【作業療法塾】塾長の日常や医療に対する想い、文献の紹介をします。

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塾長の独り言トップ  > 2010年08月

2010年08月29日

第248回 めんどくさいは癖になる

めんどくさいは癖になる

■今日のフィードバック

めんどくさい……
つい、使ってしまう言葉ですよね。

でも、ついつい使ってしまうからこそ、僕らは流されてしまうのかもしれません。

え? 何に流されるのか、ですって?

そりゃぁ、楽な方に、楽な方に、ですよ。

アナタにも思い当たる節があるのではないですか?


まぁ、いいでしょう。


そこはそれとして――この『めんどくさい』という言葉が癖になると、どんな問題が発生するとアナタは思いますか?

さぁ、考えてみましょう!

めんどくさがらずに、ね。


■重要なキーワード

思いついたところから挙げていけば……

・やるべきことをやるべきときにしない
・悪い習慣になる
・物事が中途半端になる
・煩雑になる
・整理整頓に労力がかかる
・事故が起きやすくなる

うん、もっと出てきそうだけど、とりあえずこんな処で。

このリストを見てみてください。

アナタならどれに一番注目しますか?

うん、まぁ、一番下の事故~ですよね。

でも、まぁ、全体に通していえる事ってものも考えてみると、全部がつながっていることなんですよね。

例えば……

『やるべきことをやるべきときにしない』で、片付けをしませんでした。
それが『習慣』になって、全てが『中途半端』なままになってしまいました。
おかげで道具が常に決まった場所ではなく、その時置いた場所という『煩雑』な状態に。
それをどうにかしようとした時には後の祭り。『多大な労力』を必要とするため、『やるべきことをやるべきときにしない』ままにしていました。
するとどうでしょう。
思いがけないところで、『事故』が発生しましたとさ。


■ノウハウをちょっと

さぁ、これは非常に拙いですよね。

しかも、この『事故』というものをアナタは重大なものだけと思い込んでいるのではないですか?

重大な事ばかりが事故ではないんですよ!

あるべきものがあるべきところにないとか、そのせいで5分会議に遅刻したとか、煩雑な状態を作ってしまうことが、より大きな事故の呼び水になってしまっているということに気付いていますか?

ヒヤリ・ハットを始末書と勘違いしているレベルの低い認識は以前捨ててもらったとは思いますが、今一度考えてみてください。

まずは、自分で日常使っている言葉から意識していきましょう。

めんどくさい、と一回言ってしまえば、全てがイヤになってしまいますよ♪

「作業療法塾塾長」虎斗町@黒衣の作業療法士


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2010年08月23日

我が座右の銘は……

な、なんだろう……。
え? メルマガで書いてるだろう?
そ、そうでした。

「苦手な事にこそ活路が隠れている!」
「出過ぎた杭は打たれない!」


この二つ、確かにそう思っています。
忘れていません、ってば。

「苦手な事にこそ活路が隠れている!」
これは、苦手だと自分自身で思っているという事は、実はまだ伸び代が残っているところではないかな、ということだと思っているからです。
実際、目を向けがちなのは、実は自分の得意なところ。
で、それで頑張っていったけど、行き詰まり、足踏みを始めてしまうことがありますよね。
ある意味、ピンチ!
そんなときにこそ、今まで蓋をしていたことに目を向けてみたら、意外と活路が見出せてしまったり……ということです。
ま、ピンチのときにもよりけりですが。


「出過ぎた杭は打たれない!」
うん、これはね、表現は悪いですが、色々叩かれてきましたからね。
でも、継続してやり続けて、新しいことをどんどん行って、自分自身を再構築し続ける。
めげずに、先に進み続ける。
目指したい背中を仲間や後輩に見せ続けられる人でいたい。
そんな想いから、やりきり、突き抜けてやるぞ~とか考えての言葉です。
ま、月並みですが。



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2010年08月22日

第247回 物事を分析する手段

物事を分析する手段

■今日のフィードバック

好むと好まざると、分析をするということは、医療に関わる全てのひとに不可欠なものとなっています。

ただ、残念ながら――今までそういった教育を受けてきている人と、そうではない人が混在するのもまた医療の業界でもあります。

特に現場に一番近い人たちにこそ分析する事が不可欠になっているはずなのですが、現場に一番近い人たちは物事を分析するという事を好みません。

逆に管理職や委員会、幹部になってくるほど日常的に分析を行っています。

ですが、それは業務で分析を行っているため、現場にその分析を落とし込むまで齟齬なり、温度差なりが生じてしまうのもまた事実。

本当は一緒のはずなんですけどね。

さてさて、なぜに現場に近くなるほど分析を好まないのでしょう?


