィードバック

さぁ、じょじょにシリーズ化しつつある考察ネタの四回目。

今回は根本的な問題について触れてみようかと思います。

今まで考察が苦手な理由として、

① 考察以前に観察が不十分
② 情報が整理されていない
③ 人を見ていない

こんな三つをあげてきました。

まぁ、確かにそうなんですけどね。

でも、もっと根本的な、これが考察を苦手とする真実か!

と、うなずいてしまうものが残っていましたよね。

どうです? きっと、もうお気づきですよね。

それは――



■重要なキーワード

それは、『日本語を知らない』ということです。

え? そんなことはないでしょう!

そう思いたくなったかもしれません。

でも、事実読むことはできても――まぁ、読解力も若干疑問ですが――書くことが出来ない方のなんと多いこと。

そもそもが、本を読んでいる絶対量が少ないのでしょうね。

え? 本も読んでいるし、そこそこ書いている?

いやいや、そんなことはないでしょう。

じゃぁ、どんな種類の本を読んでいるのでしょう?

マンガは論外ですからね。いいとこ小説ですか?

うん、確かに文章に触れるという意味では小説を読むことで得られるものが大きいですよね。

でも、自分の考察の糧になる文章かといえばそうではないですよね。

だって、情景描写と会話で構成されているのですから、客観的事実を書くにはいいですけど、考察文にはならないですよ。

だったらむしろ、新聞の社説やコラムを読んでおく方がよっぽどいいですね。

というか、中高校生の頃に親や先生から散々言われてきたのではないでしょうか。

ま、先人の言葉は反発せずに受け止めるべきですね。今更ですが。



さて、もう一つの書いているということについては、いつどこで一番文字を書いているのでしょう?

思うに、携帯メールではないかと思います。

今時、携帯電話を持っていない方は少ない時代ですし、メール機能を使っていない方もまずいないでしょう。

でも、あの携帯メールという代物が問題ではないかと思います。

だって、短く、必要最小限の言葉と絵文字で、相手の読解力に依存する書き方になっているんですから。

表現力の無さを絵文字で解決――というより、自分の言葉で自分の考えを表現することを避けているとも言えますよね。

それでは書けるわけがない。

そもそも、最低限の日本語が使えないでいることが原因なんでしょうね。



■ノウハウをちょっと

以前も書きましたが、言葉をしらなすぎるんですよね。

僕自身、こんなおちゃらけた文章で書いているので偉そうに言えませんけどね。

こういうくだけた文章でなければ、学生さんが読んでくれないという現代の問題があるため仕方ないんですけどね。ま、ある意味、僕も学生さんに正しい文章を伝えていない、悪影響を与えている原因の一つかもしれないですね。



うん、ノウハウを、とも思いましたが、毎日正しい文章で日記を書くとか、先輩のレポートを読むとか、そんな程度しか思いつきませんねぇ。

小説以外の文章に触れる機会を増やすとかね。

何にしても、自分の考えを読み手に伝えようとしている文章に触れることですね。

それが理解できないのなら、自分の読解力がないということですから、文章のレベルを落として、読みやすい小説以外の本から入るといいでしょうね。

うん、自分で書いていて、少しガッカリしてきました。

今回はこのあたりで幕とします。





「作業療法塾塾長」齋藤 信





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2010年03月07日

第224回 考察が苦手な理由(3)

考察が苦手な理由(3)

■今日のフィードバック

さぁ、楽しい考察の時間です。

某、マンガのセリフを本歌取りさせて頂きました。

何気に、僕の話題はそればかり――って、いいじゃないですか。

色々、教えられることばかりですよ、今時のマンガは。

おっと、そんな話をするのではなかった。

考察の話題三回目。

今回の学生さんの悩みは「一つの事象から多数の考えが出ない」です。




うん。甘えるな。捻り出せ!




って、駄目? ダメか~。



■重要なキーワード

仕方ない。では、ちょっとした――というか、よくバイザーが言うことをまず挙げてみましょう。

  • 何故がたりないんだよ!
  • 患者さんだからって、何でも病気にしたいの?
  • ネガティブだね。じゃぁポジティブに考えると?
  • 注目するポイントが違うよね。
  • 教科書に書いてあることじゃなくて、その人を知りたいよね。

とりあえず、こんなくらいにしておきますか。

うん、どれか一つは聞いたことがあるかな?

ではでは、一つずつ説明しましょうか。


『何故がたりないんだよ!』
これは、考察を深めていくタイプの発言ですね。少なくとも、僕が使う時はそうです。何故は五回繰り返せ、という言葉があるくらいですからね。そうやっていくうちに、事象が因数分解されてより本質的な原因に近づいていく、という考え方です。これを利用すれば、自動的にリハゴールから長期・中期・短期目標が設定され、更にプログラムまで出来上がるという代物です。使い方をマスターできれば、ですが。


『患者さんだからって、何でも病気にしたいの?』
学生さんがよくやる失敗ですね。考察をしているつもりで、常識的に考えたら自然な行動であるにも関わらず、問題行動であると思ってしまうパターンです。よく例で話すのが、歯磨きをすると歯が溶けると訴える90代の方の話です。昔は歯磨き粉に研磨剤が入っていて磨きすぎると歯が溶けると信じられていた時代があったそうです。実際そういう噂が流れていたと話す方もいらっしゃいました。それを知っているか知らないかで、考察を誤る、あるいは幅が狭まるということです。


『ネガティブだね。じゃぁポジティブに考えると?』
これも学生さんがよくやる失敗。どうあっても病気にしたいみたいで、ネガティブな話は沢山でてくるのですが、ポジティブなものはでてこない。だったら無理矢理にでも捻り出しましょうよ。先に考えたことの逆を書いてみる、ということで考察の幅を広げてみましょうね。


『注目するポイントが違うよね』
これは観察の時点での問題。言葉にばかり注目してしまい、その言葉を発している時の非言語的な表現や身体反応に注目できていない場合のことです。少し残念ですよね。見ているはずなのに、それが反映されないって。


『教科書に書いてあることじゃなくて、その人を知りたいよね』
ついつい、自分の知識に照らし合わせたくなるんですよね。考察しているつもりで、文献に記載されている行動特性などに当てはめているだけ。これではその人を知るための考察ではなく、考察をするための考察です。ついでに言えば逃げです。その人は、何が原因でそういう行動を取らざるを得ないのだろう、と考えてみてくださいね。



■ノウハウをちょっと

色々書きましたが、やはり知る事が大切なのかもしれませんね。

それは自分自身の知識であったり、その人の言葉以外の情報であったり。

考察の幅を広げたいなら、もっともっと知る事を続けてほしいですね。



「作業療法塾塾長」齋藤 信

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2010年02月28日

第223回 春だから……

春だから……


■今日のフィードバック

ようようと春が近づき、世の中が暖かくなってきていますね。

白梅が花をつけたかと思えば、もう散り始めている。

桜も早いかもしれません。

うん、春ですねぇ~。

でも、バイザーが使う「春だから」という言葉と、学生さんが使う「春だから」という言葉――実は天と地程の開きがあることにお気づきでしょうか?

おそらく気付いていない、またはなんとなく意味を感じてはいるけど、それが真実そうなのか確信ができない、といったところでしょうか?

どうです?

今まであまり気に留めていなかった方も、――そういえばバイザーが申し送りで言っていたけど、聞き流していた――とか思ったのではありませんか?

ホンと、春ですよねぇ……


■重要なキーワード

どうでしょう?

確信が持てなくても、言葉が気にはなっていましたか?

気にも留められずにいたなら、アナタの実習への姿勢はまだまだということです。

うん、若干意地悪かな?

いい加減、意味の解説をしましょうか。

これは、まぁ、患者様に限ったことではなく、誰にでもいえることなのですが、春――というよりも、季節の変わり目には、人の心に変化が起こりやすい時期でもある、ということです。

ただ、特に精神科であったり老年期の方と関わる方にはよくあることであったりします。

一般的には気温の変化(外界の環境の変化)により自律神経のバランス調整が乱れるとか、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかないとかで風邪を引くという目に見えて明らかなものです。

ですが、身体的な影響以外に、心にも少なからず影響を与えているという事なんですよね。

そういった患者様って、実は環境の変化に敏感であるともいえるんです。

環境の微妙な変化を感じ取り、それが何なのかという認識を持たないまま、自分の感情であったり、気持ちの変化として現れてしまうんですね。

具体的な例を挙げれば、この時期に患者様に動きが現れたりします。

あぁ、この「動き」というのも医療の隠語なのかな。

色々な意味が含まれているので――例えば、恋愛、暴力、離院、自傷行為や自殺企図などが挙がります。


例に挙げただけではなくとも、誰でも春になれば気持ちが浮つきますし、秋になれば気持ちが沈むことがあります。

ただ、それが反応として大きく出てくる方もいる、ということですね。



■ノウハウをちょっと

実は、こういった状況で動きがあった場合、「続くかもしれない」と僕らは思います。

経験的に、この時期というのが、患者様の動きが活発になるので、注意が必要になるんですね。

なので、いつも以上に「違和感」を感じられるように気持ちを張るようにしています。

例えば、いつもサンダルを履いて来る患者様が靴を履いてきた、とかね。

それを新しい靴を買ったんだ、と思うか、離院の可能性に思い至れるかで心構えが変わってくるというものです。

まだまだ、変化に気付けるポイントはあると思いますよ。

気持ちを張ること、忘れずに、ね。


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2010年02月22日

第222回 考察が苦手な理由(2)

考察が苦手な理由(2)

■今日のフィードバック

前回の『考察がつながらない』の追加のお話でもありますが、情報同士の関連性がイメージできていないのでしょうね。

でも、その関連性を知る前の段階で、その情報がどういった種類のものなのかを分類しておく事が必要なのかもしれませんよ。

よくいる学生さんの例――特に身体や老年期系の実習に先に行った人――では、全体像と評価のまとめと考察が全て一緒になっている書き方にしているがゆえ、わからなくなるということが多いかな?

よく見てみてくださいよ。

全体像、評価のまとめ、考察――

全て題目が違うじゃないですか。

なのに、一緒くたにしては拙いのではないでしょうか?



■重要なキーワード

では、先の三つでは、そもそも何を書いたらいいのかを考えてみましょう。

あぁ、でもコレだけは先に云っておかなければならないですね。

レポートの書き方は、一般的な流れが実習要綱に書かれています。ですが、その解釈がバイザーによって違っていたりと、受けてきた教育によって若干の違いが出てきてしまいます。なので、正解は存在しないと思ってください。

うん、いい訳だね。

だ~か~ら~、学生さんが迷うんですよねぇ。

まぁ、いいや。それはそれ、コレはコレ。

今回のものが参考になって、考察がスムーズにいけばいいですからね。まずは塾的な考え方を示してみます。

まず『全体像』
これは、客観的な事実のみで構成するものと考えています。
ある意味、その対象となった方の人生と今の現状を把握するための部分です。 まずは事実のみで解釈を入れずに構成するべきと考えます。

次に『評価のまとめ』
ここでは、全体像から評価した内容を記載していく部分です。
考察が含まれてくる場合もありますが、それは評価した事に対してのものになるでしょう。そもそも何故その評価がなされたのか、などですね。
標準的なテストの結果を全体像に含めるべきか、ここで書くべきかで悩むところですが、評価ということでコチラに含めることにしましょう。
主観的な状況の説明、客観的な事実の解釈、標準化されたテストの内容、などを書いていきましょう。

最後に『考察』
まぁ、自分の考えを述べるところですよね。
現状を把握して、それに対する評価をおこなったわけですから、そこから対象となる方の目指すところがハッキリしてきたのではないでしょうか?
では、その目指すところに到達する為には何が足りなくて、それを補うには何をするのでしょう?
と、まぁ、そういった内容が書かれ、作業療法士としてアプローチするのがどこからどこまでで、その他の部分はどの分野のどの職種と連携すべきなのか、という問題点の焦点化も書けるでしょうね。



■ノウハウをちょっと

ざっとですが、色々書きだされました。

こうやって、まずは書くべき事を分けてみました。

僕は、情報はまとめるものではなく、整理するものと考えています。

いろいろと書きたくなる想いもあるかと思います。

ですが、ここではすこうし待って、落ち着いてみてくださいね。


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2010年02月14日

第221回 TPOって知ってる?

TPOって知ってる?

■今日のフィードバック

TPO(ティーピーオー)――

不覚にも昨日まで知りませんでした。

最近、ニュースで騒がれている、品格の欠如や、その場に合わない行動を取る方がいたおかげで知る事ができました。

うん、まぁ、反面教師、みたいな。

そんな誰かはさて置いて……

TPO(ティーピーオー)は、 Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場合)(注:Opportunityと使われることもある)の頭文字をとって、「時と場所、場合にあった方法(服装等も入る)」を意味する和製英語。(引用Wiki)

だそうです。

なるほど。

どこでも共通して云えることですね。


■重要なキーワード

このTPO、要は公私混同をしないこと、だそうですね。

よく学生さんが指摘を受けたり、悩み事として話してくることがあります。

「つい、タメ口になってしまうんです」
「相手との距離が近くなってしまうんです」

とかね。まぁ、あとはしゃがむと背中が丸見えになる、でしょうかねぇ。

なんにしても、実習中の学生さんとして求められる姿というものもあります。

それが出来るようになることがまず第一歩でしょうね。


■ノウハウをちょっと

うん、どうも今回は文章に熱が入りきらない感じですね。

いかんな~物書きとしてプロ失格だ。

TPOが成ってないね。

求めてる人に求められている言葉を伝えられるということ、目指したいものです。



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2010年02月07日

第220回 考察が苦手な理由(1)

考察が苦手な理由(1)


■今日のフィードバック

学生さんの永遠の悩みの種、考察。

なんでかみなさん苦手としていますよね。

学生さんにその理由を直接聞いてみていますが、なかなかに様々な問題があるようです。

というのも、個人個人での悩みの部分がありますからね。

少しでも事例を集めていかなければ、

「そうそう! そこなんですよ!」

という痒いところに手が届いたということにならないのだろうな~と思っています。

とはいえ、ここが苦手という話題を出してくれた方にはなにがしかの話題提供もしたいですからね。

少しばかりそんなお話をしようかと思っています。

シリーズ……という程でもないですが、毎回出てきた悩みをもとに話題にしていきますね。


■重要なキーワード

今回は「考察がつながらない」という悩みです。

うん、つながらないっていうのは、実はバイザーの悩みにもあるんです。

考察のつながりを説明するのが難しいと感じているバイザーもいるんですね。

でも、学生さんの認識と若干の違いはあるようです。

学生さんが悩んでいるのは、評価したのはいいけれど、考察につながっていかない、ということみたいです。

でも、バイザーの悩んでいることは、考察同士の関連性につながりがでてこない、ということみたいです。

ふむふむ。どうやら一緒に話をしてはいけない内容のようですね。

まぁ、まずは学生さんの悩みについて考えることにします。


――とはいえ、評価して考察が出てこないって、どういうことなんでしょう?

これは、もしかすると考察以前の悩みなのではないでしょうか?

そもそも、評価するために何かを考えているかどうかですよね。

考えていないということは、評価のための評価になっているのではないでしょうか?

いやいや、それ以前に、評価と観察を一緒に考えているのではないですか?


■ノウハウをちょっと

だとすれば、まず観察(事実)から知り得た情報を整理して、その方の生活や能力について確認する。またその確認したことから、その方の可能性について予測し、その期待のもとに評価する。

するとどうでしょう?

これだけで考察になる要素を沢山含んでいるのではないかとおもいますが、如何?

まぁ、もっとそれ以前に語彙力、国語力の問題ってのもあるのかもしれませんけどね。


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2010年01月31日

第219回 自分を追い込め!

自分を追い込め!


■今日のフィードバック

最近、自分やスタッフにお題を振って、その制限された中で物事を考える、ということをしてもらっています。

というのも、少し自己研鑽というか、自分達を追い込んでみようと思ったからです。

まぁ、他にも学生さんだけにお題を振ってばかりでは申し訳ないかな――とか思ったこともありますけどね。

さぁ、こんな自分を追い込むことで色々と期待している事ってものがあるのですが、この短い文面から何かに気づけたり、予測や発想なるもので、僕と同じ想いに到達できますか?

すこうし、考えてみてくださいね。


■重要なキーワード

ま、あまり深く考え込まずとも、自分を追い込むんだから、一皮むけよう! という想いがあることには気づきましたね。

では、もっと他には何があるかわかりますか?

うん。言ってみれば、「ピンチに慣れる」とか、「条件があるなかでもいい発想ができる」とかを鍛えることです。

これは――って言ったまんまだな。

字面通りで解説するまでもない気もしますが、行間は抜けていますからね。説明しましょう♪


「ピンチに慣れる」
そもそもここで言うピンチとは、突然お鉢が回ってきたり、思いがけない症例に出会った、自分が不安に思っている技術を要求された、好みとは違うことをしなければならない、などなど。沢山ありますね。
そのとき、「ゴメンナサイ」と言って引いてしまうわけにもいきませんからね。
条件をつけたお題を振ることで、引き出しを増やそうという目論見です。


「条件があるなかでもいい発想ができる」
条件とは制限です。あと三時間で完成させるとか、車椅子にトランスファーしたいがベッドサイドに車椅子が入らないとか、道具が足りない状況でどう評価する、あるいは合目的にどう治療するか、とかね。明日来る一日が今日と同じとは限らないですからね。
思いがけない制限をかけて自分の脳味噌をフル回転させることを意図的に作り出そうという目論見です。


■ノウハウをちょっと

まぁ、偉そうに色々言ってはおりますが、先日僕自身グダグダでした。

ちなみに、僕へのお題。

《条件》
二時間の集団レクリエーション。
テーマは「三分間電話の日」
準備時間三〇分。
新たに小道具を作成すること不可。
テーマに沿ったゲームを最低二つ準備する。

えぇ、もう、テーマが一番ネックでした。

経験でどうにかなるかとも思っていましたが、現場は生き物でした。
しかも、僕の発想も若干貧弱になってきていたのだな~と反省。


と、まぁ、こんな感じでアナタも自己研鑽のために縛りプレイ? をしてみては如何でしょう?


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2010年01月24日

第218回 自主性ってなに?

自主性ってなに?
■今日のフィードバック

よくこんな言葉を耳にします。

「もっと自主性を出さないとダメだよ――」

アナタも言われた経験があるのではないでしょうか?

もちろん、僕も言われたことがあります。

とはいえ、自主性っていったい何なんでしょうね。

他の人の指示とかに頼らず、自ら動くこと――

そんな辞書的なことはわかっていることでしょうし、事実その通りでしかないことです。

そうではなく――どう言ったものかな――もっと必要な要素があるように思えるのですね。

さて、それは一体なんだと思いますか?


■重要なキーワード

自主性――そこから発生する自主的な行動。

その行動するという事そのものが大切なんですよね。

ですが、それを成すためには、まず自分自身の行動を客観的に見なければならないんですよね。

そもそも、今、何をするべきなのか。

そして、そのためにはどの順番で成していかねばならないのか……

考えることはいくらでもありそうです。

この考えることを放棄してしまうと、いよいよ困ったことになるのではないでしょうか。

たとえば、よく聞く話だとこんなものがあります。

「他の課題が終わらなくてできませんでした」
「時間が足りなくて完成しませんでした」
「それ、やったことがないんでできませんでした」
「期限が過ぎちゃいましたけど、もう少しでできるんです」
「しっかりしたものを提出したいんです」

うん、若干言い訳集になってますね。

でも、これらは少し考えることができれば、そして自主的に行動していれば解消できるものばかりです。

時間が足りなくなりそうなら、締め切りと重要度を確認して、優先順位をつける。

やったことがないからできないなんて、患者様の前では口が裂けても言えませんよ。先に情報を収集していれば、必要なことをリストアップして、練習したり先輩から指導してもらうことができるはずです。

期限が過ぎたけど提出する? じゃぁよっぽどクオリティが高くなければ受け取らないよ。

完璧なものに固執? ナンセンス。医療に最良はあっても最高はないです。最高を目指す心意気は買いますが、その時点での最高になったら、次が見えてこそ初めてプロと言えます。


■ノウハウをちょっと

さてさて、こう考えていくと――

自主的に行動する、ということは、社会人として、そして専門職として、プロフェッショナルな行動を取ることではないでしょうか。

ただむやみに自分から行動する、とにかく動く――

それでは足りないということですね。

たくさん心当たりのあるキーワードがあれば、今こそアナタの思考を修正するタイミングでもあります。

さぁ、考えてみましょう!


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2010年01月17日

第217回 学びは何処に?

学びは何処に?

■今日のフィードバック

学び、と一言でいっても、実は色々な意味がありますよね。

勉強としての学び。

技術習得としての学び。

経験としての学び。

本当に様々です。

どちらかと言えば、今まで僕が話題としてきた内容は、経験としての学び――というか、教訓のような話しが多かったかと思います。

というのも、考え方や気持ちの持ち方、コントロールすることでどうにかなる、そんな事が学生さんの実習で必要になる場合が多かったからなんです。

が、まぁそれは今回お話ししたい内容とはちと違いますので、それはさておきということにします。

今回の話題の中心は、様々な学びをするのはいいけど、それを得たことでどうなっていきたいのか、ということです。

どうですか? アナタは学びをどう活かしたいのですか?

■重要なキーワード

今回はどちらかと言えば、臨床に出てから、資格を取ってからの話しでもあります。

専門職の悪いところという話題の中でも少し触れていたかと思いますが、専門職はその道の専門家であるように養成されますので、自分自身が成長する事に対して抵抗無く、むしろ進んで学びを得、技術を修得しようとします。

ですが、残念なことに、それを自分の特権のように感じてしまう思考があるのもまた事実ではないかと思います。

というのも、学んだ後に、それを現場で活かす努力を十分にしない場合が多々見られるからなんです。

折角、これは使えるぞ! と意気込んで学んでみても、それを使っているのは自分だけで、他の同僚が使っていないなんてこともあるからです。

また、自分と同じ職種の人には伝えても、違う職種の人には伝えなかったり……

なんだかもったいないですよね。

これでは、進歩がないというか、折角の技術が切磋琢磨し磨かれる事なく別な流行りのテクニックに流されてしまうのではないでしょうか?

いやいや、それ以前に、患者様、利用者様中心ではないですよね。


■ノウハウをちょっと

まぁ、ノウハウなんて大それた事を言うつもりはないんです。

今回はただ一言。

患者様、利用者様にとって、何が必要なのか。それを即座に提供できる引き出しがあるかどうか――

それがポイントではないでしょうか。

そして、その引き出しを増やすために学びがあるんですよね。

だったら、どしどし使って、患者様、利用者様の為になる事ができれば――学びで迷走することなく、意味あるものにしていけるのではないでしょうか。


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2010年01月11日

第216回 学生を指導すること

学生を指導すること

■今日のフィードバック

見学、評価、臨床――
作業療法の学生さんが受ける実習の三大難関? ですね。

まぁ、今回はフィードバックというよりは、僕のつぶやきが中心になってしまいそうですね。

というのも、年も明けての二〇一〇年。

仕事始めの四日から新たに学生さんがやってまいりました。

今回は時期も時期ですので、評価実習の二週間。

しかも、先に実習をしたとしても見学実習のみ。

さぁ、そうなると、何を指導すべきなのか、ということに、毎年のことながら悩んでしまうのですね。

それに――正直に言います。

短期間の実習は、受け入れる側が非常に辛いです。

お互いに何者かを知るには表面で終わり、指導したい内容は後から後からわいてきて、中途半端になってしまう。

「次の実習もあるからそこで修正してもらってね」

これが常套句になってしまっています。

ホント、困ったもんだ。


■重要なキーワード

さぁ、この流れだと「評価実習」にスポットを当てた感じですね。

ふむぅ~。

僕の悩みどころを先に言ってしまいますが――

「どこまで何を伝えるのか」

が定めきれないことです。

確かに、実習要項などをみれば学校の期待している内容は書かれています。

でも、それだけでいいのか? という疑問がありますし、縁あって指導者として関わることになるわけですから、伝えたい想いがあるけど……。

他にも困ったな、と感じていることもあります。

「学生個人で能力の差があるので、実習開始持からどの程度成長したかを評価してください」

と異口同音で書かれているんですよね。

あって無きが如き実習評価基準。

一定水準のことが達成されているかではなく、はじめよりは良くなったで評価するということ。

これは評価実習のみに限らず、臨床実習でも同じなんですよね。

では、はじめより良くなっているけど合格の水準に達していない場合はどうなるの? ってことになってしまうんですよね。

はい、そして三つ目。

実はここが重要です。

実習は座学とは違うということです。

確かにヒヨコな学生さんですが、本当のヒヨコが如く餌付けされるまで待っている――そう、待ちの姿勢から脱却させることで二週間が過ぎてしまうということですね。


さて、どうしたものやら……



■ノウハウをちょっと

ノウハウという程のことはまだ具体的になっていませんね。

でも、時間というすべての人にとって平等で残酷な条件がありますからね。

重点を絞って考えていくべきなのでしょうね。


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2010年01月03日

第215回 目標を立てよう

目標を立てよう
■今日のフィードバック

目標をアナタは立てていますか?

おぉ! 立てている?

でも、今まではそれが上手く実行できずにいたのではないでしょうか?

何故なら、もろもろの要素が抜けていたからではないでしょうか?

そう、以前にもお話した「型」にあわせて考えていないからではないでしょうか?

また、型だなんて、何でそんなものに……なんて言わないでくださいね。

型はある意味先人の智恵。

それを活用しない手はありませんからね。


■重要なキーワード

今回三度紹介するのは、スマートの原則。

スマート――つまりSMARTです。

Specific (具体的か?)
Measurable(評価可能か?)
Agreed  (同意できているか?)
Realistic (現実的か?)
Timely  (期限設定されているか?)

これは目標を設定するときの大原則といわれている項目でもあります。

今年こそ、この原則をしっかり使ってみては如何でしょう?


■ノウハウをちょっと

さぁ、よく見てください。


・そもそも、アナタの目標は具体的に考えられていましたか?

・あとあと、自分自身で評価できる目標になっていましたか?

・よくよく、自分自身、やりきるぞ! と決意してましたか?

