【八十神の舞】神々の舞う地、神代市を舞台につむがれる物語。

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王道のエッセンス(6) 【王子様は身分違いの恋をする】

まぁ、まぁ~たベタな展開ですね。
前回のお話のような苦難の旅路には、決まってお節介な輩が近寄ってきます。
それすら運命的な出会いなんでしょうが、当然同じ身分の者が旅の一行に加わるのではなく、明らかに異なる者ですね。

例を出すなら、蛮族や傭兵、盗賊の類でしょうね。

そう、いわゆる価値観の違う相手って奴です。

出合った頃は、お互いが余りに違うことでの対立、感情的なぶつかり、相手の持つモノに対しての羨望、そして感心と受容。

そんなものが旅の中でちりばめられていくんですね。

そして、ちょっとだけ心理学を入れるなら、『吊り橋効果』なんかが有名でしょうか。

危険を感じるドキドキを恋愛のドキドキと錯覚するというアレです。

付け加えるなら、特殊な環境に置かれ、それを共に解決、達成しようとするときに、互いに認め合うことができていくのでしょうね。

でも、一番の問題は王子様や王女様が世間知らずの子供だということでしょうね。

まぁ、それも培ってきた生活環境のなせる業なのでしょうが。

対して、恋のお相手となる市井の民は、直面する様々な現実の中で生きています。

恋から醒めるのも王子様達より早いんですよね。

そこで王子様達が取る選択肢は……

・王族を捨て市井に入り恋に生きる。
・王族の義務を果たすべく恋を諦める。
・王族の特権を使い、相手を身近に置く。

まぁ、この三つが中心となって、派生が生じるのでしょうね。

おそらく、コレを読んでるアナタなら、三つそれぞれの王道パターンが思い浮かんだことでしょう。

いずれにせよ、権力を持った世間知らずが身分違いの恋をすると手ひどい火傷どころか、国を巻き込んでの大火事になることでしょう。


(つづく)

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