■重要なキーワード

色々な理由はあるでしょうね。

まずは、時間がない、忙しい。

これは一番ナンセンスな理由ですね。理由にすらなっていないです。

時間は作るものであって、一見遠回りに見える分析を行ったほうが近い将来の隙間時間の発掘や潜在的なタイムロスの解消につながるというものです。

むしろ、そこよりも、分析をする土壌がないことであったり、分析を面倒なものと思っていたり、そもそも分析することに必要性を感じていない。

これって、分析をすることでの成功体験がないこともあるでしょうが、そもそも分析をするという教育を受けていないことが大きな問題点なんでしょうね。

なぜって、現場に一番近くて、様々な業務をかかえ、それを効率的にこなしていかなければならない立場の人は、助手さんやケアさん補助さんといわれる人たちですからね。

専門的な勉強をしてきた人たちが必ずしもいるわけではなく、また個人的な理由がより大きくなる人たちでもあります。

では、それは仕方ないのでしょうか?


■ノウハウをちょっと

実際にはそうも言っていられないのが現場なんですからね。

実際には、分析なんて言葉は使わずとも、現場の方々は工夫をしているはずなんですよね。

でも、それが的外れであったり、考える事が中途半端なままに始めてしまうから、後から何が良かったのか、また何が変わったのかがわからなくなってしまうんです。

それでは勿体ないんですよね。

それに、もっと勿体ないのが、そうやって工夫した内容が個人の中でおさまってしまい、他の人に伝達する機会が失われてしまうことなんです。

今回のテーマに手段という言葉を使ってしまいましたが、実際には手段ではなくそこにいたるためにまず何を考えなければならないのか、の話になってしまいました。

手段という部分に少しだけ触れるのなら、まずはその手段の足がかりになることを知る、ということから始めてみるのもいいかもしれませんね。


「作業療法塾塾長」虎斗町@黒衣の作業療法士


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2010年08月15日

本の予約が開始されました!


作業療法学生の虎の巻 臨床実習中の睡眠を一時間増やす方法 作業療法学生の虎の巻
臨床実習中の睡眠を一時間増やす方法
 虎斗町@黒衣の作業療法士(著)
文芸社
定価(本体1,200円+税


2010年9月15日一般書店・アマゾン等で販売開始 
現時点でのご予約は
アマゾンライブドアブックスセブンネットショッピング
にてお願いいたします。



書籍の説明 内容
作業療法の長期臨床実習における学生さんの持つ不安の解消を目的に執筆された本です。全三章構成。Q&Aとふろく付き。学生さんの実習中の悩みが少しでも解消されればと思い書きました。 今時の学生さんは、非常に『もったいない』です。 実習にはたくさんの宝物が詰まっているはずなのに、それを見つけられないまま、気付けないままに終わってしまっているのではないでしょうか。 実習が始まる前と、中盤、終わってからの三回読んでみると、きっとそれぞれ新たな発見や気付きが持てると思います。 学生さんには不安や悩みを少しでも和らげる手助けに。 バイザー一年生には自分の教官、バイザー、同僚や先輩以外のOTが何を考えているのか、どんな視点を持っているのか、フィードバックで何を話しているのか、質問したくてもなかなかできないときの手助けに。 そんなことを集めてみました。

書籍の目次
▼はじめに
▼第一章:基礎編
(そもそも臨床実習とはなんだ? 実習要綱は必ず読め等、13のレッスン)
▼第二章:心得編
(実習の目的・目標は何だ? 学生はどんな不安を抱くのか 合格不合格を超越した思考等、32のレッスン)
▼第三章:実践編
(言葉で説明できることの意味 小さな親切大きなお世話等、17のレッスン)
▼Q&A
(実習前、実習中のQ&Aを収録しています)
▼ふろく
(ヒ・ミ・ツです♪)
▼この本の終わりに