・そもそも、その目標は現実的な内容になっているのですか?

・そうそう、目標達成までの期限をしっかり切っていますか?


うん、少し遊んで書いてみましたが、そういう事です。

これらのいずれかがアナタの目標には抜けていたはずです。

まずは、この流れに沿って、アナタの目標を設定してみてくださいね。




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2009年12月27日

第214回 評価と対策

評価と対策
■今日のフィードバック

物事を何か成した後、評価をしますね。

うん、まぁ、違う言葉でもっとポップでライトに(?)言えば、反省しますね。

でもって、そこから対策を立てる、と……

あぁ、回りくどい。

そう、年末によくやるアレです。

『今年の反省と来年の抱負』

こういったものは、しっかり紙に書いて視覚化。

でもって、言葉に発して音声化。

それを自分で聴いてフィードバック。

最終的には脳内での再構築を行う、と。

いつだか話したアウトバックの流れです。

その流れがアナタはできていますか?


■重要なキーワード

おそらく、アナタはそこまで行っていないのではないかと思います。

この評価と対策というものは、この先につなげようとするなら逆の手順で考えてみるべきではないかと思います。

というのも、今年の抱負をとりあえず思い出してみましょう。

どうです?

評価できますか?

おそらく、アナタは評価をどの様にしていいのかを迷っているのではないでしょうか?

その原因はただ一つ。

事前に評価するべき基準を設けていなかったから。

言い方を変えれば、何を評価するつもりで、抱負なんてたてちゃいないということです。

でも、だとするのであれば、そこまで考えて立ててしまえばいいってことですよね。


■ノウハウをちょっと

なので、今回の評価は来年の評価の為の礎として考えてみてはいかがでしょう?

まず、考えるべき事は、今年の抱負の見直し。

何をしたかったのか?

それをするためにどういう行動をするべきだったのか?

何が原因で、その行動を評価できなかったのか?

その原因を解決する為には何をしたらいいのか?

それらをふまえて、来年は何をしようと考えるのか?

それを評価するためにはどうするのか?

そもそも具体的に考えられているのか?

本当にそれをやると決意しているのか?

現実的に考える事ができているか?

あまりに無茶な目標になっていないか?

最終的に、いつまでやって、いつ評価するのか?


うん、勢いでチェックリストみたいなモノができちゃいましたね。

これらをふまえて、来年を生き抜いてみましょうね♪





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2009年12月20日

第213回 失敗から学ぶ

失敗から学ぶ
■今日のフィードバック

失敗……

誰もが嫌う言葉ですね。

でも、実習では沢山、た~くさん失敗していくことでしょう。

それこそ、ほんの小さなこともあれば、重大な事、アナタ自身の性格や経験に対しての指摘を受け、その修正を迫られる事もあるでしょう。

まぁ、それら全てが失敗というわけでもないのですが、ここでいう失敗を他者からの指摘、フィードバックも含めて考えて欲しいかと思います。

そもそも、何故、こういったお話になるかといえば、とうとう今年の学生さんが全員終了となったからです。

うん、長かった。

そして多かった。

とまぁ、それは僕らバイザーの視点からの問題なんですが、まぁ、例として考えましょうかね。

何かをすれば、結果が生じて、そこから考えるべき事が沢山でてきますね。

それらをしっかり考えられる手順を身に着けてもらいましょうかね、今回は。


重要なキーワード

さぁ、では早速、考え方から。

まず、今回は失敗したことから学ぶというのがポイントです。

ですので、まず失敗しなければなりません。

では、失敗する為には何をすればいいのか?

そう、何かを実際にやってみればいいんですね。

そうすれば、失敗はしなかったとしても、反省点は出てきますよね。

でも、昨今の学生さんは、何かを実際にやってみるという事をしないで、『待ち』をして失敗しているんですよね。なので、何故『待ち』が悪いのかを理解せずにきてしまい、学びが無いんです。

いわば受身。

受身では周囲の事態が変化するのに乗っかる、あるいは流されるだけですので、自分自身の行動の結果として生じている学びではないので、ある意味他人事になってしまうのでしょうね。

なので、まずすべき事は、何かをする事……といいたいのですが、何かをするにはある程度計画が必要でしょう。

なので、手順で言えば、『計画』を立てて『実行』する。

ですね。

計画なしに行動をしてしまうのものまた問題で、もともと何の為に何かをするというテーマ的な部分を置き去りにしますので、途中で目的から外れた行動をしてしまったりと、色々問題が出てしまうんですね。

繰り返しますが、『計画』を立てて『実行』する、です。

さぁ、実行したら成果は出ずとも一定の結果が出ます。

この際、成果と結果の違いは自分で調べてください。

その結果を見て、テーマや目的と照らし合わせて、『評価』することが必要です。

きっと、アナタも他人に評価されるのはお嫌いでしょう。

でも、そこはそれ、否応なしに評価――現実――は突きつけられます。

しかし実際にはこの評価したこと、評価されたことが次に活かせるかどうかがもう一つのポイントになってくるのです。

なので、ここがというか、このつながりで『学び』が得られるわけですね。

評価の内容はそれらの現場それぞれ、状況それぞれだと思います。

ですが、良かったこと、悪かったことをハッキリさせる事で気付きが得られる事でしょう。

でも、気付いたり学んだりしても、それが実際に次で活きなければ仕方ないのは先にも述べたとおりです。

では、活かす為に何をするのか?

さぁ、ここで出てくるキィワードこそ『対策』を立てるということです。

対策はなるべく具体的になるようにしましょう。

そして、評価のポイントまで含められればいいのでしょうね。

いついつまでに、これだけの成果をだすぞ!

みたいにね。

そうする事で、自分自身がこう在りたいと願う姿に近づいていく事でしょう。

うん、アイデンティティーを作り出すことにもなるのかな。



■ノウハウをちょっと

はい、ではまとめです。

まずは『計画』をたてる。
そして『実行』する。
その内容を『評価』する。
最後に『対策』を立てる。

もう一つは、オマケ。

『体験する』
体験を『評価』する。
評価内容から『学び』を抽出する。
最後に自分自身は『こうありたい』という宣言をする。

この二つを試してみてくださいね。



「作業療法塾塾長」齋藤 信

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2009年12月13日

第212回 プロとして

プロとして


■今日のフィードバック

アナタは、体調に気を配っていますか? プロとして。

そう、プロとしての視点で自らの体調を管理しているのでしょうか?

というのも、新型は下火になっても季節性インフルエンザの時期です。

学生さんにしてみれば、貴重な時間を寝て過ごすことになりかねませんしね。

僕にとって、『言わなくてもわかるだろう』という事は一切通用しないというのが今年一年の反省でもあります。

体調管理について少しだけ振り返ってみましょう。


■重要なキーワード

手洗いうがいとかの予防的手段は別にいいです。

そこはいずれお話しします。

さておいてももっと話しておくべきことが実は存在するのです。

それが、プロとしての視点、です。

学生さんでよくいるのですが『ちょっと熱があるけど実習を休みたくないから出よう』とか無理して出てくる人。

うん、帰ってください。

『でも、迷惑がかかってしまう』

うん、いてもらったほうがとことん迷惑。

さてさて、プロではないからといって適当をしては駄目ですよね。

今の時期、37度以上あればインフルエンザを疑います。即受診ですね。

38、39度になればなおのこと。

『実習を休みたくない』という理由はすでに理由になっていませんからね。

体調不良をおして出ました。一見カッコよく見えるかも知れませんが、非常に拙い対応です。

専門職としての姿勢ってのを評価するならこの一件だけで一段下げます。

あまりにも自己中心的な理由ですし、自己満足です。

そもそも、感染性があるかどうかと思うかどうかが大きなポイントになりますよね。

そのへんに気付けていたら自ずと対応が決まってくるはずです。

自分自身がしたいことを優先させるのではなく、自らが行動する事で派生する問題に対しての行動を優先させるべきなんです。

具体的に言えば……

自分が感染源になるかもしれない。
自分の同僚にうつすかもしれない。
利用者様、患者様に感染してしまうかもしれない。
自分が原因で病院内に蔓延してしまうかもしれない。

恐ろしいですね。

特にリハビリテーションを行う部屋という場所は、本来関わりあわないはずの階層の違う病棟の患者様同士を接触させる場になり得るんです。

感染症が院内発生したら真っ先にリハビリ科閉鎖。

そのくらいは想像しなければなりませんよ。

でなければ医療・福祉機関で働くということを少し甘く考えているという事ですよ。


■ノウハウをちょっと

まぁ、ノウハウなんてもの、あってなきもの――な~んて言ってられないか。

手順というか、体調不良時の行動の流れらしきものを載せますか。


1:自分の体調を把握
2:熱をはかる(37度以上なら受診)
3:上司、バイザーに電話報告し指示を仰ぐ
4:受診
5:受診後検査結果のコピーをもらう
6:上司、バイザーに報告し、再度指示を仰ぐ。
7:その際、医師の指示内容も報告し、内容によっては医師の指示を優先させる。


う~ん……こんなものかな?

注意するポイントもあげておきますか。


・熱があれば受診。
・下痢をしていれば調理系のプログラムは行わない。
・周りの人の為にマスクを着用。
・大丈夫だろうと思わない。


まぁ、こんな感じかな。

とにもかくにも、一人の判断で行動をしないで、大事になって責任が取れなくなる前に報告をしてくださいね。



「作業療法塾塾長」齋藤 信

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2009年12月06日

第211回 型の重要性

型の重要性


■今日のフィードバック

かたかたかたかた。

今回は『型』についてのお話です。

アナタは、アレやっておいて、と言われて路頭に迷った事はありませんか?

また、デイリーノートを書こうとしてどう書いていったらいいのかワカラナイ。

さらに、レポートを書こうとすれば、何をどうしていいのやら。

何処から手をつけていいのかさっぱりわからない。

そんな経験はありませんか?

そして、ちょっとした資料や、実習要綱のレポート概要、先輩の書いたレポートなどを手に入れたとき、それが助かると思ったことはありませんか?


■重要なキーワード

そう、前振りもしましたが『型』のお話しです。

そもそも、日本人は文化を形成してきた経緯からも真似が得意なんです。
遣隋使に遣唐使、長崎の出島、黒船来航、漢字に車、コンピューター。

文化が交わる機会と日本に大きく影響を与えていそうなものを適当に並べてしまいましたが、日本にもとからあったものではなく、日本人が改良を加えて根付いたものが多い、というところに気付いてもらえればOKです。

そう、ゼロからものを造る事よりももともとあるものを自分に合ったカタチに作り変える、より良いものにする事が得意なんですね。

そこから考えてみても、デイリーノート、業務しかり、レポートになっては重要になってくるんですよね。

もっと表現と視点を変えてお話しすると、型とは先人の智恵なんですよね。

ついつい、最近の人は型をないがしろにしているというか、直接的な行動や結果の出るやりかたにこだわってしまって、型を理解するまで使ってみるとか、型を残す事で自分たちの後ろについてくる人達を不安にさせないということをしないんですね。

智恵を伝えられる、それが『型』でもあるんですね。


■ノウハウをちょっと

さて、じゃぁ、型をどうすればいいのか、ってことですが、先にも言ってしまっています。

型を理解するまで使ってみる。

型を理解したら、工夫してみる。

型を工夫したら、壊して新しい型を作る。

コレです。

古い型は本当の意味で原型になっています。

真理は変わらないのですが、その型全てが今のやり方に合わない場合があるのもまた事実。

ですので、型を理解したうえでその型を打ち壊すことで必要な形となり、新たに受け継がれるべき型となっていくのです。

確かに、実習中にそれを考える暇は無いでしょう。

ですので、できれば実習のはるか以前から準備していられればいいんですけどねぇ。

一年生や二年生のうちにレポートの書き方というか、高校生までの教育と思考回路から脱却し、さらに先人――先輩のでもいいですが――の智恵を得て、それを練習しておくといいのではないかな~と、そう考えます。

なかなか実践は難しいかと思いますが、型を学ぶ事の重要性の一端を感じていただければ幸いです。



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2009年11月29日

第210回 エア・マスター

エア・マスター

■今日のフィードバック

エア・マスター……

この言葉を聞いただけではいまいちピンとこない方もいるでしょう。

えぇ、でも、直訳でいいですよ。

空気の支配者……かな?

支配者っていうと少し表現が強い気がしてきますね。

名人や達人の方がいいかしら。

ま、どれにしても意味は通じてきますし、和訳したおかげで雰囲気が伝わってきたかと思います。

そう、今回のお話しは、場を操る――というよりも、作業療法的に言えば環境設定をしていく、ということです。

学生時代を思い出してみてください。

レクリエーションやアクティビティのネタは良かったはずなのに、なんだか上手くいかない。

ゲームを提供したけれど、相手が楽しめていない、盛り上がらない。

集団レクの場が暖まらない、レスポンスが薄い。

そんな経験がありませんでしたか?

あの時、あるいは今、どうするべきなのか、少し考えてみましょう。


■重要なキーワード

先程も出しましたが、空気を作る――場を作るというのが、今回のキーワードになりそうですね。

そろそろ死語になりつつあるのかわかりませんが、一世を風靡したKYという言葉がありますね。

空気が読めないでKY。

でも、アナタが今まで使ってきた空気を読む力というのは、ほとんどが仲間同士での馴れ合いの中でしかなかったのではないでしょうか?

お互いに傷つかない距離を保つ為……的な?

確かにそれもまぁ、大切なのでしょうが、作業療法的には、いやさセラピスト的には、空気を読んで引き下がるのではなく、自らが治療効果として期待する場の雰囲気であるとか、相手の望む、また相手に合わせた雰囲気を意図的に作り出すことが必要と考えます。

ですので、先程はざっくりと環境設定と馴染みのある言葉にしてしまったんですね。

とはいえ、その大切さというものを学生の時にはよく分かっていなかったような気もします。

レクリエーションやアクティビティ、治療的なプログラムを行うという行為にばかり意識が向いていて、受け手が存在するという事に気付くのが、直接その受け手である利用者様、患者様に触れる段になって初めてなんですね。

どうも手技的な、ごくごく表面的な部分ばかりを沢山知っていて、現場で使えないという事態になる人の多さというものがこの辺からきているのでしょうね。

何事をするにしても、期待した効果を求める為の場の空気を作ること、目に見えないだけにより気を配る必要があります。

そうしたことができてはじめてエア・マスターになれるのかもしれませんね。


■ノウハウをちょっと

うん、ノウハウなんてもの、あるんでしょうかねぇ。

空気が読めない学生さんは八週間指導しても全く変わりなかったし……

空気を作ることに対しての認識の問題なのかもしれませんね。

まずは、近づかない為の空気を読むのではなく、もう一歩先の、自分が今何を求められているかの空気を読み、それをできるだけの知識や認識をもつこと。

そんなことが必要なのかもしれませんね。

そうやって、ようやく空気を知る、空気が見えるようになってくると思います。

そうしたら、こんどはそれを真似して空気を作ってみたら良いんじゃないでしょうか。

と、いうことで、はじめの一歩は先輩を追い回して、先輩が作り出している空気を見る、ですね。

実践してみてくださいね。



学生さんの出している危機感の無いスローリィな空気に、ここ最近イラッとしている齋藤の四方山話でございました。



「作業療法塾塾長」齋藤 信

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2009年11月22日

第209回 イメージをくつがえせ

イメージをくつがえせ

■今日のフィードバック

人は見た目が9割という本が一時期流行りましたよね。

まぁ、実際その通りなんですから仕方ない。

見た目で――ということは、視覚的な情報でその人のほぼ9割が評価されてしまうともいえるわけですよね。

そんなことはない?

目に見えない内面の魅力?

隠れて頑張ってる?

確かにそういう意見もあるでしょうね。

でも、評価するのはあなたではありませんよね。

僕は不明にして主観的な評価が客観的な結果を生み出した学生さんに出会ったことがないです。

アナタがその最初の一人になってくれるなら、是非このままお話しを続けたいものです。

うん、少し挑戦的な発言でしたね。

そのくらい、自分のとっている行動や表面的な部分がその人のイメージを作ってしまうという事ですよね。


■重要なキーワード

そう、イメージ。

今回のテーマはそのイメージをくつがえすこと。また、そのために考えることです。

ですが、一度周囲に定着してしまったイメージをくつがえすのは困難を極めることです。

大きなきっかけになる出来事があればいいんですけどね。

でも、たいがいそんな出来事を見逃してしまうんですよね。

何故って、そのイメージを作っているのが今までの生活習慣ですからね。

どんな事を好み、どんな事を避けるのか、毎日繰り返していることが何で、その結果どんな事態になっているのか。

それを知らなければ、今、自分がおかれている状況が客観的に把握できないということですからね。

他の人に対してのイメージを変える前に自分自身がどんな情報を周囲に出しているのか、見せているのかを知ることが必要だと考えます。


■ノウハウをちょっと

まぁ、結局のところ、毎日の積み重ねが大切で、今まで培ったものが影響して今のイメージを作っていて。それが悪影響を与えているのだとしたら、同じ時間をかけてゆっくり周囲に知らしめていく。

これがやり方の一つですね。

そしてもう一つは、一気に成功体験や周囲の注目を集める何かをしでかすこと。ま、諸刃の剣なんでしょうけどね。


とりあえず、学生さんに向けては……そうですね……

アナタのことを知ってる人なんていない場所にいくんですから、たかだか八週間。たかだか一日八時間。もっと言えば患者様と関わっている時間くらいいつもと違う自分になってみてはいかがでしょう?

少なくとも最初の評価は変わってくるかもしれませんよ。



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2009年11月15日

第208回 全力で○○してる?

全力で○○してる?


■今日のフィードバック

さて、前回から若干続いているお話になります。

前回は、受身なままで実習してるんじゃないよ! ってお話しでした。

どうも、この受身というキーワードだけではなく、もっと別な問題……

それがあるようなんですね。

というのも、どこか常に余力を残したまま物事にあたる習慣がついてしまっているのではなかろうか、そう思わせる節が随所に感じられる為です。

うん。これは拙いねぇ~

全力を出さないならまだしも、全力を出せなくなっていたら……

これは非常に拙い事態ですよっ!


■重要なキーワード

え? 何が拙いのかワカラナイ?

だって、明日も実習があるじゃないですかぁ?

はぁ~

本当に、拙いですね。

もしかして、遊ぶ事すら全力で遊んでないんじゃないですか?

そうでしょう?

どうも様子をみていると、全力で遊ばないぶん学力が高いのかとおもいきや、時間ばかりかけてあまり成果が上がっていないんじゃないですか?

え? 学校じゃないのに何がわかる?

そりゃぁ、わかりますよ。

だって、会議はぐだぐだ。
延々時間をかけて何一つ具体的なことが決まっておらず、情報の共有すら図れていない。
空いた時間に何をしているのかと思えば、お互いのデイリーノートを読み合わせて意見交換をするでもなくメモとにらめっこ。

時間がもったいないですね。

なに? 学校の講義と同じで、与えられた時間中我慢していれば終わる類のモノだと思ってるのかしら?

まぁ、ある意味終わるでしょうよ、この不景気な時代のなか、来年分の学費を払ってくれる裕福な家庭でもなければなおさら、ね。


■ノウハウをちょっと

いかんいかん、話しが逸れた。

まぁ、とにかくね、全力で何かをするというのは、集中して物事にあたるということですよね。

作業療法士にとって何より必要な『遊び』すら全力で行えていないのでは、そりゃぁ、勉強だって他の事だって全力で行えませんよね。

あまり自分が学生の頃は――って話しを持ってきたくはなかったのですが、さすがに時代が変わったからという理由だけで片付けてしまうのもなんなのでしてみますが――遊ぶ事に全力だったと思います。

で、そのぶん勉強は短期決戦、集中攻撃。

遊ぶ事と勉強する事のメリハリをつけていた気がしますね。

だから、いつも全力。

ここだけのはなし、国家試験の直前まで日曜日は勉強しない日でした。

一日全力で遊んで、翌日からまた集中して勉強。

ねぇ、アナタは毎日にメリハリがついていますか?

いつも同じ気持ち、同じ調子、同じ動き……

切り替えが出来ていないから、ただなんとなく毎日が過ぎていっているのではないでしょうか?

きっと、不安ばかりでこれでもかこれでもかと何かをし続けているのでしょうね。

不安である事に不安になって、体験したことのない明日を考えてしまう。

たしかに明日や明後日の予定を計画しておくのはいいでしょう。

ですが、それに対して不安になるのとはまた別なことです。

不安になるために全力で何かをしないのであれば、それだけ自分で自分の器を決めてしまっていることになり、器を大きくする機会を失っていると思えてなりません。

不安を振り切って、全力で物事にあたってみないと、アナタ自身の限界がどこにあるのかを知らないままに進む事になりますよ。

限界を知れば、不安になる一歩手前で止まれますし、限界ぎりぎりで綱渡りもできるでしょう。

今のアナタの限界は本当の意味で限界ですか?

自分自身で思った余力を全て振り絞って、その先にある限界突破した新しい限界点を見つけて欲しいものです。

そうすれば、実習がもっと新鮮で驚きに満ちた有意義なものになるかもしれませんよ。

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2009年11月08日

第207回 シメたろか?

シメたろか?


■今日のフィードバック

うん、いえね、別に怒っちゃいませんよ。

でもね……若干残念ですよ、えぇ。

今日は研修会でしたが、学生さんが誰一人いなかった……

残念ですねぇ~

なんていうか、こう、危機感というものは無いんですかねぇ~

出なきゃいけないんじゃないか、っていう危機感がね。


■重要なキーワード

そもそも、実習には何の為に来ているのでしょう?

勉強する為ですよね?

臨床実習なんですから、臨床――現場で使われている技術と理論のすり合わせをする場ですよね。

そりゃぁ、確かに今日は日曜日。休みは休みとして過ごしたいのでしょうが、みすみす学びの機会を逃してしまうのは如何なものかと思ってしまいます。

やはり、危機感の問題なんでしょうかねぇ~

今日の研修だって、教科書や学校で教えている技術が誤ったもので、事故や怪我の原因になるというお話しと技術の習得だったのですけどね。

まったくもって、勿体無い。


■ノウハウをちょっと

とはいえ、勿体無いという感覚もないのかもしれませんね。

学校は黙っていても教えてくれる場所ですからね。
(もっともお金という対価は支払っていますが)

受身でいてもある程度は許される場ともいえますからね。

でも、実習は違うんですよね。

そして、臨床の現場は更に違うわけですよね。

自ら欲し、行動を起こしてはじめて学びが得られるんです。

さてさて、この先アナタはどんな学びが得られるのでしょうね。

勿体無いことにだけはしたくないものです。




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2009年11月01日

第206回 緩急つけていい塩梅

緩急つけていい塩梅


■今日のフィードバック

今時のひとが『塩梅(あんばい)』なんてつかうのかしら……

と、ついついルビまでふってしまいました。

今回のお話は、文字通りいい塩梅なことを考えてみることができたらな、と思ってます。

さて、そもそも何故にこんな話しを持ってきたのかといえば、先日が病院行事の文化祭があったからです。

うん? まだよくわからない?

実習中に病院行事や行事レクなどに参加したことのある学生さんはいませんか? また、臨床に出ている方ならなんとなくピンときたかたもいるのではありませんか?

うぅむ、まだわからない?

では、自宅の電話をお母さんが取ったときのはや変わりを見たことは?

どうです?

なんとなくイメージできてきましたか?


■重要なキーワード

そう、まずは最初のキーワードである『緩急』ですね。

バイザーが良く使う言葉ならメリハリでしょうか?

そういったものをコントロールするということは、現場ではことに必要になってきます。

常に同じ状態でい続けるのもまた必要な事なのですが、それと併せて必要なときに必要なだけ集中、あるいは気を張ることも大切な事です。

それは、相手に合わせての場合もあれば、周囲の状況、環境に合わせて行うこともあるでしょう。

文字通りの意味でゆるいことと厳しいことと取ってもいいのですが、一旦緩急という言葉にもなります。

ことに精神科では思いもかけない、人の意識の外から事件がやってきますからね。いざというときに動けるように覚悟しておく事が必要です。


■ノウハウをちょっと

さぁ、そのためにどんな心持ちでいるのかといえば、ちょっとした加減が必要になってきます。

そう、緊張感という、ちょっとピリリとした塩加減がほしいんですね。

緊張感は強すぎれば、身体の動きをより鈍くします。

逆に弱すぎれば、心の動きをより鈍くします。

ちょうど真ん中は難しいでしょうから、自分自身の緊張の波に気付き、その場の状況に併せて塩の量を変えてみてくださいね。

そう、それこそ、いい塩梅に、ね。




ん~なんか、必要という言葉が沢山出てきてしまった……
塩が多すぎだな、コリャ。



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2009年10月25日

第205号 たが為にそれを書く?

たが為にそれを書く?


■今日のフィードバック

久しぶりに、レポートの話しをしてみようと思います。

まず、アナタは『この考察、何をいいたいのかわからない』といわれてしまった事はありませんか?

僕も初めての評価実習で散々言われ、また学校でも『これは考察とはいわない』と言われ……

本気で、考察って何だろう、そう悩んだ事もありました。

まぁ、今でも学生さんのレポートを読んでいて、『考察とは何か?』を教えるのが難しいと思ってしまうことがあります。

どうです?

アナタも心当たりはありませんか?


重要なキーワード

まぁ、考察が何かって話しは、ただ一言で終わってしまうんですけどね。

そう、『自分の考えを相手に伝えること』と僕はかんがえます。

若干飛躍しているので行間を説明します。

まず、考察それ自体は、物事の結果や現在の状況などをふまえて、自ら考えたことを論理的に構築する事です。

でも、それだけでは独り善がりなことにもなりかねません。

まぁ、根拠がハッキリしていて、必要十分なだけそれがあり、関連性に無理がなけりゃぁ相手が理解してくれますけどね。

そう、ただ考察するだけならたぶん誰もがしている事なんですよね。

それこそ、日常的に、無意識的に、ちょっとした場面でちらほらと……

でも、そこには必ずしも相手の存在があるわけではないんですよね。

だから、自分の脳味噌のなかだけでぐるぐるとしているだけ。

誰からのフィードバックもなく、再構築する機会が非常に少なく、限られているのではないでしょうか?

