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第225回 考察が苦手な理由(4)

考察が苦手な理由(4)
■今日のフィードバック

さぁ、じょじょにシリーズ化しつつある考察ネタの四回目。

今回は根本的な問題について触れてみようかと思います。

今まで考察が苦手な理由として、

① 考察以前に観察が不十分
② 情報が整理されていない
③ 人を見ていない

こんな三つをあげてきました。

まぁ、確かにそうなんですけどね。

でも、もっと根本的な、これが考察を苦手とする真実か!

と、うなずいてしまうものが残っていましたよね。

どうです? きっと、もうお気づきですよね。

それは――



■重要なキーワード

それは、『日本語を知らない』ということです。

え? そんなことはないでしょう!

そう思いたくなったかもしれません。

でも、事実読むことはできても――まぁ、読解力も若干疑問ですが――書くことが出来ない方のなんと多いこと。

そもそもが、本を読んでいる絶対量が少ないのでしょうね。

え? 本も読んでいるし、そこそこ書いている?

いやいや、そんなことはないでしょう。

じゃぁ、どんな種類の本を読んでいるのでしょう?

マンガは論外ですからね。いいとこ小説ですか?

うん、確かに文章に触れるという意味では小説を読むことで得られるものが大きいですよね。

でも、自分の考察の糧になる文章かといえばそうではないですよね。

だって、情景描写と会話で構成されているのですから、客観的事実を書くにはいいですけど、考察文にはならないですよ。

だったらむしろ、新聞の社説やコラムを読んでおく方がよっぽどいいですね。

というか、中高校生の頃に親や先生から散々言われてきたのではないでしょうか。

ま、先人の言葉は反発せずに受け止めるべきですね。今更ですが。



さて、もう一つの書いているということについては、いつどこで一番文字を書いているのでしょう?

思うに、携帯メールではないかと思います。

今時、携帯電話を持っていない方は少ない時代ですし、メール機能を使っていない方もまずいないでしょう。

でも、あの携帯メールという代物が問題ではないかと思います。

だって、短く、必要最小限の言葉と絵文字で、相手の読解力に依存する書き方になっているんですから。

表現力の無さを絵文字で解決――というより、自分の言葉で自分の考えを表現することを避けているとも言えますよね。

それでは書けるわけがない。

そもそも、最低限の日本語が使えないでいることが原因なんでしょうね。



■ノウハウをちょっと

以前も書きましたが、言葉をしらなすぎるんですよね。

僕自身、こんなおちゃらけた文章で書いているので偉そうに言えませんけどね。

こういうくだけた文章でなければ、学生さんが読んでくれないという現代の問題があるため仕方ないんですけどね。ま、ある意味、僕も学生さんに正しい文章を伝えていない、悪影響を与えている原因の一つかもしれないですね。



うん、ノウハウを、とも思いましたが、毎日正しい文章で日記を書くとか、先輩のレポートを読むとか、そんな程度しか思いつきませんねぇ。

小説以外の文章に触れる機会を増やすとかね。

何にしても、自分の考えを読み手に伝えようとしている文章に触れることですね。

それが理解できないのなら、自分の読解力がないということですから、文章のレベルを落として、読みやすい小説以外の本から入るといいでしょうね。

うん、自分で書いていて、少しガッカリしてきました。

今回はこのあたりで幕とします。





「作業療法塾塾長」齋藤 信





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