商品の詳細
* 単行本: 180ページ
* 出版社: 文芸社
* 発売日: 2010/09/15
* 商品の寸法: A5
* おすすめ度:電子書籍公開時の感想を見る
学生の声 作業療法士 Aさん
臨床実習の評価内容は、学生さんにとっての将来、 あるいはその後の人生を左右するものとなります。 私たち作業療法士は、 その事実を体験を通して知っているのにも関わらず、 自分の行った指導に対して、多少振り返ってはみるものの、 継続して資料を残し、分析しようとはしません。 たとえば、同じ指導者から受けている指導が、 昨日と今日で少しずれているように感じたりするのは、 指導者が、自分の指導に対して関心が薄いためであると思うのです。 …と こんなことを本を読み終えてから、考えていました。 作業療法士は、臨床実習中に学生側の立場や目線に変えることを疎かにしがちですよね。 虎斗町さんの言葉のなかには、たくさんの「(カギカッコ)」が出てきますよね。 その部分で多くの学生さんが、ハッと気が付き、心動かされるのではないでしょうか!


学生の声 学生 Sさん
臨床実習攻略マニュアルを、全部で三回ほど 読まさせて頂きました。 一回目に読んだときはまず驚きというかショックを受けました。理由は今の自分に当てはまる事が多々あったからです。バイザーは学生の特徴を良く分析してるなあとビックリしました。正直な所、この冊子を怖くも感じました。 二回目に読んだときはなるほど~と感じました。この冊子には問題に対する攻略も書いてあるので、今後に向けて参考にしようと思いました。まずは今の自分を分析する作業をしようという気持ちになりました。 三回目に読んだときはこの冊子がとても頼りになる物として有り難く感じました。自己分析をして自分の悪い所、私の場合は人見知りをして対人関係において萎縮してしまう所などその他多くの事に気がつく事ができました。 せっかく実習に来ているのだからとにかく動いて色々試そうという気持ちになりました。 この冊子を読んで前向きな気持ちになる事ができました!


学生の声 学生 Aさん
実習に出てから学び始めるよりも、実習に出る前から自分の考え方のトレーニングになるのは、良い実習を受ける為にとてもよい影響があると思います。語り口調で書かれているため、とても読みやすかったです。実習生の立場に立った例が出されている為、内容が想像し易かったです。OTRが何を考えてるのか、どんな視点を持っているのかが書かれているのが、OTSにとって非常に興味深い物となっていると思います。





2010年9月15日一般書店で販売開始 
定価1,260円
現時点でのご予約は
アマゾンライブドアブックスセブンネットショッピング
にてお願いいたします。

第246回 自己犠牲前提はNG

自己犠牲前提はNG

■今日のフィードバック

アナタは、何かを成し遂げようとする時に、全て自分で行おうとしてはいませんか?

実習の場面で、レクリエーションの企画運営をする事になり、企画書が通ったはいいが、準備を実習時間外でしてみたり。

臨床に出て、プログラムの準備や行事の準備のために早朝出勤してみたり。

それが、部署の人間全員が一致して行っていることならいいでしょう。

ですが、そうではなく、自己の責任感であるとか、不安から、もっと悪い話しをすれば計画的に物事を進めなかったために、慌てて朝晩残って何かをしている、そんな状況に甘んじていませんか?

はたして、それはいい事なのでしょうか?

それとも……。


■重要なキーワード

はい、何故にこんな話題かと言えば、ついつい自己犠牲を前提に仕事を組み立ててしまう癖が、我々作業療法士にあるのではないか、と思ったからです。

なんでしょうねぇ~

ついつい、自己満足でやってしまうんでしょうかねぇ?

それとも単に時間の使い方が下手なのか?

いやいや、そもそも、作業療法士に割り当てられた時間というものが、あまりにハッキリしているからなのではないでしょうか?

精神科作業療法でいえば、二時間が標準で二単位。

つまり、勤務時間8時間中、半分は作業療法。

1時間は休憩で、残り3時間。

でも、片付け、プログラムの準備、記録、会議等で残り時間は無きに等しい。

あれれ、こりゃあやっぱり、朝晩残らなきゃ回らないんだろうか?