もし、仮に、友人にフィードバックをお願いしても、おそらくお互いに防衛機制が働いてしまったり、多少違う考えがあったとしても、『友達関係を崩したくない』とかいう不思議な発想のもとになんとなく相手に合わせてしまうことはありませんか?

まぁ、そんな『相手』ばかりだったのでは、レポートでいきなり考察を書こうとしても、何を伝えたいのかわからない内容になってしまうこともあるでしょうね。


■ノウハウをちょっと

ついつい文章が熱くなって話しが逸れました。

僕が今回言いたかったのは、考察に他者の考えを入れて再構築する機会を得ることではなく、『自分のなかだけの発想や想い、書きやすい流れなどで書いてしまい、読み手がいるという事が意識されていない』ということです。

そう、『読み手』

今までも何度か話しているのかもしれませんが、読み手の存在を忘れた文章は、結局のところ周囲を置き去りにした、独り善がり――いわば唯我独尊文章になってしまうんですよね。

別に今回はノウハウは準備していなかったのですが、少なくとも、書きあげた文章を音読するであるとか、他の人に読んでもらう機会をもつことが大切だと考えます。

そして、読み手の理解のペースを作ってあげられればベターなのかと思います。


うん、またも尻切れトンボ。僕も文章をもっと書いて、読んで、研究せねばなぁ~


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2009年10月18日

第204回 言葉の重み、行動の重み

言葉の重み、行動の重み

■今日のフィードバック

前々から何度も話題に出している気はしますが、自己洞察のお話しです。

アナタは、自ら話した内容や、取った行動について覚えていますか?

後からそれを言葉で説明できますか?


■重要なキーワード

さてさて、何故こんなことを質問したのかといえば、今も昔も変わらず学生さんの悩みの種だからです。

後から思い出せなくてデイリーが書けないとか、会話する事に精一杯で何を話したのか覚えていないとか、自分自身のテンションがコントロールできずに気付いたら患者様が置き去り、ドン引きだとか――諸々ありました。

バイザー諸氏や一度でも実習に行ったことがある学生さんなら思い当たる節もあることでしょう。

まぁ、初めての見学実習だとか、評価で頭がいっぱいになってしまう評価実習ならいざ知らず、臨床実習になってきたら、そろそろそれでは拙い事になってきますよね。
あぁ、でも、さすがに三日後には患者様の名前を全部覚えろとか、すぐに自己洞察できた対応がとれるようになれとは言いません。やはりこれは非常に大変なことですからね。

何にせよ、せめてすぐに慣れる努力をしてほしいところです。


なぜなら――


言葉で生かしも殺しもできる世界、それが精神科だと僕は考えるからです。


■ノウハウをちょっと

話した内容を覚えていない状況、それは相手にどんな影響を与えたかを意識していない、意識できないという状況です。

そんななかでもし、仮に、自傷他害という行為を患者様が取ってしまった。

その時すぐに、アナタは自分の取った行動や会話の内容が影響を与えていたのではないかと思い返せますか?
状況説明を迫られたとき、どんな話しをしたのかを周囲に伝達できますか?

悪い状況を言えば、それ以前に自分の取った行動でそうなったとさえ意識できないかもしれないんですよね。


よく学生さんのレポートやプログラムの企画書にリスク管理なる項目があり、目に見えて危険な事とそれに対応するための内容が書かれています。
でも、それ以上に目に見えない危機も潜んでいるということにはなかなか気が向かないようです。


今回のお話を聞いて、少しでも本当にこの行動でいいのだろうか、こんな話しをしていいのだろうかと一呼吸おくことをしてもらいたいものです。

あぁ、でも、石橋を叩いて渡らないのはまた拙いですからね。

一呼吸おいて、自分の言葉や行動に責任を、覚悟を持つという事が大切です。

今回のお話で何も話せなくなってしまったなんて事になるのであれば、自分自身がこれから身を置こうとしている業界について考え、そして覚悟しなおしてくださいね。

う~ん、若干締まりの悪いラストだな。申し訳ない。



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2009年10月11日

第203回 善いか悪いか

善いか悪いか


■今日のフィードバック

現場って、大変ですよね。色々な状況が後から後からやってくる。

それはとどまる事を知らず、増えこそすれ減る事がない。

とはいえ、一つ一つ的確に処理をしていけばどうにか落ち着いてはきます。

さて、そんななかでも、迷ってしまう事態が少なからずあります。

学生さんにしてみれば、なおさら迷ってしまうか、逆に何も考えず悪手を打ってしまうこともあるでしょう。

さぁ、少し考えてみましょう。

どうにも迷ってしまった事態はここ最近ありましたか?


■重要なキーワード

少しイメージしづらい内容の回かもしれませんが、精一杯ついてきてくださいね。

まず、ここでよく考えておかなければならないことは、目的と手段、でしょうか。その迷いを抱えている業務は、どんな目的のもとに行っているのでしょう? そして、どこにゆこうとしているのでしょう?

最終的な帰結点を見出す事も必要になります。

だって、それをする事でどんな結果となり、成果が得られるのかの目算がたっていないと、もっと迷ってしまいますからね。

あぁ~ちなみに、その目算が立っていないことで迷っている方は、今回のテーマとは若干イメージしている事が違うかもしれません。

というのも、まぁ、もっと具体的な例で話してしまえば、サービスを取るか収益を取るか、というような話になりますね。おそらく、この方がイメージしやすいのでしょう。

サービス、収益、アナタならどちらを取りますか?

うん、そうね、両方取れれば一番いいのですが、患者様や利用者様はもっと良質なサービスを求めており、運営側は収益を求めますよね。

医療だ福祉だといっても、これはもう企業体ですからビジネスモデルとしての視点を持っている人も必要になるのは事実――さすがにこのことについて眉をひそめるのは学生さんだけと思いたいところですけどね――です。

良いとこ取りできない状況は必ず出てきます。ですので最低限のことをしたうえで考えるべき視点というものがあります。

それが『善いか悪いか』です。

もっと言えば『儲かるか儲からないかではなく、善いか悪いか』です。


■ノウハウをちょっと

これは歴史を見ても明らかで、悪い事をしていれば必ず歪みがでてくるんです。

その時、無理して収益を得たとしても、その手段が悪手であれば、必ずばれますし、返還の対象になるということです。

そんな瀬戸際の判断が求められる事態になったときは、迷わず、選択してください。

そう、善いか悪いかで。

例にだしたのがお金のはなしだったので、その事だけに使える話しかのように聞こえてしまうでしょうが、そうではありません。

患者様や利用者様への対応もそうです。

掃除一つにしてもそうです。

モノの取り扱いだってそうです。

アナタが判断する事、行動する事、それら全てにあわせて考える事ができます。


さぁ、もう一度最初に思い浮かべてもらった直面した事態を思い出してください。

今なら、さっきよりも判断できるのではないでしょうか?


「作業療法塾塾長」齋藤 信

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2009年10月04日

第202回 会議に参画する

会議に参画する

■今日のフィードバック

アナタは会議に参画していますか?

え? 参加じゃないのかって?

そう、違います。参画です。

というか、それ以前にアナタは会議というものをどの様に捉えているのでしょう?

最近出た会議の事を思い出してみてください……


会議が何の集まりか知ってましたか?
会議の時間は知ってましたか?
会議の場所は知っていましたか?
会議の参加メンバーは知っていましたか?
会議のテーマは知っていましたか?
会議の帰結点がどこにあるのか知っていましたか?
会議のテーマについて情報を集めましたか?
会議のテーマについて自分の考えを持っていましたか?
会議のテーマについて発言しましたか?
会議にテーマについて他者の考えを理解しようとしましたか?
会議の結果を知っていますか?
会議の報告をしましたか?
会議で決まった事を遵守していますか?


まぁこんなところでしょうか?

さぁ、これを見て、真実アナタは会議に参画していたのでしょうか?


■重要なキーワード

さてさて、何故にこんなテーマにしてみたか、ということですが……

先日、会議について色々な事件がありました。

えぇ、まぁ、些細なことです。

会議のメンバーが集まらなかったり、その集まれない報告をくれたのが一人だけだったり、その他のメンバーが集まれない事を会議とは直接関係ない職員から報告を受けたり、集まれない理由を各部署に確認したら公休だったり。
別な会議では、会議で決まった事を思いつきの内容に変えてもらうよう個人的に話しをしてきたり、そもそも会議で決まった事を知らない、議事録をみていないだったり……

えぇ、本当に些細な事で、しかも僕の愚痴ですよ。

若干――イラッとしましたけどね!

とは言え、イラッとするだけなら誰にでも出来ますからね。

折角なので、会議について考えてみようと思った次第です。

まぁ、先にチェックポイントになる内容を列挙してしまいましたから、あまり多くを語ることはないのですけどね。

そう、先に挙げた内容というモノが全てを語っています。

だって、会議に参加する上での心得なんですからね。

そもそも、先程も質問しましたが、会議とはいったい何なのでしょう?

ま、テーマによって違うといえばそれまでですが、基本的には物事を決めるためのものですよね。そして、決定した事を周知徹底させる為にあるはずです。

え? 相談や話し合いはしないのかって?

そういう事は確かにしますけど、話し合うことが目的ではないですよね。

まぁ、それをする回にして、決定は次回……ってやり方もありますけどね。

でも、実際定例の会議では、事前に会議資料を配布していたり、検討事項が告知されていたりしますからね。

話し合いというよりは、お互いの考えをすり合わせ、決定する為の儀式のようなものなんですよね。

議事録が出された時点で会議の主催者は帰結点をいくつか準備しています。そしてそのなかから、各部署が納得して、同意できる。かつ自分自身が妥協できる最低ライン以上の成果でもって決定事項と成すものですからね。

そう、話し合いをテーマにしない限り、ほとんどの決定事項がすでに決まっているんですよね。


■ノウハウをちょっと

とはいえ、そういう前提が主催者と参加者の間で成立していない場合がこれまた拙い、不毛と徒労を感じさせ、最悪無益どころか有害になりえることだってあるんですよね。

せめて、自分自身はそういう事をする当事者にはなりたくないですからね。先にあげたチェックポイントについては最低限事前にチェックしておきたいものです。

あぁ、ちなみに、主催者側だとしたら初回にルールを決めてしまうのが一番いいのかもしれませんね。

もっとも、そんな事を決めなければならないほど低レベ……っとっとぉ。
毒を吐いていちゃぁいけませんな。

会議に参加しているメンバーの力量と経験値を量っておくことは大切な事ですし、周囲の人間が主催者とは違う人間なのですから、同時に違う個性を持っているという事でもあります。

それぞれの個性に合った対応法なども学んでいく必要がありそうですね。


では、最後に。

参加:仲間に加わること
参画:計画や立案に携わること

とでも覚えておけば言葉を使い分ける事が出来るかもしれませんよ。

折角の国語、数多の表現が存在する日本語を大切にしたいものですねぇ~



「作業療法塾塾長」齋藤 信

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2009年09月27日

第201回 意味を考える

意味を考える

■今日のフィードバック

物事には意味がある。まぁ、そんな事は言われなくてもわかっている――とは思います。ですが、本当に『わかっている』のでしょうか?

別に僕は今、真の意味を理解しろとか言っているわけではないです。

今、行われている物事の意味を考えているか? というお話しをしたいわけです。

色々、昨日までの毎日の業務を思い出してみてください。

アナタがいちから自分で作り上げた業務なら、自分自身で意味を理解しているとは思いますが、そうではないものも沢山ありますよね。

さぁ、ではあらためて問います。

アナタは物事の意味を考えてみた事はありますか?


■重要なキーワード

いろいろな場面が思い浮かべられたかと思います。

意外とそれらが持っている真の意味というか、根っこの部分をよくよく知らずに毎日の業務をこなしてしまっているのではないでしょうか?

特にまだ学生さんだとすると、デイリーノートやケースノート、レポートの作成に追われて、本来臨床実習の場で学ぶべき現場で行われている運営、運用、管理業務といったところまで視野を広げられずにいるのではないかと思います。

ですが、ちょっとした事に気付くことができれば、それらが通常業務の中にちりばめられており、毎日の業務を行っているうちにそれらの真の意味が身についてくるんですよね。

じゃぁ、何に気付けばいいのか、ですが――

まぁ、たいしたことではないんですよ。

先程から何度か出てきた言葉ですから。

そう、『意味』を知ることです。

それらの業務が行われるようになった理由を知っている人から聞きだす。

ただそれだけ。

知らないを知っているに変えるだけです。

そこから先は、まぁ、もっと考えて欲しい事がありますけど、とりあえず先に例題をだしましょうね。

例題)機器の消毒
ピューラックス溶液0.05%を噴霧器で撒き、
その後しっかりとふき取って乾燥させる。


さぁ、ここに隠された意味にアナタは気付く事ができましたか?


■ノウハウをちょっと

プログラム終了後、掃除を行わない作業療法室はないかと思います。
今時、感染防止対策をすることが義務化されていますからね。

でも、そこでアルコールを使用する場合とピューラックスのような次亜塩素酸ナトリウム溶液を使用する場合とで分かれていることでしょう。

今回の例題で使われているのは次亜塩素酸ナトリウム溶液であるピューラックスですが、何故アルコールではないのでしょう?

答えはノロウイルスに対してアルコールでは死滅させられないからですね。
しかも、コスト的にピューラックスを使ったほうが安い。施設によっては、10月~3月をピューラックス、それ以外をアルコールと分けているかもしれません。この期間は定点観測病院のグラフ等を見れば一目瞭然ですね。

次に何故0.05%なのでしょう?

これも、機器消毒に必要な濃度ということで決まっているものです。糞便、血液汚染、トイレ、床、テーブル、機器、場所や対象によってその濃度が変わりますので、当然、各場所に適応した濃度で溶液が作られています。細かく言えば、それら溶液の使用期限を明確にしてあり、月曜日に作って土曜日には全て使い切るようにしています。

ふき取って乾燥させるのは何故か?
これは、塩素系の薬液ですからね。金属製品を腐食させてしまいます。
それを防ぐ為に、消毒後はふき取りと乾燥を行うんですね。


と、まぁ、毎日何気なく行っている消毒という行為一つ取ってみても、この程度の理由があって行っていたりします。

今回例題に出したもの意外では、もっと複雑な施設ごとの理由などもあることでしょう。ですが、こういったほぼ全国共通といってもいい根拠のある理由、意味あって行っているというものが存在している事に気付いてもらえたなら幸いです。

明日から、毎日行っている業務に向ける眼に広がりが出ている事を期待しています。





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2009年09月20日

第200回 覚悟を……

覚悟を……


■今日のフィードバック

アナタは、作業療法士になりたいですか?

アナタは、作業療法士になる覚悟ができていますか?

少なくとも、ただの一つの仕事としての作業療法士資格ではなく、作業療法士としての生き方を学ぶということを真剣に考えてますか?


■重要なキーワード

さて、何故こんな事を訊くのか――気になるところかと思います。

以前のメルマガでも何度か話題にはしていましたが、あらためて取り上げました。

というのも――今時の学生さんとは言いません――学生さんの考えが甘いのではないか、と思い始めたからです。

実際、色々な学生さんをみてきました。

関わらせてもらいました。

でも、やはりその中にあって、どうしても拙いだろうと思わざるを得ない状況が多々出てきたのです。

そのキーワードとも言えるのが『覚悟』です。

僕の持論に近いものですが、作業療法士は――あるいは医療人は――、職人なんですよね。

今時、職人もないだろうと言う方もいるとは思いますが、伝統的作業療法といわれる分野があるのもまた事実。リスク管理はマニュアル化できても、接遇についてのマニュアル化が出来ても、手技やアクティビティのマニュアルがあったとしても、実際に現場で使われている技術の、所作の習熟は先輩の動きを見て、盗んで、理解するまで練習を重ねなければならないんです。

そう、そのための『覚悟』が必要なのではないか、と思うのです。

最近、そういった練習をせずに表面的な部分を知ったつもりになって動いている学生さんが多いですね。失敗を怖れて、深く突っ込んで学んでいないようです。

実習も、八週間バイザーのいう事をハイハイ聞いて、それなりのレポートをあげればどうにかなると思って来ていませんか?

まぁ、初日で泣かしますけどね、そういう輩は。いや、むしろ初日に帰っていただきます。

え? 人の人生狂わすな? はいはい。だったら、点数も満点、出席の判子も全部押しますから帰ってください。

ハッキリ言って、僕らの時間を費やしたくありません。そんな人には。


■ノウハウをちょっと

若干、話しを逸らしてしまいましたね。いかんいかん。

『覚悟』でしたね。

まぁ、どちらにせよ、泥水のなかを転げまわってでも本気でなりたいと思えるかどうか、なんですよね。

覚悟がないんではないのかな。覚悟するまで時間がかかるんですかねぇ……

しかも、周りからあれこれ構ってもらって当たり前という状況では、ねぇ。

受身に過ぎるんですよ。

いつまでも教えてもらえると思っている。

自分から学びにいかないでどうするの?

教えてくれと頼むことも知らないのでは、ねぇ。

もっとも『何も考えていません。全て教えてください』では誰も教えてはくれませんけどね。

そこまでする覚悟、本気で作業療法士になりたいんだという覚悟を見せてくださいね。


まだまだ書き足りないですが、枝葉ばかりになりそうですので、またあらためて……


「作業療法塾塾長」齋藤 信

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2009年09月13日

第199回 目配せとサイン

目配せとサイン

■今日のフィードバック

さて、今回のお話。これだけを見てもよく分からないのは毎度のこと。

とはいえ目配せ、サイン。まぁ、言葉そのままの意味なんですけどね。

実習中の学生さんなら気付く機会が多くあるかと思います。

また、すでに臨床に出ているOT諸氏には『あぁアレか』と思う内容かと思います。

さてさて、具体的なお話をしてみます。

バイザーのプログラム中の行動のなかに、ちょっとした仕草や、視線が合う事ってありませんか?

この意味を考えたことはありますか?

バイザーの行動には一つ一つに意味があります。

その視点で、今、振り返ってみてください。


■重要なキーワード

さぁ、どうです?

アナタは意外とバイザーと目が合っていたのではないですか?

で、目が合ったタイミングで何かを促されるようなサインを送られていませんでしたか?

そう、これが目配せとサイン。

現場で行われる事には、全員が同じ情報を得ているという前提で無言の情報発信が行われていたりします。

それは、患者様にそれとわかるようにスタッフへ行動依頼をするのではなく、患者様とは別なところで行われる情報共有、あるいは行動の申し送りだからです。

視線が合えば、自分に何かを伝えたいんだなと思うし、それに身振りが伴えば、その先にある異変への対処を期待されている事に気付けるんですね。

え?

それを学生さんに求めるのは酷ではないか?

たしかにそうですね。今までそういったことをしてこなかった学生さんには辛いことでしょう。

ですが、実際に出来る学生さんも少なからずいるんですよね。

いわゆる、『動ける学生さん』と呼ばれる彼らです。

そういった学生さんは自然とバイザーから声をかけられる回数も多くなります。少しの説明で多くの事を理解し、しかもリアクションがしっかりあるんですから当然ですよね。

様々な仕事も任されるようにもなっていきます。

これは学生に限らず、新人作業療法士にも言えることですね。


■ノウハウをちょっと

何度か話題に出した事がありますが、これが作業療法士が職人たる所以でもあるのかな、と思ってしまう部分です。

この気付きについては、こうやって文章にしてみたところで、正確には伝わらないでしょう。書いていて、僕自身、上手く伝え切れていないのがひしひしと感じられます。

気付き……

そうですね。今回の話題をきっかけに、何かに、新しい自分に気付いてもらえたらと期待します。



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2009年09月06日

第198回 残心

残心

■今日のフィードバック

さぁ、タイトルだけを見せられてもなんのこっちゃと思ってしまいますよね。

無理もありません。ですので、少しばかり事例をお話しします。

1)とある業務を行っていた学生さんがいました。
その学生さんは急ぐあまりに扉の鍵を閉め忘れて
その場を移動してしまいました。

2)洗い物をしていた学生さんがいました。
程なくして洗うものがなくなり、食器類を乾かす為、逆さに置き、
その場を移動しました。
流しのなかは泡だらけでした。

3)ある学生さんが作業中、道具を持ち出しました。
患者様の誘導をするため、その場所を離れることになりました。
道具をその場所に置いて。
プログラムが終了した後も道具を放置していた事が
思い出せませんでした。

さてさて、この事件の数々、アナタはどう思いますか?

あまりに残心がなさ過ぎるとは思いませんか?


■重要なキーワード

え? 残心の意味がわからない?

アナタ、日本人ではないのですか?

今日日、外国人でも知っているのではないかと思いますが……

いや、それ以前に作業療法士なら、ある意味職人。

知っておくべき事の一つと僕は思っています。


まぁ、とりあえず、検索した内容を引用させてもらいますか。


【残心】
残心(ざんしん)とは日本の武道および芸道において用いられる言葉。残身や残芯と書くこともある。文字通り解釈すると、心が途切れないという意味。意識すること、とくに技を終えた後、力を緩めたりくつろいでいながらも注意を払っている状態を示す。また技と同時に終わって忘れてしまうのではなく、余韻を残すといった日本の美学や禅と関連する概念でもある。

だらしなくない事や気を抜かない事や卑怯でない事であり、裏を返せば「美しい所作」の継続ともいえる。

相手のある場合において卑怯でない、驕らない、高ぶらない事や試合う(しあう)相手がある事に感謝する。どんな相手でも相手があって初めて技術の向上が出来ることや相手から自身が学べたり初心に帰る事など、相互扶助であるという認識を常に忘れない心の緊張でもある。相手を尊重する思いやる事でもある。

生活の中では、襖や障子を閉め忘れたり乱暴に扱ったり、また技術職の徒弟で後片付けなどを怠ると「残心がない」や「残心が出来ていない」といって躾けとして用いられる言葉でもある。仕舞いを「きちっと」する事でもある。ちなみに「躾け」とは「美しい」所作が「身」につく事を表した和製漢字である。

引用:ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AE%8B%E5%BF%83


もう、これは読んでその通りのことです。

先にも言いましたが、作業療法士になろうとしているなら、わきまえておくべき事と僕は思っています。

どうも最近の学生さんにはそれが感じられないんですね。

やったら、やりっぱなし。
自分の取った行動が他人にどう映っているのかを気にしない。
KYと友人にいわれる事には敏感なくせに、自分に直接関係がなさそうなあいてには無関心。

愚痴りだしたら止まらなくなりそうです。

そう、今回は愚痴なのかもしれませんね。

でも、事実そうなんだから仕方ない。

何度も同じ事を注意していると、何になりたいのだろうな、と僕も本気で悩んでしまいます。


■ノウハウをちょっと

実はノウハウなんてもの、あるのでしょうかねぇ……

自らの所作を知ること……といっても、自分には関係ないやと思っている人には何の意味もない言葉になっている。

全てが与えられ、自ら得て学ぶ事を知らない世代……なんでしょうかねぇ。

内側にばかり目が向いており、自分の外に目が向いていない。

自分自身の行動が、周囲に大きな影響を与えている事に気付かない。

自分中心で物事が動いていないと気がすまない。

謙虚に話しを聞くことが出来ず、「でも」「ですが」「しかし」「だって」「自分は」「いや……」そんな言葉が口癖になっている。

あららぁ……

よく聞く言葉ばかり。アナタも心当たりが一つはあるのではないですか?

なんなんでしょうね。

生活感が感じられないのも関わりがあるのでしょうかねぇ……

若干、消化不良です。

色々書いた割には、とりとめがなさすぎますね。

困ったもんだ。

せめて、自分が通った道の地面にいる虫、踏んでしまった草花を振り返る余裕がほしいものですね。



「作業療法塾塾長」齋藤 信

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2009年08月30日

第197回 みためは大事

みためは大事
■今日のフィードバック

アナタは、みためを気にしていますか?

そりゃぁ、身だしなみやお洒落に気をつけるのは当たり前。

以前話した内容がそのままです。

今回のお話は、そういう表面の話ではありません。

かといって、気持ちの持ちようという話しをメインにするつもりはありません。

さてさて、ではいったいどんな話か。

と、まぁ、その前に、アナタ自身のみためについて、いままでどう気遣っていたのかを振り返ってみてくださいね。


■重要なキーワード

確かに、みためを変えるためには気持ちが必要です。

ですが、それ以前にアナタ自身の何処が拙いのかを認識しなければなりませんよね。

まぁ、折角ですから、作業療法士的なみためというものを考えてみませんか?

作業療法士的……、姿勢とかボディイメージって思った方はなかなかいい線をいってます。

機能的な問題がない限り、リハビリのセラピストを名乗るのであれば自分のみため、というか立ち居振る舞い。更にいえば、アナタ自身の動作、そうするための筋、骨って話しになってきます。

そう、アナタ自身が周囲にどう見られているかを、自らの機能的なポイントから見ていこうというわけです。

だってそうでしょう?

よく考えてみてください。

姿勢の悪いセラピストに、身体バランスが云々と説明を受けたいと思いますか?

きちんと箸をもてない人に、利き手交換やら食事指導を受けたいと思いますか?

少なくとも、ガッカリしたり、呆れたりしますよね。


■ノウハウをちょっと

たしかに、全てを完璧に行うという事は難しい事です。

ですが、わかれば直せる事もありますし、OTとして、と考えたら如何なものでしょう?

今や、病院は選ばれる時代です。

こと治療という事に関しては、何処の病院でもほぼ同じ治療で、治るという成果が得られます。

あ、ちなみに勘違いしてはいけないのは、ここでいう治療や治るという対象は作業療法だけのことを言っているわけではないですからね。病院全体のサービスとして、の話しです。

話しを戻しまして……つまりは、何処に行っても同じ治療が受けられるなら、より自分に合った病院に行こうとするってことです。

さぁ、もうわかりましたよね。

アナタは、選ばれるセラピストであろうとしていますか?

アナタ自身の今のみための問題は何ですか?

それに対して、具体的にどんな対策を立て、実行するのか。

意外とやってないのではないですか?




