第195回 伝統・風習は大切に
伝統・風習は大切に
■今日のフィードバック
お盆の時期ですね。
営業している病院、そうではない病院、色々あるかと思います。
でも、今回はそういう営業的は話ではなく、伝統や風習といったものです。
これもまた施設によるのですが、様々な土地から様々な人が集まっていますよね。
そういったなかで、ひとりひとりの利用者さんの生活が異なり、また育ってきた環境、身につけてきた風習が異なっている事にお気づきのはずです。
おそらく、いつもはあまり深く考えようとすることはないかと思います。
ですが、このお盆の時期です。
これを機会に少しばかり、身近な風習や伝統を気にしてみませんか?
■重要なキーワード
お盆お盆と連呼してしまいましたが、今や昔のお盆の風習を行えなくなっている事を知っていますか?
といっても、僕の地元の話ですが。
胡瓜馬と茄子牛を作って仏壇に飾るんですよね。
胡瓜の馬で少しでも早く家族のもとに帰ってきて、茄子の牛に乗ってゆらゆらゆっくりあの世に帰るそうです。
で、僕の地元ではそれを川に流していたのですが、最近は環境問題がどうとかで、今や流せなくなってしまったんですね。
しかも、それで流せなくなった馬と牛をどうするかというと、こっそり昔の人達に見つからないようにゴミ袋に入れて、収集車にお願いするという状況なんですよね。
少し、残念な話です。
同じように、こういった伝統的なものが仕事をするなかにもきっとあるはずです。
少し、思い当たる事はありませんか?
■ノウハウをちょっと
伝統・先輩から伝えられている事、言い方やカタチは変われど、思い当たったかと思います。
それを、業務の効率化や、リスクマネジメント、やり方が変わったからという理由で、やめてしまうのはどうなんでしょうね。
僕も医療の質や業務の効率化を推進する考えを持ってはいますが、残すべきものはまた別です。
そうなるに至った経緯や、その歴史までをも否定してしまう事になってしまいますからね。
逆に反発や疑問のようなしこりが残ってしまいます。
新しい事、正しい事、悪くはないんですが、昔からいる人達についても、思いを残してあげてくださいね。
「作業療法塾塾長」齋藤 信
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