CROSS-POINT(15)
(まったく、すごい、流石だよ、ナイン。やはり君こそ最高の知恵者だ。ここまで断片的な情報しか与えられていない状況下で、関連させ続けられる発想力。ここまでとは思わなかった)
一気に打ち込みが始まり、僕とトゥーはスリーと画面を交互に見返していた。だが、思いがけない文章が画面に現れたとき、僕らは思わず椅子から腰を浮かしていた。
「それは、どういうことだ! この俺が、こんなうろんな奴を待っていただとでもいうのか! そもそも、俺が自らの部下を残してこの世界に延々留め置かれていると知っている!」
そう、スリーは言ったのだ。
(仲間を救う術はナインが知っている)
僕自身、反論をしようと口を開きかけたが、それより早くトゥーの鋼を纏った手甲ごと僕の胸ぐらを激しくつかみあげたのだ。
(つづく)
アルファポリスの
『第二回ファンタジー小説大賞』
にエントリーしています。
応援クリックをお願いいたします!
ランキング参加中! 現在何位? 確認兼ねて、応援クリックよろしくお願いします!