「作業療法塾塾長」齋藤 信


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2009年08月23日

第196回 苦手な事にこそ活路がある

苦手な事にこそ活路がある

■今日のフィードバック

さて、今回のお話は、得手・不得手についてです。

アナタは実習という場に突然やってくることになり、戸惑いながらもどうにか乗り切ろうと試行錯誤する事と思います。

ですが、そうするうちに、ついつい自分の得意な方向で、あるいは自分の楽なやり方で、といった方がいいかもしれません。

そんな方向に流されてはいませんか?

別にこの事全てが悪いというお話ではないんですよ。

最初の一週間くらいは、まぁ、仕方ないでしょうね。

でも、その先になってくると色々拙い事態になってくると僕は思いますが。

さて、アナタは今の自分の対応や姿勢、やり方というものについてどう考えますか?


あ、もちろん実習生に限らず、バイザー諸氏も考えてみてくださいね。


■重要なキーワード

まぁ、当然といえば当然なのでしょうが、多くは自分の楽な流れをいつの間にか作り上げていたのではないでしょうか?

確かに、その方が疲れませんからね。そんな流れを好んでしまうのは今の段階では仕方ないとしましょう。

ですが、学生さんなら、特に実習生のみなさんならなおさら。

自らの窮地に陥ったときに、自分の得意なやり方、好むやり方のみでは対処できなくなる事が必ずきてしまいます。

そんな状況となれば、今まで培ってきたアナタの成功体験が一気に崩されてしまうでしょう。

また、これまでこのやり方で上手くいっていたのに、何故噛み合わないんだろう、という違和感を感じるかもしれません。

えぇ、もう、本当に自分の成功してきたやり方、ある意味サクセス・ストーリィがガラガラと音を立てて粉々になっていく感覚を味わうことでしょう。

そんな、今までのやり方、成功体験に基づいた考え、それらが否定され、身動きが取れなくなってしまったとき、アナタはどうしてしまうのでしょうね。

呆然とする? そんな暇はない!
パニックになる? 慌てても仕方ない!
怒りだす? その怒りを他人にむけちゃいけないよ!
泣く? ある意味、一番すっきりするかもね!

でも、こんな対処では、その場しのぎにすぎないでしょう。

では、どうするのか?


■ノウハウをちょっと

勘のいいかたはもうお気づきのことと思います。

そう、苦手としてきた事に目を向けるんです。

タイトルどおりですね。

ここでいう、【苦手】というものは、言い換えると【避けてきた事】ともいいます。

どういう事かといえば、そもそも苦手というものは自分の主観だったのではありませんか?

それとも、成功体験が足りなかった?

負の強化がされてしまったことだった?

そんなものだったのかもしれませんよね?

そして、なんとなく避けてきてしまった。

違いますか?

だとすれば、今までアナタの領域の外にはじき出されていたモノなわけですから、極限状態や身動きが取れない事態に陥ったときこそ、アナタの発想の外に活路をみつけようとするべきではないでしょうか?

意外と、苦手と思っていたことがただの食わず嫌いだった、なんてことになるかもしれません。

ヤバイ時には自分が苦手なものに目を向ける。

そうすれば、また一歩進化できるかもしれませんよ。


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2009年08月16日

第195回 伝統・風習は大切に

伝統・風習は大切に

■今日のフィードバック

お盆の時期ですね。

営業している病院、そうではない病院、色々あるかと思います。

でも、今回はそういう営業的は話ではなく、伝統や風習といったものです。

これもまた施設によるのですが、様々な土地から様々な人が集まっていますよね。

そういったなかで、ひとりひとりの利用者さんの生活が異なり、また育ってきた環境、身につけてきた風習が異なっている事にお気づきのはずです。

おそらく、いつもはあまり深く考えようとすることはないかと思います。

ですが、このお盆の時期です。

これを機会に少しばかり、身近な風習や伝統を気にしてみませんか?


■重要なキーワード

お盆お盆と連呼してしまいましたが、今や昔のお盆の風習を行えなくなっている事を知っていますか?

といっても、僕の地元の話ですが。

胡瓜馬と茄子牛を作って仏壇に飾るんですよね。

胡瓜の馬で少しでも早く家族のもとに帰ってきて、茄子の牛に乗ってゆらゆらゆっくりあの世に帰るそうです。

で、僕の地元ではそれを川に流していたのですが、最近は環境問題がどうとかで、今や流せなくなってしまったんですね。

しかも、それで流せなくなった馬と牛をどうするかというと、こっそり昔の人達に見つからないようにゴミ袋に入れて、収集車にお願いするという状況なんですよね。

少し、残念な話です。

同じように、こういった伝統的なものが仕事をするなかにもきっとあるはずです。

少し、思い当たる事はありませんか?


■ノウハウをちょっと

伝統・先輩から伝えられている事、言い方やカタチは変われど、思い当たったかと思います。

それを、業務の効率化や、リスクマネジメント、やり方が変わったからという理由で、やめてしまうのはどうなんでしょうね。

僕も医療の質や業務の効率化を推進する考えを持ってはいますが、残すべきものはまた別です。

そうなるに至った経緯や、その歴史までをも否定してしまう事になってしまいますからね。

逆に反発や疑問のようなしこりが残ってしまいます。

新しい事、正しい事、悪くはないんですが、昔からいる人達についても、思いを残してあげてくださいね。




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2009年08月10日

第194回 言葉を君に

言葉を君に

■今日のフィードバック

今回のお話は、言葉です。

というのも、先週で終了した学生さんから、最後にコメントが欲しいとまぁ、紙をもらったんですよ。

で、その場でその人に合ってるかな~という言葉をひねりだしたのですが、流石に三人分は疲れました。

まぁ、それはさて置き、ポイントはその人に合った言葉、ってところです。

絶対にコレだ! 間違いは無い! と言い切れるほどの言葉を書いたわけではありませんが、そこから何かを読み取ってもらえたらと思っています。

色々な意味をこめて書いたのですが、そういった意図というか、想いというものが乗っかった言葉というものは、いつも以上に意味を持つのかもしれないとも思ったんですね。

いつだかも書きましたが、言葉って、大切なんですよね。

特に僕なんかはセラピスト、プラスで物書きなものですから、自分が使う言葉に気を遣っているつもりです。いえ、気を遣っています。しかも、少しばかり矜持をもっております。

さぁ、ではここでアナタに質問です。

アナタは自分の言葉に誇りを持っていますか?


■重要なキーワード

誇り、といわれると少し戸惑ってしまいますよね。

でも、こういった物を書くだけではなく、話し言葉の方が身近ですし、誰もが無意識に使っているかと思います。

なので、あえてここで質問した次第です。

だって、言ったとおり無意識に言葉を使ってしまっているのではないかと思ったからです。

そういった時の言葉は、アナタ自身が思っているより、はるかに強力な意味と強さを持ってしまう場合があるからです。

意識しない言葉の暴力――とまで言っても良いかもしれませんね。

無意識なだけに、その傷は相手を深くえぐります。そして傷つけたことにすら気付かないこともあるでしょう。

なので、選んで言葉を使うとは、セラピストの、いや大人のたしなみだと僕は思っております。


■ノウハウをちょっと

とは言え、言葉を選ぶことに慣れない人は、思考が停止してしまったり、反応が遅れたり、相手の意図していることや、意味を解釈しようとして混乱してしまう事があるものまた事実です。

そういった不安がきっとアナタにあることと思います。

じゃぁ、どうするのか?

もう、これは言葉、というか語彙を増やすしかないでしょうね。

自分の中に蓄積された使えるボキャブラリーがどれだけあるかがポイントになるのでしょうからね。


はい、はい、増やし方まで話しましょうね。


それは、知らない言葉を聞いたら、意味を調べ、使かってみる。

で、相手の反応を見て使い続ける。

時には相手からフィードバックしてもらい、自分に合った言葉かどうか、大風呂やキャラに合わないなら使うのをやめる。

あるいは、自分の言葉に置き換える。


まぁ、僕は日常的にそんな事をしています。


あとは、本を年間10冊読む。年毎に5~10冊ずつ増やす。で、言葉に身体をなじませています。

ちなみに、今年は小説を課題図書にしたので、年間150冊が目標です。

現在、59冊でストップ中。

来年の1月までに100冊いかないかもな~。目標修正か?


なんてね。

僕の話になってしまいました。

兎に角、言葉を使うには言葉についてを知るべき、そう思いました。


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2009年08月02日

第193回 自己洞察してみる

自己洞察してみる

■今日のフィードバック

前半期の学生さん達のほとんどが実習終了の時期になりました。

この前半期を振り返って思ったことをお話しようかと思います。

いくつかあるのですが、一言でいってしまえば自己洞察が足りないと思いました。

なんというか、技術やテクニック的な部分、ノウハウを安直に求め、またそれに対する偏りが大きく、それを使う自分そのものが置き去りになっている気がしたのです。

確かに、テクニックは習得するべきです。
理論が伴えばなおいいでしょう。

ですが、使うべきアナタ自身の状態はどうですか?


■重要なキーワード

おそらく、実習に来るまでアナタは自分自身を知るために何かをするということはしてきていない事でしょう。

ですが、作業療法士になるなら、いやそれ以前に社会人として生きていこうとするなら、行っておくべきです。

何故って、アナタは今まで自分が好きな相手とだけ過ごしていればいいと思ってきたかもしれませんが、それでは駄目な世界に足を踏み入れたんです。

その覚悟が足りない!

足りないんですよ!


そもそも、アナタは何故作業療法士になろうとしているのですか?

その気持ちは、はじめの頃と変わりはありませんか?

アナタが今できる事とできない事はわかっていますか?

アナタは自分が周囲からどの様に見られているかわかっていますか?

今、アナタが取った行動にどんな意味があるのですか?


色々なことを考えなければなりません。

そして、改めて自分が作業療法士になるという気持ちを、意志をハッキリさせて欲しいのです。


■ノウハウをちょっと

何故そこまでするのか、それすらもアナタは疑問に思っていることでしょう。

ですが、実習だから言われた事はやらなければならない。

それでは、あまりにお粗末ですし、考えがなさすぎます。

これからアナタが生きていこうとしている世界は、アナタが自ら道を切り開いていかなければならないということに気付いてください。

臨床実習は、なにも学校のテストのように解答がハッキリしていることばかりではないのです。そして、そんな問題集では得られない、現場の現状と現実を知り、そのさきでアナタがセラピストとして生きていく為の何かを得るために臨床で実習をするんです。


実習の最終日になって後悔ばかりが頭をよぎる実習よりも、来年の今頃はセラピストになっている姿が見えてくるような実習にしてほしいものです。



色々書きましたが、まずは自分を知ることが大切です。

自分を知ったうえで、相手を評価できる人間になれたらいいですね。


「作業療法塾塾長」齋藤 信

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2009年07月26日

第192回 今までの習慣をふりかえる

今までの習慣を振り返る

■今日のフィードバック

今回のお話は、自分の今までの生活習慣です。

アナタは今までどんな生活を積み重ねてきているのでしょう?

どうです? 考えたことはありますか?

初めて臨床実習にくる学生さんのほとんどは、実は実習で求められる基礎知識云々ではなく、この生活習慣というものに悩まされているのではないでしょうか?

どうです?

アナタは心当たり、ありませんか?

心当たりがあるのでしたら、そのことをすこうしだけ、具体的に思い出していってみましょうか。


■重要なキーワード

では、まぁ、まずはアナタが考えた自分がで実習で直面した事態を思い出すのではなく、僕の話を進めちゃいましょう。

所々さらに思い当たることが出てくるのでしょうから、その度に唸ってください(笑)。

まず、この生活習慣というもの――あまりに幅が広い話になってしまっていますが、他にいま思い当たる表現がみつからないので、このままいきます。

この生活習慣、アナタは学生のそれであることに気づいていますか?

そして、実習で求められるのは、職業人としてのそれである、ということにも……

そう、実はアナタは学生の気分のまま、実習に臨んでいるのです。

ですが、実習で求められる学生としての姿勢というものは、一般的な専門学校、あるいは大学の学生の姿勢とは一線を画すものなんです。

もう少しだけ具体的に言えば、専門職、職業人になる道を選択した学生の姿勢を求めているのです。

だから、学校の場面からいきなり実習にくることになると、その違いにいきなり、そして直接的に直面させられるため、混乱や迷い、反発が起きてしまうのでしょう。

確かに、学校で実習地で求められる学生の姿勢、というものを実習要綱をもとに講義を受けているでしょうが、それからして学生が学生である状況を上塗りしてしまっており、専門職や職業人になる学生の姿勢とは異なるものとなってきているのです。

臨床実習の現場とは、その銘の示すとおり、実際の現場を体験、実践するための場なのです。机上の勉強ではなく、お金をもらってサービスを提供している現場なんです。

実習生とは、学生ではありません。

準職員なんです。

いわゆる学生気分という、学生のままの生活習慣はほとんどが役に立たないかもしれない現場なんです。

しかも生活習慣というように、毎日繰り返して身体にしみこませた行動パターンが否定されるのですから、修正が非常に困難になることでしょう。



ん~少し熱く話しすぎました。
少し整理します。

今のアナタは学生の気分のままで実習に臨んでいるのであって、職業人として求められる行動が習慣化されていない状況にあるんです!

みたいな。

若干、整理しすぎな気がしないでもないんですが、まぁ、いいや。


■ノウハウをちょっと

さてさて、では、どうしようか、というお話に移しちゃいます。

まぁ、そもそもが学生でいるために職業人としての思考にシフトできていないのですから、それを体験する場を設けてみればいいじゃないですか……って、あれ?

それって、臨床実習そのものではないですか。

とすると……やっぱり実習に職業人としての思考を持てている状態で来てもらうってのは難しいのかなぁ……

ん~そもそも今回このネタを話題に持ってきた理由ってものが、学生さんの臨床実習に対する意識の低さを感じたからなんですけどね。

全員が全員そうではないことはわかっているのですが、大丈夫? と本気で聞いてしまう学生さんがいるものまた事実ですよね。

職業人以前に社会人としてどうなの? って一度でもバイザーに言われた人は特に考えてほしいのですが、最低限のルールってものをどう思っていますか?

今まで、自分が中心で全てが済んでいた生活だったのではありませんか?

とりあえず、今ここで言うのは一つだけにしておきます。

職業人として求められるものの一つは、自律した思考です。

自ら考え、成すべきこと成す、ってことをしてくださいね。



う~ん、かなり尻切れトンボ。

まとまりがなくなってきてしまった……

僕自身の思考も鈍ってきているので、今回はここまでにします。

学生という立場に甘えた生活習慣、見直して下さいね。


「作業療法塾塾長」齋藤 信あ


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2009年07月21日

第191回 自分自身に嘘をつく学生はNG!

自分自身に嘘をつく学生はNG!

■今日のフィードバック

さぁ、今回もかなり挑戦的、挑発的な発言のタイトルにしてみました。

人は、そりゃぁ大なり小なり嘘をついて生きています。

でも、自分自身に嘘をつき始めたらもう止まりませんよ。

アナタは、最近自分に嘘はつきましたか?


■重要なキーワード

ん~、そうですよね。

僕自身も自分を騙し騙しやっているところがあるのは否定しません。

今回、僕が取り上げようとしているのは、悪い意味での自分自身に嘘をつくことなんです。

え? それって、どういうこと? って思ってもらえれば幸いです。



今回の実習が終わる学生さんに贈った言葉があります。

自分になろうね、と。

そんな大層なことではないんですけどね。

ただ、付和雷同している学生さんのなんと多い事でしょう。

正確な意味とはちょっと違うかな~

でも、まぁ、あまり変わらないか。

自分自身に意見があるはずなのに、それを自分の中にしまいこんで、他人の意見に同調する。

それだけならまだしも、OTS同士のミーティングでは、一人の意見に全体が『なんとなく』なびく。

『まぁ、いいか』
『発言した奴にやらせればいいや』
『よく分からないし、いいかな』

などなど、一つの意見がそのまま通ってしまうんですね。

考えるのを諦めているとしか言いようの無い状況です。

そりゃぁ、考えるということは大変ですよ。

でも、まぁ、今回は『自分自身への嘘』がテーマですから、『考える』という事は次回にしておきます。


■ノウハウをちょっと

さて、もうお分かりですよね。

悪い方向に流されるきっかけを選択する瞬間、アナタはアナタ自身に嘘はついていませんか?

今回のこの付和雷同の件にしてみてもそうです。

本当は考えた方がいいという事がわかっていながら、考えないという選択をしているのです。

そのときのアナタは、ある意味自分の欲望に嘘をつかず、しかし理性に嘘をついて悪い選択をしてしまっているのではないですか?

実習で……アナタは実習でこの場にいるんですよね。

せめて、実習中くらい、学校と同じ生活や行動パターンをするのではなく、気持ちの入った行動をしてみる気はありませんか?


ハッキリ言って、それが実習を実りあるものにする近道かもしれませんよ。



「作業療法塾塾長」齋藤 信

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2009年07月13日

第190回 実習ってなんだろう?

実習ってなんだろう?

■今日のフィードバック
えぇと、今回は少し初心に返ってかんがえてみようかと思います。
僕がこの作業療法塾を始めるにあたって考えていたことですが、もったいないというただそのことなんですね。
どういうことかと言いますと、色々な話や体験が見聞きできる場である実習。
そこで学生という立場でいると、緊張、不安、恐怖、他ネガティブな感情が先に来てしまい、楽しむという感覚になれないまま実習が終盤に入って行く事態になってしまう。
それじゃぁもったいないな~と。
それが始まりでした。
で、そこで考えてみたのが、実習ってそもそも何なんだろう? ってことです。
さぁ、この振りも久々ですね。

アナタは、そもそも実習とは何だと思いますか?


■重要なキーワード

おそらく、色々と出て来たのではないかと思います。
  • 臨床現場を体験するところ。
  • 実際に患者様に関わるところ。
  • 作業療法士の先輩が行っている作業療法を体験するところ。
  • 作業療法の評価法を学ぶところ。
  • 治療の体験ができるところ。
  • などなど……
でも、これでは教科書的ですよね。
ホンネのところで話してみればどうですか?
どうにか乗り切りたい課題だとか、知らない他人に評価される嫌なところ、だとか思っていませんか?
ハイ、残念無念!
確かに本音ではそう思っていても、言ってしまっては拙いですね。
まぁ、言わせたのは僕ですが。

■ノウハウをちょっと

さてさて、色々な話が出てきましたが、じゃぁ結局のところ、僕が実習をどう思っているのかです。
一言でいえば、国家試験の一部
実際の国家試験では実技試験はありませんよね。
つまり、出来ているという前提で受ける試験です。
そうすると、自然と国家試験の持っている意味に気付けるはずです。
でも、まぁ、これも教科書的といえば教科書的ですね。
なので、もう一つの側面でお話をしますと、実習とは……

今まで体験し得なかった事を、短期間で一気に身体に沁みこませる機会。

そんなことを思っています。

実習で身をもって得た経験というものは、アナタ自身にしか得られなかったものです。たとえ、同時に同じ事を体験したとしても、受け取り手が違うのですから、得られた経験というものは自ずと違ってきてしまうのです。

だから、アナタ自身にしか得られなかったという所以です。

実習という時間、もっと大切に考えてくださいね。
きっと、アナタが考えている以上に価値のある時間なんですよ。


「作業療法塾塾長」齋藤 信

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2009年07月05日

189号裏話し

【裏】反省だけなら猿でもできる
うん、まぁ、今回は裏が表になった形です。
最近、スタッフルームで流行っている言葉だけ書いて、今日は終わりにします。


『僕は疲れたよパトラッシュ……』



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2009年06月28日

188号裏話

【裏】準備体操をしよう!
準備体操……
今本気で筋肉痛なので、辛いです。
肩こりも併発しているので、かなりね。

学生さんにストレッチングでもしてもらおうかな~

あ、そうそう、実技練習って難しいですよね。
何が難しいかって、モデルケースの作成が、です。

経験があるかと思いますけど、トランスファーの実技練習を学生さん同士でやると、お互いに遠慮してしまって、手伝ってしまうんですよね。

そういう意味では、実技練習をさせる前に、教官やバイザーはモデルケースの作り方をしっかりチェックしてあげるべきなんだろうな~とか思いました。


ちなみに、全く関係ない話でつなげてしまいますが、先日108kgの方を全介助でトランスファーに成功しました。
ベット端座位-車椅子とその逆を行いました。
うん、軽かった。
もう少しイケそうな気がしました♪


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2009年06月21日

187号裏話

【裏】落ち着かないときには……
うん、まぁ、アレです。
ホントまだ落ち着いていないんだな~と思います。
何をするのにも手付かずというわけではないのですが、どこか疲れの抜けなさがあったり、無駄な事をしてみたい感覚になっていたり。

ま、ホントに無駄なことをし続けてみるのもいいのかもあしれないと思い始めました。

気分転換したあと、また集中して物事に取り組んでみようかな、と思います。

みなさま、また今後ともよろしくお願いいたします。


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2009年06月07日

186号裏話

【裏】刺激を受けること
まぁ刺激はたいせつですよね。
でも、その刺激をうまく活用できていないです。
ほんと駄目人間。
せめて周りの人達に感謝の気持ちを上手く伝えなきゃな~というのは心がけています。
なかなか難しいですけど。
まぁ、僕自身格好つけたがりのくせに人恋しい寂しがりやですからね、外見の冷たさと、実際話してみてのギャップみたいなものがあるんだろうね。
だもんで、僕自身、そんなギャップを埋める努力をしてみるのもいいのかな~とか思ったり思わなかったり。

まぁ、刺激になることのお手軽な一つといえば、いつもと違う事をしてみる、ですからね。
いつもと違う事を今日はこれから行います!



たぶん。




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2009年05月31日

185号裏話

【裏】先回りすること
裏でもなんでもないんですけどね。
だって、本当の話しだし、事実ですからね。
そして僕が一番苦手とする事でもあります。
困ったもんだ。
もっと自分から、先回りして、なんでも自分の意図したとおりに動かす。
まぁ、最後の部分は若干違いますけどね。

でも、問題が一つ。
先回りをしてやっても、それに相手がついてきていないと、自分の気持ちが折れそうになるんですよね。
幸運にも僕のいる部署はみんなで盛り上げてくれるし、言葉にして伝えてくれますからね。
しかも前向きな言葉で。

でも残念ながら病院全体まで話をひろげると、根本の部分は同じ事を考えていても行動として見えなかったり、その人の向き不向きで拒否的な言葉や裏返った行動をされる方がいるんですよね。
あのときほど、自分の心が折れそうになって、だったら具体的に何考えてるんだ~! 会議はモノを決める場であって、初めて議題について考える時間ではないわ~とか思うんですけどね。
まぁ、おかげで会議一回下準備できずに参加してグダグダ。その後の調整もグダグダ……みたいな。

はふぅ。

愚痴になってしまいました。
でももういいです。
愚痴は今日まで。
明日からまた新しい月です。
皆さん一緒に頑張りましょう!


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2009年05月24日

184号裏話

【裏】鬼の霍乱
うん、まぁ、今回もゴメンナサイな内容ですね。
気合でどうこうなる状況でもなく、辛いなぁ~。
以前、入院したときと同じ状況というか、似た状態でした。
当時はノロウイルスが大流行した時期でした。

今回は新型インフルエンザ。

なんか、時期に合わせて体調崩すけど、それとは全く関わりのない体調の変化だったりするからおかしなものです。

ま、兎に角、身体は大切にしましょう。お互いに、ね。


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2009年05月17日

183号裏話

【裏】自分と相手のギャップ
さてさて、裏話と言うほどの話題を持ってきていないんですけどね。
つらつらと書いていきますか。

うん、まぁ、今回のお話って、コンプレックスの部分でもあるのかな?
とか思いました。
落ちこぼれの自分というキャラを演じる……とまでは言いませんが。
まぁ、セルフハンディキャップもしてはいるのでしょうね。
自分は落ちこぼれだったんだから仕方ないじゃん! 的な。
で、更にそんな自分でも当時出来ていたらしいことを相手が出来ていないということに対して強気に出て、自分の不出来な部分を隠そうとしたり。

まぁ、何にしても勉強していけば自然と自信につながっていくんでくけどね。

はじめは不安ですよ。
でも、それをしっかり認めることが大切なのかな~とか思いました。


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2009年05月11日

182号裏話

【裏】考えすぎは駄目
すみません。
もう限界です。
オヤスミナサイ……
今日はもう考えません。
考えすぎは駄目ですよ~
時には休む事、寝る事もね、
ずーっと、ずっと、大切なんですよ~


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2009年05月03日

181号裏話

【裏】ご利用は計画的に
まぁ、愚痴っぽくなった今回でしたが、折角なので会議のルールをちょっとだけ説明します。

まず、メンバーですよね。
・ファシリテーター(議長、司会、推進者)
・書記
・タイムキーパー
・一般参加者
・最終意思決定者

ポイントは、最後の最終意志決定者。
物事を決める人がいるかどうかんですよね。
会議に途中で口出しはせず、会議で出てきた方向性を決定事項として決を出せる存在を、あらかじめ誰にしておくかが決まっているかどうかで会議の中身が変わってくるんですよね。

でも、まぁ、専門家集団の会議だとだれも持論を譲らないんで、その会議の場の決定者が決定しても後から反対行動に出る人もいるから残念なんですよねぇ……

ま、それって、はじめの会議のルールが共通認識になっていないってことなんでしょうけどね。
さてさて、この部分をどうしていくものかな~
なんて考えちゃう今日この頃です。


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2009年04月26日

180号裏話

【裏】作業療法士が作業療法だけやっててはNG
はい。
原点回帰です。
というのも、先週は若干モチベーションがなかり下がる思いをしました。
なので、初心に返ろうかな~と思いまして。
まぁ、色々あるんですよ。
でも、まぁ、アレですね。

モチベーションを下げる人と仕事をするべきではない、って格言は本当ですね、みたいな。


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2009年04月19日

179号裏話

【裏】レポートの組み立て方17
いやぁ~終わりましたね~
これでレポートもきっと今より書けるようになる?
なってる?
どうだろ~みたいな。

まぁ、アレです。
今度はこのメルマガの整理をしなければなりませんね。
つうか、その前に逆鱗日記の51日目~100日目がまだ未公開なんですよね~
溢れるテクニック集にしたいと思ってるんですけどね。

実習攻略本もまだまだこれからですしね。
書きたいことばかりだな~
でも、まぁ、次回は久々に新・作業療法士のつくりかたシリーズに着手(レポートの組み立て方編)でいきましょうかね。

企画倒れにならないよう頑張りま~す!