こんな日常の繰り返しが臨床の現場で起きていますよね。

で、実習に来ている学生さんたちは、それを見て、なんとなくダラダラとメリハリをつけられずに時間を使ってしまっているのではないでしょうか?

そして、その状況が学生が臨床に出て次の学生に伝えられる……。

う~ん……。少し、想像の翼を広げすぎている気がしないでもないですが、ちょっと早く来て、残った仕事を片付けておきたい、というバイザーの姿を見て、学生は必ずしもそういう状況になっている背景を理解しているわけではないということでしょうね。

それが悪い方向に流れてしまうと、勤務時間は忙しく動き回るばかりで、自分の抱えている仕事は時間外で行えばいいや、というふうに受け取られてしまうのかもしれませんね。


■ノウハウをちょっと

さすがに、コレは拙いですよね。

かといってその部分をすぐにどうにかできるのか、といったらそうでもない。

なかなか若い学生さんには伝わりづらいのですが、実際の現場を見たとして、それを行っているバイザーの行動が全て正しいわけではない。
また、バイザーがフィードバックしてくれた内容が、その人の行動と違っている事もある。だが、それはこの現場だと難しいが、これから先幅広く考えてほしい、という期待から言っていることもある。

そんなメッセージを含みつつ、学生さんに伝えていきたいこととは……


全てを勤務時間内に終わらせる努力をする、ということです。


え? システムが出来上がっているから時間外はほとんどない?

確かに、システムができあがっているならいいですよね。

ただ、システムが出来上がっていて、そこに乗っかって仕事をするだけになっていると、いざ自分でいちから仕事を組み立てようとしたときに、何故そういう流れが出来上がったのか、という部分が置き去りにされていることに気付くかもしれませんよ。

うん、話があちこちに飛びまくってますね。

もっと時間内に終わらせる努力をするという事を考えれば、時間を大切に使うということにつながるかと思います。

そこまで到達できると、いいなぁ。

「作業療法塾塾長」虎斗町@黒衣の作業療法士




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2010年08月08日

第245回 ときにはうぬぼれも必要

ときにはうぬぼれも必要

■今日のフィードバック

自惚れ……断じて『じぼれ』ではないです。

うぬぼれ。

自分の能力を過信するとか、周囲からそんな技量はないと思われているのに知ったかぶりをしてみたり……。

まぁ、そんな意味ですよね。

でも、これが臨床実習中になると、さ~あ大変。

どんなにどんなにやってみても、ある意味ダメだしされてしまう……。

そんな心理に陥ってしまうことでしょう。

でも、だからこそ忘れてはいけない事なのかもしれません。

え? なんでかって?

それをすぐに訊いてしまう?

いえいえ、まずは少し自分で考えてみましょうよ。


■重要なキーワード

さて、何事かを考えてみましたか?

少しは何かを思っていてくれないと、コチラとしても話す甲斐がないってものです。

それはさておき、何故に自惚れることが必要なのでしょう?

あぁ、違った。ときには、必要なのでしょう?

うん、ただ単に自惚れているだけではダメなんですよね。

何故って、それでは自己評価できていないというだけですから。

先にあげたように、自分の能力を過信するとか、客観的な評価と主観的な評価のギャップって意味だけでこの言葉を使ってほしくないということですね。

僕らは作業療法士、または作業療法士のタマゴ。

療法士、セラピストなんですよ。

己を知る、なんて話はどのバイザーもしてくるでしょうし、学校の教官も言ってくる事でしょう。

何故、己を知らなければならないのか、は今回のテーマとは若干逸れますので、『自分を知らなければ人を相手にすることはできない』とだけ言っておくこととして――。

なので、自分を知ったそのうえで、ときには自惚れてみるのもいいでしょう。

そう、僕はいっているのです。


■ノウハウをちょっと

まだ、意味がワカラナイ?

だってそうでしょう?

なにも僕たちはダメダメ評価を繰り返していって、残った機能を活かすために治療をしているワケではないはずです。

その人の持っている現在の能力を最大限に活かすために援助するのが僕らのすべき事ですものね。

さあ、それらをふまえて、あなた自身に置き換えてみましょう!

