【作業療法塾】塾長の日常や医療に対する想い、文献の紹介をします。

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第193回 自己洞察してみる

自己洞察してみる

■今日のフィードバック

前半期の学生さん達のほとんどが実習終了の時期になりました。

この前半期を振り返って思ったことをお話しようかと思います。

いくつかあるのですが、一言でいってしまえば自己洞察が足りないと思いました。

なんというか、技術やテクニック的な部分、ノウハウを安直に求め、またそれに対する偏りが大きく、それを使う自分そのものが置き去りになっている気がしたのです。

確かに、テクニックは習得するべきです。
理論が伴えばなおいいでしょう。

ですが、使うべきアナタ自身の状態はどうですか?


■重要なキーワード

おそらく、実習に来るまでアナタは自分自身を知るために何かをするということはしてきていない事でしょう。

ですが、作業療法士になるなら、いやそれ以前に社会人として生きていこうとするなら、行っておくべきです。

何故って、アナタは今まで自分が好きな相手とだけ過ごしていればいいと思ってきたかもしれませんが、それでは駄目な世界に足を踏み入れたんです。

その覚悟が足りない!

足りないんですよ!


そもそも、アナタは何故作業療法士になろうとしているのですか?

その気持ちは、はじめの頃と変わりはありませんか?

アナタが今できる事とできない事はわかっていますか?

アナタは自分が周囲からどの様に見られているかわかっていますか?

今、アナタが取った行動にどんな意味があるのですか?


色々なことを考えなければなりません。

そして、改めて自分が作業療法士になるという気持ちを、意志をハッキリさせて欲しいのです。


■ノウハウをちょっと

何故そこまでするのか、それすらもアナタは疑問に思っていることでしょう。

ですが、実習だから言われた事はやらなければならない。

それでは、あまりにお粗末ですし、考えがなさすぎます。

これからアナタが生きていこうとしている世界は、アナタが自ら道を切り開いていかなければならないということに気付いてください。

臨床実習は、なにも学校のテストのように解答がハッキリしていることばかりではないのです。そして、そんな問題集では得られない、現場の現状と現実を知り、そのさきでアナタがセラピストとして生きていく為の何かを得るために臨床で実習をするんです。


実習の最終日になって後悔ばかりが頭をよぎる実習よりも、来年の今頃はセラピストになっている姿が見えてくるような実習にしてほしいものです。



色々書きましたが、まずは自分を知ることが大切です。

自分を知ったうえで、相手を評価できる人間になれたらいいですね。


「作業療法塾塾長」齋藤 信

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