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2009年04月13日

178号裏話

【裏】レポートの組み立て方16
つ・か・れ・たぁ~
ホント疲れました。
若干、今はあまり脳味噌が動いていないです。

何故って、昨日の研修で体力、ウチの娘の御飯要求で寝不足。
身も心もダブルパンチですよ。
まぁ、今日はお休みをもらってるので、これからフィットネス行って、公民館のフリースペースで執筆活動でもしますかねぇ~




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2009年04月05日

177号裏話

【裏】レポートの組み立て方15
ほんと、どうしちゃったんだろう。
モチベーションが上がらないんですよ。
何でだと思います?

はふぅ~

なんだか、燃え尽き?
やばいやばい。
それはまずい。
もっとやりたいことが一杯あるのに。

ん~やっぱり、ここは一つ、身体を動かしてすっきりしてくる他ないな~

以前書いていた、フィットネス日記もいつの間にかつけなくなってましたね。
20日坊主?
まぁ、今は別ブログで公開中の『王道のエッセンス』が楽しくなってしまっていてね。
でも、それも若干モチベーション下がり気味。

ホント、駄目人間だ~とか思う今日この頃。

誰か……いや、コレを読んでるそこのアナタ!

タスケテクダサイ!


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2009年03月29日

176号裏話

【裏】レポートの組み立て方14
最近、色々考えてしまっています。
僕は、別段出来た人間ではないし、色々な事が出来るわけでもない。
実際、頭もそれほど良くないので、それがコンプレックスといえばそうです。
なので、つい他人に期待をしてしまうんですよね。
特に、自分より年上の人や地位が上の人。
作業療法士として経験年数が多い人とかね。

でもね、以前上司に『自分が出来る事が他人も出来ると思わない方がいい』と言われた事があります。

当時は、半分だけ聞いていました。
十分理解していなかったんですよね。きっと。

なんて言うか、それぞれの経験してきた事によって、その人ができる事、している事が変わってくると言う事に、今更ながら思い直した感じです。

でも、若干、未だに思いは消えないんですよね。
自分が小学生の頃から落ちこぼれで、ずっとずっと勉強ができなくて、人に倍する時間をかけてようやく半分理解できていた過去。
そりゃぁ、思いますよ。

『落ちこぼれの俺に出来て何でアンタ出来ないんだよ!』

きっと、そんなのが態度に出ちゃってるんでしょうねぇ~
自分では上手く隠していると思っていたんですけどねぇ~

ま、僕はあまり演技が上手くない、そう言う事でしょうね。
きっと、失望を感じるとその光を何処かに隠そうと、瞳が虚ろにたゆたっていたんでしょうね。

それが、相手を傷つけている事になると分かっていても期待と失望を繰り返してしまうんですよね。


さてもさても困った性だ。
今もやっぱり、自分はそうなのかな……

今はもう年度末。振り返って自分の落とした影を視ることも必要……か。


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2009年03月22日

175号裏話

【裏】レポートの組み立て方13
今回、裏話をお休みさせてください。
だって、だって、口を滑らせると次回の話題を話してしまいそうだから!

え、駄目?
駄目かぁ~

じゃぁ、近況を……

とうとう、トヨタのセラを手放しました。
ガルウイングの国産車!
扉を開けると、ダンバインかキュベレイか? って感じの車です。

うん。
ガンダム世代なので。
でも、諸々の事情があり……って、クーラーが効かなくて、猫達に申し訳ないからね。
次にどんな車にしようか迷ってます。

日産のノートとか好みなんですが、それ系でオススメの車ってありますか?

なんてね。
誰かコメントくださいな。


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2009年03月15日

174号裏話

【裏】レポートの組み立て方12
えぇ、まぁ、これが噂の【マトリクス図】です。
僕が直接スーパーバイズした方は見覚えのある図かと思います。

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一応、評価項目を、重要性、実現性、効果度、継続性にしてみました。
作業療法士として関わるべきか、というポイントがあっても良いかもしれませんね。
これらの評価項目は、独自に変更してもかまわないところです。
ケースに合わせて変えても良いですし、自分の考察に合わせるもよし。
何にしても、この図と自分の考察がリンクしてれば問題ないんですからね。

もっと詳しい使い方をしりたければ、僕にリクエストしてくださいね。
メッセージをお待ちしてます。


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2009年03月08日

173号裏話

【裏】レポートの組み立て方11
はい。
だらだらしてます。
ウチの娘達(猫)の御飯要求が始まり、それと格闘しながら無理矢理記事を書いてます。
コラ!
尻尾が邪魔!
あと45分我慢しなさい!

ふ~どうにか窓から見える電信柱のカラスに興味が移った様子。
いいね~
猫さんは三歳児程度の脳ミソなので、一つに集中すると言う事が苦手。
なので、すぐに興味が逸れてしまう……

でも、根源的な欲求……食欲は忘れませんね。
困ったもんだ。
満腹中枢が壊れてるよ、君。
いや、そもそも猫に満腹中枢はあるのか?

狩猟本能が残ってるって事は、食べられる時に食べるという生きる為の仕組みがプログラムされてるって事ですもんね。

って、かなり関係の無い猫話をしてしまいましたね。
ま、たまにはいいでしょ♪


もっと、本編に沿った話をしろ?
はい。努力します。


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2009年03月01日

172号裏話

【裏】レポートの組み立て方10
さぁ、今回も色々書きました。
でも、まぁ、まだまだ先は長いですね。
この先は問題点の抽出からプログラムの設定までもっと考えなければならない事が沢山あります。
じっくり進めていきますね。

他の話題も今回は出しています。
EBPです。

どうしても精神科は科学的ではないという理由から、身障系のリハより格下に扱われてきた過去がありますからね。
今回のこのプログラムでいう根拠に基づいた考え方は魅力的です。
勉強してみるべぇ~


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2009年02月22日

171号裏話

【裏】レポートの組み立て方09
さ~もう二月の末です。
いつの間にか二月最後のメルマガ。
いやいや、それもそうだけど、あと一ヶ月で今年度が終わりですよ。
今年は若干ゆっくりしすぎかも。
来年度の計画が情報ばかり集まっていて整理しきれない。

困ったもんだ。

まぁ、色々頑張らないといけない時期だね。


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2009年02月15日

170号裏話

【裏】レポートの組み立て方08
もう八回目なんですね。
早いな~
全何回になるんだろう……
もっとしっかり整理して、最終的には【作業療法塾流報告書作成術】にしていくつもりです。
まぁ、いつになるやらといった感じですけどね。

それより!
花粉ですよ、花粉症!
春一番のばかやろ~
あぁ…
今年は辛いのか~
刺激になりそうな、前髪を少し切りに行くか~
玉木宏にしてみるかな~


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2009年02月08日

169号裏話

【裏】HNA研修会報告4

いやぁ~疲れました。
何が疲れたって、今回も動きっぱなしでしたから。
そしてこのテクニックの特性である、人の自然な動きを誘発するというか、骨、筋や腱が連動して動くことで介助をお互いに優しいものとしているんですよね。
なので、全身のストレッチングがなされてしまうんですよね。

おかげで、全身が柔らかくなったんですね。
揉み返しではないですが、若干全身がお疲れです。
でも、よかったですよ~研修。
今年度はもう終了ですので、次回は四月以降から参加できるでしょうね。
詳しくは、動作介助研究会のホームページを参照してくださいませ。

◆動作介助研究会(http://www.dousa.info/





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2009年02月01日

168号裏話

【裏】レポートの組み立て方07
とうとう出た~
つうか、出せた~
ようやくですよ、ようやく。
一年どころではなく、二年ですよ。
あっという間に経ってしまい、攻略本の更新が大幅に遅れてました。
まぁ、でも、【実践編】をようやく出せましたので、皆様、楽しんでくださいませ。

ちなみに、第四章は次回の更新待ちなのですが、【失敗する学生タイプ】をテーマに整理する予定ですので、お楽しみに♪

あ、もう一つ。
今回から冊子版での販売を可能にしました!
技術の進歩は素晴らしい!

って事で、臨床実習攻略本(第五版)をヨロシク!



参考になったら、是非アンケートにも答えてくださいね。
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2009年01月25日

167号裏話

【裏】レポートの組み立て方06

はい、予告通り図を載せました。
【連関図】

renkan.jpg

【親和図】
sinwa.jpg
まぁ、こんなもんです。
え? どう使うかって?
それはまぁ、みたまんまって事では駄目ですよね。
一応、逆鱗日記で紹介していますので、其方でドウゾ!

ってコレも駄目ぇ~?
え~ もう少し自分で調べましょうよ~
自分でどうにかしようって気持ちがないと、受身な実習で終わっちゃいますよ~

って事で、僕は逃走しま~す♪



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2009年01月18日

166号裏話

【裏】レポートの組み立て方05
ん~懐かしいね~
記憶力が、かなり鈍かった僕は、メモ禁止の実習地でどうにかメモを残そうと色々必殺技を考えたものです。

メルマガで話したのもそうですが、他には……

あぁ、トイレに隠れてメモしたっけ。
あれは駄目でしたね。
禁じ手に近いです。っていうか頻繁にトイレに駆け込んだらバイザーにバレました。

あれは拙かったな~

あとは公然とメモを取るやり方で、患者さんの名前と顔が一致しなかったとき、似顔絵を描いてあげると称して、絵を描いて、その下にフルネームを書いてもらったり、書いたりしたっけ。
ポイントは、ホワイトボードに書くこと。
小さいとなお良い。
だって、患者さんが欲しいって言ってもあげられない事を前提にしなきゃだからね~

あ~なつかしや。

まぁ、つまり何が言いたいかって事に話を飛ばしてしまいますが……

制限された状況下の方が、人は面白い発想ができるってこと。

どういうことかといえば、江戸時代の裏地で遊んだ粋の話や、丸坊主の校則だった学校時代に学ランで遊ぶことが流行ったよね。
あぁ、これも裏地で遊んだか~
裏地を別な生地に変えたり、裏ボタンをプラスチックのチャチなものから、金属製のアクセサリーに替えたりとか。
没個性的な事を求められると、人は個性を主張したくなるもんです。
その時、どうにかしてその物事を達成しようか考えるその作業。
これが意外と楽しいんですよね~
楽をしようと思ってるなら無理ですけどね。
楽に実習やレポートが終わるわけがないんだから!

そこんところは覚悟しといてね♪


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2009年01月12日

165号裏話

【裏】研修報告
はい、動作介助研修会のお話はまぁ、メルマガ本編でお話したとおり。
同僚さん達と行ったので、裏話っぽくそのときのお話でも……

まぁ、大した話ではないんですが、ついつい申し送りっぽくなっちゃうな~って気がしながら話してた気がします。
若干、学生指導についての話題になってたりで、悩み多き昼食になってたような……
そうでもなかったような……

そうそう、近々東京都精神病院協会主催の音楽祭が催されます。
その出し物の企画などについての話になってましたねって、これも申し送りかい!

あ~駄目だ~、遊びがない~!

おっ! そうそう、一つあった。

バインドやるか!
って話をしましたね。
何故か、音楽を趣味というか、やってる人、やり始める人がいまして。
僕もなんだか、色々やりたい浮気な時期になってきたみたいで、久々にドラムを叩きたくなりました。
病院のドラムセットをもう一度組み立てようかな~
まぁ、まずは練習台とドラムマニアで……ってゲームかい!
みたいな。


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2009年01月04日

164号裏話

【裏】明けましてオメデトウ企画!
いや~、年末からけっこう時間をかけて書いてしまいました。

臨床実習攻略本 第三章 実践編!

塾のテキストとして初版をだしてからもう4年目を迎えるんですね。
早いもんだ。

電子書籍ってのを利用して、更新した内容を購入してくれた読者様に無料で提供してきました。
今回もそうするんですが、それ以前の添削作業を人を募ってこれから行うんですね。

まぁ、先着20名様なんですけどね。

もし、添削作業を手伝ってくださる方がいれば、このメールフォームからメッセージをくださいね。
http://www2.formzu.jp/formgen.cgi?ID=d783801

この添削作業が終われば販売開始となります。
製品版が欲しい方は今しばしお待ちくださいませ。

ではみなさん、今年が良い年であることをお祈りしてます。


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2008年12月28日

163号裏話

【裏】レポートの組み立て方04
うん、まぁ、クリスマス特典がほとんどダウンロードされてないようだね。
キャンペーン不足はたしかにそうだけど。

一応、ダウンロードリンクは残ってますので、欲しい方がいれば是非ドウゾ。

メルマガのメールアドレスがパスワードになってますので、お試しあれ♪


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2008年12月21日

162号裏話

【裏】レポートの組み立て方03
うん、まぁ、N7のお話。

若干先に説明してもいたんだけどね。
逆鱗日記で……

もともとは、メルマガで言ったとおり、新QC七つ道具と言われるものです。

品質管理の言語情報を取り扱う手法のことなんですね。

作業療法塾では、医療の質を考える手法を臨床に出る前に学んでもらいたいという想いがあります。

どうせ臨床に出たら勉強するんですから、学生のうちにケース評価をしながら学ぶことが出来れば一石二鳥じゃないですか!

無駄が嫌いな現代っ子にうってつけ? ですよ。

まぁ、これからどんどん内容が濃くなるはずですので、お楽しみに。


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2008年12月15日

161号裏話

【裏】レポートの組み立て方02

いや、まぁ、今回は特に話題が無いような……

あ、一つありました。

今回、メルマガが一日遅れだったのは、先日、動作介助研究会のトランスファー研修に行って来たからなんです。

今回は、ホールド&カバー法(H&C法)というもので、下肢の支持性はあるのに、体幹の前屈が出来ない人を想定してのものでした。

患者役が結構大変。

やはり、こういった動作介助等の実技を行ううえで重要になってくるのは、『モデル(患者)作り』だな、と感じました。

ただ、なんとなく動作の練習をしても身に付かないんですね。

学生さんどうしでやる実技実習がうまく現場で使えないのもそういったところから来てるんでしょうね。

指導者側がしっかりモデルを作ってあげなきゃな~と、思いました。


レポートに全く関係なくてゴメンナサイ!


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2008年12月07日

160号裏話

【裏】レポートの組み立て方01
さぁ、とうとう始めますよ!
レポートの書き方! というか、組み立て方!
実際、レポートを書くって、大変ですからね。
『他の職種の実習ではそんなに細かく書かないよ』
なんて、よく言われたものです。
でも、まぁ、全人的に診るって事なんでしょうね。
そして、その人が抱える、真の生活課題の改善につながればいいんでしょうね。
まぁ、それがなかなか書けないんですけどね。

そうそう、コレを書き始めたきっかけ。
それは、学生さんの実習そのものが、あまりにもレポートの為の実習になっているからです。
ハッキリいって、それでは無意味だし、患者様に失礼ですよ。
しかも、レポートの書き方が分かっちゃいない。
わかっちゃいないんですよ。
そもそも、きちんとした指導も受けていないんでしょうね。
学校でやっただけでは書けるはずも無いのにね。

まぁ、そんなワケで、指標や勉強の機会になればと思ってます。
今後ともヨロシク!



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2008年12月01日

159号裏話

【裏】 ちょっと休憩
さ~て、 081130-143640.jpg 今日は午後から出勤にしています。
先日は、鶴岡を出発しようとしたら、電車が強風の為に遅延で、予定時間から二時間近く遅れての帰宅になりました。

さすが日本海ってことでしたね。

予定通りなら、日本海の荒波を写真におさめてこようと思っていたんですけどね~

まぁ、若干休憩にならなかった側面もあったりなかったり。

なんにしても、とりあえずは、自分を振り返る機会になった三連休でした。


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2008年11月23日

158号裏話

【裏】レクリエーションを組み立てよう10

うーん……
最近、学生さんに対しての指導に熱が入らなくなっている気がする。

疲れてるのかな……

なんて、弱音を吐いてたら、学生さんに失礼だね。

僕もリフレッシュして、頑張るべぇ!

つうわけで、すぐにリフレッシュを実践しま~す♪

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2008年11月16日

157号裏話

【裏】レクリエーションを組み立てよう9

そうそう、メルマガ紙面で紹介し忘れたんですが、まぐまぐ大賞2008をやってるんですよね。
みなさんの推薦で大賞を決めるってものなんですけどね。
コメントをいただければうれしいですねぇ~

っと、そろそろレクの話も9回目。
10回目でいったん終了にしようかと思います。

次回は何がいいですか?

一応、アンケートでは考察の組み立て方やプログラムの作り方が多くなってますね。
まだ少し時間がありますので、アンケートを覗いてみてくださいね。
それによって、159号以降のメルマガの内容を決定しま~す!

ってことで、また次回にお会いしましょう~!


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2008年11月09日

156号裏話

【裏】研修報告!

いやぁ~
ホントに目からウロコ。

そして明日の下肢筋の筋肉痛を覚悟だね。

このHNA法、古武術の動きが基になってるのかな?
一時期、NHKの番組で古武術で介護するってのが流行ってました。

それに乗ってテキストを買ったけど、実はまだしっかり読んでない。

う~ん……

発掘して読もう。

そんな本が結構あるんだよな~

浮腫療法の本も確かあったはず。

ちゃんと患者様に使えるよう勉強すればいいのにねぇ~





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2008年11月02日

155号裏話

【裏】レクリエーションを組み立てよう8

え~とですね、 実は今回、かなり横着なんではないかと思いました。
最後に言いましたが、猫に邪魔されて、集中力の糸がバッサリ切れましたよ。
神経叢ごと持っていかれた感じです。

あと、11月3日を例にしたのは、2日ではネタが少なかったから!

いやぁ~、自分の都合でプログラムの内容を変えられたらそりゃぁ楽だろうな~とか思いました。

うん、まぁ、逆鱗日記出しましたけど、逆鱗続きなんですよね、ここんところ。

あまり言っても仕方ないのか? それともこまめに伝えていくべきなのか?
うん、こまめにだよね。

わかっちゃいるけど、ドカンと雷を落としたくなる今日この頃で御座いました。

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2008年10月26日

154号裏話

【裏】レクリエーションを組み立てよう7
えぇ、まぁ、今回は流れとテーマを合わせることが重要って話になってしまいましたね。

それこそ、挨拶からずっとね。

挨拶、導入のトーク、準備体操、ウォーミングアップレク、レク1、休憩、レク2、結果発表、整理体操、終了のトーク……

まぁ、こんな流れで僕はレクをやるようにしています。

詳しい話は、また次回って事にしちゃいますけどね。

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2008年10月20日

153号裏話

【裏】レクリエーションを組み立てよう6
今回も、若干違ったお話を……

実は、18日に『ふまねっと運動』という、北澤一利氏の開発した、歩行改善プログラムの体験講習を受けてきました。

内容は、非常に面白い、というか、色々な可能性を感じるプログラムでした。
今までの歩行訓練等の発想とは違い、筋力をアップさせたりという、運動機能にアプローチするのではなく、認知機能にアプローチする事に重点を置いている点です。

以前、僕が身障系のOTさんに言われた事があります。
『筋力は必ず落ちる。だから、それ以外のアプローチをする事で、長く自立した生活を営む方法を伝えるべきだ!』
僕もそれを言われてから、単に筋力をどうにかすることだけではなく、正しい姿勢や動作、より筋力を必要としないやり方を学んでいたつもりでしたが、ホント、つもりでしたね。

この認知機能にどう働きかけるプログラムなのか?
気になる方は、是非、ふまねっとプロジェクトを運営する、『NPO法人ワンツースリー』さんのホームページをご覧くださいね♪

職場で導入してみたいと思っています。


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2008年10月12日

152号裏話

【裏】レクリエーションを組み立てよう5
えぇ、少し口走ってしまいましたが、学生さん、大丈夫かな?
なんていうか、自分の友人間の空気を読むことばかりに躍起になっていて、フォロアーとしての空気が全く読めないんですよね。

なんで?
って、自分で言ってたね。
友達関係を続けたいが為に、言わなければならないことも言えない?
なんて事があるんだろうね。
一つ聞きたいのですが、学生さんのいう友達って、どういう存在?

んで、友人とアドバイスをくれる人の違いってわかります?

アドバイスをすると友達じゃなくなるからしない?
うん、じゃぁ、するべきじゃないし、してもらってもあまり意味が無いかもね。
自分にとって都合の良い事しか話してくれないのは、本当の友達ではないし、アドバイザーですらないですよね。

アドバイザーは、真に必要と思えることを忌憚無く話せるようじゃなきゃ駄目ですよね。
また、聞き手もそれを真摯に受け止められなければ駄目です。

『あいつ、いつも偉そうに……』

とかすぐ思ってしまうなら、リーダーとかフォロアー以前に、セラピストとしてどうかと思いますよ。

まぁ、人ですから、感情的になってもいいんですけど、セラピストの生き方を選ぶなら、自分をコントロールすることは必要でしょうね。


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2008年10月05日

151号裏話

【裏】レクリエーションの組み立て方4
はい、いらっしゃい。
今回はレクのリーダーシップだったね。
場をコントロールするべきリーダー。
その心得が知りたいわけだ。
まぁ、一応、ここには書くけどね。
読んだら、その分、頑張って実践してみてよね~っと、ちょっとキャラを変えて話してみました。

『リーダーの心得』

  • 空気や雰囲気を作る
  • 反応を感じ取り、即時対応
  • 自分が楽しいと思っている事を表情・表現・体動で感じさせる
  • 誰の為に行うのかを常に考えて行動する
  • メンバーに背を向けない
  • 全体を見渡せる位置取りをする
  • 状況に応じて内容を変化させる器量をもつ
  • 指示はハッキリ、簡潔に
  • シナリオ通りに行わなくても良い
  • 自己満足にならない
  • 大きなジェスチャーで空間を支配する
まぁ、こんなところかな。
今のトコね。
もっと増やしていきたいけどね~

ってことで、ご意見(=´ー`)ノ ヨロシク!

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2008年09月28日

150号裏話

【裏】レクリエーションを組み立てよう3
よくよく考えてみれば、メルマガが150号越えって……

三周年?
あら、まぁ、何時の間に……
ボチボチやりつつもう三年。
実は一回も配信を遅らせたことがないのが自慢です。
週一回、毎週欠かさず!
うん、コレは自慢してもいいかも……

メルマガの内容とは、またもや全く関係ない裏話になっちゃったな~

じゃ、少しだけ。

実は、面白くないレクって、学生さんが結構作っちゃうんですよね~

おいおい、それでお金を取ろうってのかい?
そいつはイケネェや……

なんていうか、アオリやMCが下手なバンドは、例え曲が良くてもライブ動員には至らない……
だって、観てて面白くないんだもん!
独り善がりなオ〇ニープレイされても、観てる方は飽きるワイ!

みたいな。

卑猥な表現モウシワケナイ。

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2008年09月21日

149号裏話

【裏】レクリエーションを組み立てよう2
ん~連載……
なかなか難しいですね。連載。

まぁ、それはさておき、デスモンド・モリスの子供の遊びの段階付けをもう少し詳しく紹介します。

1:探索的段階(未知なものを、慣れるまでよく調べる)
2:ゲームの段階(慣れたものをリズミカルに繰り返す)
3:バリエーションを持つ(繰り返しのパターンを変化させる)
4:増幅され強化される
(バリエーションの中から、最も満足のいくものを選び、他を捨てることで、それを発展させる)
5:より楽しいものが作られる
(あるバリエーションと他のバリエーションを組み合わせたり、組み替えたりする)
6:遊びの最中に突然大きな変更を行う

さて、これら全てを使うのは難しいでしょうね。
でも、この流れを意識して、レクを組み立ててみれば、患者さんが興味を失うことなく、レクについてくるのではないかと思います。

次回はようやくもっと具体的な話ができるかな?

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2008年09月14日

148号裏話

【裏】レクリエーションを組み立てよう
まぁ、レクの裏話ではないですね。

先に話した逆鱗に触れた話……

正直、どうしたものかな~と思わないでもない。
まぁ、毎度の事ではあるんですけどね。

これも、ゆとり教育の悪影響なんでしょうかねぇ~
学校の教官が訪問に来るたびその話になります。
どうも、今の学生さん。特に今の一年生が酷いらしいですね。

  • 曰く、面倒なことはしない。
  • 曰く、楽にできればそれに越したことは無い。
  • 曰く、教えてもらうこと待っている。
  • 曰く、責任を転嫁する。
  • 曰く、自分のした行為で、周囲がどれだけ迷惑しているのかに気付いていない。
  • 曰く、友人の空気を読むことにいっぱいいっぱいで、常識的な空気が読めない。
  • 曰く、個人主義。自分が良ければそれでいい。
  • 曰く、泣かせないとわからない。
  • 曰く、覚悟が足りない。

まだまだあるよ。
う~ん……
なんだろうね。作業療法士になりたくて学校に通ってるんですよね。
この仕事、ある意味職人ですよ。
誰も教えてくれないし、自分で相手から盗んで実践し続け、練習を繰り返すことでできるようになる。
高校までの教育ではないんですよ。
自ら学ぶ。
それが出来ないなら、帰っていいですよ。
今すぐ満点つけてあげるから帰ってください。


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2008年09月07日

147号裏話

【裏】ぷち・カイゼン

まぁ、なんていうか、モラトリアムだねぇ~

呆けている暇はないんですけどね。
うん、まぁ、正確な使い方ではないですが、心理的な猶予や停止期間という意味ではあたりかな。

常に目的を持って、その目標に向かって動き続けるだけでは駄目なのかな、と思いました。

一歩立ち止まり、こらから先の事に想いを馳せる。

気持ちの整理をつける時間は欲しいところですね。



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2008年08月31日

146号裏話

【裏】 Let's ナレッジマネジメント

まぁ、今回は医療における質について考える機会になればな~という感じです。

医療業界には、いまだに経験度胸が蔓延してます。

古い病院ならなおさらです。

先日、看護師さんとお話をしたことがあります。かなり面白いことをいってました。

「今、一番頭がいい(最新技術を知っている)のは新卒の若い連中。
知識だけなら、彼らにかないやしないよ。
現場でそういう知識や技術が、旧い看護師のせいで潰されてる。
昭和の看護師は黙ってればいいの。」

いや~、前後にもっと言いたい愚痴が隠れているんだろうな~と、聞きながらしみじみ思いました。

旧い人って、どうしても、今現在のやり方を安定的にやりたがりますよね。
そりゃぁ、慣れたやり方の方が楽ですからね。

でも、だからこそ、新しい知識を得に研修会や学会に参加するんですよね。

特に精神科は時代に取り残されがちです。
時代遅れの旧い人では、十分なサービスの提供が難しくなってしまいますね。

僕もまた研修会に参加させてもらいますか。



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2008年08月24日

145号裏話

【裏】アイデアは人に話せ

まぁ、アウトバックの話を形を変えてもう一度したって感じですけどね。
でも、事実、アイデアをためておくのはいいですが、いざやろうとしたときに誰にも話さず、一人でどうにかしようというのでは、何も進みませんからね。

と、いうわけで、作業療法塾を一緒にやってくれる人はいないかな~と思う今日この頃です。

今のところ、mixi内でのフィードバック、メルマガ、執筆活動を行っていますが、
そろそろセミナーや実技研修なんかもやってみたいと思っています。
ですが、独りではどうにもならない。

一緒に色々考えてくれる方がほしいところです。

一応、作業療法塾@バイザーズというコミュニティがありますので、参加してみたい方は是非、ソチラに来て見てくださいね。
皆さんの参加をお待ちしております!