客観的に自分を評価して、自分自身の現状把握が出来たら、そこに感情的な要素がどう含まれるのかを考えましょう。

そして、それらをポジティブなものとして、またネガティブなものとして五つずつ書き出してみてください。

どうです? 意外と出てこないものでしょう?

ですけど、ネガティブなぶぶんはあなた自身が生み出している不安なことであり、ポジティブな部分こそ期待や希望ではないでしょうか?

ネガティブにばかり考えていても物事進みません。

ときにはポジティブに、自分に惚れて、うぬぼれてやってみるのも必要なのではないでしょうか?


そう、あくまで『ときには』ね。



「作業療法塾塾長」齋藤 信


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2010年08月01日

第244回 小さいことにこそ目くじら立てる

小さいことにこそ目くじら立てる

■今日のフィードバック

アナタは、何気ない事で激しく注意を受けた事はありませんか?

アナタは、それを「なんでこんなちっちゃい事を!」と憤慨した経験は?

そのくせ、大きなミスをした時、やたら優しくされて何故? と思ったことは?

さてさて、いったいぜんたい、どういうことなんでしょうね?

いえ、気付いているとは思いますよ。

臨床に出てそれなりに経験を積んでいたり、社会人経験のある学生さんならね。

でも、現役学生のみなさんはどうでしょう?

また、経験の浅い現役学生上がりの方はどうですか?

何事か、思うことはありませんか?


■重要なキーワード

臨床にでている皆さんはもう書いたことがあるでしょう。

医療事故報告書とヒヤリ・ハット報告書を。

え? 書いたことがない?

おかしいですね。

ヒヤリ・ハット報告書を書いたことがないと自慢しているなら、その考え方は非常に危険ですよ。

始末書か何かと勘違いしているのではないですか?

う~ん……困ったね。

まずはそこからですか?

ええい! めんどくさい! じゃあ、ハインリッヒの法則って、ネタばらしからいきますよ。

とほほ~。

◆ハインリッヒの法則
一件の大きな事故・災害の裏には、29件の軽微な事故・災害、そして300件のヒヤリ・ハット(事故には至らなかったもののヒヤリとした、ハッとした事例)があるとされる。重大災害の防止のためには、事故や災害の発生が予測されたヒヤリ・ハットの段階で対処していくことが必要である。
(引用:ウィキ)


まあ、今回引用したのがお手軽にウィキってのはさておいて、協会からも『作業療法事故防止マニュアル』なんてぇものが出ておりますので、其方もあわせてご確認を。


と、まぁ、これだけを見ていただければもうお分かりですね。

ちいさなミスは一件の重大事故につながる可能性を秘めているという事です。

だから、ヒヤリ・ハット報告書はどんな些細な事でも書くべきですし、書いていない、書いた事がないというのは、気付きがないのと同義と僕は思っています。

え? 気付いていたけど書いていなかった?

うん、それは言い訳。

え? 気付いた人が書くけど、書いたら同僚批判になってイヤミを言われた?

うん、組織が拙いね。

え? めんどくさい?

たしかに……ゴホン。いえいえ、まずいよね。

――まぁ、ヒヤリ・ハットの弊害はさておいて――

そもそもヒヤリ・ハット報告書の真意は、小さなミスやエラーを積み重ね、共有し、未然に防ぐ為の対策を講じることにあります。

つまり、ワンベストウェイという、仕事をするうえで最も効率的で安全なサービスを提供するプロセスを作り上げる事にもなるんですね。


■ノウハウをちょっと

さて、ようやくです。

今までの四方山話をふまえるとですよ、ちいさいミスやエラーで激しく注意された理由がわかりましたよね。

そして、医療あるいは福祉ですが、人の命、生活に関わるサービスを行う僕らです。

このくらいいいや……で済ませて良い事と悪い事が確実に、明確に分かれてあるんです。

そして、その悪い事のときに、先輩や上司という立場にある人間は激しく注意をするんです。

あくまで、注意。

怒るわけではないんです。

個人的な理由による場合もありますが、基本的には「何故そうなった」という個人を特定しがちな、個人の特性に対しての指摘にならないように、「何が原因か」という根本的な原因の特定をするための注意のしかたをするようにしています。

