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第199回 目配せとサイン

目配せとサイン

■今日のフィードバック

さて、今回のお話。これだけを見てもよく分からないのは毎度のこと。

とはいえ目配せ、サイン。まぁ、言葉そのままの意味なんですけどね。

実習中の学生さんなら気付く機会が多くあるかと思います。

また、すでに臨床に出ているOT諸氏には『あぁアレか』と思う内容かと思います。

さてさて、具体的なお話をしてみます。

バイザーのプログラム中の行動のなかに、ちょっとした仕草や、視線が合う事ってありませんか?

この意味を考えたことはありますか?

バイザーの行動には一つ一つに意味があります。

その視点で、今、振り返ってみてください。


■重要なキーワード

さぁ、どうです?

アナタは意外とバイザーと目が合っていたのではないですか?

で、目が合ったタイミングで何かを促されるようなサインを送られていませんでしたか?

そう、これが目配せとサイン。

現場で行われる事には、全員が同じ情報を得ているという前提で無言の情報発信が行われていたりします。

それは、患者様にそれとわかるようにスタッフへ行動依頼をするのではなく、患者様とは別なところで行われる情報共有、あるいは行動の申し送りだからです。

視線が合えば、自分に何かを伝えたいんだなと思うし、それに身振りが伴えば、その先にある異変への対処を期待されている事に気付けるんですね。

え?

それを学生さんに求めるのは酷ではないか?

たしかにそうですね。今までそういったことをしてこなかった学生さんには辛いことでしょう。

ですが、実際に出来る学生さんも少なからずいるんですよね。

いわゆる、『動ける学生さん』と呼ばれる彼らです。

そういった学生さんは自然とバイザーから声をかけられる回数も多くなります。少しの説明で多くの事を理解し、しかもリアクションがしっかりあるんですから当然ですよね。

様々な仕事も任されるようにもなっていきます。

これは学生に限らず、新人作業療法士にも言えることですね。


■ノウハウをちょっと

何度か話題に出した事がありますが、これが作業療法士が職人たる所以でもあるのかな、と思ってしまう部分です。

この気付きについては、こうやって文章にしてみたところで、正確には伝わらないでしょう。書いていて、僕自身、上手く伝え切れていないのがひしひしと感じられます。

気付き……

そうですね。今回の話題をきっかけに、何かに、新しい自分に気付いてもらえたらと期待します。



「作業療法塾塾長」齋藤 信

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