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2008年08月17日

144号裏話

【裏】体感すること

うん 、まぁ、いつも言ってる事ですが……
百の理論よりも一の実践、ってやつですね。

本当にそのまんま。
それ以上でも以下でもない。

ただ、人に言ってるだけでは駄目ですからね。
僕も実践してみようと思います。

11月から、動作介助研究会の研修会がおこなわれるんですよね。
早速参加してみようと思います。

いや、参加します。

ということで、申請しなきゃ!

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2008年08月03日

142号裏話

【裏】自由な時間を取り戻す20の方法
 
今回はmixiで話題になっていた記事を引用させていただきました。
ほぼ全文ですが、mixiの記事って、なくなってしまうからな~
無断で引用掲載することをお許しください。

提供元: GIGAZINE

現代人は常に時間に追われており、日々、仕事や勉学などで忙しいわけですが、やはり自分が自由に使える時間は必要です。自由な時間があれば、好きなことや趣味、あるいはもっと自分の人生を有意義にすることすら可能になるはずです。

というわけで、あなたに自由な時間を取り戻す20の方法を以下にメモしておきますので、参考にして自由な時間を作っておきましょう。
Reclaim Your Time: 20 Great Ways to Find More Free Time | Zen Habits

1.休息を取ること
  自分の生活を見直し、まずは1時間だけ自由な時間を持つことから始め、数時間、半日、そして丸一日休むためにはどうすべきかを考えるというわけで す。また、何をして楽しみたいかを決め、何が自分の時間を奪っているのかを見極め、より多くの時間を作るために何を落とし、何を最小化するかを決めます。 しかしこれらをするためには考えて計画することが必要なので、まずは休息を取るのが最優先というわけ。

2.やりたいことを見つけなさい
  自分は何をするのが大好きなのかを考え、4つから5つの項目として書き出した短いリストを作成します。それらが自由な時間にすることになります。

3.時間を浪費している原因を見つけましょう
  次に、先ほど作成したリストに載っていないもので、時間を浪費している原因を見つけましょう。本当に必要かどうかを考え、それらの原因を減らした り、最小化したり、省く方法がないか考えます。例えばテレビを見たり、たくさんおしゃべりしたり、ネットサーフィンをだらだら行うことなど、です。こう いったことに対して使っている時間を最小化し、もっと重要なことをに時間を回すわけです。

4.やりたいことに先にスケジュールする
  あなたが実際にしていることに対して、あなたが何をしたいのかを考え、自由な時間を作る方法を検討しましょう。自分のしたいことリストから自由な 時間ができたらやりたいことを一つ選んで、1週間の間に何もまだ予定のない空っぽのスケジュールへ無理矢理押し込みます(カレンダーに先にやりたいことか ら書き込む、など)。つまり、まずやりたいことを先にスケジュールに入れておく、と。自分のやりたいことを1つのブロックとして考え、このブロックの周囲 にその他の予定を置いていくわけです。

5.タスクを統合する
  時間を節約するため、同じことを細かく分けて行うのではなく、まとめて一度に実行すること。電子メールの処理をするなら、一日中チェックしてメー ルが来る度に返信するのではなく、まとめて一度にいっぱい受信して、それから一気にすべてのメールに対して返信するようにしなさい、というわけです。これ を会議や書類の処理など、日常的に行っていることで適用できることすべてに適用します。

6.会議をしない
  全員ができるわけではありませんが、会議は少しの情報を全員に行き渡らせるために莫大な時間を費やすため、簡単な決定であれば会議はせずにメールか電話で済ませましょう。また、参加する会議の数を減らすのも効果的です。

7.スケジュールをいっぱいっぱいにしない
  会議・用事・タスク・プロジェクト・アポイントメントで予定がいっぱいになっているのであれば、そう重要でないものを見つけてキャンセルしましょ う。また、そのほかにも予定を延期するという方法もあります。とにかく現在のやることだらけのスケジュールに大きな余白ができるようにしましょう。

8.あなたの習慣を再考しなさい
  本当に望んでその習慣を行っているかを再考しましょう。同じことをするならよりよい方法を探し、より楽しく、より最高で、より多くの好きなことができる新しい習慣を作り出しましょう。

9.電子メールを処理する時間を減らす
  一日に何回メールチェックを行い、電子メールの確認と返信に時間を費やしているかを考えましょう。もし一日の大部分をメールのやりとりに費やして いるのであれば、電子メールに費やす時間を減らせば自由な時間が増えるということになります。これは全員ができることではありませんが、大部分の人ができ ることです。メールボックスをまとめて処理してカラッポにする時間を決めておき、返信は5分以内にして短くします。

10.「それは受けられません」と言うことを学びなさい
  すべてのリクエストに「はい」と答えれば、自由時間を持つことはできません。重要なリクエスト以外には「できません」「それは受けられません」と答え、自由な時間を守りましょう。

11.一日にやることの数は「3」
  今日しなくてはならない重要なタスクを3つだけ選び出しましょう。しかし、タスクの詳細なリストを作ってはいけません。タスクリストを小さく保 ち、重要なタスクのみで占められるようにしておきます。そうすることで、重要なことを行っているがあなたに過負荷がかかっていない状態にできるというわけ です。

12.最も大きなタスクを一番最初に処理しなさい
  こうやって選んだ3つのタスクのうち、その日選ぶ最も重要で優先度一位のタスクは、最も大きくてあなたが最も恐れていることにしましょう。そうし なければ、あなたはそのタスクを可能な限り放置して、どうでもいいことでタスクがいっぱいになってしまうでしょう。その最重要タスクが完了するまでメール チェックをできるようにしてはいけません。最重要タスクを完了させて一日をスタートさせれば、既に重要なものが終わっているので、多くの自由時間があなた に残されるようになります。

13.人に任せる
  もし部下や仕事を任せることができる同僚がいる場合には思い切って任せてみましょう。あらゆることを自分でする必要があると感じてはいけません。 もし必要であるならば、任せたい人にトレーニングを施す時間を少し割いて、任せる内容を処理する方法を教えましょう。トレーニングに時間を割くことで、あ とで多くの時間を節約できるようになるためです。こうすることで、真に重要なことだけを自分で処理できるようになる、というわけです。

14.気を散らすあらゆるものを視界から取り除きなさい
  仕事をするスペースの近くナイルあらゆる気を散らし、集中力を阻害するもの、例えば電子メールの通知やメッセンジャーのポップアップ、電話、同僚などを自分から遠ざけましょう。

15.インターネットから切断する
  気を散らす最大のものは「インターネット」そのものです。これは何も一日中ネットに接続するなという意味ではなく、本当に重要なタスクを処理するときだけネットから切断しなさい、ということです。

16.外部委託する
  誰か知り合いや部下などに委任できない場合、外部委託(アウトソーシング)することを検討してください。インターネットを使えば世界中の人と接続することができるため、小さなタスクからそれ以外の仕事まであらゆることを外部委託可能です。

17.「午前中」を利用しなさい
  午前と午後の場合、午前中(要するに「朝」)の方が本当にしたいことを予定する絶対的な最良の時間である、とのこと。というのも、午前中に予定外 の仕事などがいっぱいに詰まるということはまず無いため。例えば何か予定を午後遅くに設定すると、午後遅くになるまでの間に、やることリストに次々と新し いタスクが加わり、結果的に午後遅くに予定していたタスクは延期される羽目になります。そうなる前、つまり午前中に始末してしまえばよい、というわけ。

18.仕事を終えたあとの時間を自由に使う
  ここまでの項目を守れば、仕事のあとの時間が極めて自由に使えるようになります。

19.夜、寝る前に時間ができる
  また、仕事を終えた直後だけでなく、寝る前の時間も自由になるので、この時間に好きなことをしましょう。

20.昼食休みも有効に使う
  そして、昼食を食べるために休む時間も自由なことをするための時間です。また、個人的に重要な仕事やスケジュールをこなすことにも使えます。

……要するに、やるべきことはさっさと早めに片付けて、自分でしなくていいことはしないようにして、そもそも仕事以外で自由に使えるはずの時間をちゃんと自由に使いましょう、ということです。


ちなみに、ここより下の内容は、
何をするにも成功するために必要な10個のスキル
だそうです。

これからどのような仕事をするにしても、成功するために最低限身につけておきたい10個のスキルがあるようです。少し考えてみると当たり前のことなのですが、実際に行おうとしてもなかなか難しいことばかりで、すべて実行できれば、かっこよく見られる事間違いナシです。

詳細は以下より。10 Skills You Need to Succeed at Almost Anything - Stepcase Lifehack

1.スピーチ能力
  人前でハキハキと説得力があり力強く話すことによって、売り上げを上げることができる。また自分自身に自信を持つことができ、魅力的になるそうです。

2.書くスキル
  スピーチするスキルとほとんど同じ利点ですが、書く能力が成熟することによって、自分の考えを一貫性のある形にまとめられるようになり、効果的に考えを伝えられるようになる。

3.自己管理能力
  効率的な行動を起こすためには、ここぞという時に万全の体制を敷いておく必要があり、生活習慣や自制心といった自己管理は必要になってくる。

4.ネットワーキング
  ネットワーク上ではさまざまな情報やアイデアがあり、それらがさまざまな事とかかわり合い、新しいアイデアを思いつくことがある。

5.分析・評価能力
  さまざまな情報の評価・分析を行い、情報の意味や妥当性を見いだし、ほかの情報と関連づけることは非常に重要になってくる。

6.意志決定
  深く考えすぎたり、新たな情報を待ちすぎると、危険な状況に追いやられる事がある。どれだけ効率的に素早く行動に移せるかが重要になる。

7.計算能力
  頭の中で素早く計算する能力や正確に計算する能力、基本構造を理解する能力を持つことによって、他者に差をつけることができる。

8.リサーチ能力
  あらゆる事を知る必要はないが、必要な情報を素早く手軽に理解できるようになる必要がある。

9.ストレス緩和
  ストレスによって、誤った意志決定や貧困な考えを引き起こす原因となる。ストレスによって自己管理にも影響を及ぼすため、差し迫った状況になっているときこそ、ストレスと上手に付き合っていかなければならない。

10.会計の基礎能力
  お金の流れを記録し後追いする事は必要。

参考にしてみてくださいね。


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2008年07月27日

141号裏話

【裏】反省会
 
いえ、もう、裏も表もなく、話をしました。
がっかりしすぎていたのも事実。
自分が出来ていないのも事実。
せめて、変わり続ける、歩みを止めない姿勢をもって、生きていきます。
多分、辛い道なんでしょうが……



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2008年07月20日

140号裏話

【裏】あえて空気を読まない
 
今回の話を書きながら、最近来ている学生さん達の凝集性のなさに思いを馳せてしまいました。

まぁ、馳せるほどのことでもないんですけどね、実際。

でも、メルマガを書いてるうちに、なんとなく気づいてきました。

学生さん達は、真剣に話をしていないんでしょうね。

学生さん達はきっと否定するでしょうね。
でも、これは事実だと思います。

真剣に話しているつもりなんです。
全体の意見と称して、ある程度場の雰囲気や空気を作っている人間にあわせた意見を通してしまっているんです。
ディスカッションや会議としては最低のやり方ですね。

無理にまとめる会議に何の意味があるのでしょう。

自由な意見を活発に出せない会議の組み立てをしているのは拙いですよ。

感情で仕事をしちゃってるんですよね。

真剣な、本気の意見が出ない、出せない。
ディスカッションのやり方までいちいち説明しなければならないのか~

学校では何やってるんだか……
いや、学校でそういうことをしているから、実習をしても臨床に出ても同じなんですよね、きっと。



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2008年07月13日

139号裏話

【裏】要因と結果
 
まぁ、アレです。
色々質問します。

◆以下の内容を要因と結果に分けてください。
・処方箋に記入ミスがあった。 ・知識が不十分で患者さんに迷惑をかけた。 ・仕事がやりにくく、時間がかかる。 ・パソコンが肝心なときにフリーズして使い物にならないことがある。 ・評価表に数値を記入する時書きにくく、ミスが発生している。 ・訓練中痛かったよ、とクレームがきた。

要因と結果に分けるのって、慣れるまではなかなか難しく思うかもしれません。
実際、僕もそうでした。
でも、これがわかってこれば、症例の分析をしている際などに、どこに注目すべきかブレずにすむかもしれませんよ。
試してみてくださいね。

うん、まぁ、ちょっと最近疲れ気味。
暑いのは苦手です。
早く雪が降らないかな~
東京には本当の空がないです。



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2008年07月06日

138号裏話

【裏】怒りと叱り
 
あぁ、今回も裏話っぽくないかもです。
いえ、反省大会の続きです。

なんというか、叱らない、叱れないってどういうことなのかな? とか考えてました。
まぁ、考えるまでもなく出てきたのが、『無関心』って事なのかな、と……

うん、拙いね。

一番肝心な、ウチの奥様を叱ってない。

いやぁ、でも、奥さんを叱るのって、上司をしかるのと同等か、それ以上にエネルギーを使いませんか?

……最近、職場の同僚と『関白宣言』の話なります。
なかなか、難しいんですけどね。

そういえば、『亭主関白道』ってあるんですよね。
ちょっと引用して終わろう……

もう、エネルギーが……


全国亭主関白協会「亭主関白道」段位認定基準

初段:買い物に行ったとき、荷物を持つことを断れる人。
二段:ゴミ出し、風呂掃除などを断ることができる勇気のある人
三段:意見が二つに分かれたとき、自分の意見を通すことが出来る人。
四段:隣がピアノを買ったとき、ウチはピアニカでいいとキッパリ言える人。
五段:女房や息子を正座させて説教したことがある人。
六段:女房のほっぺたを平手打ちでたたいたことがある人……おおコワ。
七段:女房と外で待ち合わせをして、2時間遅れていっても女房が待っていて、なおかつ文句を言わせない人。
八段;気に食わないことがあったら、お茶またはおかずなどの載ったちゃぶ台をひっくり返せる人。
九段:けんかをしたとき、間髪をいれずに、心の中でなく、声に出して「出て行けー!」といえる人。
十段:女房に「あなたのような亭主関白はみたことも聞いたこともありません」とお墨付きをもらってる人(女房の署名が必要)

ちなみに、初~三段は「初心者」、四~六段は「かなり強い」、七~九段は「尊敬に値する」、九~十段は「……すごい」だそうです。

僕は、初心者でしかも初段だぁ~

なんていうか、この協会自体、世の奥様方の手の平の上の様な気が……



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2008年06月29日

137号裏話

【裏】やりっぱなしは拙いよ!
 参ったな~ 実は裏話が全くない!
ってわけにもいかないので、なにかしらつらつらと書いていく事にします。

まず、今回話題にした、『やりっぱなし』については……
まぁ、結構動けている学生さんがしてしまった行動なんですよね。
僕としてみれば、それを原因として評価が下がるわけではなく、むしろ上がってきています。

というのも、その学生さんは、行動した結果として失敗したんです。

僕は、その『行動』を高く評価したいと思っています。
申し訳ないですが、最近の学生さんはクールですよね。
そして、失敗を極端に恐れる。
言い方を変えれば、失敗を恐れる余り行動せず、斜に構えて理論(言い訳)を先行させる。
って処かな?

それもあって、『行動する事の価値』を強く意識しております。
また、学生さんにもそれをより感じて欲しいと思っております。

人はエラーを起こすように生まれついているんです。
失敗を恐れる余り、行動しないという一番拙い対応にならない事を、僕は期待します。

あ、そこで学生向けの話だから……と、流しそうになってるアナタ!
自分に対しても同じですよ。
如何に自分に置き換えて考えられるかも必要です。
でなきゃ、口だけバイザーになってしまいますよ~♪


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2008年06月22日

136号裏話

【裏】本当は学校で教えてほしい事

うん。
まぁ、最後に書いたとおり、僕自身がないものねだりしても仕方ないね。
何か、僕だから出来る事をしていくしかないかな~とか思いました。

つまり、新テキストの作成って奴だね。

レポートの書き方か~

基本的な文章のルールや、考察時の文法。
レポートのストーリー構成。
情報分析の仕方。
優先順位を説明できる問題点のあげ方。
根拠のある目標設定。
プログラムを作る上での注意点。

うん、なんとなく書けそうな気がしてきた。

でも、今回は今までのテキストと違って、系統立てて書かなければならない事がネックだな~

僕はいつも思いつき、気の向くままに執筆活動をしているので、目的を持って一つのテーマに絞り、わかりやすく、順序だてて書くってのが苦手です。

まぁ、変なテキストになりそうだけど、少し頑張って見ますかねぇ~

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2008年06月15日

135号裏話

【裏】何故、今、標準化するのか?

何故、標準化をしなければならないのかは、ある程度メルマガでわかったかと思います。

さて、でもまだ50%。

残りの半分は、医療業界のなかでは、標準化が遅れている分野が多くあるという事です。

ここからは文献の抜粋です。

標準化が遅れているのは、治療方法である。 専門性の高さ、高度な技術、患者の状態変化に適応しなければならないことによる類型化の困難性、診療科あるいは病棟によって標準が異なり、あるいは標準が遵守されない傾向があることが原因である。  また、診療に関連する多くのプロセスにかかわる作業、仕組みに関しても標準化されていないことによる問題が多く発生している。 例えば、処方箋の書き方や指示方法は、病院が変われば異なる、あるいはひどい場合には病院内でも異なることがある。 チーム医療を実施するにあたっては、指示や情報を確実に伝えることが必須であり、これらの標準化が必要である。 その他の作業手順に関しても、病棟ごとあるいは従事者ごとに異なる場合が少なくない。 標準化されていないと、遵守違反に気付くことによるミスの防止ができない。 他科とのやりとりで齟齬が生じる。 改善が進まないなどの問題が生じる。

まぁ、よくある話しですね。
でも、最後の部分が全ての真理を突いていると思います。

医療事故や安全をどの様に防ぎ、守るのか?

正しい状況がわからないと、何が正しくて、何が悪いのか?

何処からがミスなのかがわからないではナンセンスですからね。

困ったもんだ。

いえね、本気で、ね。








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2008年06月08日

134号裏話

【裏】続・覚悟するということ

実は、この自分に制約をかけるということ……
もとネタは、僕が購読している【SANKEI EXPRESS】に度々登場する【蜷川実花】さんが、キーワードを基にして、【10ヵ条】を紹介していることから来ています。

前々からこの話をしたかったんですよね~

もの凄く、良い事を書いているんですよ。

例えば、【仕事の10ヵ条】なら……

①自分がかっこ悪いと思う事はしない。
②やりたい事をやる。
③ほしいものは全て手に入れるつもりで頑張る。
④自分の許可した物しか身の回りに置かない。
⑤30過ぎたら今までの1.3倍人にやさしく。
⑥女子にはかっこよく、男子にはたよる。
⑦見た目は大事。
⑧自分の好きな自分になる。
⑨手を抜かない、やりきる。
⑩自分に都合のよい目標を立てまくる。
う~ん……いいですねぇ~
僕も真似して立ててみよう。

ちなみに自立がキーワードの家訓もあるそうです。
①いつでも男を捨てられる女であれ。
②経済的にも精神的にも自立せよ。
③出来るだけ沢山の男と付き合え。
④何をしてもいいけど妊娠はするな。
⑤従順なだけの女になるな。
⑥男にだまされるな、だませ。
⑦かっこいい女になれ。
⑧自分が正しいと思ったら、なにがなんでも突き進め。
⑨過激に生きろ。
⑩妬むより妬まれる方がいいじゃない?
お気に召したら参考に……とは蜷川さんの言ですが、本当にいいものばかりです。
というか、この家訓を作ったお父さんが凄い。
僕の家の家訓も作るしかないね。


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2008年06月01日

133号裏話

【裏】覚悟するということ

今回のこの話題……
僕がここ一ヶ月の間に体験した多くの事が絡んでいます。

叱咤するためにも言いました。
励ますためにも言いました。

そして、僕自身も振り返りました。

冷静に、今の状況を考えて、行動ができるようになれば、後でどんな結果になろうと後悔しないですみます。

それを意識するようになりました。

でも、何故作業療法士を続けていきたいのか、というのは、自分自身の心と向き合う事も必要になり、少し辛い作業になってきました。

でも、きっと、新しい道につながっていることを期待して、でも、最悪の状況をも想定しつつ、やると決めた事をやろうと思いました。

僕はまだ覚悟が足りません。

弱い心を持ってますから。

でも、それも含めた上で、覚悟しなければと思います。


うん、なんだか、反省文になってますね。

困ったもんだ。


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2008年05月25日

132号裏話

【裏】ヒトを評価するということ

評価の偏りとその対策についてまとめられたものがあります。 参考にしていただければ幸いです。

偏りの傾向特  徴
対 応 策 
ハロー効果

部分評価が全体に及ぶ。

身だしなみと仕事の出来とが結びつく。

第一印象が後々まで尾を引く。 

多面的に評価する。

先入観を取り除く

何回も評価してみる。 

寛大化傾向

嫌われたくないという気持ちが強く、つい甘い評価をする。

人を低く見ることへの抵抗感がある。 

情の部分を抜いて評価する。

本当に部下の事を思うのなら、

甘い評価は本人のためにならない。

中心化傾向 

良・悪を極端に嫌う。

平均的な評価となり、差をつけられない。

真実から目を逸らさずに、自信を

持って評価する。

対比誤差

自分を基準にして評価をしてしまう。

(相対評価をしてしまう)

自分が几帳面だと、部下がことごとくだらしなく見える。 

被評価者個々人に対する期待度を

基準に評価する。

絶対評価を心掛ける。 

投射効果 

自分の特性とか共通点を、相手の中に見い出した

という形で、 評価してしまう。

性格、容姿、出身地、出身校など。 

 先観念を取り除く。

評価ポイントを整理する。 

うん、最近【裏】というより【続】になってますね。

まぁ、うん、最近の話題にはほとんど裏が無いって事で……

そうそう、他にもOJT(On the Job Training:仕事中,仕事遂行を通して訓練をすること)という考え方がありますよね。
詳しく書いてあるリンクを見つけたので、参考までに……

■参考リンク:OJTの意味と目標

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2008年05月18日

131号裏話

【裏】医者の不養生
ちょっと面白い記事を見つけました。 古い記事ですが、納得できる内容で、あぁ~とか思ってしまいました。
医療機関に勤務する職員の健診受診率!
「医者の不養生」という言葉があります。何を持って「不養生」とするのかという定義上の問題もありますが、今日はこの問題を検証してみます。  まずは、医療機関に勤務する職員の健診受診率という興味深いデータがありますのでご紹介します。  ある病院の統計によると、医療従事者を事務系、看護婦以外のパラメディカルスタッフ(薬剤師、放射線技師、検査技師、リハビリ療法士など)、看護婦、医師の四群に分類した場合、前二者の受診率が比較的高い(七八%)のに対し、看護婦の受診率が低く(五◯%)、それに輪をかけるように医師の受診率が低率(三四%)であると報告されています(九七年四月五日付日本医事新報)。一般の企業では職場の定期健診はすっかり定着しており、特に三十五歳以上の職員の定期健診受診率はほぼ百%に達しています。治療より予防が大切であることは今更言うまでもないのですが、医師の受診率の低さはいったい何が原因なのでしょうか。  医師の受診率を細かく分析した報告もあります。医師の中でも勤務医は、勤務先の病院で受診できる便利さもあってか定期健診の受診率は開業医よりやや高めだったがそれでも四十歳代以上で七割をわずかに超える程度で、開業医では四十歳代以上でも七割以下。受診しない理由としては、「時間が足りない」が一位であるが、「自分は大丈夫」「自分の体のことは自分でわかる」という回答も目立った(九四年十月九日付朝日新聞・日曜版)そうです。  私自身の経験を少しお話しましょう。私は比較的若い頃より腰痛持ちで、年1~2回のぎっくり腰を起こしていましたが、その都度特に受診するわけでもなく時間とともに治っていくことを経験的に知っておりました。  平成10年の冬、朝起きて歯磨きをしているときに、腰にピリッとした強い痛みが走りました。いつものぎっくり腰だろうと考えて、痛みをこらえて仕事を続けましたが1か月経っても軽快せず、2か月ほどしてからようやく検査を受けました。椎間板付近に大きな異常が見つかり牽引などの治療を2か月ほど続けましたが一向に改善しませんでした。悶々とした日々を過ごしながら、平素はほとんど読まない健康雑誌にも目を通すようになり、「腰痛は必ず治る」という文字に期待を寄せました。その後、大学病院の腰痛専門の医師にセカンドオピニオンも仰ぎ、もう少し経過を見ましたが結局は良くならず手術を決意しました。発病してから何と半年も経過しておりました。手術後は短期間で症状は改善し、3年前からはテニスを楽しんでいます。「医者の不養生」について自ら考えさせられる出来事でした。  知り合いなどからよく健康管理・人間ドックなどについて相談を受けます。私自身も最近は一般健康診断しか受けていないため、がん検診を受けるかどうかに関しては、客観的なデータ(例えば、大腸がん検診の精度は、二◯~三◯%の偽陰性があり陽性的中率は三~五%と低めである:「がん検診の有効性評価に関する研究班報告書」・九八年三月厚生省発表)を分かりやすく説明して「あとはご自身で判断下さい」とアドバイスしております。健診あるいは検診の限界を知っている医師の定期健診受診率が低いのが、不養生といえるのかどうかは難しい問題だと思います。 (平成16年2月13日 三重タイムズ・日々想々 第853号)
本来、直接患者様に触れる機会が多い……というか、ほとんどの医師と看護師。
病院の義務のはずなんですけどねぇ~
まぁ、古いデータなので、今はまた違うのでしょうけど。
アナタ自身も自己管理をよくよく考えてみてくださいね。

