131号裏話
【裏】医者の不養生
ちょっと面白い記事を見つけました。 古い記事ですが、納得できる内容で、あぁ~とか思ってしまいました。
医療機関に勤務する職員の健診受診率!
「医者の不養生」という言葉があります。何を持って「不養生」とするのかという定義上の問題もありますが、今日はこの問題を検証してみます。 まずは、医療機関に勤務する職員の健診受診率という興味深いデータがありますのでご紹介します。 ある病院の統計によると、医療従事者を事務系、看護婦以外のパラメディカルスタッフ(薬剤師、放射線技師、検査技師、リハビリ療法士など)、看護婦、医師の四群に分類した場合、前二者の受診率が比較的高い(七八%)のに対し、看護婦の受診率が低く(五◯%)、それに輪をかけるように医師の受診率が低率(三四%)であると報告されています(九七年四月五日付日本医事新報)。一般の企業では職場の定期健診はすっかり定着しており、特に三十五歳以上の職員の定期健診受診率はほぼ百%に達しています。治療より予防が大切であることは今更言うまでもないのですが、医師の受診率の低さはいったい何が原因なのでしょうか。 医師の受診率を細かく分析した報告もあります。医師の中でも勤務医は、勤務先の病院で受診できる便利さもあってか定期健診の受診率は開業医よりやや高めだったがそれでも四十歳代以上で七割をわずかに超える程度で、開業医では四十歳代以上でも七割以下。受診しない理由としては、「時間が足りない」が一位であるが、「自分は大丈夫」「自分の体のことは自分でわかる」という回答も目立った(九四年十月九日付朝日新聞・日曜版)そうです。 私自身の経験を少しお話しましょう。私は比較的若い頃より腰痛持ちで、年1~2回のぎっくり腰を起こしていましたが、その都度特に受診するわけでもなく時間とともに治っていくことを経験的に知っておりました。 平成10年の冬、朝起きて歯磨きをしているときに、腰にピリッとした強い痛みが走りました。いつものぎっくり腰だろうと考えて、痛みをこらえて仕事を続けましたが1か月経っても軽快せず、2か月ほどしてからようやく検査を受けました。椎間板付近に大きな異常が見つかり牽引などの治療を2か月ほど続けましたが一向に改善しませんでした。悶々とした日々を過ごしながら、平素はほとんど読まない健康雑誌にも目を通すようになり、「腰痛は必ず治る」という文字に期待を寄せました。その後、大学病院の腰痛専門の医師にセカンドオピニオンも仰ぎ、もう少し経過を見ましたが結局は良くならず手術を決意しました。発病してから何と半年も経過しておりました。手術後は短期間で症状は改善し、3年前からはテニスを楽しんでいます。「医者の不養生」について自ら考えさせられる出来事でした。 知り合いなどからよく健康管理・人間ドックなどについて相談を受けます。私自身も最近は一般健康診断しか受けていないため、がん検診を受けるかどうかに関しては、客観的なデータ(例えば、大腸がん検診の精度は、二◯~三◯%の偽陰性があり陽性的中率は三~五%と低めである:「がん検診の有効性評価に関する研究班報告書」・九八年三月厚生省発表)を分かりやすく説明して「あとはご自身で判断下さい」とアドバイスしております。健診あるいは検診の限界を知っている医師の定期健診受診率が低いのが、不養生といえるのかどうかは難しい問題だと思います。 (平成16年2月13日 三重タイムズ・日々想々 第853号)
本来、直接患者様に触れる機会が多い……というか、ほとんどの医師と看護師。「医者の不養生」という言葉があります。何を持って「不養生」とするのかという定義上の問題もありますが、今日はこの問題を検証してみます。 まずは、医療機関に勤務する職員の健診受診率という興味深いデータがありますのでご紹介します。 ある病院の統計によると、医療従事者を事務系、看護婦以外のパラメディカルスタッフ(薬剤師、放射線技師、検査技師、リハビリ療法士など)、看護婦、医師の四群に分類した場合、前二者の受診率が比較的高い(七八%)のに対し、看護婦の受診率が低く(五◯%)、それに輪をかけるように医師の受診率が低率(三四%)であると報告されています(九七年四月五日付日本医事新報)。一般の企業では職場の定期健診はすっかり定着しており、特に三十五歳以上の職員の定期健診受診率はほぼ百%に達しています。治療より予防が大切であることは今更言うまでもないのですが、医師の受診率の低さはいったい何が原因なのでしょうか。 医師の受診率を細かく分析した報告もあります。医師の中でも勤務医は、勤務先の病院で受診できる便利さもあってか定期健診の受診率は開業医よりやや高めだったがそれでも四十歳代以上で七割をわずかに超える程度で、開業医では四十歳代以上でも七割以下。受診しない理由としては、「時間が足りない」が一位であるが、「自分は大丈夫」「自分の体のことは自分でわかる」という回答も目立った(九四年十月九日付朝日新聞・日曜版)そうです。 私自身の経験を少しお話しましょう。私は比較的若い頃より腰痛持ちで、年1~2回のぎっくり腰を起こしていましたが、その都度特に受診するわけでもなく時間とともに治っていくことを経験的に知っておりました。 平成10年の冬、朝起きて歯磨きをしているときに、腰にピリッとした強い痛みが走りました。いつものぎっくり腰だろうと考えて、痛みをこらえて仕事を続けましたが1か月経っても軽快せず、2か月ほどしてからようやく検査を受けました。椎間板付近に大きな異常が見つかり牽引などの治療を2か月ほど続けましたが一向に改善しませんでした。悶々とした日々を過ごしながら、平素はほとんど読まない健康雑誌にも目を通すようになり、「腰痛は必ず治る」という文字に期待を寄せました。その後、大学病院の腰痛専門の医師にセカンドオピニオンも仰ぎ、もう少し経過を見ましたが結局は良くならず手術を決意しました。発病してから何と半年も経過しておりました。手術後は短期間で症状は改善し、3年前からはテニスを楽しんでいます。「医者の不養生」について自ら考えさせられる出来事でした。 知り合いなどからよく健康管理・人間ドックなどについて相談を受けます。私自身も最近は一般健康診断しか受けていないため、がん検診を受けるかどうかに関しては、客観的なデータ(例えば、大腸がん検診の精度は、二◯~三◯%の偽陰性があり陽性的中率は三~五%と低めである:「がん検診の有効性評価に関する研究班報告書」・九八年三月厚生省発表)を分かりやすく説明して「あとはご自身で判断下さい」とアドバイスしております。健診あるいは検診の限界を知っている医師の定期健診受診率が低いのが、不養生といえるのかどうかは難しい問題だと思います。 (平成16年2月13日 三重タイムズ・日々想々 第853号)
病院の義務のはずなんですけどねぇ~
まぁ、古いデータなので、今はまた違うのでしょうけど。
アナタ自身も自己管理をよくよく考えてみてくださいね。
参考になったら、是非アンケートにも答えてくださいね。
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