あくまで根本原因を特定し、それを共有していくことが重要なんですね。

ついでに言ってしまえば、大きな事故が発生してしまったら、その場で怒っても仕方ない。まずは事故を解決することが先になります。

そして、大きな事故の当事者となっても、必ずしもその人やその人が取ったプロセスに問題があるわけではない場合があるんです。

人にはどうにも出来ない事態や予想だにできないことというものがあります。

それらではないという事がわかり、根本原因がわかった時点でその対策を講じる時点で注意になるのが理想なんでしょうね。


そう、理想。


ここまで色々話してきてなんですが、こういった考え方が出来るかどうかは先輩や上司の器量による場合もあるでしょうね。

それもまた、後輩や部下の立場では如何ともしがたいことかもしれません。

正論や真っ向勝負では一筋縄ではいかない場合もありますが、それでも、良いか悪いかで考え、行動する事も必要なのかもしれませんね。


「作業療法塾塾長」齋藤 信


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作業療法学生の虎の巻 臨床実習中の睡眠を一時間増やす方法


作業療法学生の虎の巻 臨床実習中の睡眠を一時間増やす方法 作業療法学生の虎の巻
臨床実習中の睡眠を一時間増やす方法
 虎斗町@黒衣の作業療法士(著)
文芸社
定価(本体1,200円+税


2010年9月15日一般書店・アマゾン等で販売開始 
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書籍の説明 内容
精神科作業療法の長期臨床実習における学生さんの持つ不安の解消を目的に執筆された本です。全三章構成。Q&Aとふろく付き。

書籍の目次
▼はじめに
▼第一章:基礎編
(そもそも臨床実習とはなんだ? 実習要綱は必ず読め等、13のレッスン)
▼第二章:心得編
(実習の目的・目標は何だ? 学生はどんな不安を抱くのか 合格不合格を超越した思考等、32のレッスン)
▼第三章:実践編
(言葉で説明できることの意味 小さな親切大きなお世話等、17のレッスン)
▼Q&A
(実習前、実習中のQ&Aを収録しています)
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商品の詳細
* 単行本: 180ページ
* 出版社: 文芸社
* 発売日: 2010/09/15
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学生の声 作業療法士 Aさん
臨床実習の評価内容は、学生さんにとっての将来、 あるいはその後の人生を左右するものとなります。 私たち作業療法士は、 その事実を体験を通して知っているのにも関わらず、 自分の行った指導に対して、多少振り返ってはみるものの、 継続して資料を残し、分析しようとはしません。 たとえば、同じ指導者から受けている指導が、 昨日と今日で少しずれているように感じたりするのは、 指導者が、自分の指導に対して関心が薄いためであると思うのです。 …と こんなことを本を読み終えてから、考えていました。 作業療法士は、臨床実習中に学生側の立場や目線に変えることを疎かにしがちですよね。 虎斗町さんの言葉のなかには、たくさんの「(カギカッコ)」が出てきますよね。 その部分で多くの学生さんが、ハッと気が付き、心動かされるのではないでしょうか!


学生の声 学生 Sさん
臨床実習攻略マニュアルを、全部で三回ほど 読まさせて頂きました。 一回目に読んだときはまず驚きというかショックを受けました。理由は今の自分に当てはまる事が多々あったからです。バイザーは学生の特徴を良く分析してるなあとビックリしました。正直な所、この冊子を怖くも感じました。 二回目に読んだときはなるほど~と感じました。この冊子には問題に対する攻略も書いてあるので、今後に向けて参考にしようと思いました。まずは今の自分を分析する作業をしようという気持ちになりました。 三回目に読んだときはこの冊子がとても頼りになる物として有り難く感じました。自己分析をして自分の悪い所、私の場合は人見知りをして対人関係において萎縮してしまう所などその他多くの事に気がつく事ができました。 せっかく実習に来ているのだからとにかく動いて色々試そうという気持ちになりました。 この冊子を読んで前向きな気持ちになる事ができました!


学生の声 学生 Aさん
実習に出てから学び始めるよりも、実習に出る前から自分の考え方のトレーニングになるのは、良い実習を受ける為にとてもよい影響があると思います。語り口調で書かれているため、とても読みやすかったです。実習生の立場に立った例が出されている為、内容が想像し易かったです。OTRが何を考えてるのか、どんな視点を持っているのかが書かれているのが、OTSにとって非常に興味深い物となっていると思います。







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