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2008年05月11日

130号裏話

【裏】KY対策トレーニング!
ではでは、早速続きでございます。
「モニタリングスキル」を身につける
Step1「自分と相手を見ている『もう一人の自分』をイメージ」
Step2「自分と相手を見るように自分に言い聞かせる」
Step3「自分の発言について意識する」
Step4「自分の身振りや手振りなどの仕草を意識する」
Step5「相手の発言について意識する」
Step6「相手の身振りや手振りなどの仕草をみる」
Step7「周囲の状況をチェックする」
心理学博士の相川充さんの提唱するモニタリングスキルを身につけると言う事は、全体の状況を客観視しているもう一人の自分を想像することからはじめるそうです。

って、いうか、おのバイザーも同じ話をしていますよね、コレ。

まぁ、アレです。
言葉と仕草が発するメッセージから、本当は何を言いたいのかを読み取る観察力と自己会話を鍛える事が、空気を読める人の第一歩だそうです。


「聞くスキル」を身につける
Step1「相手が話しやすい環境にする」
Step2「聞き役に徹することを自分に言い聞かせる」
Step3「聞き役に徹する」
Step4「合いの手を入れる」
Step5「相手の言葉を反射する」
Step6「『聞いている』というメッセージを動きで見せる」
Step7「相手の仕草や動きを見る」
Step8「再度『聞いた質問』をする」
メルマガでお話した攻撃タイプと天然タイプに足りないのがこの「聞くスキル」というものです。
聞き手に徹する事が苦手で、相手の話を遮って自分の話をしてしまう攻撃タイプ。
話を聞いているようで、別な事を考えており、話している途中でいきなり話が変わる天然タイプ。

どちらにせよ「相手の話を最後まで聞こう」と自分に言い聞かせる事からはじめてみましょう! ってことらしいです。

うん、やっぱりバイザーがよくする話しですね。

どれだけバイザーの言っている事をわが事として感じる……察する事ができるかどうかと言う事かもしれませんね。

■参考文献
相川 充
価格:¥ 1,733(定価:¥ 1,733)
http://www.amazon.co.jp/dp/4781909663/ref=nosim/?tag=kagura0c-22


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2008年05月04日

129号裏話

【裏】遊びとレクリエーション


えぇ、レクの話から評価の話になってきてしまっていますね。

施設や病院が長年培ってきた作業療法のやり方というものがあります。

最近の自立支援の動きに合わせて、やり方を大きく変えていかなければならない現状があるかとは思います。

ですが、だからといって、全てをイキナリ変える事は難しい部分がありますよね。

特に、昔ながらのやり方をしてきているならなおさらかもしれません。

とある病院の様に、性急な自立支援ではなく、出戻りをしないですむ十分な関わりをしていくという信念があって昔ながらのやり方を続けているなら良いのかもしれませんが、そうでは無い場合、流れに流されてしまって、一番困るのは患者様では無いか……そう考えてしまうのです。

うん、また少し話しが飛んだ。

まぁ、兎に角、今までのやり方を変えようとすると、色々な歪みが生じる事を踏まえて行わなければなりません。

8:2の法則ってものもありますが、少しずつ変えていき、患者様に馴染む環境の設定も必要かと……

……ホメオスタシスが働いてしまいますね。

言い訳していてはダメだぁ!

実行、行動!

実践してみてナンボ。

動きますよ!


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2008年04月27日

128号裏話

【裏】認知を変える!


「七つのストレス因子」というものがあります。

一つ一つ説明と防止のためのキーワードを書いていきますね。


承認依存
 他者からの評価をどう認知しているか。マイナスになるほど他者評価を気にする傾向が強い。仕事の事でクレームや注意をされると、自分自身までも否定されたと思う。一方、プラスの人の場合、他者から悪い評価を受けてもあまり気にしない。私は私。
防止キーワード:「周囲の評価を必要以上気にするな」


愛情依存
 愛に対する認知を測る。マイナスの人ほど愛は大切であり、幸せになるためには愛が必要不可欠と考える。なので、愛を失うとへこみ方が大きい。一方、プラスの人も愛は大切だが幸せになるには愛以外にも数々あり、愛はその一つと認識。へこみ方が小さい。
防止キーワード:「誰かに愛されていないと幸福になれないということはない」


業績依存
仕事の成果に対する認知。マイナスの人ほど仕事の成果に固執する。なぜなら「仕事の成果=私の人間的価値」になっているから。自分の人間的価値が下がってしまうという不安を抱きがち。逆にプラスの人ほどよい意味で「仕事は仕事」「私は私」と割り切れる。
防止キーワード:「仕事はあくまでも仕事。私の人間としての価値は別だ」


完全主義
完全に対する考え方。マイナスの人ほど「完璧にする」気持ちが強い。仕事を頼まれると、120%、150%までやろうとする。プラスの人は出来ない場合は簡単に諦めるが、マイナスの人はそうもいかない。さらに達成してもすぐに次の目標を設定してがんばってしまう。
防止キーワード:「パーフェクトなんてありえない。少しは手を抜け!」


報酬依存
給与など報酬に対しての認知。マイナスの人ほど「これだけ仕事をしているのだから給与はこれくらいあって当然」と思う傾向が強い。一方プラスの人は「給与の額もわからない」と言う人も。手土産持参の人はマイナス。手ぶらの人はプラスと言われ、日常生活にも当てはまる。
防止キーワード:「あげたものがかえってこないこともあるさ」


全能感
自分の責任に対する度合い。マイナスの人ほど自分を追い込んで、「私に全て責任がある」と責任を強く感じる傾向がある。一方、プラスは責任感が無いというわけではないが、「ここまでは私の責任だけど、それは違う」と上手く割り切って線引きができる。
防止キーワード:「責任を必要以上に背負い込みすぎるな」


自律性
幸せに対する認知。簡単に言うと、プラスほどハッピー感が強い。マイナスの人ほど他律性が強く、他人に依存する・影響を受け易い傾向があると言われている。幸せは与えられると考え、かなわないと「私だけが」と落ち込む。プラスの人は同じ事を体験しても前向きにとらえる。
防止キーワード:「幸せなんて自分の考え次第で変わるもんだ」


さてさて、色々紹介をしてきましたが、最後の自立性は最近の学生さんに当てはまる気がしますねぇ~

あ、まぁ、その話は今回の認知の説明とは離れてしまうかな。

でも、認知を変えていくことで色々な事が楽しくなりそうな、そんな予感がしてきますね。

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2008年04月20日

127号裏話

【裏】リハ目標の図示化を考える

うん。
今回も裏話でもなんでもないです。

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この図が全てです。

基本目的に対して、1次方策→2次方策→3次方策→具体策となっているんですね。

この書き方をする事で、どの目標と下位の目標がつながっており、プログラムを行っているのかがわかります。

本当はもっともっといいたい事があります。

もしかしたら、後で追記するかもしれません。

裏・裏話みたいな。


……うん、表だね。

可笑しいよね。

先週の反省を活かして、チョコレートを大量に食しながら書いていますが……

あまり変わらないね。

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2008年04月13日

126号裏話

【裏】思考の嵐で解決策を!

まぁ、今回のお話は、専門職の悪いトコロでも出した話しですね。

特に個人主義が多いと言われる作業療法士。

会議をする時に、つい相手の意見を否定してしまったり、
現実的にやれるのか?という話題をすぐに振ってしまい、能書きが多いと言われる事になってしまっている。

そんな現場をよくみる事になりますね。

せっかく同僚であるとか、学生さんなら同じ実習生がいるなかで、他の人の脳味噌を使わない手はないですよね。

専門職とか国家資格というものにプライドを持つのは良いと思うのですが、
他分野の人や、経験の浅い人の意見って、今の自分では持ち得ない視点での話をしてくれていると言う事なんですよね。

もし、アナタの権力が大きいものならなおさら。

声の小さな人、遠慮をしてしまう人の意見を拾い上げる機会になるのもこのテクニックの良い点です。

アナタはどんな場面でこのテクニックを活用するのでしょうね。

……なんだか、かなり尻切れ蜻蛉。

イマイチ納得いかないな~

やはり、まだ朝ごはんを食べてないからですね。

もうお昼だ~

朝食が一日の冴えにつながるって、本当なんですね。


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2008年04月10日

臨床実習3日目

何故、二日目ではなく三日目なのか?

それは、僕が昨日休みをもらっていたからだ。

なので、聞いたところによる二日目の話からしますか。

バイザーが休みだったため、他の作業療法士にフィードバックを依頼したそうな。

その時の学生さんの台詞が……

「バイザーがいないので、フィードバックをお願いします」

だそうな。

拙いねぇ……

だってそうでしょ。

誰でもいいんですか?
具体的にどんな事を期待して依頼をしてきているのですか?
ただフィードバックをして欲しいだけなんですか?

やはり、言い方ってものはあるはずです。

それが例え実習を受けたバイザーであったとしても。

気を付けた方がいいでしょうね。

で、三日目の話。

そろそろ学生さんが色々疑問に思い始めるのかな?

評価実習で教えられた事と今回教えられたことのギャップに気づき始めていますね。

前回は、「患者様はその作業をする必要があってやっているのだから、邪魔しちゃだめだよ」と言われたらしい。

僕は、「患者様が作業をしている時に話しかけてもいいよ」と言いました。

まぁ、よく見たら、どちらも同じ事を虫食い問題の様に話しているだけにも見えてきましたけど。

2008年04月06日

125号裏話

【裏】実習直前の心得

まぁ、アレです。
今回は裏も何もないかも……

僕のところにも明日から学生さんが七名きますので、僕自身の振り返りのため、ですかねぇ~

学生さんにはなるべく実習をしやすい環境を設定したいと思っていますが、自由すぎても学生さんが迷ってしまうみたいですね。

ある程度の制限を入れつつじゃなければ、学生さん考えないんですよね~

昨年度の反省からですが。

与えられる事を当たり前に思っていてはいけませんしね。

制限がある中で、工夫してきてくれる事を期待しているんですけどね~

まぁ、兎に角、明日から作業療法の臨床実習期間が開始となります。

作業療法学生のみなさん。

OTSとして考えられる事をしっかり考え、積極的に動いていきましょうね。

人は失敗するように生まれついています。

一度や二度の失敗で実習は中止になりません。

不可にもなりません。

失敗した後にどのように動けるのか?

それが求められる事です。

よくよく考えて置いてくださいね。








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2008年03月30日

124号裏話

【裏】日記を書いてみましょうか!

今回のこの話し。

確かに、自分自身を知ることにも使えますが、レポートを書くにあたっての基本的な約束が含まれていた事にお気付きですか?

え?
気づいて無い?

……困ったな~

では、簡単に説明しましょう。


一行目:事実:その日に印象に残った出来事を書く。
        客観的事実のみを書く。

二行目:発見:事実から気付いた事を書く。

三行目:教訓:発見から学んだ事を一般化して書く。
        ことわざや四字熟語などを使うとよい。

四行目:宣言:発見・教訓を踏まえ、自分の理想の姿を書く。
        否定語を使わない。
        カタカナは使わず、漢字で書く。

この部分です。
この部分をそのまま、デイリーやレポートを書くときに使うだけです。

相手に伝えるこという事を考えながら書けばいいって事に気付ければなおおっけぇです。

とまぁ、レポート話はそのくらいにしまして、四行日記の正しい書き方を紹介しておきます。

一行目:事実:15時間寝た。

二行目:発見:時間は止まらない。

三行目:教訓:時は金なり。

四行目:宣言:私は、時間を有効活用している人間です。

6Σですねぇ~
数字は万国共通語の客観的事実です。
そして、肯定的発言から将来ありたい自分の姿をつかみたいものですね♪


参考になったら、是非アンケートにも答えてくださいね。


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2008年03月23日

123号裏話

【裏】実習前の課題です!

まぁ、今回も学生さんに辛い内容?ですかね。

でも、これをやっておけば、アナタ自身が何の為に実習へ行くのかを考えることができます。

そして、レポートをあらかじめ書いてみることで、アナタ自身がどの部分で躓くのかがわかります。

主観と客観を分けて書けずにいたり、情報を整理しきれずにいたりと、結構色々気付けます。

なにより、レポートに慣れるというのは良いことです。

なんといっても、バイザーが国語の指導をしなくて済む!

…はい。

なんでしょうか?

バイザーの都合?

そうですけど何か?

…まぁ、アレです。

症例報告や評価計画ってぇのは、実習前にできることがかなり多くあります。

実習中の睡眠時間を確保し、かついつも以上に勉強する時間を作れれば良いですね♪


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2008年03月16日

122号裏話

【裏】聞けば教えてくれるとでも思ってるの?

困りました。
ハッキリ言って…

だって、言葉をいくら伝えても、通じなかったんですから。

いえ、全く変化がないわけではないんですよ。

ですが、分かったつもりになってしまっているんだな~というのが感想です。

しかも、【型にはめられる事を嫌うマニュアル人間】と評した様に、
型にはまる事を嫌いつつも、型どおりにしかできていないという現実です。

・マニュアルに書いてあるにもかかわらず、マニュアルを見ない。
・自ら確認してから質問するように、と話してもそれができていない。
・自ら確認し、考えてから質問をすることができたとしても、それが般化されていない。
・専門用語?にすぐ逃げる。
・情報収集では学校等で指示された内容のみしか聞けない。
・フィードバックで質問はありますか?と聞いても質問が無い。
・であるにも関わらず、フィードバックの時間が短いと言う。

本当に意味の無い事ばかりですよね。
何が原因でそういう現状につながるのでしょうね。

全て説明した事です。

という事は、説明した内容が伝わっていなかったという事ですよね。

今、どうしたらもっと考えてもらえるかを考えています。

次は、今の評価実習に来ていた学生さん達が臨床実習にきますからね。

どうにかしなきゃ…

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2008年03月09日

121号裏話

【裏】遊んでみよう!

えぇ、まぁ、今回は(今回も?)土曜日に実際やったフィードバックがもとになってます。
というのも、先日のフィードバックは『遊び』をメインに行ったからです。
やったゲームは…

無言で○○を伝えよう、震源地、ハンカチ落とし、カメとカラス(だったかな?)

いずれも、SSTで『ウォーミングアップ』に用いられるものです。
これらをよくよくやってみれば、どれも認知面に刺激を与えるものばかりですね。

ホント、こんなことならもっと『昔ながらのあそび』をたくさん体験しておけばよかったと思う今日この頃です。


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2008年03月02日

120号裏話


【裏】専門職の悪いトコロ


 実は僕の職場では、毎週土曜日に文献の読み合わせを行っています。

19年度は以前から紹介していた、病院早わかり読本です。

今回の話は、そこから来ています。

ですが、これを読む以前から【一人一人が経営者視点で仕事をする】ことを、上司から叩き込まれていました。

必ず、自分の給料プラスαの収益を考えて行動するということです。

僕等は職業人とか専門職とか言ってますけど、サラリーマンには変わりがありませんからね。

まぁ、この言い方が癇に障る方もいるみたいですが…

別に職業人であることや専門職であることを否定しているわけでもありませんしね。

まぁ、そういう事を言う人って、収益を上げる事と利益を上げる事を穿き違えているのではないか…と思ってしまいます。

何をするにしても、人・物・金・時間が必要なのは周知の事。

組織を効率的に運営する事を経営というわけですが、その組織を継続させるためには収益をあげなければならないですよね。

病院が良質な医療を提供するためには、経営が安定してなければなりませんよね。

赤字でもよい医療を提供するべきだ!

よい医療を提供すれば赤字でも仕方ない!

そんなわけ無いんですよね。

それでは経営者意識以前の問題になってしまうと文献に書いてあったのを見て、改めて自らがどういう意識で仕事をするべきなのかを考える機会になりました。

もっと、色々な事を考えなきゃな~


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2008年02月24日

119号裏話


【裏】自分の事を伝えよう!


今まで、色々な学生さんが来ました。

ほとんどの学生さんが、プロフィールの健康状態に「良好」と書いて来ました。

ですが、そう書いてきている人ほど、「実は…」ということが多いんです。

みなさん、健康状態についてどう考えているのでしょうねぇ~

後で発覚した話でいけば、膝を痛めた事があり正座できないとか、心臓が悪く激しい運動ができませんとか、特殊な病気があり時々寝込みますとか…

ハッキリ言います。

それは言われなきゃわかりませんよ。

外見的にわかる状況であれば、バイザーもピンときます。

でも、病気等になれば、わかりませんよ。

これは健康状態の欄で伝えるべき事であって……

いや、そういえば、学校にも言ってないとか言う学生さんもいたな…

ふぅ~む…

どうしたものでしょうねぇ…

とりあえず、学校とバイザーには伝えるべきでしょうね。

ハンデがあって個人の努力ではどうにもならない事を延々と注意されてしまうのも、お互いに良い事は無いですよね。

確かに、セラピスト側のハンデや病気は患者様の前で一切見せるべきではない…

そういう側面もあります。

患者様にとって関心があることは、自分自身が良くなることであって、良くなるための援助をしてくれる人がどういう状況かなんて考えてはくれないんですよ。

コレを読んで下さっているアナタ自身、他の病院に行って受診した時に不満を抱きませんでしたか?

外食に行ったとします。

汚れたコップで水が運ばれてきました。

怒りますよね!

そこに、その人が疲れていてたまたまミスをしたとか、目が悪くて汚れが十分見えなかったなんて言い訳は聞きませんよね。

それと同じ事です。


アナタも患者様の前に立ったら、サービスを提供する人になってくださいね♪


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2008年02月17日

118号裏話


【裏】実習前に勉強する事…


あぁ…またやってしまった…

118号なのに、117号と書いたままでした…

本当に申し訳ない!

プロセスを見直ししてませんでした。

注意力が散漫でした!

タイトル記入の際に「117」があるにもかかわらず、「118」にしてませんでした。


本当に…
イカンなぁ…

あ、ちなみに、今回のメルマガは、評価実習の学生さんを指導する中で思った事です。

レポートを書くことがはじめてと言う割りには、レポートを書く準備を全くしていないのではないかと思いました。

なぜなら…

①構成する項目がわかっていない
②主観と客観が分けて書けない
③考察が表面的
④問題点と目標設定の関連性が曖昧
⑤故にリハゴールと長・中・短期目標の関連性がぶった切れてる
⑥プログラムの設定が具体的にできない

などなど…
沢山あります。

なかでも一番の問題は、「実習地で教えてもらえる」とか、「実習で落とされる事はない」、「教官が最後は助けてくれる」なんて、甘い事を考えているからではないかと思います。

多分、「そんなことはない!」と学生さんは言うでしょうね。

でも、実際、行動として見えなければ、わかりませんよ。

「相手はわかってくれるだろう」なんていう意識ではダメですよ。

だって、バイザーは、それに気付いていても自分から言い出さない限り「無視」しますからね。

勉強したい、学びたい…

本気で思うなら、そして相手にそう思って欲しいなら、自分から声に出して、行動しましょうよ。

just do it!

ただ、するだけですよ。


………英語、合ってるかな?………


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2008年02月10日

117号裏話


【裏】何のための実習か?


今回のお話、正直迷いました。

書いているうちに、「実習をもっと楽しもうよ!」みたいな内容になっていたので…

タイトルを「実習を楽しむ方法」にでも変えたほうが良かったかな~と…

まぁ、それはいいんです。


もっと迷った事は、今いる学生さん達の事でもあるからです。

ある患者様が言ってました…

「今の学生さん、前の学生さんよりパッとしないね。」

他の患者様はこうも言ってます。

「ねぇねぇ齋藤さん。また○○さんみたいな学生さん来ないの?」

「○○さんは今元気にしてる?ヨロシク言っておいてよ!」

流石に別病棟のあまり話をしない患者様から別々に1年以上前に来た学生さんの名前が出てきたときには、僕も驚きました。

患者様は結構見てるんですよね。

そんな過去の学生さんに負けずに、患者様としっかり本気で関わって欲しいな…
と思います。

僕はよく…

「患者様と喧嘩していいよ、フォローはこっちでするから」

こんな事を言います。

喧嘩をする位、本音で本気で関わって欲しいですよね。


作業療法士になりたくて実習に来てるんですから、色々な現実を見て、体験して、それら全てを自分の糧にして帰ってほしいと思っています。

基本的に、僕は放置プレイです。

自分から何かアクションを起こしてこない人には必要最低限のフィードバックしかしていません。

それは、学生さんにとってはとても不親切だと思っています。

学生さんが大変なのもわかっています。

でも、ね、来年の今頃は国家試験を受けて、更に数ヵ月後には臨床の現場に立っているのですよ。

リーダーシップを自ら執らなければならないんですよ。

今できなくても、臨床に出ればできる?

そんな事はないんですよ。

確かに時間をかければできるようにはなりますよ。

でも、患者様は待ってはくれない。

今、そこに患者様はいるんですよ。

一人一人がリーダーシップを執っていきましょうよ。

みんな、本当に無限の可能性を秘めているんですから♪

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2008年02月03日

116号裏話


【裏】QCとOTは同じ?


QC(クオリティ・コントロール)…品質管理ですが、なかなか医療のなかに浸透しませんね。

いや、確かに病院機能評価や、ISOを取得する病院が増えてきてはいます。

ですが、何処の病院もそうなるまでに3~5年をかけて、職員教育をしている状況があります。

今や、臨床に出たら勉強を続けていかなければならないのは常識。

いや、それ以上に自分が持つ国家資格以外の知識や資格の習得も求められています。

残念ながら、作業療法士でいけば、リスクマネージャーになれなかったりと、まだまだ立場の曖昧な部分はありますが…

兎に角、自ら学ぶと言う事が如何に重要で、常に新しい事を考えられる、自分の市場価値を上げられる活動が出来るか否かが、この先の自らの作業療法士としての人生に大きく関わってくるのではないか、と思っているわけです。

とはいえ、失礼な言い方ですが、オバちゃん世代の医療人の方、しかも余り変化を求めない人には…

こういった、新しい考え方や、分野外の勉強をしようとは思わないのでしょうね。

いや、思わないというより、QCとか言う横文字が出てきただけで、拒否反応を示してる…

そんな感じでしょうか…

はてさて、困ったもんだ。

大きな変化の波に乗るか沈むか…

少なくとも、たゆたえども沈まぬ気持ちで事を成すことが重要なんでしょうね。

そうそう、コレはオマケです。

問題解決手順に作業療法の流れを入れた評価計画表です。
8週間の臨床実習用にしてあります。
学生の皆さん、ご活用ください。

使い方は、1マス1日で考え、「→」等で実行予定と、実際に実施した経過を記入するやり方です。
まだ試作段階ですので、マニュアルはこれから作ります。
疑問に思った点があれば、是非コメントをくださいね。

ファイルをダウンロード


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2008年01月27日

115号裏話


【裏】自分で選んだ仕事じゃない!


まずは、お詫びを…

号数が、【112号】になっておりましたが、【115号】が正しい号数です。

次回より、即時配送ではなく、予約配送にして、配送まで修正の猶予をもたせますね。

まぁ、それ以前にチェック項目をリスト化し、そのチェックをした上で行うのが良いのかもしれませんね。


まぁ、それよりも!

今回の学生さんはまだ良い?のかもしれませんが、さすがに困ったもんだ。

最近の学生さんというくくりにすると、「自分が学生だった頃と比較しても、同じ事言われてたろ!」っていってくる方がいるかと思いますが、今回の学生さんの比較対照は、去年の学生さんです。

去年来た学生さんにできて、今年の学生さんにできないという事が多発しています。

ゆとり教育って事もあるかもしれませんが、社会人経験があってもトンデモ学生さんがいたりします。


一例ですが…評価実習!と言ったら、

学生さんは「患者を評価してやっている」という発想を潜在的に持っている人が多く、

「患者様を評価させていただいている」
「患者様に評価実習の協力をしていただいている」

この発想ができていないのではないかと思ってしまう人が結構います。

別に良いんですよ、患者様は今すぐアナタの実習協力をやめることができますから。

患者様にそんな気持ちで関わるのであれば、ケースを持たなくてもいいです。

患者様には何のメリットも無いんですから!

まぁ、僕の周りのバイザー諸氏がよく言うセリフです。

でも、実際そうですからね。

どうも、困った事に、「患者様は自分とは違う」と勘違いしている学生さんがいるんですよね。

そうではないですよね。

お互い、同じ人間じゃないですか。

確率で言えば、100人に1人なんですから、逆の立場で出会っていたかもしれないんですよ!

たまたま、学生と患者という違う立場のもと出合っただけなんですよ。

それに、この先、逆の立場にならないとも限らないのですよ!


相手の立場に立って考える…


よく言われる言葉ですが、本当に身に沁みてわかっていますか?


この前の上から目線事件ではないですが、そんなに自分の立場を相手よりも高い位置に置いて、安心したいのですか?

患者様には、アナタの抱える不安なんて、一切関係のないことなんですよ。

「でも、そんな子と言ったって、自分の性格だから仕方ないですよ…」

そんな言い訳をすぐ頭に過ぎらせたのなら、更に僕はツッコミます!

「それが、アナタの選んだ仕事であり、業界なんです!」

ってね。

サービス業なんですから、サービスしてなんぼ。

サービスをせず、自分の不安の解消を優先させては駄目ですよ!

