「ようやく俺様の出番かよ!」
スリーの背後にある扉から闖入してきたのは、黒衣のロングコートに同色の革のパンツ。いかつい鋲 をいくつも備えたすね当てとブーツ。何よりも特徴的だったのは大振りの剣を帯剣していたこと……いやいや違うな。この男の長い黄金色の髪から無貌の仮面を 覗かせていることであった。
なんて、コスプレな……思った刹那、金髪の男は音もなく剣を抜き、その切っ先を僕に突きつけた。
(つづく)
アルファポリスの
『第二回ファンタジー小説大賞』
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