【八十神の舞】神々の舞う地、神代市を舞台につむがれる物語。

八十神の舞トップ >  小説本編 , CROSS-POINT

CROSS-POINT(16)

「くはっ……」

胸にあたる金属の痛みより、一瞬にして酸素の供給が絶たれた苦しみが――なんて解説するゆとりなんかありゃしない。僕の襟がさらに引き絞られ、一気に苦しみが増してくる。

「や、やめ……」

どうにか絞り出した言葉に、トゥーは無造作に――いや無慈悲にも、か――スリーに向かって僕を投げた。
突然人が宙に舞い、抱き抱える形になったスリーとともに、僕らは大きな音をたてながら床に転げ落ちた。まったく、なんて馬鹿力だ。

「もう一度聞く。貴様、何を知っている?」

僕の知ったことか! と返したかったが、僕の呼吸が間に合わず、ゼイゼイと悲痛な音をだすだけであった。




(つづく)
 

アルファポリスの
『第二回ファンタジー小説大賞』
にエントリーしています。
応援クリックをお願いいたします!

▼▽▼ヽ(*゜▽゜)ノ~▽▼▽[♪クリック♪]▼▽▼~ヾ(゜▽゜*)ノ▼▽▼

ランキング参加中! 現在何位? 確認兼ねて、応援クリックよろしくお願いします!

にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村 小説ブログ オムニバス小説へ
にほんブログ村 小説ブログ 実験小説へ

 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://otjyuku.net/cgi/mt/mt-tb.cgi/809

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

Powered by
Movable Type 3.35

Powered by
Movable Type 3.35