あ、ちなみに、バーンアウト防止のための自己の心の安寧とはまた考え方が違いますのであしからず。

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2008年01月13日

113号裏話


【裏】職業人としての心得


えぇ、まぁ、今回の話は何度もしているので、少々食傷気味かと思います。

ですが、流石の僕も唖然とする出来事がありましたので、書きたくなってしまいました。

まぁ、簡単にいってしまえば、ネットマナーとして…いやmixiマナーとしてどうなのかな?

と思っただけです。

まぁ、それはきっかけだったのでいいのですが、それ以外にもマナーとしてどうなのかと思う場面が多々見られるのも事実です。

そう、実習場面で…

今、バイザーの立場にいるからこそ気付けている事なのかもしれませんが、学生さんが患者様に対してタメ口であるとか、自己紹介等の時に語尾をのばして…

「ここは学校の放課後か?」

と思ってしまうこともしばしばです。

別にね、いいんですよ。

いくら話題として出しても直そうとしないそういった方達。

困るのはアナタ自身ですから…

………あれ?
それじゃ駄目ですね。

一番迷惑するのは、患者様や利用者さんですよね。

そんな、セラピストに身体をいじって欲しくない!

って思いますよね、きっと…

僕は嫌ですもん。

あぁ、なんだか恐ろしい想像をし始めてきた…

きっと、俺様なOTになっちゃうのかな~
他の人の考え方を受け入れられない独り善がりなOTになっちゃうのかな~
患者様や利用者さんの所為にするようなトンでもセラピストになるのかな~

勘違いOTにならない、させない、見逃さない?

周りの人達で気付いて、助言をしてあげましょうね。

なにせ、僕等今のバイザー諸氏が将来共に仕事をする相手なんですから。


でも、きっと自分に都合の良いことをいってくれる人ばかりを身近に置くんだろうな…
そういう人…

アドバイザーではなく、自分と同じ意見の友人が欲しいとか…
議論がしたいだけで、相手の考えを無視する人とか…


嗚呼、暗い話になってしまいました。
今回は、ここいらで幕にします。


また、次回をお楽しみに♪

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2008年01月06日

112号裏話


【裏】目標は具体的に設定しよう!


今回のコレ、学生さんのみならず、臨床に出ている人にとっても難しい問題かと思います。

何が難しいって、患者様の目標設定は出来ても、自分自身に対しての目標設定は曖昧になってしまうからです。

まぁ、今回はとりあえず学生さんについてで話を進めていきますが…

「臨床実習にどんな目的と目標を持って来ましたか?」

と、質問したところ…

「単位を取る為です!」

はい。この方は論外ですね。

目的と目標を分けて考えられずにいる学生さんが大半でした。

そして、レポートを書いてもらえば、案の定、リハゴールと長・中・短期目標の内容が、よく分からない内容になっていたんですね。

例えば、「患者様となるべく多く関わる」とかね。

「なるべく」ってどの位?

「多く」って、何と比較して?

「関わる」ってどの様に?

この目標で、何を評価するの?

まぁ、こんな感じです。

で、メルマガの目標設定におけるチェック項目とあわせてみてみれば…

 具体的か?

  When   いつ

  Where  何処で

  Who   誰が?

  What   何を

  Why   何の為に

  HowTo  どの様に

  HowMuch いくらかけて


 評価可能か?
 同意できているか?、
 現実的か?
 リスク管理を考えているか?
 期日設定しているか?


あ、リスクの件が入ったのは、【裏】だからです。
でも、確か第85号でも話した気がしますけどね。


まぁ、全然足りないって話しですね。

具体的か?の中に下位項目をつけましたが、それはプログラム設定や自分自身がどう動くのかのプランになってくるので、それを抜いたとしても、少々足りませんね。


どうせなら…

「1日25人の患者様と関わる。」
「25人中10名の名前を覚える。」
「10名中5名の方とは深くかかわり、デイリーで考察を残す。」

まぁ、6σ(シックス・シグマ)の数字で表さなければ意味がないってのも入ってますけどね。

こうすれば、数値化されているので、自己評価できますし、達成度の判定から翌日の目標設定にもつながります。

こうすれば、まぁ、「多分できていたと思うので3の評価にしました」とかいう曖昧な自己評価はなくなるかな~と…


でも、自分自身の目標設定は本当に難しいです。

チョコレートの様に甘い評価をしたくなりますからね。

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2007年12月30日

111号裏話


【裏】ねらい客層は明確に!


メルマガでは少し3つの理由が曖昧で、尻切れ蜻蛉な感じでしたね。

1)全客層が気に入る商品は、実は誰からも支持されないため
 これは、誰でも受け入れる反面、特徴が無く、いわゆる「ふつう」の評価になる中途半端なものになってしまう危険を孕んでいるんです。
 車好きの上司が「この例が分かり易い」といつも言っていた例を挙げると…


 外観・パワー・乗り心地、低燃費、頑丈さなど全客層が気に入った乗用車があります。
 若者は、そのダッシュ力にかなりの不満を抱いていますが、価格面で妥協しています。
 高齢者はその乗り心地に今一歩ぎこちなさを、女性はもう少しスタイルにかわいらしさが欲しい、と感じています。
 市場が熟成していく中で、それぞれの客層の好みに合わせた乗用車が販売されると、この乗用車はどの客層にも満足してもらえずに、結果としてまったく売れなくなってしまいます。


 うん、確かに分かり易い。

 レクに当てはめて考えてみればこうなるのかな?

 
 集団で行うレクがあります。
 患者様は、様々な障害を持った方が一同に会しており、それらの人達に同時に行われます。
 的当て(入れ?)を行う事になりました。
 円陣を組んだ椅子に座って、中央のカゴに玉を入れます。
 自立で活動的な方は、立って投げたりと、もっと高度なゲーム要素が欲しいと思い、
 車椅子で上肢で操作するのがやっとの人には、的が遠いし、個別でやって欲しいと思う。
 もっと知的なゲームをしたい人はこれしかレクがないからと妥協しているだけ…
 んで、グループ分けをしたレクが行われ始めたら、この人達は個別にプログラムへと参加するようになり、この集団レクは人が集まらなくなってきました…


 う~ん…

 書いていて恐ろしい状況を想像してしまった…

 とまぁ、こんな感じの状況が予測されるので、あらかじめ患者層をリサーチし、何処に絞るかを検討する必要があるってことですね。


2)ねらい客層から、最も優先するクオリティを特化させるため
 満足してもらいたい客層…患者層を明確にしておかなければ、地域に存在する医療機関としてのサービス戦略が見えないって事ですね。
 自分が所属する医療施設にはどんな患者様がやってきて、自分はどんな方を相手に何をサービスとして提供するのか…
 それを考え、患者層が最も高い優先度を示すクオリティを明確にしなければ駄目なわけですね。
 しかも、それが具体的な数値で示されなければなりません。


3)常に変化する市場ニーズに合ったサービス商品に改善するため
 ねらうべき患者層が明確になれば、その方達が求めるものにより近づけ、足りない部分を補う為の活動を継続していくって事ですね。
 顧客満足度をキチンと把握することでコレは見えてくるはずです。
 
 地域病院を例にした場合の中心となっている客層に焦点を当てて考えてみます。
 高齢者が多い土地柄かもしれない。
 また、その病院の立地が駅から5分圏内にあるとすれば、駅を利用する人々に焦点を当ててどんな客層をねらうのか、と考えを進めていけるわけです。

 客層を年代別・性別・来店時間別・フロアー別などに注目して群分けすることを層別をいい、今僕が新たに執筆を開始しようとしている、「症例報告を作成する際に使えるQCテクニック」でも紹介する事になる、QC七つ道具の一つです。

 こうやって考えていけば、より具体的に何を目指せば良いのかを考えることができそうですね。

 

メルマガの内容についてお伺いします!


2007年12月23日

110号裏話


【裏】お客様について考えてみよう

アナタは、作業療法と品質管理にどんな関係があるんだろう?

とか思ったのではないでしょうか?

実際、僕自身もはじめはそう思っていました。

ですが、これは作業療法のみならず、医療全体に関わる問題であることに気づきました。

というか、テキストに書いてあったんですけどね。

平成14年4月、注目すべき二つの指針が厚生労働省から発表されているんです。

一つは同省の医療安全対策検討会がまとめた
「医療安全推進総合対策~医療事故を未然に防止するために~」

もう一つは同省の福祉サービスにおける危機管理に関する検討会がまとめた
「福祉サービスにおける危険管理(リスクマネジメント)に取り組み指針~利用者の笑顔と満足を求めて~」

です。
それまで検討してきたと事の集大成ともいえる報告書で、興味深い内容となっているそうです。


以下少しテキストの抜粋です。

それらは医療と福祉のサービスの違いがあっても共通する視点も多い。すなわち「医療安全推進総合対策~医療事故を未然に防止するために~」は、医療安全における安全対策の基本的な考え方として「医療機関において、医療安全を確保するためには、医療全体の質の向上を目指し、以下に示すような安全管理に関する体制整備するなど、組織全体が適正に管理されていなければならない。
その管理体制のもとで、日々の安全対策を行っていくとともに、常に業務を改善していくことが必要であり、特に医療間医療機関におけるリスクの高い分野については、優先的に取り組む必要がある。このような組織的な安全管理のためには、他業界における標準化や工程管理などの品質管理の手法を医療分野にも積極的に取り入れることが必要である」としている。


この、最後の、

「組織的な安全管理のためには、他業界における標準化や工程管理などの品質管理の手法を医療分野にも積極的に取り入れることが必要である」

というのがポイントです!

その当時から、一つの大きな流れが明確になってきているんです。

それが、質(品質)の向上が事故防止対策、医療安全対策の基本であり、そのために、他産業や一般企業から学ぶ必要があるということだ、という事です。


作業療法は、リスクを抱えながら行う事が必要になる場合が多いです。

それも踏まえて、品質の管理や、サービス業としての質を考えるべきでしょうね。

メルマガの内容についてお伺いします!


2007年12月17日

109号裏話


【裏】医療安全について考えてみよう


まぁ、今回の話は、裏でもなんでもなく、ただの続きです。


精神科では、どうすれば安全な治療・ケアができるのか?

という疑問に対して…

「治療・安全のプラス(効果)を考えながらいかにマイナス(リスク)を最小限にするか」

と考えるとよいそうです。


隔離・身体拘束などの行動制限は、自傷他害性のおそれを回避し精神症状を改善する(プラス)ためには必要な場合があります。

でも、同時に、患者様の行動を制限するため治療関係が悪化したり、患者様の身体への悪影響を及ぼす場合(マイナス)もあります。

高齢者ケア施設になれば、向精神薬服用者に転倒の危険性が高いのは実際場面としても見られていることです。

治療・安全におけるプラス(効果)とマイナス(リスク)とを天秤にかけて、バランスを取りながら、マイナスを少なくする努力が必要と言われています。


では、作業療法の場面ではどうなんでしょうね。


OTプログラムを運営する際のリスクに対する考え方として、複数のものがあります。

まぁ、リスク管理でよくいわれていることでもありますが…

①リスクに対して、インシデント、アクシデントがあった際の責任者を決めておく。

②リスクとなる根本的な原因を排除してしまう。

③リスクがあるということを踏まえ、それを抱えながら運営する。

とまぁ、こんなところでしょうか。


例えば、整容訓練のプログラムで、T字カミソリでヒゲを剃ると言う場合、

①なら、そのプログラム担当や上司がその責任者となり…

②なら、電気ヒゲソリ等にしてしまう。

③なら、T字カミソリでヒゲを剃るという行為そのものを行う理由をハッキリさせ、更に肌を傷つけてしまうリスクがあることを患者様に説明、指導を行う。


って感じでしょうか。

まぁ、作業療法ですので、安易にリスクを排除する考え方はどうなのかな…
とも思います。


メルマガの内容についてお伺いします!


2007年12月10日

108号裏話


【裏】組織ってなんだろう?


今回のこの話は、ちょっと文献を見ての内容になってます。

実際の場面としては、組織は長年培ってきた土壌のようなものがありますからね。

その風土が、時代の流れに合っているのかってことも気になるところですね。


ちょっとまた違った話をします。


学生さんや新人さんの、組織に対するモチベーションが高すぎやしないかな?

と不安になることがあります。

「そのまま持つのかな?」
「燃え尽きやしないかな?」

ってことです。

熱し易く冷め易いという言葉があります。

これから、社会人をしていくのはかなり長い時間かと思います。

長い人生、気持ちを安定させる事も考えてみると良いかもしれませんね。

2007年12月03日

107号裏話


【裏】学ぶということ


学ぶのって、意識してするものなのかな?とか思うときがあります。

なんていうか、気になったからやってみると、それが経験となり、蓄積される…

でも、学んでいるという意識は少ない…

そんな気がしています。

まぁ、アレです。

好奇心…

でも、好奇心猫を殺すとも言いますし、ホドホドの方が良い場合もあるのでしょうねぇ~

僕はどうしても理論の様な話をする事になります。

でも、実際は、自分達が取る行動があって、はじめて学びがありますからね。

3現主義(現場・現物・現実)って本当のことですからね。

イメージだけでは、上手くいかないのは当たり前なんですよね。

だから、実際にする事で、学ぶコトが多いんですよね。


あらら?


なんか、同じ事を繰り返し話しちゃってますね。

僕の中でも上手くまとまってないですね。

2007年11月26日

106号裏話


【裏】勉強するということ


今回、キーワードになっているのが、【消費型学び】と【投資型学び】です。


【消費型学び】
勉強自体は楽しいが、賃金アップなどのリターンを将来回収することが期待できない趣味的な学び。


【投資型学び】
将来、リターンを回収できる学び。


とあります。

なかなか面白い考え方だな~と思います。

しかも、投資効率のよいもの=かけた時間やお金のわりにリターンが大きいものだったら、なお良いですよね。

まぁ、医療系の資格は業務独占型資格が多いので、資格取得は消費型になりづらいですけどね。

あぁ、でも、ものの本に書いてあったもので曰く、「それぞれの資格に関連性がないと、ただの趣味としか評価されない」んだそうです。

やっぱり、資格は業務を進める中でその必要性を痛感した時に取るのが一番なんでしょうね。

でも、それからでは遅いんですけどね。

あ、ちなみに、アナタは勉強のためにどの位お金をかけていますか?

一般的には収入の2割…だったかな?…とか言われています。
多分。

僕はそこまでかけられていません。

でも、とりあえず勉強の為の貯金はしてます。

たまったら、勉強をするためです。

でも、前回のケアマネは微妙だったな~

他力本願になるためにお金を使ってしまった気がします。


次回は、日本科学技術連盟お客様へのサービス向上基礎講座
を受講する予定です。

明日、FAXします。

楽しみですねぇ~

来月後半か、来年のメルマガはそっち系の話を中心にやっていこうかな~

他の作業療法士の諸先輩方とは違った話をできればと思っております。

(。-_-。 )ノ

2007年11月19日

105号裏話


【裏】問題意識ってなんだろう?


今回のこのお話…

先日、来ている学生さん全員にフィードバックをした時の話題でもあります。

かいつまんで話せば、学生さんたちが自分達の役割り分担表を時間をかけて作っていたのですが、それが全く効果的に使えていなかったんですね。

しかも、その事に気付いていながらも、効果的だと思い込もうとしていた。

以前から学生さん達が独自に作り、役割として行っている事に、何の疑問も抱かずにいた。

安心したかったから。

役割分担表を作ることで、自分達の行動を明確化したかったから。

何も考えずに、それだけを行っていればいいから…

まぁ、最後の方は学生さんの感情を逆撫でる為に直接言った言葉ですが…

でも、実際そうだったんですよね。

なので、一つ仕事が終わると、動きが止まってしまうんですよね。

応用が利かなくなってしまっては、拙いですもんね。


人間は、本来は好奇心の塊といわれています。

「人間は考える葦である」

という言葉は有名すぎます。

脳は新しい刺激を求める反面、

人間の脳は刺激に対して容易に慣れてしまう特性も持っています。

様々な事に対して、好奇心を持って当たれなくなれば、気付きがなくなってしまうんでしょうね。

これは僕自身にも言えることと思っています。

この先、もっと色々な事に気付けるようにならなければな…と思ってます。

2007年11月12日

裏・ノウハウだけでは意味が無い!


【裏】ノウハウだけでは意味が無い!


今回のテーマは、実は自分自身の事です。

色々なテクニックばかりを求めてしまい、業務に直接活かせていない自分がいました。

小手先や、表面的な手段を求める事のムダについて、実感したのが半年前。

そこから、今の自分自身に足りないものはなんなのか?

自分には仕事に対しての【何故】が足りないのではないか?

自分の【根拠】は何処にあるのか…

この半年、その事ばかり考えていました。

実際には、目標がでかすぎて焦点が絞りきれない半年間の目標になってしまいましたが…

でも、全く成果がないわけではないんですよ。

僕の担当する学生さんに導入した【PDCA日報(仮)】を僕も一緒に行ってみました。

小手先のテクニックを実践してみたわけです。

如何に、自分自身の目標設定が曖昧になっていたか、1日の振り返りの重要性に気づきました。

これから、毎日続けていきますよ~

日報は、完成したら公開しましょうかねぇ…

2007年11月05日

103号裏話


今回から始めてみました。

まぁ、【あとがき】みたいなものと思ってくださいませ。

【裏】何かを成す為にどう動くのか?

えぇ、まぁ、実際にあった話なんですよね。
この話。

メルマガだけのお話だと、「学生さんにもっと情報を出してあげなよ!」とかお叱りを受けそうですが…

そんなの嫌です!

最近特に思うのですが、「教えてもらって当たり前」とか思ってるんですかねぇ…

もの凄く、「待ち」の体勢が出来上がってる気がしてならないんです。

臨床実習で来ている学生さんって、来年の今頃には、職員なんですよね。

作業療法士で、患者様には「先生」とか呼ばれて勘違いしてたりするかもしれません!
あ、それは関係ないや。

兎に角、来年の今頃には、リーダーシップを執って色々な事をしていかなければならないんですよね。

「その時になればやります」って言う人もいるかもしれませんが、だったら今しましょうよ。

出来るんでしょ?

いや、逆に今出来ない事が、来年の今頃出来ているとは限らないですよね。

現実を見るためにも、今やりましょう!

みたいな。

あぁ、あと「沢山の要素が重なった」の部分ですが、会議のやり方とかの問題もあるでしょうね。

実は会議のやり方って、ちゃんと勉強している人はいないのでは?

ブレインストーミングで終わってしまったり、会議の目的や達成目標がないままただ時間を過してしまったり…

実習や臨床って、実は作業療法の勉強だけしてれば良いってワケではないんですよ♪


なんてね。

お薬戦隊タブレンジャー

お薬戦隊タブレンジャー

第一話『タブレンジャー登場!』

チャイムの音

【ナレーター】

ただいまより、『○○○○』によります、お薬戦隊タブレンジャーをお送り致します。
御手隙の方はどうぞ着席をして御覧下さい。

雷鳴

【ナレーター】
時は、20XX年○月○日。世間では『○○○○』の日といって、休暇を楽しむ人が大勢いたのである。 だが、その日、まさにこの時に、世界制服を企む魔の手が忍び寄ろうとしていたのである。 その名は、てんかん惑星軍、大発作帝国よりの魔人スパイカーである。

雷鳴

【スパイカー】
ぐわはははは!
我こそは、大発作帝国よりこの地球を支配するためにやってきた、魔人スパイカ~である。
皆の者よ!今より私がこの場を支配する。
まずもって、この場より、数名の者を大発作帝国に連れ帰ることにする。
おらぁ、逃げても無駄だぞ!
ぐわはははは~

【声】
まてっ!そうはさせないぞ、スパイク野郎!

【ナレーター】
そう、彼の名はカルバマレッド。
Dr『○○○○』による、てんかんより世界を守るため養成された、正義の味方、タブレンジャーの一人である。

【スパイカー】
何奴ゥ!お前、俺様の邪魔をするのか!
いい度胸だ、覚悟しろ!
スパイク&ウェ~ブ!

【レッド】
くっつ!なかなかの強敵だ!
このままでは人質を守る事が出来ない!
やはり、皆の力が必要だ!

ピーピーピー

【レッド】
フェニトブルー!バルプロイエロー!
今すぐ応援を頼むぜ!
『○○○○』○階、『○○○○』に集結だ!

【スパイカー】
なに、お前らなど、何人来ようと同じ事だ!
俺の攻撃を受けてみろ!
痙攣スクリュ~ドライヴァ~!

轟音

【レッド】
うわぁ! 少しでも持たせなければならない!
まず、発作波の爆発を抑えなければ!
いくぞ!テグレキィ~ック!
とうっ!

バキン!

【フェニトブルー】
レッド、遅れてスマン!
あいつがスパイカーかっ!
よ~しっ!フェニトビーム!

ビィィィィィィィッ!

【バルプロイエロー】
やっと着いたぜ! 俺に、まかせんしゃ~い!
デパケンタイフ~ン!

ピキキキキキッ!

【スパイカー】
何だ!そんなばらばらの攻撃では通用せんぞ!
小賢しい! ピクピク&ドカドカ発作波ぁ~

ギュイィィィィィン!

【三人】
うわぁっ!

【レッド】
皆三人で力を合わせるんだ!

【ブルー、イエロー】
おうっ!

【三人】
超絶!発作ブロック!毎日欠かさず服薬すべしぃ~!

ピキンピキンピキンピキン!

【スパイカー】
ぐぅわぁぁぁっ!
波が静かになってしまう…
うわぁ…体が動かなくなる…苦しいぞ…
だめだぁ、たまらん、にげろぉ~!

【三人】
やったぁ!スパイクを封じ込めたぞ!
やっぱり、皆で力を合わせれば、強大な敵も倒せるんだ!

【イエロー】
皆、お薬は欠かさず飲むんだよ!

【ブルー】
毎日忘れない事が大事だ!

【レッド】
元気に健康になるために僕達と頑張っていこう!
それじゃぁ~!

【三人】
お大事に~

【ナレーター】
こうして、異常波スパイカーは、タブレンジャーの手によって倒された。
また、次なる敵がやってくるかもしれない。
その時まで、タブレンジャーは日夜戦いつづけるのである。
発作のある人たちの為に…

カルバマレッド、ありがとう。
フェニトブルー、センキュウ!
バルプロイエロー、ご苦労さん。

そして、Dr『○○○○』…どうもありがとう。
これからも、病気撲滅の為に輝いてください。

【三人】
我ら、お薬戦隊タブ、レン、ジャー!

【ナレーター】
今日も行く、タブレンジャー! 明日も行く、タブレンジャー!
ありがとう、ありがと~う!

音楽フェードアウト。

この物語は、プラモ隊長さんの許可を得て内容を変更し掲載しております。 皆様の良識の元、活用してください。

【超☆解説!】

まず、このシナリオは以前病院の文化祭で先輩のプラモ隊長さんが作ってくださったものです。

僕は第二話からフェニトブルー役で出演していました。

医療系ヒーローだけあって、内容が実は濃いんですよ~

……気づきましたか?

まだ?
なるほど。
では、解説です!

まず、今回テーマになっているのは、「てんかんの薬物治療」です。

まず、キャラ名です。

◆カルバマレッド=カルバマゼピン=テグレトール等。
◆フェニトブルー=フェニトイン系=アレビアチン等。
◆バルプロイエロー=バルプロ酸ナトリウム=デパケン等。

◆スパイカー=スパイク=発作波、発作性棘波の事。


次にシナリオです。

◆一人の攻撃では跳ね返されたが、後から来た二人も加わり、一人ずつ攻撃。
コレは、薬の種類を変えながら、適した薬を探す作業を表します。

◆三人の合体攻撃。
コレは、理想の単剤治療では発作波を抑えるのが困難な為、理想的治療の限界点である三剤治療で発作を抑えた、という意味です。

とまぁ、他にも沢山意味が隠れています。
セリフとかも発作の状況当を表していたり、お薬を欠かさず飲む事がどんなに大切かも話してみたり…


どうです?
医療系ヒーローって結構奥が深く作れそうではありませんか?
でも、このシナリオではてんかんについて特化した内容になっているので、もっと汎用性のある、医療に関わる誰もが慣れ親しんで、シェアできるものを作れないかな?
とか思っています。

同じ考えの方、興味のある方、mixiに参加している方は、是非【医療系ヒーロー制作委員会】にご参加くださいませ。



医療系ヒーロー制作委員会発足!

 ◆ローカルヒーローが周囲で増えてきているなか、
  【医療系ヒーロー】っていないじゃん!

 ◆もっと地域と交流してみたいけど、医療講座だけでは堅すぎる!

 ◆お薬や病院が嫌いな子供に、もっと楽しく病院に来て欲しい!
                         ナドナド…


 そんな思いがあるなら、今すぐこのコミュに参加するんだぁっ!
 みんなの力で、僕らの医療系ヒーローを作り上げよう!

 と、言う事で、【医療系ヒーロー制作委員会】を発足いたします。

 近く【お薬戦隊タブレンジャー】をアップしますので、ご覧下さいませ♪

2007年08月09日

幕間 『作業療法士物語 ひとにやさしく… 設定資料』

幕間 『作業療法士物語 ひとにやさしく… 設定資料』

「ひとにやさしく…」
以前から、そんなタイトルで、ちょっとした物語を書こうと思っていました。
でも、正直言って、表に出す事を躊躇っています。
何故なら、完全に、「愚痴」だから!
でも、1人の作業療法士がもがいている姿を、少しずつ書いていこうと思います。
この物語を通じて、僕自身、棚卸をしたいので…。
なので、日記のカタチで、少しお付き合いください。


◆主人公:新堂真
 僕の分身だから、本名にかなり近い。26歳の臨床3年目の作業療法士。真面目がとりえ。正直者が馬鹿を見る世界はありえないと思っている。ゲーム好きで、結構オタク。一応、彼女(腐女子)はいる。

◆舞台:神代病院
 僕が昔書いた小説の舞台、神代市にある病院。精神科単科の個人病院。病床数は少なく、一個病棟しかない。

◆第0話~第50話まで
 mixi日記にて公開してきました。この先は正直書く事を恐れています。自分の内面全てに触れる事になりそうですから…
 mixi日記は、「<前の日記」「次の日記>」で移動すれば、ブログに飛ぶことなく閲覧できます。


この作品はフィクションです。
実在する個人や団体とは一切関係ございません。
全ては電脳擬似都市『神代市』上で展開された物語です。

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