【作業療法塾】塾長の日常や医療に対する想い、文献の紹介をします。

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第217回 学びは何処に?

学びは何処に?

■今日のフィードバック

学び、と一言でいっても、実は色々な意味がありますよね。

勉強としての学び。

技術習得としての学び。

経験としての学び。

本当に様々です。

どちらかと言えば、今まで僕が話題としてきた内容は、経験としての学び――というか、教訓のような話しが多かったかと思います。

というのも、考え方や気持ちの持ち方、コントロールすることでどうにかなる、そんな事が学生さんの実習で必要になる場合が多かったからなんです。

が、まぁそれは今回お話ししたい内容とはちと違いますので、それはさておきということにします。

今回の話題の中心は、様々な学びをするのはいいけど、それを得たことでどうなっていきたいのか、ということです。

どうですか? アナタは学びをどう活かしたいのですか?

■重要なキーワード

今回はどちらかと言えば、臨床に出てから、資格を取ってからの話しでもあります。

専門職の悪いところという話題の中でも少し触れていたかと思いますが、専門職はその道の専門家であるように養成されますので、自分自身が成長する事に対して抵抗無く、むしろ進んで学びを得、技術を修得しようとします。

ですが、残念なことに、それを自分の特権のように感じてしまう思考があるのもまた事実ではないかと思います。

というのも、学んだ後に、それを現場で活かす努力を十分にしない場合が多々見られるからなんです。

折角、これは使えるぞ! と意気込んで学んでみても、それを使っているのは自分だけで、他の同僚が使っていないなんてこともあるからです。

また、自分と同じ職種の人には伝えても、違う職種の人には伝えなかったり……

なんだかもったいないですよね。

これでは、進歩がないというか、折角の技術が切磋琢磨し磨かれる事なく別な流行りのテクニックに流されてしまうのではないでしょうか?

いやいや、それ以前に、患者様、利用者様中心ではないですよね。


■ノウハウをちょっと

まぁ、ノウハウなんて大それた事を言うつもりはないんです。

今回はただ一言。

患者様、利用者様にとって、何が必要なのか。それを即座に提供できる引き出しがあるかどうか――

それがポイントではないでしょうか。

そして、その引き出しを増やすために学びがあるんですよね。

だったら、どしどし使って、患者様、利用者様の為になる事ができれば――学びで迷走することなく、意味あるものにしていけるのではないでしょうか。


「作業療法塾塾長」齋藤 信

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